「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

原発に関するQ&Aまとめ (社)サイエンス・メディア・センター文書

2011-03-13 13:48:44 | 防災・減災
 正確な知識をもって、情報を受けてとめていくことが求められています。

 以下、信頼できる情報源と思い、こちらでも掲載いたします。



原発に関するQ&Aまとめ
http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=752

*****以下、転載********

原発に関するQ&Aまとめ
By admin On 2011年3月13日 · 2 Comments

[Updated 2010/3/13 13:00-JST]

・この文書は、物理学や工学の研究者の協力によって作製・編集されています(作製の経緯に関する詳細は末尾をご覧下さい)。

・本文書の責任は(社)サイエンス・メディア・センターにあります。



【物理学・原子力工学等の研究者の方へ】

 最新情報に基づき訂正すべき点、お気付きになった点などがありましたら、お問い合わせフォーム、あるいは inquiry@smc-japan.org で御指摘頂けましたら幸いです。その際には[氏名・ご所属・連絡先]をお書き下さい(情報の確認のみに用い、無断で氏名等を公開することはありません)。


【目次】
1. 被曝について

2. 純水・海水での冷却について

3. ホウ酸について

4. 爆発について

5. 原発の稼働状況等について

6. 関連する新聞記事等



1. 被曝について
Q. いま現在、報道されてる程度の放射線量でも被曝するものなのでしょうか?

A. 放射性の原子が数十〜数百個皮膚に付着しただけで、ガイガーカウンターで被曝が検出されます。今回の被曝程度は分かりませんが、被曝の検出感度は非常に高いものです。



Q. 間接的な被曝などについては心配したほうがよいのでしょうか。たとえば近海で獲れた魚とかには気をつけたほうが良いのでしょうか?

A. 漏れた放射性物質の量が、いま報道されているレベルなら心配ありません。自然界にも放射線を出す物質は沢山あります。



Q.「外に出ない」ということが防御策となりますか?

A. 原発の近くに行かないことが第一です。政府の避難指示20kmが目安です。そして外気に触れないことです。



Q. 20km以上離れれば安全ということですが、外気に触れないというのは、東京でも同様でしょうか。

A. 福島と東京のあいだは250km以上離れていますので心配無用です。



Q. ではなぜ20kmに拡大したのでしょうか?

A. 政府の判断基準はわかりませんが、アメリカで1979年に発生したスリーマイル島の原発事故の時は16km以遠には影響が及ばなかったとされています。このデータから推測すると、政府の避難指示は適切だと思います。



Q. 東京在住の人は、肌を露出しての外出は控えるべきでしょうか?

A. その必要はありません。20kmという政府の避難指示は妥当です。被曝は風で運ばれる放射性物質によって引き起こされ、遠くなればなるほど放射能は薄まるので、東京にいる方が心配することはありません。



Q. 放射線が漏れ出した場合、範囲はどこまで及びますか?

A.漏れた放射性同位元素量と,天気(特に風)がわからないと、予測困難です。今回同様格納容器が無事だったスリーマイル島の場合は,10マイル(16km)より遠いところには影響が及ばなかったとされています。



Q.一時的に放射線の量が上下しましたよね。その理由はなんですか?

A.容器の内圧を下げるため排気していて、その時に放射性のキセノンやヨウ素が出たと考えられます。現在の状況では格納容器を守るほうが重要なので、これは避けられないものであったといえます。



Q. 最悪の場合はどうなるのでしょうか?

A. どうなるかは、放出量と天気で決まります。ヨウ素131は空気より重いので、風が弱ければあまり遠くまで拡散しません。半減期も8日と短いです。



Q. 放射性物質の半減期はもっと長いのかと思っていました。

A. キセノン137の半減期は3.8分であり、半減期が30年のセシウム137に変化するおそれがあるので、油断はできません。



Q. 1 時間で放射能が1/100 に落ちるというのが、ちょっと解せません。風向きとかでしょうかね。

A. 放出されるのは、キセノンやクリプトンなどの希ガスの短寿命放射性同位元素が多いのです。たちまちレベルが落ちたなら、放出は長時間に及ばなかったと推測されます。



Q. 第一原発付近の双葉厚生病院にて被曝者が出ているようなのですが?

A. 第一原子力発電所の北北西4kmあたりのところにある、双葉厚生病院のグラウンドで自衛隊のヘリコプターによる搬送を待っていた三人が被曝したようです。除染(まずは体を洗う)が必要ということは、ここでの被曝とは原発から風で運ばれた放射性同位元素が体に付着しているという意味のようです。





