「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

開かれた議会を目指して  千代田区議会 第4回定例会 視察

2007-12-06 18:31:59 | 議会改革
私は、開かれた議会を目指します。

すなわち、ベビーカー押したお子様連れの親御さんが、
気軽に傍聴しに来るような議会。
子どもが泣けば、別室のモニタールームで議会を傍聴。
出入りは自由。

多くの人に、すべての人に、
政治が身近なものになってほしいから。



本日12/6、お隣の千代田区議会の本会議、
第4回定例会を視察してきた。
(本来、区議会は、どの区も同時進行の日程であり、他区の状況は、自分のところの議会中で、日程が重なり、本来見ることができない。千代田区の事情で、議会開催が大幅にずれて、昨日から開始。事情とは、千代田区企画総務委員会の沖縄での行政視察に絡んだ問題でのことであるが、よその区のことなので、詳しくは述べないでおく。)

ホームページや、新聞で見る限り、
千代田区議会は、
議会改革に取り組んでいるように私には、
うつっていたので、本会議もあることなので、
視察に行った。

やはり、進んでいる部分があった。

①傍聴のしやすさ
様々な時代にそぐわない規制を取り払い、
極力区民本位で、傍聴をしやすくしていた。
傍聴には、ただ、入り口で氏名と住所を書けば、すんなりと入れる。
出入りも、自由。
撮影許可、録音許可もスムーズに手続きを踏めば可能。


②会議を見やすく、わかりやすくする工夫
傍聴席は、本当に会議場に接近している。
傍聴席の一番前も、ガラス張りになっており、視野を広く取っている。

また、各議員の賛否が、電光掲示板のようになっていて、
判りやすく点灯して表示され、一目瞭然とみることができる。


③情報公開、情報開示
議会中継は、区役所内備え付けモニターでも見れるようになっている。
中央区役所、一階の住民票などを出すフロアーでは、
テレビが流れているが、議会中は、議会中継を流してほしいものである。

また、手続きを踏めば、後日、録音テープも聞けるという。


④区長答弁
どちらがいいとは、一概に言えないが、
千代田区の場合、
区長が、問われた議題の大方針を述べ、
細部は、行政側担当部署部長が答弁する形であった。

中央区の場合、
区長が、すべて答弁に立つ。

千代田区の方が、より実際に近いので、
このやり方も一考の余地ありと思えた。


⑤議場の形(議席配置)
本来あるべき、会議の席の配置は、千代田区の形かとも思った。
傍聴席に対して、対面して、議長。
左に、議員席。右に区長を含め行政側の席。
議員席と行政の席は対面。
答弁台は、おのおのの席の前。
(国会の委員会、裁判の配置と同じだと思う。)

ちなみに中央区議会では、
傍聴席に対して、対面して、区長を含め行政側の席。
及び、議長とその前に答弁台。
議員席は、傍聴席と同じ向き。
すなわち傍聴者に背を向けて、議員が座っている。

千代田区の席の配置が、議論をする上では、私は、理にかなっていると考える。
議論を闘わす相手と面と向かいあう。それを、中立な議長が、真ん中で見て取り仕切る。

ただ、中央区の席の配置も一つ良い点があり、捨てられないとも思っている。
行政側の反応をうかがいながらの答弁が出来ないのは残念であるが、
傍聴席、聴衆と面と向かって、議論できるから。
結局、声が届いてほしいのは、区民であり、
区民の反応を見ながら答弁できるのである。


⑥実は議場は、変形する。千代田区議会会議場は、コンサートホールに変身する。
議場の形や、椅子、机の配置は、自由に変形できる。
椅子を並び替えれば、多目的ホールになるという。
千代田区 区役所新庁舎落成式で、ホールの形に席をして、
コンサートを行ったらしい。
(それ以来、実は、多目的ホールとしては使われていないが。)

考えようによっては、年に4回の定期の本会議+α以外は、使われない場所は、
もったいないかもしれない。
寝かせておくのは、もったいないかもしれない。
考えようですが。。。。



以上

気のついたことを述べたが、
いろいろな議会を参考に、
あるべき議会の形を考えていきたい。

開かれた議会の実現のために。


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中央区 住宅マスタープラン

2007-12-06 10:25:59 | 政策・マニフェスト
『中央区住宅マスタープラン』
http://www.city.chuo.lg.jp/press/puresuheisei19/puresu1205/index.html

