勉強会の講師は、「市場を考える会」の野末誠氏であったのですが、その野末氏から、勉強会のことをお知らせいただき、急きょ、勉強会の企画にあたっている議員にお願いして、私の時間もつくっていただいた次第です。
千代田区、文京区、江東区、練馬区、中野区、大田区などの議員が来られておりました。
これからも、これらネットワークを大切に、築地市場の豊洲土壌汚染地への移転問題の周知を図り、東京都全体、日本全体で、この問題を共有していきたいと考えています。
今日12/23、とても有意義なシンポジウムに参加してきました。知り合いに有楽町線でばったり出会い、この企画を教えていただいた。予定を急きょ変更して、参加した次第。そしたら、大当たりで非常に勉強できました。これほど、偶然に感謝する日もないです。
檜原村には、『中央区の森』があります。
その森を活かして、日常森と親しむことができない子ども達に、なんらかの機会が提供できないかと考えます。中央区の森で出た間伐材を、なんらかの形で、活かせないかと考えます。
この会で、檜原村で活動する団体の方、檜原村役所の方、檜原村議会議員ら多くの檜原村関係者とネットワークが築くことができました。
写真は、檜原村村長坂本義次氏と。
京都嵯峨芸術大学 観光デザイン学科 教授の真板昭夫氏(ブログ:http://akiomaita.exblog.jp/)の発想は、自分は学ぶべきことが多かったです。
私は、第二部事例報告・パネルディスカションから参加。
それぞれの要約・感想を述べます。
檜原村の宝----------------------------山崎哲彦氏
森林浴とレストラン「とちの美」の地元の食材を活かした食事と温泉がある。
山崎氏は、数馬に自信をとりもどすことを目標に活動中。
檜原村の宝----------------------------井上佳洋氏
笛吹と書いて「うずしき」と読むそうですが、その場所での里山プロジェクト。間伐材を用いて、ログハウスキットを製造する。地元製材所の力を活用。檜原村は、搬出補助及び作業路の設置で支援。10㎡に建つログハウスキットを100万円で提供。
奥多摩町:日原の宝-------------------日原森林館 高橋弘氏
宮内庁ご用達であった白箸づくりを復活。「白箸づくり⇒そばうち⇒巨樹散策」をセットにしたツアーを組めないか試案。
とうきょう森林産業研究会------------原島俊二氏
わさびを作るツアーを企画したが、募集ゼロの失敗談。①一回12000円×7回でわさび10000円分が作れる。高額。②都市部との経済観念の違い、③広報の失敗。以上、三点を分析。
とうきょう森林産業研究会------------田畑由紀夫 氏
木材で、組み立てベッド13600円制作。パソコンラックや、切り株でダーツの的を作るなど工夫。地域にお金が流れる、自然に回るお金を作る必要性を感じ、活動。
<シンポジウム>
・宮林茂幸氏(東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授)
*連携を考える。林業のみを考えるのみでなく、+αがあるかどうか。
わさびだけで企画を打つのではなく、食べることとつなげたり。
*ターゲットもまずは、絞る。集まった参加者から、アドバイスを得る。
・真板昭夫氏(京都嵯峨芸術大学 観光デザイン学科 教授)
*企画を出したら、もっと“いばっていい!”。地域のブランドとして自己主張をすること。
*暦カレンダーをつくる
(例)
1月 2月 3月 4月・・・・・・・・・・・・・・12月
食べる
お祭り
山の風景
等等
*ログハウスの企画は、生活のイメージが見えない
生活のイメージとして、楽しさが生まれるものを。
*「白箸づくり⇒そばうち⇒巨樹散策」のように、いろいろな資源をつなげてストーリーをつくる。
*わさびの企画は、「わくわく感」がない。五感でワクワク感がわくように。広報が悪いというが、おもしろい企画なら、マスコミが飛びつくはず。
*観光デザインとは、見て、つくる。消費者の中に入って製品開発するように、出て行くこと。口をあけて待つのでは、ダメ。
*エコツアーは、エコノミーツアーではない。情報産業である。
*健保、損保と契約して、健康につながるツアーが企画できる可能性ある。
・坂本義次氏(檜原村長)
*木の部屋で居ると、免疫力があがる。08/9/6の読売新聞に特集ある。
以上、
シンポジウムで私は、一点質問した。
「中央区と檜原村の連携のデザインは?」
回答:
*地元には見えない宝を、是非、外部の人に見出していただきたい。
*「星を見る」「ふくろうの鳴き声を聴く」「東京の水の源流を訪ねる」などから企画をつくることができるのでは。
その他、会場からの質問
①山の土地所有の境界がわかりにくい
②山に関ると赤字である
③財団から、資金をうる手があるのでは
④危機をあおるツアーが組めるのでは
⑤ビルの内装材に、木がつかえないか
⑥みつばちで連携を
などなど。
*******シンポジウム案内*****
多摩交流センター『市民企画による共催事業』シンポジウム
「多摩地域から考えるエコツーリズム」とは
チラシ表 (PDFファイル404KB) |
チラシ裏 (PDFファイル680KB) |
地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、 その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく「エコツーリズム」。 昨年6月には衆参両院本会議において「エコツーリズム推進法」が採択され成立、本年4月1日より施行。 自然や文化への理解を深め、そのよりよい保全とゆとりある活用により、観光と産業を持続的に発展させ、 地域社会そのものが活性化されていくことが期待されています。
- 日 時:2008年12月23日(火・祝) 13時~17時
- 場 所:JA東京第一ビル4F講堂 立川市柴崎町3-5-25 (JR立川駅南口より徒歩6分・多摩モノレール立川南駅出口2番より徒歩6分 ※会場には駐車場がございませんので公共機関をご利用下さい。)
- プログラム
- 挨拶 〈13:00~13:05〉 NPO法人フジの森 理事長 清水久巳氏
- 第1部 基調講演 〈13:05~14:50〉
- 「私たちが今抱える問題―東京の奥座敷から―」 坂本義次氏(檜原村長)
- 「エコツーリズムの宝探しと地域活性化戦略」真板昭夫氏(京都嵯峨芸術大学 観光デザイン学科 教授)
地域住民による地域自慢である地域の宝の再発見と、それを活用し、「観光」という産業のエンジンを利用しながら、どのように地域活性化に結びつけていくのかを全国の事例をまじえながらお話します。
- 「多摩地域の役割と可能性」宮林茂幸氏(東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授)
(1)多摩地域の資源特徴とその現状を明らかにし、(2)現在、多摩地域に期待されることは何かを、産業、教育、健康などの側面から探り、(3)都市部と連携ないしは融和する可能性とその具体的なシステムについて、お話します。
- 第2部 事例発表、パネルディスカッション 〈15:10~17:00〉
- 檜原村の宝----------------------------山崎哲彦、井上佳洋
- 奥多摩町:日原の宝-------------------日原森林館
- とうきょう森林産業研究会------------原島俊二、田畑由紀夫
(コーディネーター 笹岡 達男)
- 展示、試食、実演(同フロアー別室)
- 参加費: 無料(資料代 /1,000円 )
- 定 員:150名 (定員になり次第、締切ります)
- 申 込:参加ご希望の方は、「(1)氏名(フリガナ)(2)年齢・郵便番号(3)住所(4)電話・ファックス・メール番号」の必要事項を記入の上ファックス、もしくはE-mailでお申込みください。定員になり次第、受付は終了いたします。
※お送りいただきました個人情報は、当シンポジウムに関する範囲外では使用いたしません。 - 問合せ先・申込先:NPO法人フジの森 事務局
〒190-0205 東京都西多摩郡檜原村4270番地
(携帯) 090-8808-6589(相澤) TEL.042-598-3097
E-Mail: - 主催:NPO法人フジの森
- 共催:(財)東京市町村自治調査会 多摩交流センター、とうきょう森林産業研究会
- 後援:檜原村、奥多摩町、東京都
テーマは、「裁判員制度について」
講師は、東京地方検察庁総務部副部長検事 住川洋英氏。
まずは、中村雅俊氏が、裁判官役を務めるビデオを鑑賞し、
その後、質疑応答。
お聞きしたい点は、たくさんあったが、一番聞きたい点を、一点質問した。
環境整備について。
「裁判員制度は、社会参加の機会をつくる点で、すばらしい制度である。ただし、まだまだ、制度導入にあたり、環境整備ができていない。一つは、教育環境。中学校時代からの法教育をもっと、力を入れる必要がある。二つ目は、裁判員として参加する人へのサポート体制。例えば、子育て中の親御さんが参加する場合、地方自治体に任せて保育を実施するのではなく、国が、保育環境を整えるべきである。」
回答として、
「中学校への法教育は、なされつつある。
保育環境を整える必要はある。」
補足的に、
「サラリーマンが参加する場合、裁判員参加のための休暇をとったとしても、公けの職務として認められ、そのことを事由に、不利益をこうむることがないように制度を設ける。」
「刑事事件に関して、人を裁くわけであり、裁判員に精神的負担が生じる可能性が大である。よって、アフターケアできる体制を整える。また、いたずらにショックを受けないように、証拠写真も配慮して、裁判員に資料提供する。」
とうことであった。
他の議員からの質問は、
①陪審員制度との違いは?
陪審員制度は、事実認定のみを行う。
②裁判官の議事進行能力を高めるためにどのような取り組みをしているか?
米国の陪審員制度を研修してきている。
③地方議員は、裁判員に参加する義務があるが、首長にはない。自衛官にもない。その理由は?
仕事の性質上であろう。
④一審のみ裁判員が参加するが、二審、三審への一審判決の重みは?
刑事事件の裁判で、重要なのは、第一審。控訴審は、一審が大丈夫かという書類を読みこむ作業が入ることになり、裁判員に任せるには、不向きである。
⑤守秘義務の罰則は?
罰則はない。
⑥死刑制度の検討は、裁判員制度導入にあたり、なされたか。
死刑制度と、裁判員制度は、それぞれ独立ではあるが、おそらく検討はされたであろう。
以上が、他の議員の質問。
私が、他に抱いた疑問。
①プライバシーがもれることは、本当にないか。
②誰が、無罪判決をしたとか、誰が有罪判決をしたとか、その情報は、出されるのか。
③逆恨みは、本当にされたりしないのだろうか?
④審議の時間は、十分にとれるのか。
⑤裁判員制度導入の意義が、十分に国民に理解されていない。
⑥裁判員が考えているようにみえて、実は、裁判官に考えを誘導されるようなことはないだろうか。
などなど、
私は、環境整備が整うという条件の上であれば、この制度の導入を大いに歓迎する。先にも書いたが、社会参加の機会が増えるからである。今後も、この制度を十分勉強していきたい。
地域で、「裁判員制度の勉強会」開催のご希望がございましたら、ご相談下さい。講師探しを含め、コーディネート致します。
⇒03-5547-1191 または、 kazuki.kosaka@e-kosaka.jp 小坂和輝まで。
【かいとう】
世界一大きなクリスマスツリー(予定)です。
今年、ギネスに挑戦するそうです。
札幌市の学生を中心とした皆さんが、がんばっています。
http://www.nole.jp/whats.php
是非、ギネス認定されますように。
応援しています。
上図の中で、間違いを探してください。
上図は、東京都作成資料『豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議報告書のあらまし』の8ページ、「専門家会議の提案する対策の内容(概略図)」です。
<正解>
間違いは、「不透水層」。
帯水層の下にある「不透水層」なるものは、有楽町層を指していっていますが、有楽町層は「不透水層」ではなく、水を透します。
この重大な誤りがありますので、この報告書は、無効となります。なぜなら、不透水層が深刻にシアン・ベンゼン等で汚染されている可能性を見落としているからです。もう一歩、突っ込んで言うなら、なぜ、見落としたのか?不透水層以下の土壌汚染処理対策を行う場合の費用が、莫大になるからだと推察いたします。
よって、この報告書をもとに、現在、「技術会議」が検討している汚染土壌・汚染地下水に対する対策も、無効となります。
「築地市場を現在地で守るために、行動していくこと」、築地市場を現在地で守っていこうという皆様の思いに触れて、あらためて、その意気が上がりました。
明けて12/20、朝は、築地市場から始まりました。
遅くまで勉強会に出られていた仲卸の方々も、今日も朝早くから、お仕事に励んでいらっしゃいました。
たまたま、今日の朝の外来で来院されたある親御さんが、築地市場内関係者ではありませんでしたが、築地市場を現在地で守っていくべきだというお話を強くされていらっしゃいました。
昔から、築地場内もよく訪れられている方でした。世界からも認められ、いまや歴史的存在、貴重な文化となった築地市場を、利権の構造から、豊洲の土壌汚染地へ移転させてはならないとおっしゃられていましたが、まさに同感でした。
いよいよ、本日開催です。
資料は、50部刷りました。これだけ刷れば大丈夫だと思っています。
当日、来ようと思われる人は、是非、お待ちしております。
会場のあすなろの木に、50人入ったことは、あまりありませんが。。。
皆で、築地市場を守る方法の知恵を出し合おうと思っています。
****以下、ご案内*****
東京都は、中央卸売市場である築地市場を、土壌汚染の深刻な豊洲へと移転する計画をすすめています。
豊洲の土地は、東京ガス豊洲工場が昭和63年(1988年)まで操業し、特に昭和31年(1956年)から昭和51年(1976年)にかけて石炭を原料に都市ガスを製造する過程で出たベンゼン、シアンなど有害物質が敷地土壌と地下水を深刻に汚染しています。
その土壌汚染調査と対策を検討した「専門家会議」の報告書が本年7月26日第9回の最終の会議の時に提出されました。
報告書から、分かる汚染の実態は、とても深刻です。土壌からは、発がん性や催奇形性のあるベンゼンが環境基準の4万3000倍の430mg/lで、呼吸障害や頭痛、めまいなど急性障害を起こす猛毒のシアン化合物(その一部は、シアン化カリ(青酸カリ)として150~300mgが致死量と言われるもの)が環境基準の860倍の86mg/lで見付かりました。地下水においては、全調査地点4122地点の13.6%でベンゼンが、約1/4の23.4%にシアン化合物が環境基準を超えて検出され、広範囲に土壌汚染が広がっています。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/senmonkakaigi1/index.html#1
先日の12月4日には、築地市場で、第13回新市場建設協議会が開催されました。
その席上、「専門家会議」で明らかにされた汚染の深刻さを過小評価させるパンフレット配布や、現在地再整備できないとってつけたような理由が述べられました。東京都は、どうしても、『築地市場現在地再整備』に“反対”をしたいようです。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gyosei/07/03_01/201204_siryou.html
しかし、12月15日開催の中央区議会企画総務委員会では、東京都が提示した再整備できない理由は、「現在地で再整備ができない根本的な原因にはならない」ことを確認済みであります。
本年7月にも、築地市場に関する勉強会を持ちましたが、今回、その後の動きを踏まえ、勉強会を開催します。
東京オリンピックのメディアセンターを、現築地市場につくる案は、廃案にすることが、事実出来ました。区民、都民が力を合わるせることで、築地市場の豊洲土壌汚染地への移転を白紙撤回し、築地の現在地での再整備を必ずや実現させたいと思います。
「食の安心・安全」「築地市場」「魚河岸文化・魚食文化」、絶対に、守り抜きたいと考えています。
記
日時:平成20年12月19日(金)19時~
場所:みんなの子育てひろば『あすなろの木』
(中央区月島3-30-3 こども元気クリニックの隣り)
大江戸線勝どき駅A1出口徒歩3分、有楽町線月島駅徒歩7分
電話03-5547-1191
参加費:資料代500円
テーマ:
①「専門家会議」で明らかにされた汚染の実態
②「技術会議」の進捗状況、問題点
③築地市場現在地再整備に向けて
④日本の魚食文化について
⑤水産資源について
⑥流通のあり方について、市場の民営化について
⑦築地市場移転の背景にあるもの
講師陣:
日本環境学会土所汚染問題ワーキンググループ長、元通産省地質調査所主任研究官 坂巻幸雄氏(テーマ①、②あたりの情報提供をいただきます。)
市場を考える会 野末誠氏(全般的に情報提供をいただきます。)
市民団体・NPO関係者
市場内・場外関係者
ジャーナリスト(テーマ⑥、⑦の情報提供をいただきます。)
区政・都政・国政の議員
などなど
の多くの皆様にお声をお掛けし、それぞれの分野での課題を述べていただくことを考えています。各自持ち寄った情報を共有し合う場になればと思っています。
当日の流れ:
坂巻氏、野末氏、ジャーナリスト、議員そして私小坂、から合計1時間半ばかりのご報告のあと、ディスカッションを考えています。(情報をお持ちの方は、是非、ご報告願います。)
参加申し込み:
所属、氏名を下記までご連絡ください。
電話03-5547-1191(担当斉藤)
メール kazuki.kosaka@e-kosaka.jp
fax 03-5547-1166
*12/17(水)までに、ご連絡いただいております方には、資料の準備がございますが、当日ご参加の方には、後日資料を郵送する場合がございますことを、ご了承願います。
文責:中央区議会議員 小坂和輝
以上、
【参考】
前回開催の案内:
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/ad59177f71667bd1fd716e204ab238d9
前回開催の様子:
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/60ed66f317d138be0e7f5d098be0b17b
17時から、途中の一時間、『チリとアルゼンチン』の講義を入れて、21時までの予定が、話が弾み、延々22時まで交流会は続きました。
あすなろの木の代表 斉藤氏の名司会のもと、和やかな交流の機会、懇談の時間となりました。
私も参加し、様々なNPO、団体の皆様と交流し、あらたな可能性・課題を発見する非常に貴重な時間となりました。
ご多忙のところ、NPOサポートセンターの山岸氏もお見えになられ、お話できましたことがさらにうれしかったです。
以下に、昨日の交流会で得たそれらテーマを述べます。
*あらたな保育の形と就労支援
*海外で活動されたJICA経験者による小中学生への生きた異文化理解の場
*子育て世代の親御さんへの心肺蘇生を中心とした健康教育
*男女共同参画事業の充実
*小学生へのファイナンシャル・プランニング
*中央区観光検定の学習法
*NPO交流センターを核としたNPO団体の交流
*チリ・アルゼンチンの歴史と一度は訪れること
*年金をはじめとした、私達自身のファイナンシャル・プランニング
*スクラップブッキングと子育て支援
*NPO活動支援のためのITインフラ整備
*医学部再受験を目指す人たち
*食育の実践
などなど
どのような形で、上記テーマを実現するかは、今後の課題です。参加された誰もが、各自の問題意識を持たれ、活動をされていらっしゃいました。各種NPO、子育て支援団体・グループで活動される皆様に、パワーをいただいた貴重な一日となりました。ひととひとが繋がることで、あらたな可能性が広がる一日でした。
どうもありがとうございました。
写真は、講義の様子、ホワイト・ボードの後ろには、木製ジャングルジムがあり、親御さんといっしょに訪れた数人の子ども達が遊んでいます。ちょうど講師の方の背部に、その子どもが写っています。
子どもが遊ぶ会場で、親が学習をするという共存の形が、あすなろの木の一つの特徴です。
東京都は、中央卸売市場である築地市場を、土壌汚染の深刻な豊洲へと移転する計画をすすめています。
豊洲の土地は、東京ガス豊洲工場が昭和63年(1988年)まで操業し、特に昭和31年(1956年)から昭和51年(1976年)にかけて石炭を原料に都市ガスを製造する過程で出たベンゼン、シアンなど有害物質が敷地土壌と地下水を深刻に汚染しています。
その土壌汚染調査と対策を検討した「専門家会議」の報告書が本年7月26日第9回の最終の会議の時に提出されました。
報告書から、分かる汚染の実態は、とても深刻です。土壌からは、発がん性や催奇形性のあるベンゼンが環境基準の4万3000倍の430mg/lで、呼吸障害や頭痛、めまいなど急性障害を起こす猛毒のシアン化合物(その一部は、シアン化カリ(青酸カリ)として150~300mgが致死量と言われるもの)が環境基準の860倍の86mg/lで見付かりました。地下水においては、全調査地点4122地点の13.6%でベンゼンが、約1/4の23.4%にシアン化合物が環境基準を超えて検出され、広範囲に土壌汚染が広がっています。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/senmonkakaigi1/index.html#1
先日の12月4日には、築地市場で、第13回新市場建設協議会が開催されました。
その席上、「専門家会議」で明らかにされた汚染の深刻さを過小評価させるパンフレット配布や、現在地再整備できないとってつけたような理由が述べられました。東京都は、どうしても、『築地市場現在地再整備』に“反対”をしたいようです。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gyosei/07/03_01/201204_siryou.html
しかし、12月15日開催の中央区議会企画総務委員会では、東京都が提示した再整備できない理由は、「現在地で再整備ができない根本的な原因にはならない」ことを確認済みであります。
本年7月にも、築地市場に関する勉強会を持ちましたが、今回、その後の動きを踏まえ、勉強会を開催します。
東京オリンピックのメディアセンターを、現築地市場につくる案は、廃案にすることが、事実出来ました。区民、都民が力を合わるせることで、築地市場の豊洲土壌汚染地への移転を白紙撤回し、築地の現在地での再整備を必ずや実現させたいと思います。
「食の安心・安全」「築地市場」「魚河岸文化・魚食文化」、絶対に、守り抜きたいと考えています。
記
日時:平成20年12月19日(金)19時~
場所:みんなの子育てひろば『あすなろの木』
(中央区月島3-30-3 こども元気クリニックの隣り)
大江戸線勝どき駅A1出口徒歩3分、有楽町線月島駅徒歩7分
電話03-5547-1191
参加費:資料代500円
テーマ:
①「専門家会議」で明らかにされた汚染の実態
②「技術会議」の進捗状況、問題点
③築地市場現在地再整備に向けて
④日本の魚食文化について
⑤水産資源について
⑥流通のあり方について、市場の民営化について
⑦築地市場移転の背景にあるもの
講師陣:
日本環境学会土所汚染問題ワーキンググループ長、元通産省地質調査所主任研究官 坂巻幸雄氏(テーマ①、②あたりの情報提供をいただきます。)
市場を考える会 野末誠氏(全般的に情報提供をいただきます。)
市民団体・NPO関係者
市場内・場外関係者
ジャーナリスト(テーマ⑥、⑦の情報提供をいただきます。)
区政・都政・国政の議員
などなど
の多くの皆様にお声をお掛けし、それぞれの分野での課題を述べていただくことを考えています。各自持ち寄った情報を共有し合う場になればと思っています。
当日の流れ:
坂巻氏、野末氏、ジャーナリスト、議員そして私小坂、から合計1時間半ばかりのご報告のあと、ディスカッションを考えています。(情報をお持ちの方は、是非、ご報告願います。)
参加申し込み:
所属、氏名を下記までご連絡ください。
電話03-5547-1191(担当斉藤)
メール kazuki.kosaka@e-kosaka.jp
fax 03-5547-1166
*12/17(水)までに、ご連絡いただいております方には、資料の準備がございますが、当日ご参加の方には、後日資料を郵送する場合がございますことを、ご了承願います。
文責:中央区議会議員 小坂和輝
以上、
【参考】
前回開催の案内:
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/ad59177f71667bd1fd716e204ab238d9
前回開催の様子:
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/60ed66f317d138be0e7f5d098be0b17b
お母さんも、インフルエンザに罹患しました。
お母さんの方が、症状が重く、家で寝ながら加療。夕方のお迎えも、つらくて受診できませんでした。
そこで、当院スタッフが、お子さんを、タクシーで御自宅まで搬送いたしました。
私達の少しの努力で、そのご家庭が助かるのであれば、そのサービスをつくって行きたいと思います。
同様のサービスとして、保育園で急に発病したお子さんをお迎えに当院スタッフが駆けつけ、当院で病児保育をしながら、親御さんの帰りを待つサービスを行っています。
本日、12/18(木)、クリニック隣りのみんなの子育てひろば あすなろの木で、大交流会が開催されます。
みんなの子育てひろば あすなろの木は、子ども達の健やかな育ちを応援・支援する様々な企画・講座を開催しています。
今回の大交流会は、企画・講座を共にする中で、連携している団体・NPOや、中央区のNPO交流サロン関連など地域の団体・NPOの方々が集います。
NPO・団体に属さなくても、子育て・子育ち支援に関心のある方なら、誰でも大歓迎、お気軽にご参加を。
交流会の前には、岩本 留里子氏(Food fun代表)による食育講座『添加物と上手に付き合おう』、交流会の最中には、塩田 悦三郎氏(国際協力機構<JICA会員>)による『チリとアルゼンチン』のお話が入ります。
子育て支援、子育ち支援のネットワークが広がるといいなと思い、私も参加します。
****あすなろの木ブログより転載*****
http://ameblo.jp/asunaro-kids/day-20081217.html
こんばんは。みんなの子育てひろば“あすなろの木”事務局です。
時間は5時から9時までの間たっぷり時間をとりました。
☆知ってる?こんな国☆
講 師 塩田 悦三郎 (国際協力機構<JICA会員>)
そのホンネに共感したので、掲載します。
みんな、悩みながら、仕事と子育てと地域活動(PTA等)をされているのが、よく分かります。
こんな子育ての現実があるから、自分ができることは、病児保育室を運営していくことだと思っています。
■「ワーキングマザー100人の本音」
・産休前と比べて、職場での評価がダウンしているような気がする。(31歳・事務)
・いざというとき協力してもらえるよう、社内の人間関係には神経をすりへらしている。(34歳・専門職・33歳で出産)
・子どもが熱を出しても仕事を抜けられず、義母に“母親失格”と言われたときは、仕事を辞めようかと思った。(40歳・看護師・29歳で出産)
■「仕事と子育ての狭間で…“時間がない!”」
・キャリアアップはしたいけど、勉強まで手が回らない!(33歳・外資系金融)
・週末や深夜も、持ち帰った仕事をせざるをえなくて…(37歳・メーカー勤務)
・部下の仕事もきめ細かくケアしたいけど、余裕がない(34歳・出版)
■「産んだら変わった職場の人間関係」
・「異動の受け入れ先がない」と上司に言われて、自分が迷惑な存在だとわかってしまった。(37歳・リース会社)
・同僚がクライアントから“仕事が増えて大変なんだって?”と言われているのが聞こえてショック。(34歳・メーカー)
■「足りているのか不安になります 子供にかける時間と愛情」
・産後2か月で職場復帰。息子の初めての寝返りを見届けたのは、私じゃなくて義母。(30歳・外資系金融)
・友達よりお迎えが遅くても「僕は大丈夫」という息子に思わず涙。(37歳・製薬)
■「朝起きたら、子供が病気! 仕事は休める? どこかに預ける?」
・息子の熱で月に3回欠勤。夫と交替でやりくりしているけど、上司や顧客からの評価が下がってきた。(36歳・商社契約社員)
・子供の病気で欠勤すると言いづらくて、会社への電話で思わず、自分の体調が悪いと嘘をついた。(35歳・情報)
■「楽しいとこだけ“手伝ってる”ってデカい顔 夫にイラつく!」
・育児分担でモメるより自分が折れたほうがラク。でも最近、私の体調がどうにも悪いのは、無理している証拠?(30歳・コンサルティング会社)
・お風呂に入れたり、遊んであげることだけが育児じゃない!(35歳・通信)
・私は仕事も趣味もセーブしているのに、夫は以前のまま。責めるほどじゃないけど、釈然としない。(33歳・研究職)
■「先行きの見えない景気の中で、みんなどこまで貯めてるの? 知りたい! 働く母たちの家計簿」
・マンションを買ったら貯蓄がゼロに。教育費や老後の貯蓄まで手が回らないのが心配。いつまでにいくら貯めればいいの?(31歳・精密機器メーカー)
・夫の貯金は知らないけど、自分はそれなりに貯めている。家計は”なんとなく”夫婦ワリカンだけど、このままで大丈夫? (35歳・外資系製薬会社)
■「あっても使えなくちゃ意味がない! 満足してる? 国と会社がつくった“制度”」
・あるのは、現状とかけ離れた制度ばかり。結局、社内で利用している人は皆無。育休は制度上、3年間取れることになっているけど、実際に3年休んだ人は見たことがない。(34歳・IT系企業勤務)
・小規模な企業では、国が定めた制度は通用しないし、権利を主張しても働きづらくなるだけ。(36歳・広告代理店勤務)
■「親が働いていると、幼稚園生に後れを取る?! 保育園の“教育”では足りないの?」
・専業主婦のママ友から、娘と同じ年の2歳の子が習い事を始めたと聞いて焦った。習い事はさせたいけど、送迎に間に合わないから、平日はムリ!(37歳・マスコミ)
・週に1回は、仕事を早く切り上げて公文の送り迎え。子供に劣等感をもたせたくないから。(38歳・駐日外国公館勤務)
■「ひとりで留守番、いつからさせる? 働く母を悩ませる“小学校入学”の壁」
・就業時間はまるで無視の学童保育。カギっ子になった小学1年生の娘の安全が心配長期休みには毎日のお弁当づくりもストレスで。(39歳・電機)
・直前にならないと予定がわからない平日のPTA活動。パスしてばかりもいられないけど、いちいち有休なんて使えない。(43歳・情報通信)
■「自分も大変! 周りも迷惑? だから迷います
“ふたりめ”も産みたい、でも…」
・そろそろ海外出張も解禁したいけど、ふたりめでお預け? また3年も現場を離れるのには、一社会人として抵抗がある。 (39歳・コンサルティング会社勤務)
・両立に慣れて仕事内容に自信がもてるようになるまで4年。息子から“妹が欲しい”とおねだりされても、逆戻りするかと思うと踏み切れない。(33歳・運輸会社勤務)
第一号は、08/06/28。
中央区の環境への取組みが、紹介されています。
本年9月に立ち上がった『中央区環境区民会議』の様子、そのメンバーからのメッセージも掲載されています。
環境への取組みは、ひとりひとりの個人、町会・自治会、自治体、国の行動と、区民と学校と企業と行政との協働でなされていくものです。
まずは、それら取組みを紹介し、広報するツールができたことが一つの前進だと思います。
ただ、これからです。
どのような取組みを、今後続けていくのか、はじめていくのか。
是非、皆さんの声を、『中央区環境区民会議』をはじめ、行政へ届けてください。なにか提案があれば、『中央区環境区民会議』の場で、考えることができるのではないでしょうか。
写真は、『中央区環境情報誌』の第一号(下)と第二号(上)。