「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

国家を思うなら意見交わそう

2018-04-22 10:05:47 | シチズンシップ教育

 まちづくりのお話をするなかでも、おひとりおひとりが、貴重なご意見を持たれていることを感じています。

 それら議論を形にしていきたいものです。

 議論をさせない風潮に負けてはなりません。

*******朝日新聞 20180422 声**************
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13462426.html 

(声)国家を思うなら意見交わそう

2018年4月22日05時00分

 主婦 〇〇〇〇(東京都 40)

 政権に抗議する国会前のデモに参加するとSNSで表明したら、知らない方が「現実的な脅威に目を向けず、理想だけ語る頭に花を咲かせている愚か者」といった趣旨のコメントを書き込んだ。そこで「一度お会いしてお話ししたら、私がそうではないことが分かると思います」と返信したら、いつの間にかコメントは消えていた。

 私は世界で戦争がなくなることを心から願う。同時に、国民の命などを守ることが国家の第一の存在意義だと理解している。そのジレンマの中で生きている。政権に対抗する自分なりの答えを持っているが、固執するつもりはない。国の目指す方向は自分一人で決められるものではないからだ。だからこそ私は街に出る。自分の意見を表明し、相手の声を聞く。

 先日、安倍晋三首相を応援する方と官邸前で話した。彼は外からの軍事的な脅威を口にし、私は内からの腐敗の危機を訴えた。最後には握手で別れた。対話によって、今の枠からは見えない、新しい道を模索することができる。違っても権力者によって目隠しをされたまま、当てのない船に乗り込まされるのだけはごめんだ。

コメント (1)
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