「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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最高裁判例の読み方「補足意見」「意見」「反対意見」の違いと利用法

2013-10-06 23:00:00 | シチズンシップ教育
 最高裁判例において、多数決で判決が決められたとしても、

 裁判官は、判決文の後の方で、

 「補足意見」「意見」「反対意見」を述べています。


 「反対意見」は、当然、判決に対し、反対なのは、わかるとしても、

 「補足意見」と「意見」の違いは何か。


 「補足意見」は、判決の理由・論理の補足の説明。
 判決文が、なぜ、そういっているかの理解が深まります。

 「意見」は、判決文がとった理由・論理と異なる理由・論理をとりながらも、結論は判決と同じもの。
 判決とは違う事案において、考え方の参考となるものです。


 

 
コメント (1)
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