「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【日記】インタビュー 

2007-12-18 18:40:05 | 政策・マニフェスト
昨日12/17、某お台場のテレビ局さんが、
当院に、インフルエンザの治療薬でタミフルの使用に関して、
取材に来られました。

一般的なことを少しお話しただけでありましたが、
本日朝、そのインタビューが放送された模様。

隠れ屋的カレー屋さんの店の人や、
一部患者さんも、見られていたようでした。

それだけでなく、
高校時代の旧友から、突然ファックスやメールが!
和歌山や京都から。
もうずいぶん、会っていない友から、
ひょんなことで、繋がるきっかけになりました。
これがなけりゃ、いつつながるか、
全然きっかけがなかった友です。


忙しい中、協力した甲斐がありました。
取材にうちを選んでいただいたことに、
感謝しなきゃ。


あと、診察室、片付いていたと思うのだけど、、、、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年間のたな卸し(1) 自分のマニフェストの見直し・反省

2007-12-18 08:53:13 | 政策・マニフェスト
2007年4月22日の統一地方選挙で初当選させていただきました。
それから、約8ヶ月が経ち、今年も終ろうとしております。
自分自身の皆様とのお約束のマニフェストを、見直し・反省し、
来年につなげて行こうと考えます。


 以下に、私のマニフェストの内容を、再掲するとともに、⇒の部分で、進捗状況や課題について述べます。
 書いております内容は、区政・行政の努力でなされたものであり、私自身の一人の力、一議員の力で、成し遂げられるものではございません。私は、区政・行政の一構成員としての存在であります。それを重々承知の上で、現状分析しております。
 一議員の限界を認識しつつも、子ども達が心も体も豊かに育つ地域社会の実現に向け、努力していく所存です。
 子育て日本一の中央区を目指します。


***以下、選挙の時に用いましたマニフェスト(⇒以降が書き足し)***


一、 すべての子ども達が心も体も健やかに育つ中央区を目指します。
母親が孤立して子育てすることをなくすために、まず、安心して子育てできる環境整備を致します。子ども達には、早くから感性が豊かになる場を提供、特に、本との触れ合いが大切と考えます。学童期には、食習慣や運動習慣をみなおし、休まずに学校に通える丈夫な体作りを目指します。学童期も、本との触れ合いを大切にするとともに、子ども達一人ひとりの可能性が伸びる教育をいたします。学童期・思春期にはこころの悩みが生じる時期でもありますが、十分対応できる体制作りを行います。また、社会参加の準備期として様々なきっかけ作りを行います。
1, 保育園機能、学童保育の充実
⇒待機児童について、福祉保健委員会で質問。佃島小学校で来年4月からプレデイを実現。ただし、民間会社によるので、その事業評価をきちんとフォローしていく。
2, 子育て相談の強化
⇒「こども家庭支援センター」を開設、今後、利用者の声のヒアリングと、事業の充実が必要。
3, 特に父親も参加する育児講座開催
⇒あすなろの木で増田先生の講座が開催された。
4, 虐待防止ネットワークの機能強化
⇒「要保護児童支援協議会」を設置。今後、この会議が形骸化しないように、フォロー。また、予防のための「訪問事業」の実施内容をチェックしていく。
5, 小児医療の充実(インフルエンザ予防接種公費負担 含む)
⇒6月1日から、「中学生まで医療費無料化」。予防接種の無料化も検討していく。
6, がん・難病の子ども達の在宅ケアの充実・ケアハウスの設置
⇒在宅医療の勉強会出席、その研究会とネットワークを形成。福祉保健委員会で、道路・駅の整備を質問、また、ノーマライゼーションの理念の一環として東京湾大華火祭へのがん・難病の子ども達も招待できるよう実現に向け努力する。
7, 健診の充実(5歳児健診導入)
⇒福祉保健委員会で議題になっている。
8, 幼保一元化の促進
⇒実際の施設見学を行った。また中央区初の幼保一元化施設も計画段階であり、その進捗状況を追っていく。
9, 学校校庭の芝生化
⇒杉並区で実際芝生化を行うNPOの方と面識を持つことが出来た。屋上も含め、芝生化の場所を探していく。
10, 子ども読書推進(図書館司書の配置)
⇒「中央区子ども読書活動推進計画」が3月に策定予定。この計画の充実を図るとともに、乳幼児での「ブックスタート」の充実と学校図書館の司書の充実に力を注いでいく予定。
11, 子どもに文化(歌舞伎・茶道・落語など)を伝える場の提供
⇒鈴木氏が平家琵琶とお茶のコラボを企画し、実施(築地本願寺にて)
12, 不登校・いじめをなくすための心のケア(スクールカウンセラーとの連携強化)
⇒スクールカウンセラーに関する勉強会に参加。今後、各スクールカウンセラーにお会いしインタビューして行こうと考える。また、「自殺予防」プログラムの視点を小中学校に入れていく。
13, 特別支援教育の充実
⇒通級学級を視察。今後、特別支援教育の現場を見るとともに、学習補助員やスクールカウンセラー、各機関の連携を見ていく。個々のケースの対応もチェックする。
14, 食育の推進(給食の充実、食物アレルギー対策 含む)
⇒食育リーフレットが作られることになった。この充実を図っていく。岩本氏が食育講座を開催。
15, 親のカウンセリング力向上の講座開催
⇒あすなろの木で、チャイルド・ライフ・スペシャリスト藤井先生による心理講座が連続開催された。
16, 母親のための趣味講座・教養講座の充実
⇒あすなろの木で、子育て支援NPOと連携。ヨガ、スクラップブッキングなど新講座も開催された。
17, メディア・リテラシー教育の実施
⇒ネット犯罪から子ども達を守る視点も入れて行く。
18, シチズンシップ教育の実施
⇒子ども達への政治学講座開催を検討していく。