2. 純水・海水での冷却について


Q. (冷却に用いるのは)真水でなく海水で問題ないのでしょうか?

A. 原子炉配管は「純水」が常識ですが、今は冷却の方がはるかに重要です。純水を使っていたのは主にメンテナンス期間を伸ばしてコストを下げる為です。この炉をまた使うということは考えられないとおもいます。



Q. 「純水」でないとどのような問題があるのでしょうか?

A. 簡単に言うと、配管が錆びて、穴が開いて、放射能が漏れます。だから原子炉の冷却水は通常は純水です。今はそんなこと言っていられる状況でないので、とにかく海水で冷却が必要なのです。



Q. 錆びて穴が空くという事態は、今すぐに生じ得る問題ではないと考えてよいのでしょうか?海水を入れた装置を今後使わなければ問題ないということですか?

A. 「長期運転するうちに穴があく危険が」という意味です。今は冷却することが先決です。



Q. アメリカから援助船が向かっていますが純水を得られる手だては有るのでしょうか?

A. 「いま」冷やすことが必要です。格納容器をホウ酸入海水で満たして、冷却しきることが大事です。



Q. そもそも地震直後に運転停止はなぜできないのでしょうか?

A. 「運転」は停止しています。制御棒を入れ、核分裂連鎖反応は止まっています。しかし、核分裂で生じた放射性同位元素が燃料棒にあるので、その崩壊熱で温度が上昇しますから、冷やす必要があるのです。



Q. 海水で満たすというのは最後の手段ですか?仮に失敗した場合はどうなるのですか?

A. 決断したからには、何としてもやり遂げて格納容器内を冷やさねばなりません。現場の方々の御努力に期待します。



Q. 今後の容器の崩壊は免れたのでしょうか?

A. 現在は無事ですが,海水を入れて格納容器内を冷やすことが必須ですね。



Q. 冷却に成功すれば大惨事は回避出来たと考えていいのでしょうか?

A. はい。現場の方々のご努力に期待します。



Q. 冷却水がどこかから漏れていたということは、海水を入れてもどこかから漏れてしまい、満たすことができないと思うのですが。だからこそ、圧力容器ではなく格納容器ごと満たそう、ということでしょうか?

A. 確かな回答が出来るだけの情報がありません。「漏れていた」といいうのは、水面低下データにもとづく推測です。



Q. 冷却水の循環が止まった結果沸騰して水蒸気になった可能性はあるのでしょうか。

A. 水を圧縮しても体積は減らないので、水蒸気圧力上昇で水面が大きく下がることはありません。やはり水がどこかから失われたと考えるのが妥当だと思います。





3. ホウ酸について
中性子捕獲に有効なのは質量数10のホウ素原子核です。ホウ酸はホウ素を含む水溶性の物質。これを海水に混ぜて、冷却水として原子炉に注入しています。



Q. ホウ酸には、どのような効果があるのでしょうか?

A. 原子炉内で中性子を吸収するのに有効です。一応、制御棒は入っていますが、燃料が制御棒の守備範囲の外に出てしまった場合、ホウ素を入れておけば核分裂の連鎖反応が始まるリスクを抑えられると考えられます。



Q. 海水・ホウ酸投入ということは、事態が収まった後も炉をつかえなくなるということでしょうか?

A. 燃料棒が破損していることは明らかなので、事態が収まったらすぐに運転再開などということはあり得ません。





4. 爆発について


Q. 何故福島第一原発は水素爆発したんでしょうか。格納容器と建屋の間に水素が充満していたという事ですか?

A. 燃料棒に用いるジルコニウムという物質は、高温になるほど水と反応し、水素を発生させます。水素は配管などを通じて格納容器の外に漏れ出し、建屋内に溜まっていたとみられています。この水素が酸素と反応し爆発したとみられています。



Q. 爆発によっても格納容器は壊れていないということですが、水素の爆発によるエネルギーが、格納容器を破損するほど大きくないということでしょうか?

A. はい。建屋は壊れますが、格納容器は丈夫です。これが原子炉の重大事故を防ぐ最後の砦です。格納容器は破壊されなかったらしいので、ひとまず安心です。格納容器が守られていれば、大惨事にはなりません。



Q. もし格納容器から直接漏れ出しているとしたら、水素爆発が起こった時に容器内まで誘爆してしまうと思うのですがどうでしょうか。

A. 格納容器内には窒素が充填されているので、容器内まで誘爆は起こらないはずです。



Q. 格納容器は破損していないのですか?

A. 福島第一原子力発電所が公表しているモニタリングカーによる放射線計測を信じれば、格納容器が無事であることは確かと思います.





5. 原発の稼働状況等について
Q. 「いわゆる原子炉の暴走」って何ですか?

A. チェルノブイリ事故のように、核分裂が制御不能になり、原子炉出力が標準的な運転出力の10倍にもなってしまう場合のことです。ただし今回の場合は、原子炉としては運転を停止しているので、意味が違います。それでも、冷却水のレベルを下げないようにすることは必要です。



Q. 東京電力によると、モニタリングポストは、8カ所とも機能していないということですが?

A. 第一原子力発電所のモニタリングポストは動いていませんが、第二原子力発電所のものは動いています。



Q. リアルタイムモニターはないのでしょうか?

A. 第二発電所のモニターは動いていますが、第一のモニターは昨日(3/11)から動いていません。福島県の放射線モニターも動いていません。

[3/13 13:00追記] ただし、東京電力がモニタリングカーによる計測を続けています。



Q. 福島第二の状況も気になります。冷却が十分でないのは同じと思いますが、第一と同様の対応が必要でしょうか。

A. 気になりますが、3/13 13:00現在、周辺の放射線レベルは正常値です。福島第二原子力発電所の排気筒からは、放射性物質は放出されていません。[日付訂正]





【注記】
・このページは、東京大学理学系研究科の早野龍五教授(@hayano)が、ツイッター上で一般の方から寄せられた質問に回答した内容(下記のツイッターまとめ)をもとにしています。

・その記録をもとに、有志がツイッターに馴染みがない人にも読みやすいように編集してくださったものです。

・さらにその後は、多数の研究者の方々からのアドバイスを受け、表現等を適宜更新しています。

・Q&Aという形式上、一部言葉遣いを変更し、内容をまとめています。元の発言に関しては、末尾リンクから御確認下さい。

・また、もとのツイートに関しても、早野教授は発言時点で入手できる情報から、最大限の回答をしてくださっていることを御理解ください。

・Special Thanks! :科学技術社会論、科学哲学、科学コミュニケーションの研究者・実践者有志: @r_shineha @hal9000jp @Lezy_Flaxeu