中央区で非常に大切なプランが策定中です!!
平成20年3月策定予定。
現在、中間報告ができ、
住民の皆様にパブリックコメントを募集する段階。

基本理念:
いきいきとした魅力ある都心定住環境の実現

基本目標は、4つ。
目標①安全・安心な住まい・まちづくり
防災・防犯への配慮や良質な民間住宅ストックの誘導等を推進します。

目標②良好なマンションストックの形成
既存マンションの維持管理、長寿命化や建替え等を支援します。

目標③ライフステージに対応した居住の実現
子育て世帯・高齢者等の居住支援や住まいに関する情報提供の充実を図ります。

目標④魅力ある住環境づくり
住民主体のまちづくりへの支援や人と環境にやさしい住環境づくりを進めます。


計画の特徴は、以下の5点。
①分譲マンション共有部分への補助を新しく始めます(全国初)

②分譲マンション耐震改修への補助を新しく始めます。

③木造住宅の耐震改修への補助を拡大します。
(対象者の拡大、補助限度額の引き上げ)

④屋上緑化や壁面緑化への補助限度額を引き上げます。

⑤マンション居住者と地域住民との交流を支援するため、大規模開発の際にオープンスペースを確保します。

以上が、「中央区住宅マスタープラン中間報告」から読み取れる内容。
大まかな概要である。


以下は、本日12/6、朝日新聞東京面の記事を引用し、
イメージを膨らませたい。
(新聞記事であり、あくまで概要を知るというだけで、すなわち、決定事項ではないということで(なぜなら、策定は2008年3月なのだから)、メディア・リテラシーの目を用いて読んでいただきたい。これは、今後も引用するすべての記事に言えることであるが。)

***以下、引用***
 プランによると、分譲マンションの壁面や給配水管など共用部分の修繕工事のほか、防災備蓄倉庫の設置など防災対策工事をする場合の費用を、来年度から補助する。補助額の上限は一棟あたり約1千万円の見込みだという。
 区内には現在約680棟の分譲マンションがあるが、そのうち約35%を占める築20年程度のマンションを中心に実施する。

***引用終わり***


今後も、この住宅マスタープランを読み込み、
課題など、あげて行きたいと思っています。

私自身の注目点としては、
①子育て世帯の居住支援
②高齢者・障がい者・病弱者の居住支援
③防災・減災
④地域コミュニティーづくり
⑤環境・緑化
これらを抜け目なきよう、チェックしていきたい。

みなさまは、是非、パブリックコメントを、
区へ届けてください。
(募集期間:2007年12月15日~2008年1月15日)




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12/5 環境建設委員会 開催 報告

2007-12-06 08:03:06 | 政策・マニフェスト
昨日12/5 環境建設委員会が開催された。

行政側からの議題は、
1.都市計画案の都市計画審議会への諮問について

2.都市再生特別地区の都市計画について

3.まちづくり協議会の報告

4.区内における地上デジタルテレビ放送の視聴について

5.中央区住宅マスタープラン中間報告について

以上、5件。

小坂なりの分析を書く。
⇒以降が小坂の考え等。

1.都市計画案の都市計画審議会への諮問について
東京都から中央区長あての意見照会に対し回答するため、
区の都市計画審議会に諮問された内容は、
案件:東京都市計画道路都市高速道路第6号線の変更
(堀切ジャンクションから小菅ジャンクションの間の下り線約560mの区間の車線数を3車線から4車線の数に変更する計画。)
12/19開催予定の区の都市計画審議会に諮問される。


2.都市再生特別地区の都市計画について
都市再生特別地区の活用を想定した2つの開発構想が民間事業者に具体的に進めらられており、その計画案に関して。
この案件も、12/9開催予定の区の都市計画審議会に諮問される。
2つの開発構想とは、
①銀座四丁目6地区
街区間区道の付け替えによる敷地統合。それを行いつつ銀座三越の開発が行われる。