一、 大人たちが自己実現できる中央区を目指します。
大人のうしろ姿を見て、子どもは育ちます。大人たちが、自己実現する姿をみることで、自分の手本とすることでしょう。自己実現のために子育てを犠牲とすることのないように、地域で子育てを応援します。高齢者にとっても同様に、住み慣れた町・地域で、自己実現できる環境整備を行います。
1, 病児・病後児保育の利用希望者に100%対応する体制整備
⇒月島地域、京橋地域、日本橋地域、3地域の病後児保育施設開設。この施設間の連携の大切さを本会議及び福祉保健委員会で質疑しフォローしていく。
2, 一人親への優先支援策
⇒「病児保育お迎えサービス」を当院が開始。(経済産業省との共同プロジェクト、NPOフローレンスと協働。)
3, 生活習慣病予防のための健診・健康相談の充実
⇒後期高齢者医療制度、特定健診・特定保健指導につき、福祉保健委員会で質疑しフォローしていく。
4, 生涯スポーツの普及
⇒介護予防の関連でもフォローしていく。
5, 在宅医療・介護の充実
⇒24時間対応型訪問介護事業の充実を本会議で質疑。ケアマネージャー、訪問看護との連携で現場を今後も見ていく。
6, さまざまな介護予防法を採用
⇒介護ボランティアをすることでポイントが加算される制度をフォローしていく。
7, IT格差をなくす
⇒高齢者への情報提供の方法のあり方を検討していく。
8, 多世代交流の場をつくる
⇒あすなろの木で『小学生のための木の部屋』が設置された。今後、高齢者ボランティアの協力を目指していく。高齢者ボランティア、シニアクラブとも連携を進めていく。

一、 地域力向上の為に、各種団体、商店街、NPOやボランティア活動の強化・連携を図ります。
高齢者の在宅医療・介護や、子育て支援の充実のためには、NPOやボランティア活動が欠かせません。地域の活性化のためには、自治会・町会、PTA、商店街連合会などの活動が欠かせません。各種団体が、地域住民を取り込み、各種団体間の連携が強まることが、同時に防災対策につながると考えます。
1, NPOやボランティア活動の資金不足解消のための税制改革の検討
⇒第三回本会議でその必要性を質疑。
2, NPOやボランティア活動の第三者評価機関の設置
⇒第三回本会議でその必要性を質疑。
3, NPOやボランティア活動と行政の協同を促進する中央区NPO協働条例を策定
⇒「中央区協働推進会議」を設置。今後はこの会議をフォロー。
4, 各種団体が行うイベントの広報
⇒6/1から「中央区社会貢献サイト」(http://chuo.genki365.net/)設置。
5, 商店街活性化の施策の充実
⇒洞爺湖サミット開催にあわせ2000円札でお特区を実施計画を検討。

一、 個性が十分に生かされる地域創りを行います。特に築地市場は、現地再整備を目指し、築地の文化/築地のブランドを守ります。
多様な価値観の共生を認めつつ、従来の伝統文化を継承していきます。私は、築地市場の移転には基本的には反対ですが、たとえ移転したとしても、魚河岸文化を守っていきます。
1, 築地の文化をまもる
⇒築地現在地再整備に向け、第三回本会議で質疑。
2, 住民の声を生かした再開発の実施
⇒地域まちづくり協議会の更なる意見集約・会議活性化を求めて「オブザーバーも意見を言える場をつくる」ことの必要性を、築地市場等街づくり対策特別委員会で質疑。
3, 外国人観光者へのサービスの充実
⇒基本計画2008の中に、盛り込まれている。