*****以上*****




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3月12日(土) 大震災 二日目

2011-03-13 02:39:31 | 防災・減災
09:52 from web
RT @nogamiyukie: RT @tetsuo_kumaki RT @chieryuu: ≪拡散希望≫【血液透析の必要な方】 透析可能病院とベッドの数が記載されています http://www.saigai-touseki.net/sendsdata/total.p ...
10:29 from web
中央区災害対策本部会議(第5回)本日9時報告。区内けが人2名、区施設、道路公園大きな被害なし。保育園5名宿泊するが、4名帰。小中33名宿泊するが全員帰。帰宅困難者収容最大2千超午前3時。現在465名うち区民78。帰宅困難者が帰られると施設は閉め月曜の使用可能に備える。次回15時。
11:47 from web
RT @DissizKoichi: すごい、涙が出そう。CNNでもBCCでも絶賛されている。「有史以来最悪の地震が、世界で一番準備され訓練された国を襲った。犠牲は出たが他の国ではこんな正しい行動はとれないだろう。日本人は文化的に感情を抑制する力に優れている。」日本人である ...
12:09 from web
RT @nhk_HORIJUN: 【東京電力から節電のお願い】東京電力は地震や津波の影響で原発などの運転を停止し、今後首都圏を中心に停電が起きる恐れがあるとして、企業などの大口の利用者のほか家庭でも電気の利用をできるだけ控えるよう呼びかけ。現状だと夕方に供給能力をこえ首都 ...
12:10 from web
RT @rappy_m: RT @yokichi: こういう大変なときにこそ国民の本性がわかる。これから日本人の圧倒的なチームワークが世界を驚愕させるだろう。世界に尊敬されるモラル・リーダーとして、一人ひとりが責任がある行動を取ろう。他の国が日本人から学んで、次の世界的な ...
12:10 from web
RT @nhk_HORIJUN: 【保険証なくても受診可能】厚生労働省は全国の医療機関に対して、今回の地震で被災した人たちが保険証を提示しなくても名前や住所などを確認したうえで保険を適用して診察や治療にあたるよう通知。保険証や現金がなくても医療機関が受診できるとして、被災 ...
12:11 from web
RT @yuuki_xxx: 全ての広告に関わる人々よ。分かるよな。今は看板や照明など、広告に関わる電気を消すことが、一番の広告だということを。今日の18時からが山場だそうだ。それまでに頼んだ。
12:22 from web
RT @koh_35: 下痢嘔吐の時に使う大塚のOS-1などの経口補水液は子育て中の方はよくご存知と思いますが、自作できますす。水500ml,塩小さじ3分の1,砂糖大さじ2です。味はよくありませんが、体から電解質が奪われた状態ですとおいしく感じよく飲んでくれます。ただし常 ...
12:29 from web
RT @mtamast: 【節電のお願い】電力不足のツイートが流れていますが、各電力会社はお互いの電力網をつないでいます(60Hz→50Hzの変換も可能)ので、地震から遠い地域からの給電も可能です。東海以西の方も節電に努めることで、間接的に支援することができます!
12:34 from web
RT @akashi77: 中央区防災メールより→昨日発生した地震に伴い、東京電力の電力設備が大きな被害を受けたことにより、今後の電力の供給が不足する恐れがあります。不要な照明や電化製品のご使用を控えていただくなど、節電にご協力をお願いいたします。http://bit.l ...
12:35 from web
RT @shunkobayashi: @kharaguchi 原口様 東京在住の一般人です。被災地に、過剰に一般車が向かわない、緊急車両・支援物資を積んだ車両が通るために障害物を排除できるなど現場がすぐに超法規的措置を実施できる目的で、宮城・福島全域に非常事態宣言(の類の ...
12:37 from web
RT @Anne_Suzuki: いま仙台では電気がなく、携帯などの充電に困っている方が多いようです。支援物資の中に充電器は含まれていると思いますが、それまでの間、充電が出来るところなどがあれば情報を繋げて下さい。
12:43 from web
RT @nhk_seikatsu: 【人工透析】人工透析を専門にする医師でつくる「日本透析医会」では、どの医療機関で人工透析を受けられるかを、災害時の情報を掲載する専用のホームページで公開。
http://www.saigai-touseki.net #nhk #kaig ...
12:45 from web
RT @takapon_jp: 地震情報twitterは http://savejapan.simone-inc.com/ へどうぞ。人探しは、 http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja へ。
13:01 from web
東京都中央区、児童生徒は本日10時には全員保護者に引渡し完了。帰宅困難者は、10時半現在88名(うち区民24名)。今、防災無線から中央区全域に向けて、一時間おきに、00分の時報と同時に、「節電のお願い」を広報。もし、聞こえづらい地域がございましたら、お知らせください。
13:14 from web
帰宅困難者対応の山は越えましたので、今後、東京都中央区としては、1)区内施設、建物、道路などの細かな点検、2)節電に向けた対応、3)災害救助隊や災害ボランティア、医療ボランティア、支援物資等の支援体制の構築などしていかねばならないと思います。次回災害対策本部第6回会議15時。
by kosakakazuki on Twitter
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平成23年3月11日(金) 午後2時46分M8.8 東北地方太平洋沖地震 当日

2011-03-12 02:48:53 | 防災・減災
05:50 from web
RT @Hiroki_Komazaki: NPO経営者の皆さん、我々の悲願の寄付税制改革は、今まさに葬られようとしている - 全国の同志の皆さん、残念なお知らせです。 → http://am6.jp/f5U9xP
07:52 from goo
都議会ではどうか、中央区議会総意の反映を!築地市場の現在地での再整備を求めます。 #goo_kodomogenki http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/ceb9427d5ad9608bd6228db7d80da51a
17:18 from web
現在、中央区役所で待機しています。保育園、幼稚園、学校、福祉施設など区内施設の被害者は、いらっしゃらないということです。エレベーターが止まっているかもしれません、高層住宅の皆様、大丈夫でしょうか。中央区対策本部の17時の会議の連絡を待っています。
17:21 from web
RT @Hiroki_Komazaki: RT @tjimbo tjimbo RT @hinanowan: [拡散希望] 公衆電話が無料になりました!携帯電話使えない方ぜひ利用して!
17:23 from web
RT @Racer_Kamira: 【拡散希望】電気屋さんからの忠告!です。 ただ今地震で停電している地帯の方はブレーカーを全て落として下さい。通電されたら小さなブレーカーを一つづつ入れて下さい。漏電ブレーカーが落ちるようでしたら、無理に入れず、電気事業者等に連絡をとって ...
17:24 from web
RT @maioritatensi27: @kenichiromogi ブレーカーを落とす事をメディアが伝える事、ヘリコプター取材が現場の声の邪魔になってる事をメディアに伝えて下さい。赤い紙が貼ってある建物は近寄ってはいけない印しだそうです。阪神大震災の教訓のよいです。
17:30 from web
携帯電話&普通の電話が不通です。中央区役所で待機しています。区内の状況は、対策本部から入手しお伝えしていきます。RT@shinjitakahashi 地震、びっくりしました…被害を受けている皆様にはお見舞い申し上げます。まだまだ、連絡が取れない状況です。心配しています。
17:31 from web
RT @HORIBE_Yasushi: Google Person Finder: 2011 日本地震 http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja 「人を探している/消息情報を提供する」の2メニュー
17:51 from web
RT @LALA_vermilion: 「拡散希望!」警告!これから夜になります。阪神大震災で最後に最大に悲惨に襲った災害は、「治安悪化」による「人災」です。大切な人を守ってください。一人でいる人は、最寄りの知り合いと小さくても良いのでコミュニティを作りましょう。今夜は、 ...
18:04 from web
中央区役所は15:10災害対策本部設置。現在第二非常配備体制を引き、1/3の職員が待機。災害対策本部からの報告では中央区に現在重大な物的人的被害なし、17:00現在。帰宅困難者、中学校小学校の遠距離生徒の帰宅、エレベーター停止が課題。次回、中央区災害対策本部の報告は、20:00。
18:05 from web
RT @purodelizi_: @kenichiromogi 茂木さん!!拡散して下さい。ブログで情報得るツールまとめました。http://ameblo.jp/purodexiji-5/entry-10827677328.html
18:21 from web
RT @itobun: 【東京電力HP】節電のお願い 本日発生した宮城、茨城沖における大地震に伴い設備が大きな被害を受けたことにより今後の電気の供給力が不足する恐れがあります。不要な照明や電気機器のご使用を控えるなど節電へのご協力をお願いいたします。切れた電線などには絶対 ...
18:45 from web
RT @Hiroki_Komazaki: 飯田橋近辺の方、もし帰れないで困っていたら、弊社NPOフローレンスのオフィスでトイレや電源等お貸しします。東京都千代田区飯田橋4-8-4第二プレシーザビル502です。
18:49 from web
RT @wsary: 【拡散希望】生死を分けます。躊躇をすべて無視して、障害者、難病患者、患者、高齢者の周囲に近所に声をかけまくって。自力で動けず、避難所に行けず、室内が散乱して危険、閉じ込めも。ステロイド、透析、血液製剤、免疫抑制剤等、医療行為・医薬品が生命維持に毎日不 ...
19:04 from web
当然ではございますが、中央区内保育所では、親御さんが帰られるまでお預かりを延長しています。お気をつけて、お帰りください。念のため。
21:01 from goo
東京都 中央区 帰宅困難者 避難所 #goo_kodomogenki http://bit.ly/g1jqen
21:02 from web
RT @asahi: 東京メトロ銀座線全線と半蔵門線の一部で運転再開 http://t.asahi.com/1kn7
21:03 from web
RT @HandaNobuaki: RT @takeyanm: 和光市民の皆さん、都営線が動き始めるようです @inosenaoki 最新情報です。都営線再開見込み、20時30分・浅草線は西馬込ー浅草橋、三田線は西高島平ー三田、大江戸線は全線。21時再開の新宿線は本八幡ー市ヶ谷。
21:08 from web
RT @yukahoshino: 帰宅難民に開放されてる学校:立教大/青山学院大青山キャンパス/上智大/明治大駿河台キャンパス/東大駒場キャンパス/工学院大新宿キャンパス/東京理科大/成蹊大/聖心女子大/東工大大岡山キャンパス講堂/都立新宿高校/芸大上野キャンパス大浦食堂/法政大
21:22 from web
基本的に東京都中央区の小学校は帰宅困難者用避難所になっています。(ただし、中央小、明石小、有馬小、阪本小を除く。)東京駅の近くの場合、城東小、常盤小が避難所になっています。
21:23 from web
RT @Yomiuri_Online: 都営大江戸線、運転を再開
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110311-OYT1T00915.htm?from=tw
22:46 from web
RT @h_ototake: 311/2223地下鉄の運転再開区間に関する最新情報です。【東京メトロ】有楽町線=池袋~新木場、半蔵門線=九段下~押上、南北線=白金高輪~埼玉高速線内 【都営地下鉄】 大江戸線=全線、浅草線=西馬込~浅草橋、三田線=三田~西高島平、新宿線= ...
by kosakakazuki on Twitter
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東日本大震災 重要情報源 

2011-03-11 23:00:00 | 防災・減災

地震時の重要情報


------------------------------------

USTREAMによるNHKニュース配信 ※iPhoneから観れます! TVが近くにない場合にお使いください。
http://www.ustream.tv/channel/fc2mh3
------------------------------------

TBSのニュース配信 ※iPhoneから観れます! TVが近くにない場合にお使いください。
http://www.ustream.tv/channel/tbstv

------------------------------------
津波情報

気象庁:http://www.jma.go.jp/jp/tsunami/

------------------------------------
これからの天気情報

気象庁:http://www.jma.go.jp/jp/yoho/

--------------------------------------

停電情報

東北電力(東北):http://www.tohoku-epco.co.jp/emergency/9/index.html(つながりづらいです)

東京電力(関東):http://teideninfo.tepco.co.jp/html/00000000000.html
--------------------------------------

断水情報

各市が担当しています。

---------------------------------------

ガス

東京ガス:http://www.tokyo-gas.co.jp/

東北地方:

---------------------------------------

災害用伝言ダイヤル「171」
◆被災者の方 1.伝言ダイヤル「171」を押す。 2.自宅の電話番号を押す。 3.伝言を
録音する。

◆安否を確認したい方 1.伝言ダイヤル「171」を押す。 2.安否を確認したい方の電
話番号を押す。 3.録音された伝言を再生する。
------------------------------------

インターネットによる安否情報
http://www.ustream.tv/channel/fc2mh3
------------------------------------

通信各社の災害用伝言板は以下の通り。(ITmedia News)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/computer/mobile_computer/?1299828531

※リンク先が有効になっていなければ、
一番下の各社の社名をclickしてください。リンクで飛べるはずです。


▼NTTドコモのiモード災害用伝言板サービス
→http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/110311_01_m.html
伝言板にメッセージ登録が可能なのは青森県、秋田県、宮城県、山形県、福島県。
PCからメッセージを確認する場合はhttp://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi

▼KDDIの災害用伝言板サービス
EZWEBトップメニューかauoneトップから災害用伝言板へ。
安否情報の確認はhttp://dengon.ezweb.ne.jp/

▼ソフトバンクモバイルの災害伝言板
→http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html
Yahoo!ケータイの災害用伝言板メニューかMy Softbankからアクセス。
安否情報の確認はhttp://dengon.softbank.ne.jp/

▼NTT東日本
→http://www.ntt-east.co.jp/saigai/index.html
災害用伝言ダイヤル「171」と災害用ブロードバンド伝言板「web171」。

▼ウィルコムの災害用伝言板
→http://www.willcom-inc.com/ja/dengon/index.html
ウィルコム端末からのアクセスはhttp://dengon.clubh.ne.jp/
他社携帯やPCからのアクセスはhttp://dengon.willcom-inc.com/

▼イー・モバイルの災害用伝言板
→http://emobile.jp/service/option1.html#saigai
アクセスは、ブックマーク(お気に入り)→EMnetサービス→災害用伝言板→災害用伝言板トップページ。
安否確認はhttp://dengon.emnet.ne.jp/

・ 災害用伝言ダイヤル(171) - NTT東日本
・ 災害用伝言ダイヤル - NTT西日本
-----------------------------------------------

 

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東京都 中央区 帰宅困難者 避難所

2011-03-11 20:52:30 | 防災・減災
中央区では、15箇所、帰宅困難者用避難所を開設しています。


城東小(東京駅近く)

京橋プラザ(中央区役所近く、京橋)

泰明小(銀座、交差点近く)

京橋築地小(築地市場近く)

明正小(亀島川近く)

常盤小(日本橋、日本銀行近く)

日本橋小(日本橋、人形町駅近く)

久松小(日本橋、久松警察近く)

佃島小(中央大橋近く)

月島第一小(月島もんじゃ通り近く)

月島第二小(勝どき橋近く)

月島第三小(晴海、豊洲近く)

豊海小(東京タワーズ近く)

銀座中(がんセンター、築地市場近く)

日本橋中(日本橋、横山町近く)

以上、15施設

区では次の防災拠点(避難所)を開設します。

*****詳しい住所は以下*****
【京橋地域】
城東小学校防災拠点(避難所)
八重洲二丁目2番2号
電話 03-3281-0401

京橋プラザ防災拠点(避難所)
銀座一丁目25番3号

泰明小学校防災拠点(避難所)
銀座五丁目1番13号
電話 03-3571-1765

銀座中学校防災拠点(避難所)
銀座八丁目19番15号
電話 03(3545)8011

京橋築地小学校防災拠点(避難所)
築地二丁目13番1号
電話 03-3541-0642

明正小学校防災拠点(避難所)
新川二丁目13番4号
電話 03-3551-5812

女性センター「ブーケ21」
湊一丁目1番1号
電話 03-5543-0651

【日本橋地域】
常盤小学校防災拠点(避難所)
日本橋本石町四丁目4番26号
電話 03-3241-1910

日本橋小学校防災拠点(避難所)
日本橋人形町一丁目1番17号
電話 03-3668-2361

久松小学校防災拠点(避難所)
日本橋久松町7番2号
電話 03-3661-6016

日本橋中学校防災拠点(避難所)
東日本橋一丁目10番1号
電話 03-3851-4047

阪本小学校防災拠点(避難所)
日本橋兜町15番18号
電話03-3666-0044

【月島地域】
佃島小学校防災拠点(避難所)
佃二丁目3番1号
電話 03-3531-7208

月島第一小学校防災拠点(避難所)
月島四丁目15番1号
電話 03-3531-7285

月島第二小学校防災拠点(避難所)
勝どき一丁目12番2号
電話 03-3531-7268

月島第三小学校防災拠点(避難所)
晴海一丁目4番1号
電話 03-3531-7225

豊海小学校防災拠点(避難所)
勝どき六丁目6番2号
電話 03-3534-1251

以上、
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都議会ではどうか、中央区議会総意の反映を!築地市場の現在地での再整備を求めます。

2011-03-10 23:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 中央区議会は、石原都知事宛てに築地市場の現在地での再整備を求める意見書を提出し、その意見書は、現在の中央区議会の意思でもあります。

 今回の予算特別委員会でも、また、昨年の予算特別委員会でも、確認をとりました。
 議事録がまだ、あがっておりませんが、今回の予算特別委員会でも同様の答弁となっています。

***昨年の予算特別委員会 議会費*** 
http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/h22/yosan20100312.html?userq=10


○小坂委員
 では、始めさせていただきます。

 現在、都議会のほうでも築地市場移転問題が大きな争点となっておるところであり、我が中央区でも区長を初め、また区議会、築地市場現在地再整備で意思統一されていると考えております。ただし、東京都に届けていく場合、何らかの形というものが必要であります。そこで、再度確認の形の御質問になります。

 中央区議会は総意をもって石原都知事あてに平成11年9月30日意見書、築地市場現在地再整備に関する意見書を提出しています。抜粋して読みますと、この意見書は築地市場の現在地での再整備を求める意見書ということで、前の部分は省きますが、途中から読みます。

 60年余の歴史を誇る築地市場は、都心に位置し高い交通利便性から、都民の台所として小売業者や飲食業者はもとより連日多くの人々が仕入れや買い物に訪れ、今日、東京の経済的活力はもとより地元中央区の地場産業を支える重要な基幹施設となっています。東京都を初め市場関係者は、生鮮食料品の円滑な流通を確保し、都民の安定的な食生活に貢献するという築地市場の担う役割の重要性を改めて認識する必要があります。
 今日、出口の見えない不況下において、市場関係者はもとより、そこに働く多くの勤労者が安心して仕事に取り組める環境を整えるためにも、築地市場の再整備は一刻たりとも、ゆるがせにできるものではありません。
 東京都においては、ことの重大性を深く認識し、現在地での築地市場再整備を軌道に乗せるため、最善の努力を尽くすことを強く要請するものであります。
 右、地方自治法第99条第2項の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。
 平成11年9月30日東京都中央区議会議長

 引用を終わります。と書かれており、これはそのまま60年余というところを70年余というふうに変えても十分に当てはまる内容かと思います。このような意見書が過去に提出されていると。それは議会が改選のためにかわっても、この意見書というものの効力は続くものなのかどうか確認させてください。

○議会局長
 ただいま読み上げられました平成11年9月30日付の築地市場の現在地再整備を求める意見書でございますが、区議会の総意として提出したものでございますので、これについては現在も生きているというふうに理解しております。

○小坂委員
 わかりました。現在もそのような効力を有しているということで理解いたします。
 では、それはそれで意見書は続いていくとして、であれば、これは本当に何度も何度も区長がおっしゃっているように、中央区議会も中央区も区長も移転には断固反対で現在地再整備を求めているということは重々わかってはおりますけれども、今、現段階でも確認の意味で、このような意見書の趣旨は中央区議会はまだ有しているということを再度確認の意味で御質問させていただきます。

○議長
 ただいま小坂委員からの御指摘のとおり、築地市場の豊洲への移転の話が出てきたとき、区議会で全会一致で、この意見書を採択し、関係機関へ送付させていただきました。そして、それ以降、議会も行政も一体となって断固移転反対ということで、現在地再整備を求めているわけでございまして、区議会といたしましても、このときと何ら考えは変わっていない、そういうことでございます。

○小坂委員
 今回、この3月が本当に築地市場移転問題の最大の山場であり、都議会の判断がとても大事でありますけれども、その前にそれを有する地元区が、基礎自治体である地元区がどのように考えているかということは、とても大事なことでありますので、今、議長のほうから、これは本当に聞くまでもなくということではございますけれども、形としてもこのような意見書があるということを再度認識させていただき、今後の予算審議でも、いかに現在地再整備を行う方向で東京都を方向づけるかというところに関して、また検討していければと思います。

 以上、どうもありがとうございました。

****引用終わり****

築地市場の現在地での再整備を求める意見書(平成11年9月)
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kuseizyoho/tukizisizyo/1109genzaitisaiseibiikensyo/index.html

築地市場については、平成8年11月東京都と関係業界の合意のもとに策定された「第6次東京都卸売市場整備計画」に基づき、現在地での再整備が行われることとなり、地元区民は大きな期待を寄せて来たところであります。  この再整備をめぐって、市場業界の一部に臨海部への移転を主張する動きが起こり、市場の内外に大きな混乱を招いてきました。このため、再整備基本計画を話し合う築地市場再整備推進協議会は、1年余にわたり中断したまま、いたずらに時間を費やしてきたところであります。こうした事態に対し東京都は、移転を検討する前提として、市場業界の意思の一致を求めてきましたが、昨年暮、市場業界の足並みがそろわないことが明らかになりました。
 東京都においては、この間の推移を深刻に受けとめ、既定方針に沿って、現在地での再整備に早急に着手できるよう、関係者の意見調整を図るべきであります。にもかかわらず、本年二月再開された再整備推進協議会の場において、依然として一部業界の移転論に振り回されている実態は、市場開設者としての行政責任を放棄していると言わざるを得ません。
 60年余の歴史を誇る築地市場は、都心に位置し高い交通利便性から、都民の台所として小売業者や飲食業者はもとより連日多くの人々が仕入れや買い物に訪れ、今日、東京の経済的活力はもとより地元中央区の地場産業を支える重要な基幹施設となっています。東京都をはじめ市場関係者は、生鮮食料品の円滑な流通を確保し、都民の安定的な食生活に貢献するという築地市場の担う役割の重要性をあらためて認識する必要があります。
 今日、出口の見えない不況下において、市場関係者はもとより、そこに働く多くの勤労者が安心して仕事に取り組める環境を整えるためにも、築地市場の再整備は一刻たりともゆるがせにできるものではありません。
 東京都においては、ことの重大性を深く認識し、現在地での築地市場再整備を軌道に乗せるため、最善の努力を尽くすことを強く要請するものであります。

 右、地方自治法第99条第2項の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。


平成11年9月30日
東京都中央区議会議長


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経過:小児肺炎球菌及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて

2011-03-09 10:01:19 | 小児医療
 昨日、調査検討会が開催されました。

 内容は、厚労省のホームページにあります。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000141ko.html

 結局、接種再開の判断は、下記報道のように、見送られました

*****読売新聞****
ワクチン同時接種問題、接種再開の判断は見送り
読売新聞 3月8日(火)21時32分配信

 細菌性髄膜炎などを予防する小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー」や、ヒブ
ワクチン「アクトヒブ」などを同時接種した乳幼児の死亡が相次いだ問題で、専
門家などで構成する厚生労働省の調査検討会は8日、死亡した5人の症例につい
て、「現段階ではワクチン接種と死亡の間に明確な因果関係は認められない」と
結論づけた。

 一時見合わせている接種の再開については、複数のワクチンを同時接種した場
合の影響などに関する詳しい情報が必要として判断を見送った。2週間後をめど
に開催される検討会で最終結論を出す。

 死亡したのは兵庫、神奈川など4府県の乳幼児5人。プレベナー、アクトヒブ、
DPT(ジフテリア・百日ぜき・破傷風混合ワクチン)、BCG(結核予防ワク
チン)のうち2~3種類を同時接種し、1~3日後に亡くなった。 .
------------------------------------------------------------------------------



 

 平成22年度第11回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会及び第2回子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会(合同開催)
○議事次第
平成23年3月8日(火)
18:00~20:00
厚生労働省専用第16会議室

I  開 会

II 議 事

1. 小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの安全性について

III 閉 会
 



○委員名簿
【安全対策調査会】
(委 員)
五十嵐 隆  国立大学法人国立大学法人東京大学医学部小児科講座教授
遠藤 一司  明治薬科大学医薬品安全管理学講座教授
大野 泰雄  国立医薬品食品衛生研究所副所長
松本 和則  独協医科大学特任教授(座長)

(参考人)
庵原 俊昭  独立行政法人国立病院機構三重病院院長
岡田 賢司  独立行政法人国立病院機構福岡病院統括診療部長
神田 隆   国立大学法人山口大学大学院医学系研究科神経内科教授
桃井 真里子 自治医科大学小児化学教室教授
加藤 はる  国立感染症研究所細菌第二部室長
和田 昭二  国立感染症研究所細菌第一部室長