②京橋二丁目東地区
従前区道と同等面積以上の歩道状空地を確保しつつ、同等幅員6mの貫通道路を確保の上、区道を挟んだ二つのビル同士を一体的に開発する。

⇒区道の付け替えが、本区住民にどれだけのメリットがあることなのか、慎重に審議する必要がある。
 銀座四丁目6地区の件は、今後の銀座地区での百貨店競争の始まりの一端となる。変な交通渋滞を、晴海大通り、昭和通りに起こさぬ配慮が必要である。
 また、両計画とも託児施設、子育て支援施設を作るという。区民に貢献できる施設になるようにみていきたい。
 

3.まちづくり協議会の報告
11/5~11/15に中央区内9箇所で開催されたまちづくり協議会の報告が、その時に出された意見の議事録のまとめとともに報告された。

⇒私も会議の予定が重ならなければ、まちづくり協議会に出席したが、多くの貴重な意見が出ていた。これら意見が死なぬよう、委員会で生かしていく所存。


4.区内における地上デジタルテレビ放送の視聴について
平成17年10月から3ヵ年事業として、東京ベイネットワーク(株)との共同で行われているケーブルテレビの整備状況の報告。

⇒ケーブルテレビが、災害対策、区政報告など区の有益な情報提供媒体に育つようみていきたい。


5.中央区住宅マスタープラン中間報告について
(この項目は、重要なので、改めて取り上げる予定)
中央区住宅マスタープランが策定中であり、平成20年3月に策定される。
平成20年度から平成29年度までの10年間の計画となり、マンション居住世帯率86%という全国一位(平成17年国勢調査)の本区の特色に対応した計画を作成中。

⇒今後10年間の大切な、プランが出来上がる。住宅は、その住み心地が、生活の満足度に直接反映する大切な問題。また、子育て支援にも関わるもの。心地よく住み続けられる中央区を目指したい。
 なおこのプランのパブリックコメントは、12月中旬から1月中旬までの一ヶ月なされる。(次回区報に詳細あり。)
 どうか、皆様の意見を区に届けていただきたい。
 管理組合ー町会・自治会ー区との連携、関係作りの視点が、出席委員からの指摘でもあったが、私も一番の大切な部分の一つと考える。
 また、これも出席委員からの指摘であったが、今、話題の、「区営・区立住宅の使用継承制度等の見直し」に関する内容も入っている。公平性をいかに確保していくかということがあるが、障がい者家族・病弱者家族に十分配慮する考えを絶対に落としてはならない。


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12月 委員会 予定。

2007-12-06 07:10:43 | 政策・マニフェスト
昨日12/5から、12月の委員会が開催始まりました。

特別委員会の開催はなく、常任委員会のみ。

12月
5日 水曜日 午後1時30分から 環境建設委員会
10日 月曜日 午後1時30分から 福祉保健委員会
11日 火曜日 午後1時30分から 区民文教委員会
13日 木曜日 午後1時30分から 企画総務委員会

その他に、大切な会議として、
中央区の都市整備計画が話される会
19日 水曜日 中央区都市計画審議会
開催される予定。

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月島ブランド

2007-12-06 01:53:47 | NPO・地域力
夜、非常に熱心に月島ブランドの構築を考える人と話をした。
月島ブランドを、再度、つくろうじゃないかって。
この地域を住処として選んだ人も、この月島でお買い物するし、
他の地域からこの地に観光などで訪れた人も、月島でお買い物する。
月島といえば、もんじゃ。これははずせないが、
かといって、それだけではないし、それだけではないものを作り、
発信していかなくてはならない。

ウオーターフロントとして、浅草ー月島ーお台場が、結ばれ、
観光客の流れができるのもいいと考える。
外国から来た人は、
築地ー月島ー日本橋ー浅草を下町と捉えて見るはずで、
その周回性を高めていくのも良い。

昔は、商店街の路地で、
小学生達が、大いに遊び、
悪いことしたら、商店街の大人たちに、
叱られていた。
そのように育てられていたと、話になった。
小学生の元気な声が、商店街にもどってくるようにするには、
どうしたらよいのでしょうか。

行政ー区民ーNPO
そのあたりに、ひとつの回答が、
あるのかもしれない。

もちろん、2000円札でお特区の話もした。

おもしろいことを、
企画していきたい。
その延長には、築地市場を現在地でまもるメッセージも織り込んで。

とりとめないままに、過ぎた夜に。。。
コメント (2)
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