本日、海外旅行中の子どもの対処法に関して、インタビューを受けました。
自分なりに頭を整理しましたが、以下、5点が、大事と思います。
1、持病への対応
〇ぜんそく対策
〇熱性けいれん対策
〇アレルギー性鼻炎・結膜炎対策
〇便秘対策
2、一般的な風邪症状への対応
〇発熱への対処
〇下痢・嘔吐への対処
〇せき・ぜんそく発作への対処
〇熱中症
〇高山病
3、その地域特有の感染症、風土病への対応
〇感染症
ウイルス:コレラ、A型肝炎
細菌:腸チフス、赤痢
寄生虫:条虫
〇蚊を媒介
マラリア、日本脳炎、デング熱
〇ダニを媒介
4、事故への対応
〇子どもの死亡原因の一位は事故
事故 交通事故、おぼれる、窒息 この三大原因が事故の8割
その他、転落、やけど
〇狂犬病
犬、猫、タヌキなど小動物から
〇けが
切り傷:洗って、消毒
打撲:冷やす
出血:心臓に近い側の圧迫で止血
骨折:固定
5、準備、予防、心肺蘇生など万が一への対応
〇準備
1:持病の薬
2:一般的な薬、風邪薬、下痢、解熱剤、経口補水剤(ORS;Oral Rehaydration Salte)の粉末剤
3:軟膏
ひやけ
スキンケア、保湿剤
虫刺され
4:長時間フライト対策
5:けが
消毒薬、ばんそうこう
6:その他 体温計、熱さまシート、虫よけスプレー、ウェットティッシュ
〇予防接種
定期予防接種は、日本脳炎含めきちんとする
特別な予防接種は地域によってする、A型肝炎、狂犬病、黄熱など
〇心肺蘇生法の習得
〇国際電話できるかかりつけ医をもつ
海外旅行傷害保険やクレジットカードの相談デスク、日本大使館・領事館も相談にのってくれるはず。
〇旅行する地域の情報を得る
厚生労働省検疫所http://www.forth.go.jp/
外務省海外安全ホームページhttp://www.anzen.mofa.go.jp/
国立感染症研究所http://www.nih.go.jp/niid/ja/index.html
日本旅行医学会http://www.jstm.gr.jp/
以上