「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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ありがとう、広島カープ背番号「1」前田智徳選手「孤高の天才打者」

2013-10-03 23:00:00 | 仲間・先生
 今日だけは、野球ネタをどうかお許し頂きたい。
 
 最近、あんまりカープの応援はいっておりませんが、前田智徳選手のファンのひとりでした。

 怪我が多く、残念ながら、天才の能力が十分に発揮されませんでしたが、代打として、打ってほしいときに打ったし、少なくとも、見せ場で登場して、見せてくれたことで、その打席がダメでも、その試合の応援に行った甲斐があったと満足したものです。

 これだけの才能があれば、他球団からの声かけがあっただろうし、カープの場合、せっかく大バッターになっても、その後他球団に引き抜かれていき、残念な思いをしたこと多々ありました。
 大バッター達がそのまま残っていれば、カープは常に優勝争いでいられたはずです。
 そんな中、前田選手は、カープ一筋であったことも、彼に惚れるところです。

 
 前田選手との思い出は、学生時代、広島球場(移転前)で、ちょうどセンターを守っていて、ぼろ負けの試合になっていた際、こちらも全然面白くなくて、「前田、ホームラン打って。」と何回もセンター外野席からやけっぱちで叫んだら、彼は、私の声が届いたのか、守備にいながら、グラブを振ってくれました。
 そして、ちょうど、次の打席で、希望通りソロホームランを打ってくれました。
 もちろん、良いように解釈してのことですが、自分にとっては、ちゃんと約束を果たしてくれたことを今でも、覚えています。

 本日10月3日、引退セレモニー。

 怪我をおしての選手活動は、毎日毎日苦痛との戦いだったと思います。
 グランドでの前田選手を応援できなくなり、とても寂しいのですが、本当にお疲れ様でした。
 
 野球を楽しませていただきました。
 本当に、ありがとうございました。



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http://www.sanspo.com/baseball/news/20131003/car13100319400002-n1.html
広島・前田智、引退セレモニー「故障だらけの野球人生だった」


 (セ・リーグ、広島3-5中日、最終戦、広島13勝11敗、3日、マツダ)

 プロ野球広島一筋にプレーした前田智徳外野手(42)が3日、広島市のマツダスタジアムで引退試合として行われた中日戦の八回に代打で出場し、投ゴロだった。九回には右翼で5年ぶりの守備に就いた。

 9月27日に24年目の今季限りでの現役引退を表明した。この日は両親、英美夫人ら家族が来場し、今季最多の3万2217人の観衆が詰めかけた中、一時代を築いた「孤高の天才打者」が攻守で沸かせた。

 試合後のセレモニーでは「故障だらけの野球人生だった。この広島で、カープでいちずに野球ができたことを誇りに思う。これから強いカープとなり、未来が明るいことを願って引退する」とあいさつした。涙を浮かべたエースの前田健太投手や熊本工高の後輩の中日・荒木雅博内野手らに花束を贈られ、チームメートには胴上げされた。

 試合は広島が3-5で敗れた。

 前田智外野手は1990年に熊本工高からドラフト4位で入団し、走攻守三拍子そろった選手として91年にはリーグ優勝に貢献した。95年の右アキレスけん断裂を乗り越え、2007年に通算2千安打を達成。通算成績は2188試合に出場し、2119安打で打率3割2厘、295本塁打、1112打点。(共同)
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