「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【築地 UP DATE46】豊洲土壌コアサンプル廃棄差し止め訴訟 原告団参加ご協力のお願い

2009-09-21 07:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

  東京都は、科学的な手順を考えるのであれば、当然保存されなければならない土壌汚染調査の資料(コアサンプル)を、汚染土壌処理の対策案を評価検証をする前から、廃棄しようとしています。
 確かに、本年二月に技術会議の報告はできましたが、その対策案の都民への公開の場での、説明がいっさいなされることなく、現在に至っています。都民との意見交換の後、土壌汚染対策法上定められるPCBやセレンなどの汚染化学物質の調査が必要となった場合、コアサンプルが廃棄されれば、どのように検証するのでしょうか。不透水ということが疑わしい有楽町層をはじめ土質の分布を示す柱状図の信憑性を証明するものがコアサンプルであり、廃棄されれば、再検証ができなくなります。
 会計監査の前に帳簿を廃棄するような話です。
 議員で言えば、領収書なしに政務調査費報告書を提出するようなものです。

 科学的手順をとることを求めて、法廷の場で、是非を議論することといたしました。
 主旨をご理解いただき、いっしょに原告団として参加くださる方を募集いたします。

 以下、ご案内。

NPO法人市場を考える会ブログもご参照ください。http://blog.livedoor.jp/tsukiji_ichiba09/archives/51278696.html

 


【転送大歓迎】

 8月11日、東京地裁に「豊洲土壌コアサンプル廃棄差し止め」の提訴をいたしました。

 都議選などで多くの人が「築地市場移転にNO」の意思を示したにも関わらず、都は市場の移転の姿勢は崩していません。

 又東京都は消費者に対し、豊洲の汚染について公開討論に応じてきませんでした。
 私たちはこの裁判を通じて公の場での論戦に臨みます。そして豊洲東京ガス工場跡地は、食品を扱う場所としては「不可能」な土地であることを明らかにしたいと考えます。又築地を守ることは、全国の生産者や消費者にとっての「市場の公共性」を守ることでもあると考えます。

 裁判の第1回期日が10月7日(水)に決まりました。現在、原告団を大募集しています。

 全国からぜひ、多くの方に原告になっていただき、裁判の傍聴に駆けつけてくださるようにお願いいたします。

 

 原告になっていただける方は添付の訴訟委任状をお送りください。(詳しくは下記「Q&A」をご参考ください)

 第一次募集 締め切り9月30日

 

 <東京都に対する訴訟(原告団)に参加してくださる方を募集しています。>

築地市場移転問題 - 豊洲土壌コアサンプル廃棄差し止め訴訟

 東京都(石原慎太郎知事)は、築地市場の移転候補地(東京ガス豊洲工場跡地)で、汚染隠蔽の実態や、偽りだらけの説明の真相を客観的に検証するために必要不可欠な唯一の証拠(移転候補地から採取した土壌標本=ボーリングコア)を廃棄しようとしています。

 そこで私たちは証拠を保全するため、東京地裁に「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄処分の差し止めを求める訴訟」を起こしました。

中略 つづきは NPO法人市場を考える会ブログ http://blog.livedoor.jp/tsukiji_ichiba09/archives/51278696.html

全 国の消費者の皆様に、訴訟の原告団に参加していただくことをここにお願いいたします。

 豊洲土壌コアサンプル廃棄差し止め訴訟 原告団一同

●    弁護団のご紹介 
東京千代田法律事務所 梓澤和幸弁護士、出口裕規弁護士、大城 聡弁護士

いずみ橋法律事務所  渡邉彰悟弁護士

 

<原告団参加方法のご案内  (Q&A) 豊洲土壌コアサンプル廃棄差し止め訴訟>


Q 原告になると法廷に行かなければなりませんか? また、裁判はどの位のペースでありますか?
A 代理人である弁護士がいますので、出廷が必要なわけではありません。
原告や傍聴者が多いほど良いので、ご都合のつく方はぜひご参加ください。
裁判は大体1~2ヶ月に1回のペースです。


Q 原告になると費用がかかりますか?
A かかりません。裁判費用は原告団事務局が集めたカンパから支出します。
カンパは一口2000円です。(何口でも可です。ご協力いただければ幸いです)
・入金方法: 郵便振替
・口座名: 特定非営利活動法人 市場を考える会
・口座番号: 00170-4-322220
※振込み伝言欄に、「原告団」とご記入下さい。


Q 原告になると名前は公表されますか?
A 裁判の書面には掲載されますが、原告団事務局から公表することはありません。


Q 原告団に加わりたい(原告になりたい)のですが、応募方法は?
A ・応募方法は「NPO法人 市場を考える会のブログ」で紹介しています。 http://blog.livedoor.jp/tsukiji_ichiba09/
・また、お問い合わせは
メール: tsukiji_ichiba09@livedoor.com
FAX: 03-5547-1166
・ 委任状をプリントして署名捺印の上、事務局にお送りいただくことになります。(委任状一人1枚。押印は上部捨印も含め2ヵ所)
(委任状の書式はこちらからFAXでお送りすることも可能です。必要な方は、その旨お申し出下さい)

送付先: 〒104-0052 東京都中央区月島3-30-4 飯島ビル1F 豊洲土壌コアサンプル廃棄差し止め訴訟 原告団事務局


Q応募期限はありますか?
A 第一次募集は、第一回公判に合わせて2009年9月30日とさせていただきます。
追加で原告団に加わることもできますので、第一次以降も引き続きご応募下さい。詳しくは上記までお問い合わせください。


●裁判の第1回期日が決まりました。大勢の傍聴をお願いします!
日時:10月7日(水)10時~
場所:東京地方裁判所415号法廷

 
以上、

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9/25 障がい者を支援するネットワーク「Wわ」ネットのイベント

2009-09-20 07:00:00 | 医療
 中央区でも「障害者自立支援協議会」が9/30に開催されます。

 障がいのある方への支援の施策は、もっとも力を入れて、充実させねばならないもののひとつです。
 障がいのある方々を支援するNPOやボランティアの皆様が、情報交換をする勉強会・交流会があすなろの木で開催されますので、お知らせいたします。

 いっしょに、学び考えていきたいと思います。

***イベントお知らせから***

 9月25日(金)PM1:00-3:00、内部障がい者の菊地さんに、健康について語る講演をして頂く事になりました。そして、この日は、菊地さん本人の語りだけでなく、参加者同士のディスカッション、健康ノートの作成と、菊地さんと参加者が一体となる全員参加型のものになります。日頃、なかなか気にかけない『健康』ですが、一度、皆さんで考えてみませんか。

 また、夜6:30ー8:30は、障がい者を支援するネットワーク団体「Wわ」ネットの勉強会・交流会を行います。「Wわ」ネットとは、個々の団体、個人の紹介・活動をインターネットを利用しながら介してのネットワークをつくり、団体,個人を問わず障害者、健常者の枠を越えて障害者支援団体群を通じ障害者を支援する、そして、参加する『みんな』が主役の集合体です。

 ご興味のある方は、御参加ください。

<イベント>

 日時:9月25日(金)PM1:00-3:00

 場所:あすなろの木

語り手:菊地 ふみお

一部:自分(生き方)と健康を語ろう

二部:健康日記の作成

参加費:無料


<勉強会・交流会>

日時:9月25日(金)PM6:30-8:30

   障がい者支援団体「Wわ」ネットの会

場所:あすなろの木

参加費:無料

以上。
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あすなろの木、交流会

2009-09-20 04:55:55 | 教育
 プロが講師となり、体験を通して、子どもたちが学ぶ場、『学びの宝箱』に参加された講師の皆様、親御さんたちが、あすなろの木で、交流会を持ちました。

 いろいろなNPO・ボランティア、地域の方々が来られての交流、懇親の場となりました。

 この出会い、ネットワークが、新たな企画、事業、教育、それは何かはわかりませんが、なにかが生まれる次につながっていけばと思います。
 私も12/20の予定が埋まってしまいました。。。

 本来なら、お手伝いをしてくださるご予定であった菊地さんが、体調不良で本番は来られなかったのですが、わざわざ、交流会には、顔だけ出してくださいました。
 ご挨拶だけして、すぐに帰られたのですが、障がいのある方々を支援するネットワークの構築に向け、なんとかしていきたいというその思いを皆様にお伝えくださいました。
 菊地さんを中心に、9/25に企画を持ちます。それまでに、体調が少しでもよくなられることを祈っています。
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いよいよ、9/19開催。プロによる小学生たちへの体験を通しての学びの場

2009-09-19 07:22:05 | 教育
 当院の隣にあるみんなの子育て広場「あすなろの木」。

 NPOやボランティアなどの皆さんが集い、さまざまな楽しい企画を作っています。

 そのあすなろの木が、地域のNPO・ボランティアの皆様と協働し、毎年、行っているプロによる小学生たちへの体験を通しての学びの場、『学びの宝箱』いよいよ9/19、開催です。

 イベント終了後、あすなろの木で、“大”交流会も開催されます。
 交流会だけでも、お時間のあるかた、ぜひ、ご参加してみてください。
 いろいろなネットワークが、きっと、広がると思います。
 あらたな企画が、“ふっ”と、誕生するかもしれません。


 ちなみに、現在、予約だけでのべ346人の申し込みがあるそうです。

****あすなろの木のお知らせから抜粋*****

 遂に明日、「学びの宝箱」が開催します。
 私たちみんなの子育てひろば“あすなろの木”では、「学びの宝箱」と題し、地域の中で活躍する各分野のスペシャリストを講師として招き、一日を通して親子で楽しい学びの時間が得られる、実感できる体験型授業を行います。
 この企画は、みんなの子育てひろば“あすなろの木”と中央区地域家庭教育推進協議会が主催、今年も「平成21年度 家庭教育学習会」の一貫として行います。

 また、同日5:45より場所『みんなの子育てひろば“あすなろの木”』に於いて、お招きした講師の方々と共に語り合う交流の時間を行います。
 気楽に御参加ください!!お待ちしております。


日時:9月19日土曜日 / 午前10:00~17:00


場所:築地社会教育会館 / 対象:親子、地域の人


題:「学びの宝箱」(オムニバス形式の10科目の授業)


① 現役ミュージカル俳優による楽しいミュージカル体験 3:30-5:00

北村 がく(ミュージカル俳優)友石 竜也(ミュージカル俳優)

中條 郁司(ミュージカル俳優)豊田 展充(元ミュージカル制作スタッフ)


② 映画を「つくる人」から見てみよう (30分)3:15-5:00(②③④合同)

氏家 友貴(映画ウォーターボーイズの製作スタッフ)


③ 本当にそうかな? ~昔のものから考える~(30分)3:15-5:00(②③④合同)

勝田 悠介(SRP認定講師)


④ 「考えること」「伝えること」 ~思考力訓練講座~ (30分)3:15-5:00(②③④合同)

伊丹龍義・池田良輔 (SRP教育研究所 所属)


⑤「世界遺産をまもろう!」 1:00-2:30

石井 貫太郎 (目白大学教授)


⑥ 日本の食文化をしろう!(本格みそ汁とおにぎりをつくろう!) 11:00-12:30

岩本 留里子 (フードトレーナー)


⑦ 自分だけの木のおもちゃをつくろう 10:00-12:00

牧野 辰雄 (子どもの環境デザイナー)


⑧ 銀座でとれる『はちみつ物語』 1:30-2:30

理事長 高安和夫 副理事長 田中淳夫(銀座ミツバチプロジェクト)


⑨『色』について  3:00-4:30

青山 雄一 (予備校講師)


⑩ 君もカメラマンになろう!  10:30-13:00

中筋 純 (プロカメラマン)

以上、
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勝どき五丁目地区 第一種市街地再開発事業 176m54階1300戸

2009-09-18 09:25:47 | 街づくり
 勝どき五丁目地区の都市計画について9/17の環境建設委員会で以下の主旨の質疑をしました。

****9/18 環境建設委員会****
 )第一種市街地再開発事業、)地区計画(再開発等促進区を定める地区計画)の手法を用い、飛び地のA街区とB-2街区を加えて区域面積約1.9haとし、B-1街区に54階 高さ約176m容積率1080%の超高層建築物を建てる計画である。

①事業社名を明らかにしてください。

回答:勝どき五丁目地区再開発準備組合。

②周辺住民との話し合い、合意形成をどのように行っているのか。

回答:6/24に準備組合による説明会を行った。
 以後、説明会の予定はないが、まちづくり協議会、都市計画原案や都市計画案の説明会で意見を聴取する。

③高層マンション建設による影響とくに、風害や高層建築乱立にともなう地盤沈下などを考慮するために、環境アセスメントは実施するのか?

回答:環境アセスメントをしなければならない規制にはかからない。

④超高層建築物を検討する、デザイン協議会・景観審議会は、この地域にはあるのか?

回答:存在しない。

*****以上*****

 この計画は、「築地市場移転+環状二号線トンネル計画から地上化計画への都市計画変更+勝どき五丁目地区再開発」の3点セットであると考えられます。

 地域に多大な負荷をかける計画が進行中です。

 以下、調査し分析を深めるべき問題点を指摘します。

①都の土地6割、国の土地26%、民間15%の土地の権利割合

②築年数の浅い建物の再度取り壊し

③住宅約1300戸の供給に耐えうるだけのインフラ整備が十分ではない
 保育所の設置(約300平方メートル)は作られるが、同時に、介護など高齢者福祉施設も将来の需要に対応するため必要ではないか。

④住宅過剰供給による勝どき、豊海を中心に、中央区の住宅資産価値の低下

⑤地域の防災拠点であり、区民の憩いの場である「区立勝どき五丁目児童遊園」の廃止

⑥都営月島アパート群の住民の別街区への半強制的な移転と移転に伴う生活条件の悪化(同じ家賃であるが、狭くなる部屋)

⑦地域住民への丁寧な説明がない状況での計画の進行

⑧風害、交通量増加、日照など地域へ影響が出るが、環境アセスメントすることなく計画が進行

⑨対岸の都立浜離宮恩賜庭園からの景観眺望への影響


 これら問題点を解決するには、まず、多くのひとがこの計画をしることが大切です。
 以下に、行政、区議会が行うべきである方向性を書きます。


①行政や勝どき五丁目地区再開発準備組合による周辺住民への丁寧な説明、

②それを踏まえて、当事者を含めた「まちづくり協議会」(本年10月予定)「都市計画原案説明会」(本年10月予定)、「都市計画案」(本年12月予定)でのしっかりとした議論

③中央区都市計画審議会での十分な議論(平成22年1月予定)

④そもそも、築地市場現在地再整備となると前提となる環状二号線地上化の根拠がくずれるわけで、環状二号線は再度、地下トンネルの計画とすべきことになる。すると環状二号線地上化にともなう環境整備としての本計画も同時に白紙に戻すのが筋である。
 すくなくとも、築地市場移転問題の方向性がきちんとでるまでは、この話を進めるべきではない。

⑤区、都、国の土地利用の公共性をしっかりと説明・議論すべきである。

⑥都営住宅住民の半強制的な移転への説明や配慮が必要である。

⑦中央区の超高層建築をすすめる街づくりの方向性の功罪をしっかりと振り返る必要性がある。

⑧法律家、都市計画や建築の専門家をいれた分析をすべきである。

⑨ジャーナリズムを通じての情報発信をするべきである。


 以上、街の声をお伺いして感じていることを書きました。区議会でしっかりと議論していきたいと考えます。

 住民の声をしっかりと反映した街づくりをすべきであると考えます。
コメント (3)
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【歌舞伎座UP DATE19】歌舞伎座を守ろうという思い

2009-09-17 00:33:42 | 街づくり

 自分は、不思議の国に迷いこんでいるのではないだろうか。不思議の東京に。 
 進めば進むほど、疑問や問題が、行く手を阻みます。 
 そこには、歌声を奪われたカナリアや、翼を奪われた鳩たちが住んでいます。 
 でも、道行く途中、魔法使いや道先案内人が必ず現われ、進むべき方向を教え、手助けしてくれます。 
 いま、行く手を阻む大きな問題のひとつが、銀座の顔、歌舞伎座の建て替えです。

 歌舞伎の文化を守っていかねばならない。 
 松竹の一株式会社に頼るのではなく、国を挙げて国の文化を守っていくべきだと考えます。 
 しかし、国の文化を松竹という民間にゆだねるが故に、歌舞伎座取り壊しと無理な超高層オフィスビル建築ということが行われてしまう運びになろうとしています。 
 どこの国にも、劇場のすぐうしろに超高層のオフィスビルを背負ってしまっているという奇妙な建物は存在しないと思います。 
 日本の文化である歌舞伎を観に来た外国人は、劇場後ろに異様にそびえたつ超高層ビルを見て、日本人のこころを理解できなくなってしまわないかと、心配でなりません。

 そんな自分の目の前に現われた人物こそ、実は、不思議の国のアリスなのかもしれません。  
 そのひとは、「月島」と「築地」を間違えて、かつ、約束の時間の1時間20分遅れで、現われました。 
 ロシア語とフランス語と踊りを得意とします。

 出会って3分、文学部で学んでいるということなので、たまたま自分がいま読んでいる本を持ち出して、「『1Q84』は、読んだ。」と、ない頭をしぼり、話題をふってみると、いきなりカウンターパンチをあびてしまいました。

 「ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』へのフォルマリズム的アプローチ」という学士論文と「メイエルホリド1900年代における人形俳優論」という修士論文を記しております。

 彼女は、歌舞伎座が取り壊されることがどうしても許せないといいます。

 一人で、319筆の署名を集め持参しました。 
 これから街に出て、10万人署名を集めると意気込んでいます。

 若い力も必要だと痛感した一日でした。

 写真が本人です。今日のことをブログにしっかり書いて、写真も載せるようにいわれたままに、掲載します。

 彼女の署名にどうか力を貸してください。いっしょに街頭に立っていただけませんでしょうか。いっしょに歌舞伎の文化と歌舞伎座を守りませんか。

 ついでに書くと、彼女は文章を書くことや編集を得意とし、出版界や政界で就職口も探しています。よいところをご紹介願います。 

****以下、歌舞伎座取り壊しに反対する請願署名****
(署名は、2009年6月に作成されていますので、役職名も当時のものです。)

平成21年  月  日

松竹株式会社 及び 歌舞伎座改築事業関連諸社 御中

文部科学大臣 塩谷 立殿

東京都知事 石原慎太郎殿

東京都議会議員各位 同 都市整備委員会委員各位

東京都都市計画審議会委員各位 東京都景観審議会委員各位

中央区長 矢田美英殿 及び 中央区議会議員各位

中央区都市計画審議会委員各位



歌舞伎座の現建築の取り壊しの見直しについて(申入)

 現在の歌舞伎座(岡田信一郎設計)の建物を取り壊し超高層ビルに建て替える計画を根本から見直し、歌舞伎座建物の保存・修復のうえ、諸施設を改良して再生することを申し入れます。

なお、本署名の原本は松竹株式会社に提出し、複写複本を文部科学大臣、東京都知事、東京都議会、東京都都市計画審議会、同景観審議会、中央区長、中央区議会、中央区都市計画審議会に提出するものとします。


(同意者署名)
氏名               住所         
自由記入欄(職業等)       公開の可否*

(記入上のご注意:*の欄の記入について)
HP等で賛同者名(公開範囲は、市区町村名までと、ご専門・職業)・自由記入欄のメッセージの
公開を考えていますので、その可否(諾否)を右端の欄にお示し下さい。

「歌舞伎座を考える会」世話人会(本状取扱のとりまとめ世話人:○○○○) ※まずはこの方にお渡しください

(仮事務局・連絡/郵送先:最終とりまとめ先)111-0035 東京都台東区西浅草3-26-6-701 川西崇行 方

以上、

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【学校建替UPDATE4】小学校施設整備計画をめぐって

2009-09-16 18:15:57 | 教育

 現在、中央区では、小学校の建て替え問題をめぐり大きく揺れています。

 中央区の考え方をしるために、昨年度の10月決算特別委員会の部分を引用いたします。
 最初の部分の発言は他会派議員であり、私ではありません。この発言をうけながら、自分も3月の予算特別委員会で発言しており、最初に引用させていただきます。
 途中で、別のテーマの質問も入ってきており、その部分は略させていただいております。

 以下の質問でわかることは、二点。
①学校施設整備基本調査の結果は、私たち区議には非公開である。

②学校施設整備計画は、平成20年度中に出来上がり、区議に公開される。


****平成20年決算特別委員会 教育費*****
○決算特別委員会委員
 それでは、教育費について質問します。

 まず、学校の施設改修の関係です。

 決算書の300ページに学校施設整備基本調査792万円と記されております。この基本調査の報告書がまだ出ておりませんが、どういう調査をしたのか、調査報告はいつごろ出るのか、それについて、まずお伺いをしたいと思います。

○遠藤副参事(教育制度・特命担当)
 学校施設整備基本調査についてであります。

 この調査につきましては、今後、本区の学校施設改築・改修を進めるに当たりまして、計画をつくるための基礎的なデータあるいは情報の収集を行ったものであります。調査内容としましては、本年度小学校の改築の選定等を行っているところでありますが、そういう作業につきましての基礎的な調査データとして活用していく、また今後改修していく学校につきましても、改修の考え方とか方向性、こういうものを今後検討していく中の基礎的なデータ、情報の収集ということで行いました。具体的には、これまでの工事履歴とか、あるいは劣化診断調査、これらの結果をまとめて整理してございます。また、他区の先進事例等の収集を行い、学校づくりに生かしていこうというものでございます。

 これらの調査のデータにつきましては、特に公表する形では今まとめてございませんが、今年度小学校の学校施設整備の実施計画をつくっていきますので、この中でわかりやすい形で反映させてお示ししたいと、このように考えています。

 以上です。

○決算特別委員会委員
 今、この内容は公表しないというお話がありました。どういう調査をし、どういう結果が出たのかという内容がわからなければ、私たちも小学校改築対象校の選定、改築順について教育委員会から報告を受けましたけれども、その内容についてどの学校を改築するのか、どの学校を補修していく必要があるのか、そういうこと考える上で、この基礎調査をやったということなんですから、それがないと私たちもどういう計画が必要ではないかということがわからないと思うんです。その辺についてはどういうふうに考えるのか、もう一度御答弁をいただきたいというふうに思います。

 小学校の改築対象校の選定、改築順の案について、9月に教育委員会からお示しいただいていますけれども、これは選定の基本的な考え方ということで小学校7校のうち3つの学校を選定するというようなことで説明を受けています。築年数がおおむね80年を経過した学校というのは、ここにもあるように7校あるわけですし、その中からどうしてこの3校を選んだのかという説明はわかりますけれども、そのほかの学校の状況とか、そういうのを判断して計画を立てていく上で、そういう基礎的なデータというのはどうしても必要だと思いますので、その辺についてのお考えをもう一度お示しください。

○齋藤教育委員会次長
 基本調査につきましては、今、担当課長がお話しした内容で調査を進めさせていただいたところでございます。小学校施設整備計画というのを今年度内に策定する予定で、今、作業を進めているところでございまして、この整備基本調査を踏まえて、その調査事項や検討事項、こういったものを計画に盛り込んでいきたいと考えてございます。

 公表の件でございますけれども、基本調査につきましては、今後策定いたします計画の内容に反映させていきたいというふうに考えてございます。それから、これを補完する参考資料として、小学校施設整備計画とあわせてお示しをさせていただきたいというふうに考えてございます。

 それから、学校の改築についての案ということでございますけれども、これはまだ正式というか、これから検討していく上でのたたき台ということで、事前に御説明をさせていただいたものでございます。これにつきましては、今、地域の方とも協議を行いながら、最終的に、ことし中に正式な案としてまとめる方向で検討しているということでございます。正式な案というのが決まりましたら、委員会等を通じて皆様に御報告をしていきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。

○決算特別委員会委員
 基本計画2008の中で3校これから改築しようという方向が示されたということはありますけれども、最初に基本計画で3校だということであるから、どの学校を改築しようかというような順序でやるとしたらおかしいと思うんです。学校の今の施設がこういう状況で、どうしても改築が必要な学校がこれだけあるから、この10年間の間にこういうふうにやっていこうと決めるのが計画だと思うんです。そういう計画の上で3校をやろうというふうになったんだったら、まだ話がわかりますけれども、基本計画で決めているので3校を選んでやるんですというように受け取れるので、その辺の考え方についてもう一度お願いをしたいというふうに思います。

 それで、毎年資料をいただいておりますが、小・中学校の設備、施設などへの学校からの改修の要望、そしてそれに対してどういうふうに改修してきたかということがいつも出ていますけれども、こういうものを計画的に改修していくためにも、その基本的なデータというのが必要だというふうに思いますので、その資料は全体の計画を立ててから参考におつけしますということではなくて、2007年度の予算でつくった報告書だと思いますので、事前にきちんと出していただけるように要望したいと思います。その点についてのお考えをもう一度お願いしたいと思います。

 (中略)

○齋藤教育委員会次長
 小学校の建てかえに関するお尋ねでございます。

 まず、今回、基本計画2008に3校の改築という形で位置づけをさせていただいているところですが、これは私どもの行った基本調査を踏まえた上で計画の中に盛り込んだということでございます。それで、7校のうちなぜ3校という話もございます。御指摘のとおり、昭和初期に建築され学校というのは7校、今回は基本計画に盛り込んだ3校を建てかえ対象として、今、調整をしているところでございますけれども、これはいろいろ学校によって、例えば都の建築物として指定されている学校があるとか、いろいろな学校、7校のうちでも建てかえしない形、建てかえでなくても違う形、例えばリニューアルをしながら学校を維持していくというような考え方も、今まとめているところでございまして、3校だけを建てかえをするという形だけではなくて、そのほかのいろいろな手法を用いて学校が維持できるような形を考えているところでございます。

 資料の件でございますが、これは先ほども御答弁させていただいたとおり、基本調査の中身をできる限り最大限、施設整備計画、今年度策定する予定でございますが、この中でお示しをしていきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。

○長嶋学務課長
 (中略)

○決算特別委員会委員
 (中略)

 それと、学校の改築計画などの点については、施設整備計画の中でということはわかりますが、どうしてこの学校を選んだのかというのを、行政はそういう調査があって、それでこれでやったんですということだったと思いますけれども、データが共有されていませんよね。どうしてここの学校をやって、こっちはやらないのかという基礎的なデータが私たちには示されていないわけなので、それは早目に、もう計画を立ててからこうだったんですということではなくて、その調査というのはその計画を立てる上で必要な調査をやったということだと思いますので、事前にきちんとお示しをいただきたいというふうに思います。絶対できないのか、もう一度御答弁をお願いしたいというふうに思います。

 (中略)

○長嶋学務課長
 (中略)

○齋藤教育委員会次長
 調査の件でございますが、最終的にこれから案をまとめていくわけでございまして、その取りまとめをした際の考え方については、極力そういった調査をした結果も反映させながら御報告させていただきたいというふうに考えているところでございます。

 なお、最終的には、何回も申し上げますように、施設整備計画の中でできる限り反映をしていきたいというふうに考えているところでございます

 以上でございます。

****以上、抜粋おわり****


 この質問を心におきながら、予算特別委員会で私が質問をいたしました。

 要点は、
①予算特別委員会に間に合うように、小学校施設整備計画が議員に提出されなかった。

②現在、中央小学校の耐震性は大丈夫。

③中央小学校建て替えにまつわる諸問題(明正小に一時移転、平成25年まで6学級のまま、区道廃止して校庭を広げる考え方、学童整備)

****小坂の質問****

○小坂委員
 (前略)
 最後に、ここの教育の分野では何があるかと申しますと、小学校施設整備計画というのが今後つくられるんですけれども、この計画自体がここで(予算特別委員会で)やはりもんでつくられるべきじゃないかなと。私たちはよりよい計画を目指しているわけでありますから、それをここの予算特別委員会の場でもっともんで、いい計画をつくるべきじゃないかなと私は考えます。それがここの場で素通りして、計画ができるわけですよね。このあたり、この予算特別委員会に間に合うように、小学校施設整備計画が出せなかったのか、このあたりを1つお伺いさせてください

学校の改修、バリアフリー化に関しての2つ目に移ります。

 小学校、中学校のバリアフリーに関してです。

 エレベーターとかのついているところのバリアフリーができているのは、晴海中学校と日本橋小学校と月島第三小学校のみだと思うんですけれども、これに関してはもっと何よりもまず急いで、そこだけでも、学校の改修を待つんじゃなくて、そこだけでも急いでやるべきものじゃないのかと考えるんですけれども、このあたりのお考えがございましたら、教えてください。

 最後、中央小学校に関して御質問させていただきます。

 これに関しても、私は小学校施設整備計画を読んで、この疑問を解消したかったんですよ。でも、それが出ていないので、ここで述べさせていただきます。

 中央小学校についての確認事項です。

 まず、1点目、ここの小学校の耐震性は今は大丈夫で、今後も大丈夫である。そうでしょうか。

 2つ目、平成25年までの児童数、学級数の予測がなされております。これは平成25年まで6学級のままです。その後、5年間もそれぐらいの程度で移行するのでしょうか。

 3つ目です。この小学校においては、学童もしくはプレディでもいいんですけれども、学童を整備する必要があると思われますけれども、このあたりも同時に考えているのでしょうか。

 4つ目は、小学校と鉄砲洲児童公園の間、これは恐らく区道だと思うんですけれども、この区道の廃止は考えられていらっしゃるんでしょうか。

 5つ目は、プールや講堂の部分、そのエリアの一部改修だけで、その目的(教室数の増加)は達成できるのではないでしょうか

 6つ目は、明正との1つの敷地に2つの学校というふうなことを今後なされていくわけでありますけれども、これは恐らく子供は適応力があるので大丈夫だと思うんです。ただ、こういうシステムがうまくいくかですよね。1つの敷地に2つの学校というシステムがうまくいくかという中で、このあたり、前例といいますか、このやり方をやった小学校が日本国じゅう、どこかあるのかどうか。私は、そういうところを見習って参考にしていきたいと思うんですけれども、そのあたり、あれば教えてください。

○奥田教育委員会庶務課長(参事)
 それでは、バリアフリー化のことについて一部お答えさせていただきます。

 まず、エレベーターの関係についてでございます。

 エレベーターにつきましては、今現在、平成3年にできました晴海中学校以降に建った建物については、エレベーターについてはつけてございます。それ以前の建物につきましては、今現在ついていないわけでございますが、特に古い学校につきましては、エレベーターをつけるということは上から下までコアとして抜けていなければならないということがございますので、そういうものを例えば校舎外につけるということになりますと、校舎の改築ということになりまして、すべてのいろいろな消防設備だとか、そういう点についていろいろな改修をしなきゃいけないということで、莫大な改修経費がかかるということもございます。そういう意味におきまして、今現在のところ、大規模改修だとか改築、そういう機会をとらえて、特にエレベーターについては対応していきたいというふうに考えているところでございます。

 また、中央小学校の耐震性につきましては、これにつきましては既に平成8年ですか、そちらのほうで耐震診断をしまして、悪いところについてはすべて改修しておりますので、耐震性については問題ないというふうに理解しております。

○遠藤副参事(教育制度・特命担当)
 学校の改築についてのお尋ねでございます。

 まず、小学校施設整備計画でございますが、こちらについては昨年12月に中間のまとめということで3校の改築の考え方、選定等、スケジュール等をお出しさせていただいたところでございます。現在、最終的なまとめということで行っておりますので、これはできるだけ早くお出ししたいと考えておりますが、この場については今回間に合わない状況でございますが、今後所管の委員会等には出していくということで考えてございます。

 次に、中央小の関係でございます。

 まず、6学級の規模ということで、推計の関係でございます。

 推計については、やはり学区域の住民基本台帳あるいは外国人登録人口をもとに出してございますので、実際に今現在生まれているお子さんをもとにして出しているところでございます。そういう意味では、その先の5年というのは、今のところ、同じ方法では出てこないということで考えてございます。ただ、やはりこの地域については、マンション等の建設あるいは湊二丁目の開発等もございますので、人口の増加に伴い、やはり若干ふえていくものと考えているところでございます

 プールあるいは講堂のエリアだけの改修ということでございますが、中央小学校についても、御案内のとおり、これまで80年という年月が経過してございます。そういう意味では、先ほど耐震性については問題ないということでお話しさせていただきましたが、コンクリート素材、これらの劣化というのはやはり進んでいるということで認識しているところでございます。実際に、それに伴い、雨漏りとか、あるいは壁を伝う雨、こういうものはございます。そういうものについては適切に対処しているところでございますが、やはり改築ということで、これらの課題にも根本的に対応していきたいということで考えているところでございます。

 明正に仮校舎として中央小が入るという関係でございますが、恐らく全国を考えても、こういう特別な事情の学校というのはないのかなと考えてございます。というのは、やはり場所というものが、すみません。前例としては久松であったということで、すみません。私のほうで認識していなかったところでございます。

 ただ、明正につきましては、実際、リセ・フランコ・ジャポネという学校が一時期入っていることがございまして、そういう経験も生かして、やはりこれは地域の皆様あるいは学校にもこれに先立つ協議会の中でお話ししたところでございますが、そういう対応があるので、可能ではないかと。その上で、やはり交流の機会にもなるので、それについては賛同していただいているところでございまして、課題についてはいろいろあるということで考えてございます。ただ、それも今後、やはり学校と適切に対処について検討してまいりたいと考えているところでございます。

 あと、区道の廃止の問題でございますが、こちらについては、今、中央小の校庭の狭隘というのがやはり問題になってございますので、いろいろな方法でこれらを解決する方法を考えてございます。その中では、校庭の屋上ということも提案させていただいて、協議会の中でも検討していただいているところでございます。実際に、地上の部分に幼稚園がございますので、園庭というのを設けなければならないということが1点あります。そういう意味では、やはりこの区道というものも今後活用した検討というのも進めていきたいということでは考えております。これは、やはり地域からも区道を活用した工事の拡張ということについて、さまざまに御意見をいただいておりますので、そういうことも踏まえて、今後検討してまいりたいと考えております。

 以上であります。

○小坂委員
 それぞれありがとうございました。

 1つの敷地に2つの学校、久松小学校がそうであったということですけれども、そこから学んだこととか、そのあたりはありますでしょうか。

○遠藤副参事(教育制度・特命担当)
 先ほどの久松小学校の関係でございます。

 こちらについては、昭和46年から48年にかけて改築が行われたものでございます。実際に、このときについては1つの学校というよりも、幾つかの学校に分散して仮校舎として使ったという例でございます。こちらについては、例えば学年でいいますと、1年から3年が有馬小とか、あるいは4年生が十思小、あるいは5、6年が東華小学校を使ったということで、実際にほかの学校を使って仮校舎として改築期間を過ごしたという例でございます。1つの学校に全部の学年ということではございません。

 以上です。

○小坂委員
 すみません、私もその時代の歴史がわからないので、久松のところですね、もし御存じの方があったら教えていただきたいんですけれども、いないかな。無理ですかね。今後また教えてください。

 今の御説明では、久松小学校の子供たちが分散したということですよね。1つの小学校の子供たちが分散して散らばって、それからまた年月がたって1つに戻ってきたというふうな歴史なわけですよね。このあたりで学んだことといいますか、でも、今、確かに久松小学校というのは学校の教育の中では本当に尤たる存在としてあるわけですので、それを乗り越えられるという歴史的事実はあるということで理解しておきますけれども、さらに何か学ぶべき点があれば、また今後教えてください。

 では、ここに関しては置いておきますけれども、今述べられた点におきまして、小学校施設整備計画と、これだけにかかわらないんですけれども、重要な計画に関しては予算特別委員会までに、これにかかわらず出していただければありがたいと考えておりますので、今後よろしくお願い申し上げます。これに(小学校施設整備計画に)かかわらずです。

 学校のバリアフリー化に関しては、今、副籍制度もあって、特別支援学校に行っている子供たちも地元の学校で学ぶわけですので、そうなってきた場合に、どうしても1階、2階、3階と教室があるんだけれども、そこに上っていけないという現状があるわけなので、ぜひできるところから、例えば佃島小学校とかはエレベーターの場所は確保していたけれども、つくっていないというふうな話もお伺いしておりますので、できるところから、改築を待たずにバリアフリー化をぜひ何とかできないかというところを検討していっていただきたいとお願い申し上げます。

 中央小学校に関しましては、実際、6学級のままでの計画なんです。計画の中では6学級のままであり、今後どれだけふえるかというポイントがあるわけなんですけれども、そのあたりの推計をきちんとやって、最終的な計画をつくって、教室数とか出していっていただきたいと思いますし、改修の規模も考えていっていただきたいと思います。また、ぜひ子供たちのためということを考えるのであれば、地元の方々の御意見も参考にしながら、運動場の校庭等の広さを広げるために区道のところの柔軟なる対応をよろしくお願い申し上げます

 また、同時に、そのエリアでは学童とかプレディがないエリアですので、そのあたり、改築と絡め、ぜひ実現のほどよろしくお願い申し上げます

*****以上*****

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第三回中央区商店会加入促進大会 大会宣言

2009-09-16 18:03:17 | NPO・地域力
 9/15第三回中央区商店会加入促進大会が開催されました。

 大事な大会宣言が発せられましたので、掲載いたします。

 商店会は、中央区の大事な顔です。さらなる発展が、すみよい中央区に寄与するものと信じます。
 そして、築地市場も現在地で再生するからこそ、さらなる商店会の発展があると考えています。「商業と観光のまち中央区」の象徴のひとつが、築地市場です。


 <大会宣言>

 私たちは、先人たちが築き上げてきた伝統ある商店街を受け継ぎ、「商業と観光のまち中央区」の一翼を担ってきました。

 さらに今日では、地域の環境美化、防犯・防災にも取り組み、地域コミュニティの核として大きな役割を果たしています。

 しかし、近年、地元の商店会に加入しない新規出店者やチェーン店等が増え、商店街の一体性や活性化をはじめ、安全で安心なまちづくりにも影響を及ぼしかねない状況になっています。

 このような状況に対応するためには、日々地道な加入促進活動を積み重ねていくことが肝要です。そして、伝統や個性を生かしながら、商店会・区・地域住民が一体となって魅力ある商店街、まちづくりに努めていかねばなりません。

 私たちは、「中央区中小企業の振興に関する基本条例」の趣旨を踏まえて、今後この活動を一層広げていくことを確認し、ここに大会宣言を行います。

1 安全・安心なまちづくりを通して、潤いとにぎわいのある魅力的な商店会づくりを目指します。

2 地域商店会とスーパー、コンビニエンスストアーなどのチェーン店が共存共栄による商業の活性化を推進します。

3 これらの実現を担保するため、未加入商業者の全店舗加入を目指し、商店会組織の強化につとめます。

以上、宣言します。

 平成21年9月15日               中央区商店街連合会

 
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商店街は、甦る!

2009-09-16 17:16:22 | NPO・地域力
 はやる商店街のキーワードはなにか。

 昨日9/15、第三回中央区商店会加入促進大会が開催され、その記念講演で、千葉商科大学教授西村晃氏の講演がありました。
 
 それを参考に、私の考えを書きます。


①広域集客ができる

②CIがやりやすい。
 地域のアイデンティテーがはっきりしている。

③オリジナリティがある

④販促イベントがある。
 例えば、縁日

⑤往った人は帰って来る構造
 神社に行って、お賽銭なげて、帰るときに、買い物する。

⑥なんか、楽しくさせる、学ぶことができる
 例えば、骨董品市

⑦レジャー感覚
 ここで人と会うことができる

⑧外国人を対象にできる

⑨日本人は、「上り志向」がある

⑩アイデアを出し、それをやり遂げる情熱がある
 「上り」じゃないけど、旭山動物園は、集客をさせたのは、こすげまさお氏らの熱い情熱の賜物。

⑪三世代(祖父母ー父母ーこども)を対象にできる

⑫「スカイツリー」、「野菜直売などの六次産業」が今後のキーワード


これらの複数の要素が絡むと、活性化し、甦ることができる。

 商店街とは、人気があったから、その商店街が生まれたのである。
 人気がなくなったから、すたれたのである。
 では、どうすればよいか。
 人気を復活すれば、再生するということである。


 大型店の出店のせいで、すたれたのではない。
 大型店も衰退するであろう。なぜなら、客の取り合いで、お互いの体力が非常に落ちている。

 アマゾンなどネットスーパーも、特に運んでくれる、ほしいものが確実に入手できるということで買い手によいし、売り手にも、一等地に家賃を払わなくてよい、在庫の置き場の心配をしなくてよい、従業員も見えないなどよい点がある。
 これは、ひとつ競うことになるであろう。

 中央区のあらゆる商店街は、再生し、さらに発展するポテンシャルをもっていると私は、確信している。
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【新型インフル 31】新型インフルエンザの治療の考え方

2009-09-16 16:33:26 | 各論:新型インフルエンザに備える
新型インフルエンザの治療の方針をお伝えいたします。
 WHOがガイドラインを作っています。
 その和訳が、国立感染症情報センターより出ていたものを転載します。

 なお、用語として、ノイラミニダーゼ阻害薬に含まれるオセルタミビルの商品名はタミフルで、ザナミビルはリレンザ吸入薬です。

 

 下線は、小坂によります。

***以下、転載****

推奨された抗ウイルス薬の使用
パンデミック(H1N1)2009-briefing noteその8
原文

2009年8月21日(ジュネーブ)-WHOは本日、H1N1パンデミックウイルスに感染した患者の治療における抗ウイルス薬の使用方法に関するガイドラインを発行した。

このガイドラインは、現時点でこれらの薬に関する安全性と効果に関する研究結果のすべてに目を通した専門家が集った国際委員会で得られた共通の認識に基づいて作成されている。オセルタミビルとザナミビルの使用は、重症化や死亡例、入院あるいは入院期間を減らす為に使用すべきという点が強調された。

パンデミックウイルスは、現段階ではノイラミニダーゼ阻害薬として知られる薬に対して感受性があるが、第2選択抗ウイルス薬であるM2阻害薬に対しては耐性がある。

パンデミックウイルスに感染した世界中のほとんどの患者は、典型的なインフルエンザ様症状を呈し、治療薬を服用しなくても、完治している。元来健康な患者で、合併症を呈していない場合は、抗ウイルス薬で治療する必要はない。

患者個人のレベルでは、初期治療の判断は臨床症状と地域のウイルスの流行状況によって決定されるべきである。

地域でウイルスが蔓延している場所では、インフルエンザ様症状を呈している患者を診察した医師は、原因がパンデミックウイルスであると推測すべきである。この場合、治療開始の判断は、検査結果を待つべきではない。

この推奨は、すべてのアウトブレイクが起こっている地域からの報告で、H1N1ウイルスは急速に優勢な流行株になるという報告に基づいている。

重症例に関しては迅速に治療を開始せよ

専門家委員会がエビデンスを調査した結果、オセルタミビルは、正しく処方されれば、肺炎(パンデミック、季節性共にインフルエンザの最大の死亡原因)になるリスクを劇的に減らし、入院も減らすことがわかった。

受診時にすでに重症な状態、あるいは状況が悪化し始める患者が現れたら、なるべく早くオセルタミビルで治療を開始することをWHOは推奨する。早期、特に症状出現後48時間以内に治療を開始することと、良好な治療成績は非常に強い関連があることを研究結果が示している。重症、あるいは症状が悪化している患者に対しては、たとえ開始時期が遅くなっても治療を行なうべきである。オセルタミビルがない、あるいは何らかの理由で使用できない場合はザナミビルを投与することも可能である。

この推奨は、妊婦を含むすべての患者と、小児、乳幼児を含むすべての年齢層の患者に対して適応がある

より重症化のリスクが高い基礎疾患を有する患者に対しては、WHOはオセルタミビル、あるいはザナミビルによる治療を推奨する。これらの患者も、症状が出現したら検査の結果を待たずに治療を開始すべきである。

リスクが高いグループに含まれる妊婦に関しても、WHOは症状出現後、なるべく早い段階で抗ウイルス薬による治療を受けるべきであると推奨する。

同時に、基礎疾患を有していることが、確実に重症化の条件かというと決してそうではない。現在、世界中の重症化した症例の約40%が、罹患前は健康な子供や50歳未満の成人である。

この患者群の中には、症状発症後5から6日後に突然の急な症状の悪化を認めるものがいる。

臨床症状の悪化とは、肺組織を破壊し、抗生剤に反応しないウイルス性肺炎と、心臓、腎臓、肝臓を含む多臓器不全を示す。これらの患者は集中治療室で、抗ウイルス薬投与以上の治療が必要となる。

臨床医、患者、そして自宅での加療に携わっているものは、病状が重症化する徴候を注意して観察し、オセルタミビルによる治療開始を含む緊急対応を取るべきである。

重症、あるいは疾患の悪化が進行した場合、臨床医は通常よりもオセルタミビルの投与量の増量と投与期間の延長を考慮すべきである。

小児における抗ウイルス薬の使用法

最近報告された2つの研究結果を検討すると[1,2]、小児への抗ウイルス薬の投与の妥当性について、いくつか疑問点が出てきた。

この二つの臨床における総説は、WHOと専門家が本ガイドラインを作成するに当たって使用したデータを用いており、この推奨に反映されている。

WHOは、小児の患者で、重症な人、症状が悪化している人、ならびに重症化や合併症を併発するリスクの高い人への速やかな抗ウイルス薬投与を推奨する。この推奨には、5歳未満の小児も、重症化のリスクが高いということで、含まれている

5歳以上の健康な児童は病気が長引く、あるいは症状が悪化している場合を除いて、抗ウイルス薬の投与は必要ない。

重症化の徴候

臨床医、患者、そして自宅での加療に携わっているものは、病状が重症化する徴候を注意して観察する必要がある。症状の進行は、非常に早い場合があるため、H1N1感染確定者、ならびに疑いのある者は、以下の症状が認められた場合には、医療機関の受診を勧める。

·          活動中あるいは安静時の頻呼吸

·          呼吸困難

·          蒼白

·          血痰もしくは着色した痰

·          胸部の痛み

·          精神状態の変化

·          3日以上続く高熱

·          低血圧

小児では、重症化の徴候として、促迫呼吸や呼吸困難、注意力散漫、起床困難、遊ぶことへの興味の減衰なども含まれる。


[1] Neuraminidase inhibitors for treatment and prophylaxis of influenza in children: systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials. Shun-Shin M, Thompson M, Heneghan C et al. BMJ 2009;339:b3172; doi:10.1136/bmj.b3172[PubMed]
[2] Prescription of anti-influenza drugs for healthy adults: a systemic review and meta-analysis. Burch J, Stock C et al. Lancet Infect Dis 2009; doi:10.1016/S1473-3099(09)70199-9
[PubMed]


(2009/8/26 IDSC 更新)

以上、転載おわり。
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【新型インフル 30】新型インフルエンザの第一波に備えて(第二波は、来年)

2009-09-16 05:49:07 | 各論:新型インフルエンザに備える
 医師会主催の新型インフルエンザ対策講演会が中央区役所8階大会議室で9/15 19時から開催されました。
 新型インフルエンザの流行が拡大し、緊急に開催されたものです。
 歯科医師会、薬剤医師会、ケアマネージャーら医療関係者にもお声がけして、緊急に開催されました。8階大会議室がほぼ満席の状態での開催となりました。
 どちらか先約の会議が当初入っていたとのことでありますが、都合をつけていただいております。一医師として、感謝を申し上げます。

 講師は、この分野では一人者であり、御高名な神奈川県警友会けいゆう病院小児科菅谷憲夫先生でした。

 御講演を聴講し、私自身が考えたことを、私の責任において、記載いたします。

 なお、新型インフルエンザに関し、疑問やご関心のございます方は、ご連絡ください。知恵を出し合って対策していきたいと思います。
 電話:03-5547-1191
 ファックス:03-5547-1166
 メール:kazuki.kosaka@e-kosaka.jp

****一般的な知識として****

Ⅰ流行について
①これから第一波の流行がくる
本年5月-8月:前駆波
本年秋:第一流行
2010年秋ー2011年:第二流行

②今は、流行の手前の“くすぶり”流行の段階

③ECDCの予測
人口の20-30%が発症 2560万~3840万人
発症者の1~2%が入院   日本25万~77万人
発症者の0.1~0.2%が死亡   日本2.5万人~7.7万人

④流行は、10~11月中にくる

Ⅱハイリスク者
①喘息、COPDなど呼吸器疾患をもっているひと
 心疾患、糖尿病

②小児(4歳以下、新生児、乳児を含む)、65歳以上の高齢者

③妊婦

④ただし、健常の小児、成人でも入院あり


Ⅲ重症化
①ウイルス肺炎で重症化する

②細菌感染の合併もありうる

③第4-5病日に重症肺炎

④タミフルなどは、肺炎治療に有効


Ⅳ治療
①WHOが治療指針を8月に発表している

②タミフル、リレンザを使用することが基本

③重症例(呼吸困難、レントゲンで肺炎像、神経症状を示すもの)は、すべてタミフル

④軽症では、必ずしもタミフルを必要としないという書き方。
(タミフルを入手できない国への配慮もあり、その表現となった。)


Ⅴ疫学
①スペインかぜ (1918-1920年大正7年-大正9年)に抗原性(HA部分の)が近いタイプという

②よって、90歳以上は、抗体を持っている

③逆に、60-80代の人も抗体はない

④予測では、小児の30-40%はかかる、特に5-9歳。

⑤かかりやすさの度合いでは、大人はかかりにくいから、社会機能の麻痺はないと予測される

⑥来年、第二波がくる、このときは、今年のような“くすぶり流行”はなく、いっきに流行が入る


Ⅵ医療体制
①厚労省の予測 2560万の患者発生

②その1.5%が入院 38万人

③入院患者の20-30%が集中治療が必要  少なくとも7万6千人

④少なくとも3~4万人が人工呼吸器(とくに高周期換気)が必要

⑤日本は、国民の50%近くを治療できるタミフルを備蓄


Ⅶワクチン
①効果は、季節性インフルエンザのワクチンより低い

②国産ワクチンは、1500万人分の年内生産は困難、年度内でも難しいか

③ワクチンは第一波には間に合わない

④欧米国はワクチンメーカー(GSK,ノバルティス)に当初から生産予約をしていた。日本は、予約はなく、本来後進国用に配布すべき残り分を、高額をつけて買う形で購入することになる。(このことが事実であるならば、国家の品格にかかわる国の行動であり、国際社会の中での責任ある行動が求められると思います。)


Ⅶ休校
①休校は有効

②しかし、社会的コストはかかることになる


Ⅷ検査
①印象では、感度は、10%低い印象


Ⅸ予防投与
①基本はしない

②妊婦は場合により、予防投与を考慮

③高齢者施設での蔓延予防など特殊な場合、予防投与を考慮


Ⅹマスクの効果
①とくに感染者が、撒き散らさないように


ⅩⅠ日本の先行事例としての沖縄
130万の人口で、死亡は2例。入院30人。


***上記の知識をもとに今後、求められる私の考える対策****
(すべての事柄を網羅して書けてはいない点を、あらかじめお断りいたします。)

Ⅰ区レベル
<情報>
①中央区インフルエンザ対策本部、中央区新型インフルエンザ対策ネットワーク
区の対策本部とネットワークの機能
特に、迅速な判断と判断された内容の迅速な情報提供
協議内容の公開

②区民への情報提供
自治会、町会レベル、全体、各レベルでの講演会、ケーブルテレビ、中央FMなど情報周知

③流行情報
流行情報の保健所への一元化
幼稚園・小・中学校の学級閉鎖情報
保育園・学童・高齢者施設の患者群発生の情報

④方針の通知、特に医療関係者へ
行政からの通知の迅速な情報提供
厚労省や東京都からの最新の情報を迅速に医療機関へ伝達を

⑤流行状況にあわせて、適切な判断を迅速に
特に、特養など高齢者施設での蔓延の可能性が考えられる場合は、タミフルの予防投与に踏み切ってもよいのかもしれない。

⑥ワクチン接種提供体制の整備
)今年は、学校や区の施設を用いての集団接種が適切であるかもしれない。

)来年の第二流行にそなえ、来年度は、小児や高齢者を中心にワクチン接種を確実に行える体制整備をする

)肺炎球菌ワクチンの高齢者への接種を促進し、新型インフルエンザ感染の二次感染としての肺炎球菌による肺炎発症に備える。



<医療>
①重症患者の医療提供体制の整備

②備蓄タミフルの有効な活用



Ⅱ都レベル
<医療>
①重症患者の医療提供体制の整備

②備蓄タミフルの有効な活用


Ⅲ国レベル
<医療>
①ワクチン行政の刷新
今回、外国ワクチンメーカーから、本来なら後進国用のワクチンを、高額で買いあさることをして、ワクチンを確保することになるが、これを反省の材料として、今後は、)外国ワクチンメーカーへ、流行の当初から必要ワクチン量の予約発注をかけること、)国内ワクチン生産の国力をつけること。


 
以上、 
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聖路加国際病院 臨床研修プログラム 地域医療研修実施

2009-09-15 11:19:55 | 医療
 当院は、聖路加国際病院 臨床研修プログラム 地域医療研修実施の施設として、登録されています。

 昨日は、来年、地域医療研修を受ける聖路加病院の一年目のドクターに施設の概要をお伝えする第一回拡大研修管理委員会が開催され出席してきました。

 当院で、どんな研修ができるのか。
 大まかな説明を以下のようにいたしました。

 すごく当たり前のことしか、述べれていない文章です。
 もう一歩踏み込んだ文章にすべきでした。。。
 たとえ、「3分以内」という規定があったとしても、もっとやりようがあったであろうと、反省。

****医療法人小坂成育会 こども元気クリニック*****
 私は、広島大学医学部出身であり、皆様と同じように聖路加病院のレジデントを経験しています。

 私のクリニックに来ていただい場合、学ぶ分野は、「小児科外来診療」、「子育て支援」、「アドボカシー」の三点です。
 ひっくるめて、開業医が「子どもたちを守る」現場を見ていただきたいと考えています。
 小児科医として、子どもを守る、別の言い方をすれば、「子どもたちが健やかに育つ環境を整える」のが役目であると考えます。

 小児科外来診療では、感染症、喘息・アトピー性皮膚炎などアレルギー、乳児健診、予防接種などを行っています。
 親御さんにこどもの病気や発達のことを理解していただく、そして、親御さんと協力をしながら、病気から子どもたちを守っています。

 子育て支援では、「子育て広場」の場所を利用して、親の学びの場、こどもと親の遊びの場、小学生の放課後の居場所、障がいをお持ちの方の交流の場、親への健康教育の場などの活動を行っています。
 子どもの遊びに詳しい方、障がいのある方の支援にかかわられている方、さまざまな分野のプロの方など、地域の資源ともいうべき、さまざまな人やNPOと連携をとりながら子どもたちを守っています。

 最後は、アドボカシー、子どもの代弁者になって、中央区や東京都や国の政治に物申していくということです。
 無所属の区議会議員として、人が健康になるための施策の充実を医師の目線から提案させていただいております。政治とのかかわりの中で、子どもを守るということを行っています。
 狭義には、医療行政を充実させること、広義には、街づくり自体を指します。
 狭義の医療施策の充実、たとえば、ワクチン行政:新型インフルエンザの医療提供体制、インフルエンザ桿菌ワクチンいわゆるヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンの導入、麻しん風しんワクチンの接種率の向上、子育て支援行政:病児・病後児保育、子育て支援センターの各種サービスの充実など子育て支援、教育行政:ノーマライゼーションや健康教育の充実、これらを委員会での討論や保健所・福祉保健部の皆様とあるべき方向性を考えているところです。
 人が健康になるための広義の施策は、まちづくりにあると考えています。
 街が健康でなければ、そこで育ち、生活をする子どももおとなも健康になれません。
 超高層のマンションが乱立することが本当によいことか、築地市場が豊洲の土壌汚染地へ移転することが本当によいことか、きちんと分析検討を加えていかねばならないと考えています。
 
 政治がよくなければ、医師がいくらがんばっても充実がかなわないことが多々あることを日々感じています。

 皆様のお越しになられることをお待ち申し上げています。

******以上******
 
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小樽の構図、中央区の構図、そして日本の構図

2009-09-15 08:22:15 | 街づくり
 小樽運河の現地です。

 写真は、「マンションー運河プラザ(小樽市総合博物館)-片側3車線道路ー運河」という構図になっています。

 東京行き最終フライトまでの時間、札幌市白石区南郷商店街で「二千円札でお特区」の仕掛け人 中村氏と広田まゆみ道議とご一緒に歓談しました。

 北海道初の首相の誕生、北海道が日本再生の鍵となること、中村氏が実践されている農業の体験、もちろん衆議院選挙のこと、多くの話題が出されました。

 そこで、一番印象に残ったこと、それは、

 「損か得かではなく、善か悪かで判断する」

 このことは、かつての日本にはあったのだと思います。
 ここ中央区の街が壊れ始めたのは、結局、このことを忘れ始めたから。
 世界がリーマンショックや大きな経済危機を今経験しているのも、そのこころをもてなかったから。
 
 忘れかけた日本のこころが、もう一度、多くの人に大切にされるようになるのなら、そこから、日本再生が始まると思います。

 ちょうど、千代田区議会本会議での小枝議員の一般質問もそのトーンで始まるとのこと、がんばってください。
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小樽運河保存に立ち上がった市民たちの力

2009-09-14 09:57:35 | 街づくり
 9/12・13土日、小樽へ。
 議会の合間を縫って、小樽運河の現場を見たかったからです。

 今、築地市場の現在地での再生の議論が都政の大きな話題のひとつとなっています。
 築地市場と関連して、地域に多大な負荷をかける開発が、「再開発」という美名のもと、行われています。
 )環状二号線のもともと地下トンネルでつくる都市計画案の地上計画への変更、)勝どき五丁目の都のアパート群の超高層ビル化計画なども含めて。

 ご存知のように、築地市場の現在地での再生を求めて、市場で働く皆様、区民・都民の皆様が立ち上がっています。

 聞くところ、環状二号線と勝どき五丁目再開発事業の周辺の住民の皆様も立ち上がろうとされています。

 都内、日本国中、都市計画のあり方に疑問を抱く方々が力を合わせ、あるべき街づくりがなされるように、国への働きかけ、都市計画法改正に向けた働きかけを行っていらっしゃいます。

 区民・都民、あらゆる市民の皆様がこれからその声が形になっていくにあたり、ひとつの参考になるであろうと予想して、小樽へ向かいました。

 小樽へ目が向いたのは、今年春の偶然の出会いからでした。
 前回、小樽市長選挙に出られた森井秀明氏との出会い。その出会いから、5月に行われた銚子市長選挙で一緒に松井みのる氏を応援することに。

 その小樽には、もともと運河保存の運動がありました。
 運河を埋め立てて、道路に片道三車線の道路を作る計画が出され、周囲の住民が埋立てに待ったをかけたのでした。
 昭和50年~昭和60年前後の話です。
 結局、今の形の道路が昭和60年にできました。それから、約20~30年たったあとの現場です。

 森井氏と再会し、運河だけでなく、歴史的建造物を保存しつつの街づくりがなされている小樽のお話を伺わせていただきました。

 翌日9/13、小樽の街と運河を歩き、ふらっと、「運河プラザ」なる建物に入りました。
 それが、実の名は、「小樽市総合博物館」だったようです。
 ただ、さーっとみた中では、小樽市全体の歴史と発展がテーマで、運河に絞っての資料は、確かにありましたが、どのような過程を経て最終的に現在の形に落ち着いたかを推し量るための自分がほしい材料には、物足りませんでした。

 受付の方に、運河関連の書物のことを尋ねると、学芸員をされている石川氏が出てこられました。
 丁寧にどの書物に当たるとわかるかをご指導くださいました。

*『小樽運河保存の運動』「小樽運河問題」を考える会
*『運河戦争 始末』 小笠原克 朝日新聞社 1986年

 これらが、私の探しているものに合致する本であることがわかりました。
 ただ、どうも昔の本らしく、通常の販売ルートでは、もう出回っていないようでした。
 詳しくお教えいただいたもので、だめもとで、「では、だれか詳しく語れる方をごぞんじでいらっしゃいますか?」と尋ねてみました。
 もう20年30年前の当事者なんかに、会えることなど、期待せず、本当にだめもとでの質問でした。
 「いらっしゃいますよ。」と予期せぬ回答。
 予期せぬ更なる回答が、「お会いしますか?」
 狐につままれたように、案内されたのが、運河プラザの喫茶でした。
 そちらのマスターが、実は、当事者の一人の方だったのです!
 佐々木一夫氏との偶然の出会いへと大きく展開をしたのでした。

 佐々木氏に、当時のお話をお伺いさせていただきました。

 この方々がおられなかったら、今の小樽はないでしょう。
 運河は跡形もなく完全に埋め立てられ、単なる道になっていたことでしょう。

 以下は、お話をお伺いして、自分が感じたことを書きます。
 ( )は、築地市場移転問題に取り組む皆様とも比較を交えて書いて見ます。

 写真は、佐々木一夫氏と。
 お忙しい中、丁寧なご説明に本当に感謝しています。

***小樽運河保存に立ち上がった市民たちの力、その力から学ぶべき点****

①「小樽運河問題を考える会」には、強力なリーダーシップをとれる人が存在した。
(「市場を考える会」にも人望の厚いリーダーが存在しています。)

②活動に賛同する人たちに多くの専門家が存在した。
(「市場を考える会」にも土壌汚染の専門家、建築の専門家、流通の専門家ら多くの専門家による支援があります。)

③活動では、勉強会をして、自分たち自身の知識を高めることを怠らなかった。
(「市場を考える会」でも、勉強会を怠らずに開催されています。)

④市民を巻き込んでいった。そのために、倉庫でバンドやディスコをしたり、一般市民が取り組めるイベント、運河の清掃活動など、市民が参加するイベントを企画した。
(市場周辺でも、築地本願寺のお祭り、場外市場のイベントなど、開催されています。)

⑤十万人署名を実施した。
(中央区や「市場を考える会」でも、署名を実施。)

⑥対案を準備した。運河に沿っては、片側一車線のみの道路、運河と倉庫のさらに海岸よりに片側二車線の道路を走らせる対案を準備したという。
(「市場を考える会」も、現在地再整備案を検討している。)

⑦市レベル、道レベルでも、支援する政治家がいた。

⑧業界団体を二分する話になった。

⑨はじめは、市議会も運河保存を理解した議員は少数であった。

⑩最終的には片側三車線の道路が走ることとなった。運河は、半分埋め立てられ、幅20mだけが残された。
 結果、倉庫の影が運河の川面に映る美しさがなくなってしまった。

⑪今は、通過型の観光地となっている。

⑫どこの地方都市でもいえるが、疲弊し、いかに活性化するべきか、考えあぐねている。

⑬しかし、そんな中、キャンドルイベントなど、町おこしのイベントを企画し、活性化を図っている。

⑭街並みにあわないマンション建設がなされ、景観が壊されつつある。(小坂が街を見た印象)

などなど。
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2009-09-13 14:39:01

2009-09-13 14:39:01 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
運河戦争の地にて
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