【子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会委員】

稲松 孝思  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター臨床検査科部長
岡部 信彦  国立感染症研究所感染症情報センター長
鈴木 直   聖マリアンナ医科大学産婦人科学教室准教授
多屋 馨子  国立感染症研究所感染症情報センタ第三室長
保坂 シゲリ 社団法人日本医師会常任理事
            (敬称略、五十音順) 




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「中央区の森」環境ふれあい村構想の策定、意見を区にとどけてください。

2011-03-09 07:29:22 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 みなさま、ご意見を区へ届けてください。

****中央区ホームページより****

「中央区の森」環境ふれあい村構想の策定について皆さんの意見を募集します

区では、地球温暖化対策として東京都西多摩郡檜原村にある「中央区の森」において、森林保全活動の支援をしています。このたび、多くの区民や事業者の皆さんが訪れるような新たな事業展開を図るため、「中央区の森」環境ふれあい村構想の策定作業を進めています。この策定にあたって広く皆さんのご意見を募集します。いただいたご意見は、検討のうえ構想に反映していきます。

意見募集期間

2月21日(月曜日)から3月14日(月曜日)

計画案の閲覧場所

区役所7階環境保全課、1階まごころステーション・情報公開コーナー、日本橋特別出張所、月島特別出張所

◎区のホームページでも閲覧できます。

意見の提出方法

住所、氏名(団体の場合は団体名と代表者名)を明記し、区役所7階環境保全課窓口に直接、郵便、ファクス、Eメール、または区のホームページのパブリックコメント(区民意見提出手続き)から提出する。

【問合せ・ご意見の送付先】
〒104-8404 中央区築地1-1-1
環境保全課計画推進係
電話 03-3546-5654
ファクス 03-3546-5639
メールアドレス kankyo_04@city.chuo.lg.jp
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幼保一元化 資料

2011-03-08 05:47:58 | マニフェスト2011参考資料
 幼保一元化について、ひとつのまとまった資料(文京区)がありましたので、こちらでも見ておきます。

  
****転載*****
http://www.city.bunkyo.lg.jp/library/sosiki_busyo/kaikaku/kuminkaigi/1toshin-yohoichigen.pdf#search='幼保一元化'

Ⅱ 幼保一元化について
はじめに
小学校就学前の乳幼児に対する教育・保育については、生涯にわたる人間形成の基礎を培
うものとして、また次世代育成支援の観点からも、その重要性があらためて見直されている。
また、少子化の進行に伴い、安心して子どもを生み、育てることのできる地域環境の整備
を進め、地域社会全体で子育てを支援することが喫緊の課題となっている。
さらに、高機能自閉症や注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの発
達障害への対応や育児不安の解消等で、乳幼児期における教育、福祉、医療の連携がより重
要なものとなっている。
本部会では、こうした乳幼児期における教育・保育の様々な課題を踏まえ、子どもの視点
に立ち、新しい子育て支援の一方策として、幼保一元化について、次のとおり検討した。

1 幼保一元化検討の背景
幼稚園は、3 歳から5 歳児までを対象とした教育施設として、保育園は、保護者の就労等
で「保育に欠ける」0 歳から5 歳児までを対象とした児童福祉施設として、それぞれ、根拠
となる法律、国が示す設置基準の範囲内で、異なった目的・機能等を持つ別々の施設として
運営されてきた。
しかし、少子化や核家族化の進行、女性の社会進出の拡大など、近年の社会構造・就業構
造の変化を受け、就学前の教育・保育を一体として捉えた取り組みを進めることが求められ
てきている。また、このことにより、乳児から幼児、児童までの一貫した教育・保育を実施
することや子育て支援及び女性の自立支援などの推進を図ろうとするものである。
国においても、こうした動きを受け、中央教育審議会及び社会保障審議会で、「就学前の
教育・保育を一体として捉えた一貫した総合施設」についての検討が行われている。

2 就学前教育・保育の現状について
近年の子どもの現状については、体力不足、体験不足とともに、人と関わる力、表現する
力、生きる力が乏しくなっているとの指摘がなされている。
こうした現状の背景には、家庭や地域の教育力が低下していることや社会全体としての子
どもの育ちの視点が必ずしも十分でなかったことが挙げられている。
したがって、幼児期からの心の教育として、遊びを通して、人への信頼感、様々な感情体
験、道徳性の芽生え等をはぐくむことが重要となっている。
また、子どもの発達は連続しているため、学びについて連続性を確保する必要があり、就
学前教育・保育と小学校教育との連携が重要な課題となっている。

3 幼保一元化について
(1) 必要性
幼保一元化の必要性は、次の点に整理できる。
・ これまでの幼稚園、保育園に幼保一元化施設を加えることにより、保護者の就労形
態にかかわらず、子どもが保育・教育の機会を等しく得ることができるよう、保護者
の選択肢の拡大が図れる。
・ 年齢、生活環境等が異なる子どもや、複数の保育者と共に生活することが、より望
ましい発達を促す効果が期待できる。
・ 保育園の待機児対策としての効果がある。
(2) 基本的な考え方
幼保一元化は、子どもの視点に立ち検討を進める必要がある。それを基本としたうえ
で、幼保一元化を検討するにあたっての基本的な考え方は次のとおりである。
・ 文京区における幼児教育の歴史や保育のレベル、地域性などに対応した文京区にふ
さわしい幼保一元化を検討すべきである。
・ 保育園・幼稚園双方のよさが生かされた施設となる工夫が求められる。
・ 各年齢の発達段階に応じた教育・保育については、子どもにとってより良い生活が
保障されるよう配慮することが望まれる。
・ 就学前教育・保育と小学校教育との連携を推進し、学びの連続性を確保する観点が
重要である。
・ 子どもとともに親が育つ環境の整備が必要である。
・ 幼保一元化施設が、子育てに関する地域のネットワークづくりに寄与する機能を果
たすことが望まれる。
・ 国において検討している「総合施設」の動向を踏まえ検討する必要がある。
(3) 検討にあたって留意すべき事項
幼保一元化を検討するにあたって、留意すべき事項として、次の点が挙げられる。
ア 組織について
・ 福祉、教育という縦割り組織ではなく、子どもを対象とした組織の設置を検討す
る必要がある。
・ 教育の視点での一貫性、小学校との連携の観点から、幼保一元化施設は教育委員
会が所管することが望ましい。なお、その際、教育と福祉がこれまで以上に十分な
連携を図っていくことが必要である。
イ 教育・保育について
・ 発達年齢に応じた教育・保育の指針・カリキュラムが一貫していることが必要で
ある。
・ 長時間保育の子どもがいることを視野に入れた教育・保育のあり方を検討するこ
とが必要である。
・ 生活環境等が異なる様々な子どもが混在することへの配慮が大切である。
・ 長期休業のある子とない子がいることを前提に、教育・保育のカリキュラムを検
討する必要がある。
・ 就学前の幼児にとって大切な、遊びを中心とした生活、指導を展開していくこと
を重視した、物的、人的な環境条件の整備が大切である。
・ 専門性の向上のため、教職員の研究・研修の充実が必要である。
・ 特別な配慮を要する子どもの教育・保育には、一人ひとりのニーズに応じた対応
が求められる。
・ 児童虐待、育児不安などへの対応も重要である。
・ 教育、保育内容をより良くしていくため、評価と情報公開に努める必要がある。
ウ 保護者について
・ 保護者会等の活動は、子どもを育てる保護者同士が支えあう場として、地域の子
育てをはぐくむうえでも有効であり、適切に機能するような配慮が必要である。
エ その他
・ 公私共存の視点をもつ必要がある。