一、 政治をもっと区民の皆様に身近なものに致します。
区政の課題を区民にお伝えし、常に地域の声を伺いながら、政策立案してまいります。区民ひとりひとりの声、区民との話し合いを大切に致します。
1, 区政、行政の情報公開、情報開示(区議会のテレビ中継)
⇒情報公開の進んでいる現場(千代田区議会など)の視察。福祉保健関連の委員会開催をわかりやすく区のホームページ上で掲載すべきことを福祉保健委員会で質疑し、了承された。
2, こども区議会の開催
⇒他区事例の検討。青年会議所主催「市民討議会」が開催された。
3, 月一回の区政・行政を話し合う会を開催
⇒毎月開催し、現在7回実施。
4, 公職選挙法の問題点を明らかにし、改正に向けた機運を盛り上げます。
⇒問題点の勉強中。

以上。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【協働 UPDATE6】NPOがNPOとして生き残るための10ヵ条

2007-12-18 08:41:59 | NPO・地域力
メーリングリストで、大切な情報を得ましたので、
著者にお願いして、私のブログでも掲載許可を頂ました。
これからの社会では、NPOの存在は、欠かせません。
行政の対等なパートナーとして、NPOが、
社会福祉の向上に一躍を担う必要がありまし、
一躍を担うことで、豊かな社会の実現が可能になると青写真を
私は描いています。

***以下、転載***

NPOがNPOとして生き残るための10ヵ条
OTA子育て支援ネットふぼれん事務局長 菅野 司

12月15・16日の両日開催された「次世代育成支援協働フォーラムin東京」というイベントに参加してきました。基調講演での名古屋の「NPO法人市民フォーラム21・NPOセンター」の事務局長である「藤岡喜美子さん」の講演内容と、分科会での品川の「NPO法人ふれあいの家―おばちゃんち」の「渡辺美恵子さん」の報告を参考にして、市民系NPOが、今後NPOとして生き残っていくためのポイントを以下のようにまとめてみました。タイトルを「NPOがNPOとして生き残るため」としたのは、NPO法が制定されて来年は丸10年を迎えます。いよいよNPOは正念場を迎えることになります。社会的・地域的に信用されるかどうかが問われるようになります。

①壮大な夢と理想を堅持していること。私はそれらを「使命(ミッション)」とは呼ばずに「執念」と表現しています。

②利便性のよい場所に活動拠点を確保すること。JR大森駅東口商店街のど真ん中に事務所を開設したことで、組織としても財政としても飛躍的に前進しました。

③広報宣伝を駆使できる組織的力量を培うこと。渡辺さんは報告の中で「旺盛なアピール」と表現。組織を知ってもらうことでの信用性・信頼性を社会的・地域的に獲得する。

④市民事業の創設と、理念を理解することのできる専従者の獲得。夢と展望と楽しさのあるところに人材は集まる。考え方の違いを認めあうことと人の和は、非常に大切です。

⑤専従者の生活保障と安定した財源の創出と確立。活性化しているNPOは、専従者を戦力として育てているのが特徴です。寄付や会費収入も大切ですが、市民事業の創設です。

⑥社会貢献と社会改革。名古屋では「市民が主役となる新しい政府・行政像の創出」と表現。私は「21世紀型社会」とか「成熟した社会」とかで表現しています。

⑦NPO・市民ネットワークの広がり。参加した団体・個人みんなが喜びの持てる活動を創造すること。みんなで楽しみながら大きくなるが大切です。その点で、イベントのあり方の研究はこれからのNPO・市民ネットワークの課題です。

⑧行政・議会への政策提言活動の展開と連帯。議会世論は重要な役割です。そのため、超党派からの支援の獲得を視野に入れた活動をいつも頭に入れておくこと。

⑨研究者・専門家との連帯。先進的な事例から旺盛に学ぶ姿勢を、組織がいつも堅持しているかが問われます。新しい知識を新鮮な形で吸収する柔軟性が大事です。

⑩企画力と外交力と広報力を組織・運営力で増幅させる。・・・藤岡さんは事務局の強化と表現。

 多くのNPO・市民団体が生き残っていくためには、ネットワークは不可欠です。しかしネットワークの部分を、もっとも苦手としているのはNPO・市民団体自身です。

***以上、転載終わり***
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする