「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

行政とNPOとの協働を目指して

2007-12-17 12:53:31 | 子育て・子育ち
昨日12/16、午前の急病診療後、フォーラムの2日目に参加してきた。

私は、この日のフォーラム出席の問題意識は、
「NPOと行政の協働がうまくいくための基盤整備の必要性と、実際どのような整備が必要か?」という点であった。

出席して、
「基盤整備は、やはり行う必要がある」と感じた。

 なぜ、基盤整備が必要か。
①対等な関係性
 どうも現状において、NPOは、行政側から見ると単なる下請け機関としか見られていない現状がある。NPO自身が、もっと勉強を積まなければならない点もあるのは、重々承知しているが、それだけでは、認識を改めることが出来ない。
②関係の普遍性
 また、首長が代わることで、NPOとの関係が変化したりしてはならないし、担当部署の課長・部長が代わる事で、これまた、NPOとの事業が中止になったりしてはならないし、実現しかかっていた事業が、突然中止になったりしてもならない。普遍的な関係性を保つ必要があると考えるからである。NPO側も、人材育成をし、その事業の継続性を補償しなければならない。


基盤整備、それは、
「NPOとの協働のための基本条例」のようなものの制定で行えるのかもしれない。条例制定までは、時間がかかるので、まずは、協働行動計画などの整備でもよいかもしれないが、単に形式的に定めるのではなく、効力ある形が良い。

そのような条例、協働行動計画のもと、
環境整備すべき点を列挙する。

①NPOと行政の対等な関係の構築
前述したが、現在、行政は、NPOを単発イベントの委託先程度にしか認識していない例を多く耳にする。社会をよくするために、それぞれの持ち味を生かして両者は行動していくわけであり、決して行政の下請け的存在でNPOはあってはならない。まずは、明文化して、認識を改めていく必要がある。

②NPOは、秘守義務を遵守する。

③行政は、そのもっている情報をNPO側に提供していく。

④NPOの事業評価をきちんとする体制の整備をする。
行政には、「信用」がある。その信用に耐えうる活動を、協働するNPOもせねばならない。「信用」を汚さぬ努力が、NPO側に求められる。事業評価を行うことが、当然のことであるが、必要である。

⑤災害時の連携もすることを合わせて、織り込んでおく。

以上、まだまだ、頭の中を整理しなければならないが、
漠然として、基盤整備のイメージを持った。


このような考え(イメージ)を持つに至った、フォーラムの状況を、
下記に記す。
メモ程度にしか書けていない点は、どうかご容赦願いたい。


13:00~14:30 パネルディスカッション「全国各地からの報告」
14:40~16:50 ●第三分科会
「次世代育成支援後期計画に向けて行政とNPOの協働を深める」


<パネルディスカッション「全国各地からの報告」 >
行政と協働しながら各地のNPOがイベントを行った経過報告・活動報告がなされた。

秋田から:次世代育成支援協働フォーラムin あきた実行委員会委員長 佐々木久美子氏
秋田市になんでも集中してしまうという現状。
地域では、民生委員、町内会それぞれ、力もあり、
それぞれの範囲で活動を行っている。
個々の力はあるが、そして、個々に認め合ってはいるが、
一緒に何かすることはなかった。
そのつなげる役目をする組織の必要性がある。
それが、中間支援組織(インフラ支援組織)。

群馬から:次世代育成支援協働フォーラムin ぐんま実行委員会委員長 森静子氏
教導⇒共動⇒協働
ともに、協働を知る作業から、ともに動き、最終的な協働になって行った。
目に見える協働から、心の協働にまで、意識が変わって行った。

山口から:次世代育成支援協働フォーラムin やまぐち 実行委員会委員長 井出先小百合氏

子育て支援の団体は、いい意味で干渉しあわないが、自分達だけでなんでもするということにこだわっていた。その中で、各団体が、おのおの活動に飽和状態になっていた。その状態を、打開するイベントであった。

広島から:ひろしまNPOセンター副代表理事 三好久美子氏
「行政は、もっと謙虚に。NPOは、もっと勉強を。」ということを強く感じた。
「情報発信」から、必要な相手に確実に届ける「情報提供」の大切さをしった。
NPOの自由な発想を生かしていくことが大切である。
行政には、NPOにはない、事務処理能力、渉外力がある。
異世代に向けたアプローチの展開が重要。
会場設定、時間設定では、多様な視点で考える必要あり。

京都から:次世代育成支援協働フォーラムin きょうと実行委員会委員長 迫きよみ氏
協働することが、自然と楽しさを生んでいくものである。


<●第三分科会「次世代育成支援後期計画に向けて行政とNPOの協働を深める」>
分科会でのシンポジストからの報告

宇部市から
子育てサークルに一団体に年2万円を出している。
額は、微々たるものであるが、子育てサークル側にとっては、「公けに認められている」という自覚が生まれた。
また、このつながりから、行政と子育てサークルは、お互い、情報交換(言いたいことが言えあえる関係)がスムーズにできるようになった。
子育て支援をきっかけに、地域崩壊から、地域再生に向け取り組んでいる。

世田谷区から
大学と組んで、子育て支援を行っている。その時、大学と「包括協定」を結んだ。

企業から
ワークライフバランスのための整備、企業引退後の精神保健衛生面の管理それらを全体的に整備していくことが、持続可能な企業の存続に必要。
育児休暇を男性として取ったら、子育ての現場で、「この人は、失業中?」「子どもにとって母親と一緒の方がよいに決まっている」「育休取るよりは、残業などせず、早く帰るぐらいでいいのに」等と、視線が冷たい現実があった。女性の企業社会への進出の壁と同様な状況が、男性が子育ての現場に入る場合にもある。

国から
かつて地域に人がいたときから、地域の人の目がなくなるような状況。
親の自己犠牲で子育てをしている現状ではあるが、今後は自己実現する親への支援の視点も大切。そのためには歳入改革(増税)も必要。
基礎的自治体の役割もあるが、エリア内で完結できず、もう少し広い地域で取り組むべき課題もある。


議論の中で、
*縦割り行政の弊害がある。ワークライフバランスといった時に、労働関係の所管と、子育て関連の所管が別である。この両者の連携が実は大事である。

*自治体の計画に、企業、NPOからみえる子育ての状況を分析した結果が、反映されていない。

*NPOが政策立案できるような力を持つとともに、政策立案したものを反映していく仕組みを作る必要あり。

*今の子育て支援は、「子どもがまずありき」から、「親支援」が先に語られている。子が健やかに育つためのツールの一つとして、「親支援」があるのであろうが、もう一度、何のための取り組みかを振り返る必要はあるであろう。

以上。





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子育てするならわがまちで! チームによる協働~プレーヤーのひろがりとつながり~

2007-12-16 08:58:50 | 子育て・子育ち
昨日12/15、表記フォーラムに出席してきたが、
とっても、勉強になったし、勇気付けられた。

子ども達のために、
子育て環境をよくするために、
真剣に考える
NPOを運営する人、
都の職員、
23区の職員(世田谷区、板橋区、江東区等)ら
多くの人が、集っていたのである。

様々な人と話したが、
それぞれ、特色ある活動や、
思いをもって、取り組んでいた。

●第一分科会
「虐待の早期発見と早期対応~NPOと行政の得意分野を生かすには~」
この会に参加したが、
小児虐待に関して私が抱く大きな課題を問いかけさせていただいた。
すなわち、

「虐待予防」の部分で、
「子育て広場、児童館にも参加しない親子をどのように啓蒙していけるのか?」
という点に関して、

もう一つ、

「虐待の早期発見と早期対応」の部分で、
「要保護児童対策連絡協議会を形骸化させないためには?と有効なネットワーク形成について」
という点に関して、

問題提起させていただいた。

改めて報告するが、
その回答に一歩近づけたような気がする。

さて、本日も、もう一日、フォーラムがある。
楽しみだ。
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築地市場 現在地再整備に向けて

2007-12-15 08:35:56 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
本日12/15、朝5時、
築地市場 現在地再整備に向けた
小さな行動、
行ってきました。

世論、動かしていかなくてはと、
思います。

その途中、まぐろのセリに寄る。
まぐろは、すごい。
セリも、その活気がすごい。
このセリ、いつも驚くのは、
セリが始まって、
30-40分で、あっという間に、
すべてのまぐろに値段がついて、
片付いてしまうところ。
その時、やりとりは、
指のサインだけ。
値段を全然、声に出さず、
済んでしまう。

築地市場内、そして場外、
いずれも、活気があった。

この活気をいつまでも、
この地に、残したい。
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明日12/15、おもしろそうな、子育てに関するフォーラムが開催!

