「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

インフルエンザ予防と治療の7か条

2007-12-05 11:38:02 | 医療
一、インフルエンザ対策の第一は、予防接種。毎年早めに。効果が出るまで2週間。

一、予防の基本は、手洗い、うがい、マスク。感染を広めないためにも、「咳エチケット」を忘れずに。

一、室内環境は、加湿を十分に。

一、治療の基本は、安静、休養、栄養。まず寝ること!

一、抗ウイルス薬使用は、かかりつけの小児科医とよく相談の上使用を。
(タミフルと異常行動の因果関係は調査段階で結論は出ていません。が、小坂は使用には慎重であるべきと考えます。)

一、解熱剤使用は、かかりつけの小児科医と相談を。

一、異常行動は、薬の服用に関係なく起こりえます。子どもから目を離さない。


*「咳エチケット」
咳・くしゃみをする時はティッシュで口と鼻を覆いましょう。
使用したティッシュはゴミ箱に捨て,その後はよく手を洗いましょう。
咳・くしゃみなどの症状がある方はマスクをしましょう。


*2007年11月29日の朝日新聞に『インフルエンザの予防と治療 覚えておきたい7か条』が出ていました。それに触発され、私なりに再編集致しました。
コメント
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