「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【中央区の喫緊の課題H30.3】9:希望する誰もが、在宅死を選択できる体制の整備を早急にすべき。

2018-03-21 23:00:00 | 公約2015
【中央区の喫緊の課題H30.3】9:希望する誰もが、在宅死を選択できる体制の整備を早急にすべき。

【問題提起】:在宅死について


 高齢者問題で、在宅死についてです。
 
 「家で死ねるまちづくり」の実現を目指し、勉強会開催やひとり住まいの高齢者を訪問して見守り活動を行う区内ボランティア団体「はじめの一歩の会」主催の「考えよう 死ぬまで住める家のこと How to 在宅死」と題する在宅死をテーマにした勉強会に先日参加させていただきました。中央区医師会立の訪問看護ステーション所長の報告からは、24時間365日の訪問看護により、在宅の看取り率が75%と高率を達成していることや、ご高齢の独居の方でも在宅療養が可能であるというというご報告がありました。現在、日本全体の統計では、約8割のかたが病院でなくなられ、1950年代は8割だった在宅での死が、1割程度まで下がって来ています。
 できることなら、住み慣れた家や地域で、家族や仲間たちと最後まで生を全うしたいということが、誰もが思うことであり、その実現に向け、高齢者福祉政策の充実を図って行くべきと考えます。
 ①現在区では、どれだけの割合の区民が、在宅死を希望されているのか、ニーズをお聞かせください。
 ②在宅死を希望するかたがその実現を可能にするために、今、中央区が最優先で充実強化を図るべき政策をどのようにお考えかお聞かせ下さい。

【区の考え方】
①終末期支度介護希望が約3割。
②訪問看護等の充実に取り組む。
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