2007-12-14 17:16:08 | 子育て・子育ち
明日、子育てに関するフォーラム開催です。


子育てするならわがまちで! 
チームによる協働~プレーヤーのひろがりとつながり~


■とき:2007年12月15日(土)・16日(日)の2日間
■会場:大正大学 巣鴨校舎(15日10号館/16日3号館+10号館)
    東京都豊島区西巣鴨3-20-1 
■対象:子育て支援に関わる市民、市民団体、NPO、専門家、行政のかた


■内容
12月15日(土)
13:00 開会
13:10~13:50 基調報告「子育て応援都市 とうきょうをめざして」
東京都福祉保健局少子社会対策部長 吉岡則重 氏
14:00~16:30 分科会
●第一分科会
「虐待の早期発見と早期対応~NPOと行政の得意分野を生かすには~」
●第二分科会
「東京子育てマップをつくろう!~東京の子育て支援の全体像を把握する~」
●第三分科会
「デキルNPOの創り方~NPOの力量拡大・NPO育成支援は誰がする~」
16:45~17:45 分科会報告全体会
18:00 閉会
  意見交換会

12月16日(日)
10:00 開会
10:10~11:10 基調講演「中間支援組織からみた子育て支援NPOの現実」
NPO法人市民フォーラム21・NPOセンター事務局長 藤岡喜美子 氏
11:10~12:00 基調報告「子どもと家族を応援する日本をつくるためにさらなる協働の可能性を探る」
厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課少子化対策企画室長 朝川知昭 氏
13:00~14:30 パネルディスカッション「全国各地からの報告」
14:40~16:50 分科会
●第一分科会
「当事者から支援者へ~支援の循環のヒミツ~次の担い手の育て方」
●第二分科会
「現場における専門家と子育て支援NPOの協働を進める」
●第三分科会
「次世代育成支援後期計画に向けて行政とNPOの協働を深める」
17:00 分科会報告全体会
17:30 閉会
  懇親会

■主催・共催:財団法人こども未来財団、とうきょう子育てねっと実行委員会
■後援:厚生労働省、東京都、新宿区・世田谷区・杉並区・立川市・三鷹市(予定)


以上、

申し込み⇒http://tokyo-kosodate.jp/tokyo/menu05.html

「子育てするなら、中央区」 これを目指して、
 私も、土日と勉強してきますね。
 ●第一分科会
「虐待の早期発見と早期対応~NPOと行政の得意分野を生かすには~」
 ●第三分科会
「次世代育成支援後期計画に向けて行政とNPOの協働を深める」
 これらの分科会に私は、出る予定です。

 関心のある方、いっしょに行きませんか?
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WE BUILT CITY (1) 中央区基本計画2008 パブリックコメントを!!

2007-12-13 19:35:34 | 政策・マニフェスト
明日12/14から、中央区のこれからの10年の方向性を決める計画、
「中央区基本計画2008(平成20~29年度)事業」の
パブリックコメントが開始されます。

詳細:中央区のホームページ
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/boshuuankenn/ikenbosyu/index.html


本日12/13の企画総務委員会で、その全容が公表されましたので、
早速、皆様にお伝えいたします。

はっきり言って、これは、とてもとても大切な計画です。
どうか、気にかけていただき、
関心のある分野は、どんどん、区へ、
パブリックコメントとしてお伝えいただけますよう
お願い申し上げます。

基本計画に入れて、重点的に強化すべき事業があれば、
どんどん区に伝えてください。
大切な事業がぬけていませんか?
皆さん、ひとりひとりの感性でよく見ていただき、
よりよい中央区にするために、いっしょに考えてください。


とりあえず、第一の問題点をのみ述べます。
この「中央区基本計画2008」は、
「基本計画2005」が3年経ち、その改定です。
では、計画を作る段階で、「基本計画2005」を3年間実施してみて、
どうであったのか、その評価の上に、改定があるべきです。
「中央区基本計画2008」を読んでみても、
その「基本計画2005」の評価が見えてこないのです!!
是非、行政側へのお願いとして、
2005の評価があり、だから、2008では、こんな計画にしたという
理由付けをお願いしたいと考えています。

私なりの意見は、今後書いて行きたいと考えています。


*問合せ・ご意見の送り先
〒104-8404
中央区築地1-1-1
企画課企画主査
電話03-3546-5213
ファックス03-3546-2095
メールsinkeikaku@city.chuo.lg.jp


各事業の私なりのポイントを書きます。
これからも、行間を読み、詳しく書いて行きたいと考えます。
詳細は、区のホームページでご確認下さい。

項目が多くて、羅列になっている点は、ご容赦願います。


(通し番号で事業を書いています。繰り返し番号が出ているのは、再掲です。区の書き方では、再掲はしていないと思いますが、当然両者にまたがる事業はあるわけで、私は、あえて再掲させています。)

Ⅰ思いやりのある安心できるまち
(1)生涯をいきいきと暮らすために
<保健医療>
1ママとベビーの健康応援プログラム(充実)
妊婦健診の公費負担の拡充、こどもの事故防止対策の推進

2若年からの生活習慣病対策の推進 
39歳以下の区民健診

3中・高齢者のライフステージにあわせた健康づくり(新規)
特定健診・特定保健指導の実施、後期高齢者の健診の実施、生活機能評価の推進

4感染症予防の推進(新規)
感染症危機ネットワーク会議、定期予防接種率向上対策、エイズ等の予防対策の推進

<障害者福祉>
5障害者グループホーム・ケアホームの整備(充実)
「フレンドハウス京橋」グループホームにケアホーム機能

6民間障害者グループホーム・ケアホームへの支援(充実)
民間に運営費助成及び整備費助成

7障害者就労支援センターの充実(充実)
一般就労への移行支援、社会的自立の促進

8精神障害者自立支援活動拠点への支援(充実)
リバーサイドつつじの充実

<高齢者福祉>
9介護予防の推進(充実)
介護予防サロン「はつらつ」や筋力アップ教室の実施

10就労支援の推進(新規)
「70歳就労社会」を実現、シルバーワーク中央とシルバー人材センターの機能充実

11社会参加の仕組みづくり(新規)
「元気高齢者人材バンク」を設置

12高齢者クラブの活性化(新規)
運営支援アドバイザー派遣

13生きがい活動拠点の整備(新規)
敬老館の整備、
指定管理者制度の導入も視野に

14ひとり暮らし高齢者等への支援(充実)
見守りネットワーク

15介護サービスの質の向上のための仕組みづくり
「中央区介護サービス事業者連絡協議会」の活動支援

16認知症高齢者グループホームの整備(充実)
人形町保育園を含む複合施設整備

<衛生生活>
17公衆浴場の整備(新規)
日本橋地域への新たに浴場整備

(2)健やかな子どもを育むために
<子育て・青少年健全育成>
18区立保育所の新設(新規)
認可保育所の新設、堀留町保育園(仮称)など

19区立保育所の改築(充実)
既存保育所改築、かちどき西保育園、人形町保育園など

20私立認可保育所に対する助成(充実)
区独自の補助制度の創設

21認証保育所に対する助成(充実)
認証保育所の誘致

22認定子ども園の整備(新規)
勝どき1丁目、開設準備経費、運営費の助成

23保育内容の充実(充実)
障がい児保育、食育の推進

24子ども家庭支援センターを核としたネットワークの充実(充実)
①児童館と連携、②要保護児童対策協議会の運営、③虐待防止マニュアルの作成・配布

25「あかちゃん天国」の充実(充実)
児童館への「あかちゃん天国」の新設

26児童館の整備(充実)
①堀留町児童館、②勝どき児童館、③晴海地区への児童館整備

27子どもの居場所作りの推進
「プレディ」と「学童クラブ」の統合も視野

(3)思いやりとふれあいのあるまちのために
<福祉のまちづくり>
28ユニバーサルデザインのまちづくり(充実)
「福祉のまちづくり推進連絡会議」

29災害時要援護者対策の推進(充実)
「災害時要援護者登録台帳」「災害時地域たすけあい名簿」の整備・活用
①福祉避難所の設置・運営
②妊産婦、乳幼児等対策の推進
③避難支援体制の推進
④災害時要援護者登録システムの運用

<男女共同参画>
30男女共同参画のための普及啓発と情報発信の充実(充実)
ホームページ、「Bouquet」

31ワークライフバランスの推進(新規)
ワークライフバランス推進の中小企業者を区が認定、コンサルタント派遣


Ⅱうるおいのある安全で快適なまち
(1)住みやすい環境づくり
<住宅・住環境>
32住宅・建築物耐震改修等助成(充実)
昭和56年の建築基準法改正前に建築された建物の耐震性を向上、
分譲マンションの耐震改修助成

33相談支援体制の充実(新規)
マンション管理士の派遣

34分譲マンション共有部分改修費助成(新規)
共用部分の改修などに要する工事設計費、工事費助成

<公園・緑地・水辺>
35公園・児童遊園の新設
再開発の際、公園・児童遊園の整備

36公園・児童遊園の改修
安全で快適な遊び場や憩いの場となるよう改修

37街路樹の整備(充実)
歩道の拡幅工事にあわせ、整備

38街角広場の整備
地域のランドマークになるよう明るさ・美しさに配慮した街角広場

39緑道の整備(充実)
区民の散策路

40公共施設の緑化推進(充実)
屋上緑化、壁面緑化

41朝潮運河護岸環境整備(充実)
東京都港湾局による内部護岸整備にあわせ

(2)地球にやさしい環境づくり
<環境保全>
42環境情報拠点の整備(新規)
環境情報の発信基地整備

43中央区版温室効果ガス排出抑制システムの普及(新規)
温室効果ガス排出抑制に向けた取り組み

44中央区の森(充実)
事業の拡充

45まちのクリーン活動
区内の環境美化推進に寄与している町会・自治体等の団体に対し助成金の交付

46地域クリーンパトロール(充実)
歩きたばこ・ポイ捨てに対する指導・注意、アイドリングストップ、

40公共施設の緑化推進(充実)
(40再掲)


<循環型社会>
47環境学習の推進(充実)
幼少の頃からの環境問題にかかわる意識の醸成・高揚

48資源回収品目の拡大(新規)
容器包装リサイクル法によるプラスチックの回収、
新たな回収品目の拡充

49ごみのふれあい収集
ごみを集積所まで運び出すのが困難な障がい者、65歳以上の高齢者等の世帯を対象に、安否などの確認も含めて職員が玄関先等まで訪問して収集(回収)を行う。

(3)都心にふさわしい都市の基盤づくり
<道路・交通>
50人にやさしい歩行環境の整備
歩行空間のバリアフリー整備

51安心コミュニティ道路の整備
歩行空間を確保

52オートバイ駐車場の整備促進(充実)
道路交通法の改正による違法駐車取締り強化などによるオートバイ駐車場の需要増大に対応

53放置自転車防止活動(充実)
駐輪場の整備

54街路環境(シボルロード)の整備
幹線道路の整備

55にぎわいのある道路の整備
商業・観光振興に資する道路整備

56環境にやさしい舗装技術による道路の整備
騒音抑制、ヒートアイランド現象の緩和

57橋りょうの新設(新規)
黎明橋、トリトンプリッジのラッシュの緩和

58橋りょうの架替え(新規)
西仲橋の老朽化に伴う架け替え

59橋りょうの耐震補強整備
区の管理する32橋、耐震補強整備

60電線共同溝の整備
電線類の地中化

61コミュニティバス等の導入による区民活動の活性化(新規)
コミュニティバスの導入

<防災・危機管理>
62防災センター機能の整備(充実)
地域防災無線のデジタル方式への移行、街角Webカメラ

63防災拠点運営体制の支援
活動マニュアル作成や事務局機能を支援

64高層住宅防災対策の推進
防災配慮型開発の指導・誘導

65自主的パトロール実施団体への用具給付
パトロール用具等の物品を給付

66共同住宅生活安全(防犯)アドバイザー派遣
NPO東京都セキュリティ促進協力会へ委託

29災害時要援護者対策の推進(充実)
(29再掲)


<地域整備>
67築地市場地区の再整備(充実)
万が一、移転した場合には、「にぎわい施設」を新たに整備

68名橋「日本橋」上空の首都高速道路撤去及び日本橋川再生に向けたまちづくり(充実)
日本橋再生推進協議会での協議、首都高速道の撤去実現



Ⅲにぎわいとふれあいのある躍動するまち
(1)にぎわいと活力のある産業のまちづくり
<商店街振興>
69特色ある地域商店街づくり(充実)
自ら行う独自の活性化プラン作成を支援

<産業振興>
70商工業融資の実施
区内中小企業振興対策

71創業支援事業(新規)
総務部、区民部、高齢者施策推進室など関連部局で創業支援についてのプロジェクトチームを作る


<観光>
72水辺におけるイベント等観光資源の創出(新規)
水辺を活用したイベント等新たな観光資源の創出

73観光拠点施設の整備(新規)
①観光センターの整備、②観光案内の強化

74東京湾大華火祭の開催

(2)いきいきと学び豊かな個性を育むまちづくり
<学校教育>
75健康教育推進事業(体力アップと食育の充実)(新規)
外部指導員、全校食育指導

76小学校における理数教育の充実(充実)
理科支援員の配置、算数非常勤講師の配置による習熟度別指導・個別指導

77フロンティアスクール(新規)
中央区の教育課題について先行的に研究・開発を行うフロンティアスクールを創設、その研究成果は、すべての学校に反映

78学力向上につながるICT機器の活用推進(新規)
電子情報ボードを導入

79心の教育の推進(新規)
「命と心の授業」を全小・中学校で実施

80校舎等の整備(改築)(新規)
校舎老朽化などへの対応

81校舎等の予防保全(充実)
施設の長寿命化

82エコスクールの推進(新規)
自然エネルギーの活用や緑化

83幼稚園の預かり保育の拡充(充実)
保育サービスの充実

22認定こども園の整備(新規)
(22再掲)

<生涯学習・スポーツ>
84中央区民カレッジ(充実)
講座の充実

85文化・生涯学習拠点の整備(新規)
区民の活動の拠点を整備

86図書館の整備(新規)
京橋図書館を移転整備

<コミュニティ>
87町会・自治会ネットワークづくり(新規)
コミュニティサイトを開設、

88区民館の改築(充実)
老朽化している区民館の改築

89大江戸まつり盆踊り大会の開催
郷土意識の高揚と地域の活性化

17公衆浴場の整備(新規)
(17再掲)


<文化振興>
85文化・生涯学習拠点の整備(新規)
(85再掲)

86図書館の整備(新規)
(86再掲)

<国際・地域間交流>
90外国人が暮らしやすいまちづくり(新規)
在住外国人に対する意識調査

<平和>
91「平和の都市の楽しい集い」の開催
中央区平和都市宣言の趣旨を普及

92中央区平和展の開催
平和を見つめなおすきっかけ


以上

基本計画事業数 92
新規事業数 31
充実事業数 37







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築地市場の豊洲移転、10の疑問。

2007-12-13 07:00:54 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
築地市場の現在地再整備を再度見直す時期に来ていると私は考えます。
いままでの、経緯を整理してみましたが、豊洲移転は、疑問ばかりです。

必ずや、築地市場現在地での再整備は可能です。
是非、みなさん、築地市場を守っていきましょう。


Ⅰ現状分析、
 開設から70年以上たった中央区築地の築地市場は、古く、狭くなったとし、東京都は、01年に南東に約2km離れた江東区豊洲に移転を決めたということのようです。築地市場の跡地には、16年に招致しようとしているオリンピックのメディアセンター建設が計画されています。
 その豊洲移転予定地は、東京ガス豊洲工場跡地であり、石炭を原料に都市ガスを製造した際のベンゼン、シアン化合物が土壌汚染物質として存在することが判明。東京ガスの調査で以前から判っていたことですが、都の調査でも、発がん性物質のベンゼンが地下水の環境基準の1千倍、環境基準では「検出されないこと」となっているシアン化合物は80倍と、衝撃的なデータが判明しました。(地下水を56ヶ所調査して、環境基準を上回ったのが、ベンゼン14ヶ所、シアン化合物18ヶ所、鉛4ヶ所、ヒ素3ヶ所)。そのことを踏まえ、今後、15億円をかけて、新市場予定地約40ヘクタールで、4100箇所のボーリング調査を新たに都が実施することになっています。
 現在、食の安心・安全が守られていないということで、市場内関係者はもとより、地元住民も移転を反対をしています。
 築地市場自体は、老朽化・過密化の改善、アスベスト対策、経営改善、衛生面の強化、交通アクセスの改善などの課題は、存在しています。

Ⅱ東京都の思惑、
 なぜ、東京都は、土壌汚染のある豊洲へ移転を進めたいのでしょうか。
① 築地市場の土地の売却益やその利権
 銀座へ歩いて10分以内の築地の地価は、坪2000万円、広さ7万坪で1兆4000億円。豊洲移転予定地は、坪100万円、広さ12万坪で1200億円。よって1兆円以上の売却益が東京都に入ります。
 そして、その開発に絡んで、JAPIC(日本プロジェクト産業協議会)と築地移転計画の関わりについて、再三議会でも取り上げられています。

② 流通の再編合理化、規制緩和
市場を“流通センター”のようにし、大手がトラックで乗りつけ、相対取引がしやすいように広いスペースを確保する狙いがあります。相対取引は、大手が卸会社から直接買い付ける取引です。「目利き」としての仲卸業者を通さなくなり、市場の評価機能は落ちることが考えられます。


では、豊洲への移転が、強引に推し進められると何が起こるのでしょうか。何が問題なのでしょうか?

10の疑問があります。


Ⅲ豊洲移転、10の疑問、
① 食の安全・安心の確保ができない。
二つの意味合いがある。
一つは、土壌汚染のある土地の上での市場である点。土壌汚染は完全になくすことの出来ない場所で、青果、魚の生鮮食料品をあつかう市場ができることになります。食料品への影響が果たしてゼロにすることができるのでしょうか。
もう一つは、流通センターをつくることにともない、「目利き」である仲卸業者を通さない相対取引の市場をつくることです。今までは、仲卸業者が、生鮮物の味や品質を担保してきました。その多量仕入れで安く買い付ける大手のやり方で、果たして食の品質を担保できるのでしょうか。

②築地のブランドの消滅
例え土壌汚染をコントロールし安全を確保できたとしても、食の安心確保や、イメージの問題が残ります。毒物が入っていたお椀をいくら洗ったからといって、そこに盛られた物を食べる気になれないのが人間の心理であり、いままで築きあげられた築地のブランドへの影響は計り知れないものが有ると思います。

③ 市場で働く人の健康面への影響
食の問題と同様、土壌汚染の土地で、毎日働く人への健康への影響は本当に大丈夫なのでしょうか。

④ 中小零細の業者の切捨て
仲卸業者は現在でも廃業し、先細りの状況です。大抵が経常赤字の状況とも聞きます。このような状況で、さらに移転をすることで、どれだけの業者がついていけるのか。都は「仲卸業者数の大幅な縮減を図る」方針であり、中小零細の業者のことは考えにいれていないように感じます。
また、小売業者にとっても、同様なことがいえます。大手のトラックでの利用は、便利になるかもしれませんが、公共機関利用の買出しでは、往復約1時間のロス。築地市場を利用する多くの小売業者にとっては、たいへん不便になります。

⑤ 豊洲新市場計画上の不便さ
幹線道路が市場内を分断した構造であり、卸、仲卸、青果が分断され、いままでのような行き来がしづらい構造で計画されています。
また、土壌汚染があり、豊洲では、地下が掘り起こせない状態で建設します。地下に本来共同溝を作って送られるはずの、上下水道や電気・電話などのインフラが整備できない状態にあります。

⑥ 日本の一つの文化の死
古くは江戸時代からの市場、日本橋に関東大震災後、現在の築地に市場が移転。その後、今まで、魚文化を発信してきました。お陰で、江戸前寿司、ミシュランでは中央区内の多くの店が評価されております。文化は、その地域とともにかもし出されていきます。築地あっての市場、市場あっての築地、中央区でした。一方が、欠けると両者存在しなくなるでしょう。
豊洲という工場跡地に、果たして文化が芽生えるでしょうか。

⑦ 誰のための移転??
 住民、区民、都民、大方の人は、築地市場の移転に反対です。2007年8月10日毎日新聞で報道された世論調査でも、築地市場の豊洲への移転は、都民の約7割の人が反対という結果でした。多くの人が反対している中、どうして移転の話だけが進んでいくのでしょうか?民意はどこへいったのでしょうか?

⑧ どこまで、税金を無駄遣いするのだろうか?
これまでも老朽化した築地市場を再整備する計画があり、実際その現在地での再整備を試みました。1996年、工事に約300億円つぎ込んだ段階で、中止をしています。都の財政悪化が原因での中断といいます。そして、今度は、豊洲での土壌汚染対策で約670億円を使うというとも聞いております。多額の税金が、安易につぎ込まれていく現実があります。

⑨ 専門家会議の科学的な分析、提言が果たして可能か?
  専門家会議の委員選定過程は、早くから築地市場の土壌汚染に取り組んできた日本環境学会の学者ははずされています。果たして、公正な手続きで、専門家が選ばれたのでしょうか?
  また、分析の手法として、15億円かけて再度行われる今回の調査でも、
不透水層も土壌汚染の調査をすべきである。
環境基準の10倍で汚染物質を管理するのではなく、
環境基準で管理すべきである。
調査においてクロスチェックを認めるべきである。
 これらのことが、抜け落ちたまま、調査がなされていきます。

⑩ 大地震の備えは、大丈夫か?
首都圏直下型地震が今後30年以内に70%の確率で起きるといわれていますが、地震の専門家は専門家会議には入っておりません。
実際に豊洲の場で、首都圏直下型地震に見舞われた場合、液状化現象によって、汚染された土壌が、地上に噴出することになるでしょう。豊洲は埋立地で、地盤が弱くその危険性は、大いに起こりえます。市場は、汚染された土壌で再生不可能な打撃をうけることになります。


以上、

築地市場を、現在地で再整備することが、
一番賢明な選択と、
私は考えています。
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心身障害者扶養共済制度 

2007-12-12 12:01:27 | 医療
 私の友達の市議が、福祉関連の委員会で、「心身障害者扶養共済制度」に関し、質問したことであるが、非常に重要な話題であったので、取り上げたい。
 地元新聞各社も取り上げた模様。
 障がい者の保護者のとって、保護者の死亡後の子どものこと、特に経済面での問題等心配になる。その心配を少しでも和らげる制度が、「心身障害者扶養共済制度」である。

①「心身障害者扶養共済制度」
 障害者を扶養する世帯で保護者が死亡した場合、子どもに終身年金を支給する国の制度で、全国の都道府県、政令市が実施。保護者の死亡後の障害者支援を目的に、国が1970年に導入。
 保護者が年齢、収入に応じた保険料を二十年間支払う。保護者が死亡すると子どもに月額二万円の終身年金が支払われる。
 年金は厚生労働省所管の独立行政法人「福祉医療機構」(東京)が一括運用し、加入者側からの申請を受け、窓口の都道府県、政令市などを通じ、支給する。


②友達の市議の質問した事柄:
札幌市内の加入者42人の年金1480万円が未払いになり、うち23人の計1100万円が「時効」を理由に年金の支払いを拒否されていることを、12/10札幌市議会厚生常任委員会で質問。多くは子どもが知的障害で制度の仕組みが理解できず申請していなかったためで、札幌市もこれを把握していなかった。

③札幌市の説明:
 未払いが分かったのは今年9月。加入者の実態調査を行ったところ、保護者が死亡しているにもかかわらず、42人に終身年金が支給されていないことが判明。市は同機構に42人の年金を申請したが、申請時から2004年9月までの過去三年間しか年金支給を認められず、それ以前は同制度の規定から「時効」とされ、支払いを拒否された。
 未払いが判明したのは、保護者が二十年間の支払期間を満了し、しばらくしてから死亡したケースがほとんど。市はこうした加入者を把握していなかった。また、未払いは子どもが知的障害で制度自体が理解できず、申請しなかったケースが大半。中には十年前に保護者が死亡していたにもかかわらず、親が加入していた事実を知らなかったため、計50万円が「時効」と判断された障がい者もいる。
 市は「改善すべき点はあった」とし、今後は保護者が死亡した家族に連絡を取ったり、「時効」を避けるために二年に一回、加入者に現状確認したりするなどの再発防止策を取る。ただ「時効」とされた年金について市は、「保護者が払う保険料の減免借置を市は独自に行っており、今回の問題で市独自の救済策は困難」としている。

④問題点:
知的障害者と家族でつくる「札幌市手をつなぐ育成会」(札幌)の佐々木淳事務局長「障害者の親にとって、死後の経済的保障は切実な問題。申請主義はあまりに誠意がなく、障害者相手に時効を設定するのもおかしい。未払いを全額救済してほしい」と訴え、障害者に年金の管理責任を負わせる現状に疑問を投げかけている。

⑤中央区では:
 早速、中央区の障害者福祉課に問い合わせた。
 現在のところ、札幌市のような年金支払いを受けることが出来ないケースは、把握されていないとの回答を得た。
 区では、年一回の現況調査をし、保護者死亡の場合の指導・助言を行っているとのことであった。
 また、現在東京都では、都独自の「心身障害者扶養年金制度」から、全国の「心身障害者扶養共済制度」に移行を進めている時期であり、その制度周知をしようとする段階であるとのこと。

⑥成年後見制度
 障がい者自身が、このような申請をせんがために、年金不払いという事態に陥らないようにするためには、「成年後見制度」を利用することも一つの手であると考えられる。


*本文作成に、北海道新聞12月11日朝刊を参考にした。
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本日12/11、中央区医師会での医療連携の勉強会

2007-12-12 01:56:20 | 医療
本日、下記日程で、糖尿病診療での医療連携に向けた取り組みを考える目的で、勉強会が開催された。

***日程***

日時:12月11日(火) 午後6時50分~
場所:中央区医師会館 4階
         
~プログラム~

 1.司   会 :医療連携部担当理事 石川陵一先生
 2.開会挨拶 :中央区医師会会長 松本章一先生
3.講 演:
座長 :慈恵医大晴海トリトンクリニック  阪本要一先生
(慈恵医大糖尿病・内分泌内科学教授)
①. 「糖尿病と遺伝」
講師 :聖路加国際病院内分泌代謝科部長 出雲博子先生
②. 「医師会として取り組む医療連携」
講師 :江東区医師会理事 亀谷陽先生
③. 「区東部糖尿病医療連携について」
講師 :東京都済生会向島病院名誉院長  北村信一先生   
                          
追加発言「糖尿病25%減・特定健診保健指導について」
講師 :中央区医師会理事 吉井治先生

***日程以上***

 来年度から、実施される特定健診・特定保健指導に、行政もそして医療機関も対応していかなくてはならない。
 北村氏の取り組みは、3年がかりで、病院の糖尿病の患者さんを、地域の開業医に帰していく医療連携の実際のお話で、たいへん勉強になった。
 北村氏は、医師間の連携の構築に多大なる尽力をされた。医師は皆、連携は大事だとはわかっている。しかし、その連携の関係の構築をするとなると多大なるエネルギーや作業が必要なのである。
 病院は時々、地域の開業医と連携をとる時、「病院の囲い込み」という思惑で連携をとろうとする時がある。北村氏は、あくまで、「地域の患者の幸せ」を第一に考え連携をしていかなくてはならないという重い言葉を述べられた。
 管理栄養士が、開業医にも欠かせない存在であるが、配置が非常に難しい現実にぶつかっているともおっしゃっていた。NPOを立ち上げ、管理栄養士も含めた医療連携の円滑化の活動をしていきたいという夢も語られていた。

 医療連携の大切さは、福祉保健委員会でも話題になる。医療連携の構築のために、さて行政はどのようなことができうるのであろうか。現場の医者の努力だけに頼っていてよいものだろうか。スムーズな連携がとれるような環境づくりができないものであろうか。考えて行きたい。

 なんでもそうだけど、医療分野でも、キーワードは、「連携」。
 
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本日12/11、区民文教委員会 報告

2007-12-11 22:37:25 | 教育
本日12/11、区民文教委員会が開催された。

行政側からの議題は、以下8つ。

1.浜町集会施設(仮称)の基本計画について

2.教育の中央区学校づくり検討会について

3.幼稚園預かり保育実施園の拡大について

4.中学校自由選択制の申し込み状況について

5.学校給食調理業務の委託について

6.これからの臨海学校について

7.中央区子ども読書活動推進計画検討委員会の中間報告について

8.平成19年度インフルエンザ様疾患における臨時休業(学級閉鎖等)について


はっきり言って、すべて、重要案件!!
おのおのの、ポイントのみ、述べる。

1.浜町集会施設(仮称)の基本計画について
日本橋浜町二丁目にセレモニーホールができる。建物概観は、緑化に気を配っている。平成19年12月に旧ポンプ所撤去工事、平成20年7月建築工事着工、平成22年1月開設(予定)。

2.教育の中央区学校づくり検討会について
平成18年7月から、平成19年12月の間に、5回の「教育の中央区学校づくり検討会」が開催され、この度、事務局試案ができあがった。試案の目標は、①すべての小学校により良い教育環境を。②出来る限り学校選択の幅の拡大を。その目標達成のための方法は、以下の4つ。①学校選択性(特認校制)の導入(平成21年4月入学者から、城東・泰明・明正・常盤・日本橋・阪本小学校)、②信頼される学校づくり、③フロンティアスクール(指定校:城東小、常盤小、阪本小)、④スクールバスの実施(指定校:城東小、常盤小、阪本小)。最終的に、今後の小学校は、①小学校16校体制の維持と、できる限り安定した2学級規模の学校を目指す。
②学校情報の公開を進め、地域の教育の核としての役割を果たしていく、③学年単学級であっても多様な人間関係を構築できる環境を整備。


3.幼稚園預かり保育実施園の拡大について
平成18年度から実施してきた明石幼稚園、月島第一幼稚園に加え、新たに有馬幼稚園でも実施する。平成20年4月から。定員一日あたり30名。
詳細は、「区のお知らせ」12/15号。

4.中学校自由選択制の申し込み状況について
各学校40人の定員で、自由選択性を実施。申し込み期間:平成19年9月21日~10月31日。公開抽選日平成19年11月21日。申込者数161人。銀座中学校のみ抽選が行われた。銀座中学校は、88人の申し込みがあり、抽選にて80名当選。

5.学校給食調理業務の委託について
中央区行政改革大綱に基づき、学校給食調理業務を民間に委託。委託校は、佃島小学校。平成20年4月から。委託校には栄養職員を配置。

6.これからの臨海学校について
隣接海岸の閉鎖、施設の老朽化、維持管理経費の問題等から、「中央区立館山臨海学園」を廃止(平成20年第一回区議会定例会で議案提出予定)。これに伴い、館山での臨海学校は、施設利用から、民宿を利用する形に変更する。保護者負担については、急激な負担増軽減のための緩和措置を検討。(2泊3044円が5250円になるため。)

7.中央区子ども読書活動推進計画検討委員会の中間報告について
『中央区子ども読書活動推進計画』が出来ようとしている。計画は平成20年度から24年度までの5年間。平成19年12月に「中央区子ども読書活動推進計画検討委員会中間報告公表⇒パブリックコメント実施、平成20年3月計画策定。
皆さん、パブリックコメントをよろしくお願いいたします。

8.平成19年度インフルエンザ様疾患における臨時休業(学級閉鎖等)について
12月4.5日明石小2-1で、学級閉鎖となった。

以上。

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本日12/11、健康中央21推進委員会 開催 報告

2007-12-11 22:26:59 | 医療
本日12/11、健康中央21推進委員会が開催された。

本日は、健康中央21推進委員会の中間報告案を審議。
今後、中間報告に対して、パブリックコメントを募集し、
次回の委員会は、2月に開催される予定。

健康中央21の計画が作られた後は、来年度、この計画を踏まえながら福祉保健計画を作り、実行に移していくということであった。

まず、この中間報告の文章の中にある、私がとても大事だと考える部分を抜粋したい。
「区民の健康づくりのためには、WHO(世界保健機構)の「オタワ憲章」でも提唱されているとおり、社会的要因が重要な役割を果たすことから、健康増進のための環境づくりも重要となります。保健衛生をはじめ、福祉、教育、都市計画などあらゆる分野の施策を「健康を守り育む視点」から構築していくことが必要です。」

健康には、医療だけでなく、あらゆる施策の充実が必要なのである!!
街づくりは、健康づくりにつながっている。

さて、本日の委員会で委員から出された大事な発言内容を記載したい。

<本区中学生の体力低下>
学識経験者から、「小中学校の体力テストでは、中学生で全国平均・東京都平均を下回るものが多いという結果になっています。」とあるが、なぜ下回るのか?と問題提起があった。

行政側からの分析は、
*校庭が小さく、運動量が少なくなる、
*学力向上に重点を置いている分、運動量が減る

地域代表側からの分析は、
*小学校のうちは、スポーツクラブに入っていても、中学では続けない。

対策としては、
*部活の推進
*柏学園の合宿
*体育の充実、
*中学の運動系部活に、外部指導員を地域から呼ぶ
*総合型スポーツクラブの創設
などがあげられていた。

<高齢者への栄養指導>
民生委員から、高齢者への栄養指導が大切との意見があった。

<健康寿命>
民生委員から、健康寿命を延ばしていってほしいと要望があった。

健康寿命:認知症や寝たきり等にならない状態で自立して生活できる期間のこと。

<健康中央21の区民の理解>
学識経験者から、健康中央21の内容を見やすく、簡潔にまとめた、パンフレットのようなものをつくったらどうかと提案があった。

<高齢者にもわかる伝達方法を>
地域代表者から、まとめの文書がPDFファイルで開けるようにホームページ上でアップできるようにするということに対し、高齢者は、ITができないので、配慮してほしいという意見があった。
行政側からの回答として、1/15の区報で、今回のまとめを掲載すると説明。

<禁煙について>
医療関係者から、公園も禁煙にすべきではと提案があった。

行政側からは、路上と公共機関では、禁煙になっている。ただし、灰皿があるところでは、喫煙してよいことになっている。と説明。

⇒小坂の考え
区民の皆さん、公園に灰皿置いているか、注意してみてください。
公園は、子どもが遊ぶ場でもあり、公共の場であり、
本来、区の方針で行けば、禁煙にすべき場所です。
灰皿を置くことさえ、区の方針に反していると私は思います。
そんな矛盾した公園、ありませんか?


以上。

貴重な意見の数々であったと思う。


ちなみに、小児科医として、健康中央21に入れてほしいと思っている概念は、
「生涯健康であるための、こどもの頃からの健康教育の重要性」
大人になってから、健康になろうとしても、時間がかかること。
健康への認識は、子どものころ、出来上がる。
子どもの頃から、生活習慣病は始まっている。
この当たりの概念を是非、入れていただきたい。
今、特定健診・特定保健指導、メタボリックシンドロームとか、
言われているけど、よっぽど、
子どもの頃からの健康教育に力を入れることの方が、
効果が出ると、私は信じている。


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新型インフルエンザ流行に臨む(2)要注意!

2007-12-11 16:19:59 | 各論:新型インフルエンザに備える
厚生労働省健康局結核感染症課から
平成19年12月10日付けの
特別区等衛生主管部局への事務連絡によりますと、

「中国(江蘇省)のおける、鳥インフルエンザ(H5N1)の
人から人への感染疑いについて」

という情報が届いています。

今後、詳細がはっきりするとは思いますが、
心の準備のために、
以前新型インフルエンザについて書いたこと(2007-10-31 23:53:43)を、
再掲させていただきます。

これからも、新型インフルエンザに関する
詳細が伝わり次第、
このブログ上でもアップしていきます。

いまは、あくまでも“発生疑い”の段階であり、
“発生”ではありません。念のため。


***再掲***


南関東エリアの大地震
(マグニチュード6.7~7.2程度)が、
10年以内に起こる発生確率は、30%。
30年以内に起こる発生確率は、70%。
地震の備えは、本区の重要課題である。

もう一つの脅威、
備える必要があるものをあげるとすれば、
新型インフルエンザの流行。

1)流行規模の想定
新型インフルエンザがもし、日本で流行したとすると
医療機関を受診する患者数:約1300万人~2500万人
病原性が中等度(アジアインフルエンザ並み)の場合
入院患者数:約53万人
死者数:約17万人

病原性が重度(スペインインフルエンザ並み)の場合
入院患者数:約200万人
死者数:約64万人

参考:最近のインフルエンザの場合
推定患者数:1000万人~2000万人
死者数(超過死亡数):2400人~15000人

2)新型インフルエンザって
簡単にいうと、「過去数十年に人が経験したことのないインフルエンザウイルスによる流行が生じた時、新型インフルエンザの流行という」(遠い過去に流行したインフルエンザの再来だとしても新型という)
学術的にいうと、「過去数十年に人が経験したことがないHAまたはNA亜型のウイルスが、人の間で効率的持続的なヒトーヒト感染により伝播してインフルエンザの流行を起こした場合をいう」

3)対策は?
一言で言うと、
「早期検知」し、リスク評価を行って、「早期対応」を行えば、社会機能を破綻させることなく終息しうる。

4)新型インフルエンザは、どうしてできるの?
①鳥インフルエンザ自体の遺伝子の変異で、ヒトに感染しやすいタイプに変身
②豚が鳥インフルエンザとヒトインフルエンザの両方にかかり、そこで両者のウイルスが合体し、ヒトに感染しやすいタイプに変身
③ヒトが鳥インフルエンザとヒトインフルエンザの両方にかかり、そこで両者のウイルスが合体し、ヒトに感染しやすいタイプに変身

5)新型インフルエンザが猛威を振るうと社会機能破綻は?
①医療機関は混乱
②労働力が失われる
③ライフライン(電気、ガス、水道、電話、鉄道など)がストップ

6)医療面での対策は?
①第一段階(他地域の発生)
発熱相談センターの設置

②第二段階(その地域にも発生)
発熱外来設置
要観察例は感染症指定医療機関に入院。

③第三段階(患者増加)
軽度→自宅療養
重度→病院で

④第四段階(患者数膨大へ)

⑤第五段階(流行終息期)

7)感染症の社会的な対策
①感染症予防の情報提供
②不要不急の外出を避ける
③医療機関へのかかり方
④発熱センターの電話番号
など、
住民に情報提供すること。


***再掲以上***


コメント (2)
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本日12/10、福祉保健委員会 開催報告(小坂質問部分)

2007-12-10 19:24:26 | 医療
本日12/10、福祉保健委員会が開催され、私は、予告の内容で質問を行った。



以下の内容に沿って、制限時間33分を用い、質疑応答。


<食育 リーフレット>
「中央区民の健康・食育に関する意識調査 報告書 平成19年11月」から浮かび上がる食生活を含む生活習慣の課題は、深刻である。
提案①食育リーフレット
食育に関する情報をわかりやすく解説した充実したリーフレットが作成できるよう最大限の努力をしていく必要がある。食育専門部会では、確かリーフレット作成を進めるという話であったが、区民向け食育リーフレット作成を今後行っていくということでよいか。

⇒質疑の結果
 食育りーフレットは、作成していく方向で、区も考えているとのことであった。
 その作成に当たり、栄養士や栄養教諭、公募の市民も入れて、多くの意見の反映のもと作成してほしいと要望。
 日本の台所築地市場やミシュランで高い評価をもつレストランを多く抱える中央区としては、中央区ならではのリーフレットができるはずである。
 また、内容として、案として「問題点⇒目標⇒それを達成する取り組み」という風なことや、他地域のリーフレットも参考にするということであった。
 私は、食の安全情報や、食品添加物の問題などの知識面の情報とともに、地域の食育関連で活動するNPOの情報も盛り込んでほしいと要望。


<保育園の選考基準のあり方について>
①今後勝どきにできる私立認可保育所の入所者は、区で選考していくことでよいか。

⇒質疑の結果
 区で選考していくと、取り決めているとのことであった。

②選考基準のあり方を検討
 育児と介護があり、かつ学童の世話がある方が、フルタイム勤務の復職のため、保育園入園まちの状況をお聞きしました。
「中央区保育所入所選考基準」のあり方を検討していく必要があるのではないかと考えるがいかがか。

⇒質疑の結果
 「中央区保育所入所選考基準」を時代にあった見直しはしていくと回答あり。また、「介護」10点で、「常勤」10点で、介護も高い基準値をとっていると現状の評価の説明もあった。
 これからの介護の時代にふさわしい基準点の考え方、介護にもう少し重きをおいた評価の考え方もあると考えられる。私は、多くの意見を取り入れながら、基準表を再評価・改定していってほしいと要望。


<福祉関連の協議会、委員会開催日程の広報のあり方について>
「中央区保健医療福祉計画推進委員会」「健康中央21推進委員会」「食育専門部会」「地域自立支援協議会」などの開催の掲示をもう少しわかりやすく。

⇒質疑の結果
 わかりやすい日程の広報を考えてくださるとのことであった。


<病後児保育事業について>
①京橋の病後児保育施設は、開設が9月。利用状況は、一ヶ月間で、9月1人、10月2人、11月1人であります。
利用者を増やす取り組みはどのようにしていく計画でしょうか。
②病後児保育施設の11月は、京橋1人、日本橋14人、月島50人。では、定員がいっぱいでお断りしたケースは、何件ありましたか?その時の病後児保育施設間の連絡・連携は出来たのでしょうか。

⇒質疑の結果
 京橋地域の病後児保育の利用状況について実績をあげるという考えにはそぐわないが、利用のしづらさや、広報に問題があれば改善していくとの回答であった。
 実際に、病後児保育を利用したくとも、一地域で定員いっぱいの場合が11月にあったのでは?そのような子を京橋で、連携して預かることもできるはずではなかっただろうかと問うた。
 是非、病後児保育を利用したい人と、空いている施設を繋げてほしいと要望。


<人形町保育園の整備手法 PFI計画その後>
人形町保育園跡地に複合施設(保育園、区民館、認知症高齢者グループホーム)、人形町区民館跡地に保育園園庭や駐輪場などを同時に整備予定。
 この実現に向けた、事業スキームを検討するということ。
 すなわち、PFIでやるかどうかを検討するということ。
 計画としては、
 平成19年9月PFI導入可能性調査の委託を発注し契約する
 平成19年11月同調査の結果を踏まえPFI導入可否を決定
質問①その結果を教えていただきたい。

⇒質疑の結果
 現在、検討が遅れていて、まだ、結果がでていない。
 結果が出次第、この委員会に報告する。
 評価が遅れたことは、遺憾であるが、きちんと評価してほしいゆえ、評価が出るのを待とうと思う。

<事故予防 とくに自転車事故>
中央区交通安全概要によりますと、平成18年中の中央区の自転車の交通事故は310件。うち、子ども14件(4.5%)
ほとんどが、軽症で住んでいるということですが、発生している。本区の道の特徴として、*自転車道を設けた道が少ない。*歩道自体が狭い、*見通しの悪い路地が多い。などの特徴があり、自転車による事故は、起こりやすい状況にあります。子ども達が自転車事故を起こさぬように、自転車の交通安全教室などの開催など必要だと考えます。他の区では、交通安全教室を受けた後、自転車免許証を小学生に発行し、自転車を安全に乗るための意識啓発をしているとも聞きます。どのような取り組みをされているでしょうか。

⇒質疑の結果
 自転車事故は、主に小学生である。子ども家庭支援センターでは、主に家庭内の事故をあつかっているため、児童館などを用い、自転車事故の啓蒙をしていくとのこと。また、危機管理室との連携もとっていくと。
 今後の自転車事故の取り組みを、具体的に追って行こうと思う。

<東京湾大華火祭に障がい児、病弱児も観覧できるように>
来年の東京湾大華火祭に、障がい児、病弱児も観覧できるように計画していく考えはあるのか。ノーマライゼーションすなわち、「障がい者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方」の一つの実現することになると考えられる。

⇒質疑の結果
 移動輸送の問題、気温が高い環境、屋外、ケアが出来るのかなどの問題があるとのことである。
 クリアーすべき課題は多々あるのは、わかっていることであり、今後、行政側と詳細に問題・課題の解決法をつめて行きたいと考える。私はあくまで、実現に向けて検討して行こうと思う。


<中央区住宅マスタープラン>
中間報告ができ、これをたたき台にして、これからパブリックコメントを募集する段階であります。
基本目標③は、「ライフステージに対応した居住の実現」として、その1、子育て世帯の居住支援、その2、高齢者等の居住支援そして、さの3、住まいに関する情報提供の充実を図ることとしています。

質問①住宅マスタープランの充実に向けた福祉保健部の役割
この住宅マスタープランを進める都市整備部住宅課と、福祉保健部とは、住宅マスタープランの充実に向けた、連携、意見交換の場はあるのか?

⇒質疑の結果
 福祉保健部として、連携していくとの回答。

質問②開発事業に際しての、福祉所管部等の子育て支援サービスとの連携
子育て世帯の居住支援では、「子育てに適した環境の充実」の中に、拡充事業として「福祉所管部等の子育て支援サービスとの連携」とあり「子育て支援施設(保育所・児童館・キッズルーム等)の整備に合わせて、福祉所管部やNPO等が提供する子育て支援サービスとの連携を検討します。具体的に、どのように連携することをお考えか?


⇒質疑の結果
 子ども家庭支援センターとのつながりも考慮に入れて、連携していくとの回答。

質問③高齢者向け優良賃貸住宅
高齢者等の居住支援では、継続事業として「高齢者向け優良賃貸住宅の供給誘導」とありますが、どういう住宅が優良賃貸住宅(バリアフリー、緊急事態サービス整備、適切な家賃)か、福祉保健部から提案していく必要があると考えるが、連携はできるのか。

⇒質疑の結果
 優良賃貸住宅のあり方を、介護保険の側も認識をしている。

質問④住宅改修
高齢者などの居住支援で大切な点として、「住宅設備改善費助成」として「高齢者の日常生活の利便や安全を確保するための住宅改修(手すりの取り付けやトイレの様式化等)に住宅設備改善費を給付することが事業としてあります。
また、在宅療養において、住宅改修が必要になる場合がある。ケアマネージャーは、改修について提案しかつ、改修の理由書を記入し、利用者と共に業者を探すことになる。
 現在において、なかなか住宅改修業者との連携がうまく言っているとは言いがたい。
 手すりをつけるのに、ある業者は20万円、別の業者は8万円と値段に開きがあることもある。出来ない改修はできないとはっきり言う業者もあれば、改修の計画を立て、初期の工事をし、やっぱり出来ませんでしたという業者もある。
1)住宅改修業者のサービスの比較表をつくったり、
2)住宅改修業者の区認定の「優」制度がない(福祉器具の業者にはある)を整える考えはあるか?

⇒質疑の結果
 住宅改修業者の作業は、千差万別で、一概に比較表は出来ない。
 改修時は、「住宅改修アドバイザー」の派遣の制度を行っている。

質問⑤住宅コーディネーター
住宅改修には、適切なアドバイスを「住宅コーディネーター」が与えてくれるが、区では、住宅コーディネーターとの連携はあるのか。

⇒質疑の結果
 「住宅改修アドバイザー」の派遣を行っている。



以下、二つは、時間切れで、今回は、質問できず。
<インフルエンザ流行に対して>
その対策は、どうなっているか。

<学童保育とプレディ>
両者の連携は取れているのか。
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12/10開催 福祉保健委員会 質問予告

2007-12-09 07:11:13 | 医療
以下の内容を質問していく予定にしております。

<食育 リーフレット>
「中央区民の健康・食育に関する意識調査 報告書 平成19年11月」から浮かび上がる食生活を含む生活習慣の課題は、深刻である。
① 子どもの就寝時間が遅い、午後11時台26%、午後10時台23.3% 約半数が就寝が遅い
② こどもの朝食を摂取しない 毎日食べる 87% 毎日食べない のが13%と約一割。
③ 朝食を摂取しない理由が、時間がない40%、お腹が空いていないから18%
④ こどもの野菜摂取量が少ない 一日一皿が23.7%と約1/4
⑤ 15歳以上のBMI 18.5未満のやせ 20.0% 痩せが約1/5
⑥ 親がストレスやイライラが「たくさんある」が33.6% 約1/3
⑦ 最近一ヶ月の心の状況 「あまりよくない」 25.1% 約1/4
⑧ 相談相手の有無  「いいえ」 10.5%
⑨ 睡眠確保のためにアルコールや睡眠補助品 毎日 10.7% 約1割

望ましいデータもあった。
食育に関する地域でのボランティア・サークル活動の経験を「今後していきたい」24% 約1/4

提案①食育リーフレット
食育に関する情報をわかりやすく解説した充実したリーフレットが作成できるよう最大限の努力をしていく必要がある。食育専門部会では、確かリーフレット作成を進めるという話であったが、区民向け食育リーフレット作成を今後行っていくということでよいか。


<保育園の選考基準のあり方について>
①今後勝どきにできる私立認可保育所の入所者は、区で選考していくことでよいか。
②選考基準のあり方を検討
育児と介護があり、かつ学童の世話がある方が、フルタイム勤務の復職のため、保育園入園まちの状況をお聞きしました。
「中央区保育所入所選考基準」のあり方を検討していく必要があるのではないかと考えるがいかがか。

<福祉関連の協議会、委員会開催日程の広報のあり方について>
「中央区保健医療福祉計画推進委員会」「健康中央21推進委員会」「食育専門部会」「地域自立支援協議会」などの開催の掲示をもう少しわかりやすく。

<病後児保育事業について>
①京橋の病後児保育施設は、開設が9月。利用状況は、一ヶ月間で、9月1人、10月2人、11月1人であります。
利用者を増やす取り組みはどのようにしていく計画でしょうか。
②病後児保育施設の11月は、京橋1人、日本橋14人、月島50人。では、定員がいっぱいでお断りしたケースは、何件ありましたか?その時の病後児保育施設間の連絡・連携は出来たのでしょうか。

<人形町保育園の整備手法 PFI計画その後>
人形町保育園跡地に複合施設(保育園、区民館、認知症高齢者グループホーム)、人形町区民館跡地に保育園園庭や駐輪場などを同時に整備予定。
 この実現に向けた、事業スキームを検討するということ。
 すなわち、PFIでやるかどうかを検討するということ。
 計画としては、
 平成19年9月PFI導入可能性調査の委託を発注し契約する
 平成19年11月同調査の結果を踏まえPFI導入可否を決定
質問①その結果を教えていただきたい。

<事故予防 とくに自転車事故>
中央区交通安全概要によりますと、平成18年中の中央区の自転車の交通事故は310件。うち、子ども14件(4.5%)
ほとんどが、軽症で住んでいるということですが、発生している。本区の道の特徴として、*自転車道を設けた道が少ない。*歩道自体が狭い、*見通しの悪い路地が多い。などの特徴があり、自転車による事故は、起こりやすい状況にあります。子ども達が自転車事故を起こさぬように、自転車の交通安全教室などの開催など必要だと考えます。他の区では、交通安全教室を受けた後、自転車免許証を小学生に発行し、自転車を安全に乗るための意識啓発をしているとも聞きます。どのような取り組みをされているでしょうか。

<東京湾大華火祭に障がい児、病弱児も観覧できるように>
来年の東京湾大華火祭に、障がい児、病弱児も観覧できるよう計画していく考えはあるのか。ノーマライゼーションすなわち、「障がい者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方」の一つの実現することになると考えられる。

<中央区住宅マスタープラン>
中間報告ができ、これをたたき台にして、これからパブリックコメントを募集する段階であります。
基本目標③は、「ライフステージに対応した居住の実現」として、その1、子育て世帯の居住支援、その2、高齢者等の居住支援そして、さの3、住まいに関する情報提供の充実を図ることとしています。

質問①住宅マスタープランの充実に向けた福祉保健部の役割
この住宅マスタープランを進める都市整備部住宅課と、福祉保健部とは、住宅マスタープランの充実に向けた、連携、意見交換の場はあるのか?

質問②開発事業に際しての、福祉所管部等の子育て支援サービスとの連携
子育て世帯の居住支援では、「子育てに適した環境の充実」の中に、拡充事業として「福祉所管部等の子育て支援サービスとの連携」とあり「子育て支援施設(保育所・児童館・キッズルーム等)の整備に合わせて、福祉所管部やNPO等が提供する子育て支援サービスとの連携を検討します。具体的に、どのように連携することをお考えか?

質問③高齢者向け優良賃貸住宅
高齢者等の居住支援では、継続事業として「高齢者向け優良賃貸住宅の供給誘導」とありますが、どういう住宅が優良賃貸住宅(バリアフリー、緊急事態サービス整備、適切な家賃)か、福祉保健部から提案していく必要があると考えるが、連携はできるのか。

質問④住宅改修
高齢者などの居住支援で大切な点として、「住宅設備改善費助成」として「高齢者の日常生活の利便や安全を確保するための住宅改修(手すりの取り付けやトイレの様式化等)に住宅設備改善費を給付することが事業としてあります。
また、在宅療養において、住宅改修が必要になる場合がある。ケアマネージャーは、改修について提案しかつ、改修の理由書を記入し、利用者と共に業者を探すことになる。
 現在において、なかなか住宅改修業者との連携がうまく言っているとは言いがたい。
 手すりをつけるのに、ある業者は20万円、別の業者は8万円と値段に開きがあることもある。出来ない改修はできないとはっきり言う業者もあれば、改修の計画を立て、初期の工事をし、やっぱり出来ませんでしたという業者もある。
1)住宅改修業者のサービスの比較表をつくったり、
2)住宅改修業者の区認定の「優」制度がない(福祉器具の業者にはある)を整える考えはあるか?

質問⑤住宅コーディネーター
住宅改修には、適切なアドバイスを「住宅コーディネーター」が与えてくれるが、区では、住宅コーディネーターとの連携はあるのか。

<インフルエンザ流行に対して>
その対策は、どうなっているか。

<学童保育とプレディ>
両者の連携は取れているのか。
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東京青年会議所 中央区地区 卒業式 

2007-12-08 21:30:06 | 仲間・先生
昨日12/7、東京青年会議所 中央区地区の卒業式を、
開催していただいた。

青年会議所は、40歳で卒業する。
そして、私も、卒業である。

青年会議所とは、
そのホームページから、引用する。
***引用***
 社団法人東京青年会議所(東京JC)とは、“明るい豊かな社会”の実現を目指し、様々な活動を行なう団体です。次代の在るべき姿を見据え、市民・企業・行政・諸団体と連携しながら主体性を持って活動を行なっています。
 社会を様々な角度から多面的に捉え、総合的な施策をもち、社会発展のための運動を繰り広げています。東京JCは、次代の担い手としての責任を自覚する青年(25~40歳)が集う団体です。
 同じ理想と使命感を持つ青年が相集い力を合わせることで、友情を育み、互いに影響し合い、若さが持つ無限の可能性を引き出しあっています。
 日々の活動を通して、社会・地域のリーダーとしての指導者能力を鍛えることも行ないます。
<綱領>
われわれJAYCEEは社会的・国家的・国際的な責任を自覚し志を同じうする者、相集い、力を合わせ青年としての英知と勇気と情熱をもって明るい豊かな社会を築き上げよう。
<宣言>
日本の青年会議所は混沌という未知の可能性を切り拓き、個人の自立性と社会の公共性が生き生きと協和する確かな時代を築くために率先して行動することを宣言する。
<信条>
1. 個人の修練  2.社会への奉仕  3.世界との友情
***引用終わり***

 
ここ、中央区でも、様々な活動を展開している。
*都議選挙、区長選挙、国政選挙の公開討論会
*わんぱく相撲
*自然と触れ合おう わんぱくKIDS
*市民討議会
等等が特に大きな行事。

私は、東京青年会議所の中央区地区の一会員として、
活動をして来た。
そんな大きな役職はつかずに終ったが、
非常に有意義であったと感じている。

青年会議所のメンバーは、
非常に困難な状況にも、必死で立ち向かう強い意志を持っている。
日本をよくしよう、教育をよくしよう、地域社会をよくしよう、
市民としての意識を高めよう、
子ども達によいものをつたえよう、
必死で皆、考え、活動・行動しているのである。
そういう強い意志を持って活動する同志にめぐりあえたことが、
非常に大きかった。
一言で言うと“熱い連中”との出会い。


東京青年会議所の中央区地区のメンバーには、
たいした力になれなかった一会員を、
あたたかく受け入れてくださっていたことに、
心から感謝申し上げたい。


卒業しても、
“明るい豊かな社会”の実現を目指し、
取り組む東京青年会議所のメンバーを、
微力ではあるものの、
これからも引き続き応援させていただきたいと考える。
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情報公開 情報開示に向けて 

2007-12-07 10:09:11 | 議会改革
昨日12/6の千代田区議会の個人視察で、
感じたことをもう一つ。

千代田区役所では、その日に開催される会議を、
一目瞭然として、各階に見れる掲示板を持っており、
非常にわかりやすかったです。

区役所では、日々、大切な会議が行われています。
多くの人が、参加したり、
傍聴したりしたくなる会議、
少なくとも関心がある事柄についての会議が、
開催されているのです。

しかし、知る方法は、限られています。
区報や、区のホームページ。
区報は見落としたら終りだし、
区のホームページも、
そのページに偶然たどり着いたり、
検索してひっかかって初めてわかるのです。

少なくとも、ホームページ上で、
『会議日程』なるものをトップページに
公開すべきと考えます。

そして、その日の日程を、
区役所内で判りやすく掲示することが
大切だと考えます。

写真は、千代田区役所内の各階の会議日程表示です。

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