4 今後の方向性
幼保一元化は、保護者の子育ての選択肢を拡大すること、発達年齢に応じた一貫した方針
に基づく教育・保育が可能となること、異年齢児が一緒に過ごす教育効果が得られることな
ど、子ども、保護者双方にとって望ましい効果が期待できることから、幼稚園、保育園とは
異なる新たな選択肢として導入の方向で検討すべきと考える。その際、検討にあたって留意
すべき事項で挙げたように、解決すべき課題もあるため、導入にあたっては公設のモデル園
として位置づけ、課題やニーズの検証を行っていくことが望ましい。
なお、就学前の教育・保育と小学校との連携を図ることは、すべての子どもの育ちにとっ
て重要な課題である。幼保一元化施設の検討に際しては、就学前の様々な不安への相談体制
の充実も含め、この視点を生かした施設運営を検討すべきと考える。
また、平成16 年度に、教育委員会において、幼小中一貫教育研究モデル校により、幼・
小・中の連携の研究を進めているところであるが、幼保一元化施設での成果とあわせて、幼
稚園・保育園と小学校との連携を推進していくことが望まれる。なお、私立幼稚園・保育園
においても、小学校との連携の推進が図られるような配慮が望まれる。

以上、
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幼稚園教育要領

2011-03-07 23:00:00 | マニフェスト2011参考資料
 一度、幼稚園教育要領を振り返ってみます。

<幼稚園教育要領>
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301a.htm

http://www.fuku-c.ed.jp/center/contents/kaisetsu/youkaisetsu.pdf#search='幼稚園教育要領'

幼稚園教育要領
平成20年3月
文部科学省
○文部科学省告示 第26号
学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第38条の規定に基づき、幼稚園教育要領(平成1
0年文部省告示第174号)の全部を次のように改正し、平成21年4月1日から施行する。
平成20年3月28日 文部科学大臣 渡海紀三朗

第1章総則

第1 幼稚園教育の基本
幼児期における教育は,生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであり,幼
稚園教育は,学校教育法第22条に規定する目的を達成するため,幼児期の特性を踏まえ,
環境を通して行うものであることを基本とする。
このため,教師は幼児との信頼関係を十分に築き,幼児と共によりよい教育環境を創
造するように努めるものとする。これらを踏まえ,次に示す事項を重視して教育を行わ
なければならない。
1 幼児は安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより発達に必要な体験を得
ていくものであることを考慮して,幼児の主体的な活動を促し,幼児期にふさわしい
生活が展開されるようにすること。
2 幼児の自発的な活動としての遊びは,心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な
学習であることを考慮して,遊びを通しての指導を中心として第2章に示すねらいが
総合的に達成されるようにすること。
3 幼児の発達は,心身の諸側面が相互に関連し合い,多様な経過をたどって成し遂げ
られていくものであること,また,幼児の生活経験がそれぞれ異なることなどを考慮
して,幼児一人一人の特性に応じ,発達の課題に即した指導を行うようにすること。
その際,教師は,幼児の主体的な活動が確保されるよう幼児一人一人の行動の理解と
予想に基づき,計画的に環境を構成しなければならない。この場合において,教師は,
幼児と人やものとのかかわりが重要であることを踏まえ,物的・空間的環境を構成しな
ければならない。また,教師は,幼児一人一人の活動の場面に応じて,様々な役割を果
たし,その活動を豊かにしなければならない。

第2 教育課程の編成
幼稚園は,家庭との連携を図りながら,この章の第1に示す幼稚園教育の基本に基づ
いて展開される幼稚園生活を通して,生きる力の基礎を育成するよう学校教育法第23条
に規定する幼稚園教育の目標の達成に努めなければならない。幼稚園は,このことによ
り,義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとする。
これらを踏まえ,各幼稚園においては,教育基本法及び学校教育法その他の法令並び
にこの幼稚園教育要領の示すところに従い,創意工夫を生かし,幼児の心身の発達と幼
稚園及び地域の実態に即応した適切な教育課程を編成するものとする。
1 幼稚園生活の全体を通して第2章に示すねらいが総合的に達成されるよう,教育課
程に係る教育期間や幼児の生活経験や発達の過程などを考慮して具体的なねらいと内
容を組織しなければならないこと。この場合においては,特に,自我が芽生え,他者
の存在を意識し,自己を抑制しようとする気持ちが生まれる幼児期の発達の特性を踏
まえ,入園から修了に至るまでの長期的な視野をもって充実した生活が展開できるよ
うに配慮しなければならないこと。
2 幼稚園の毎学年の教育課程に係る教育週数は,特別の事情のある場合を除き,39週
を下ってはならな
3 幼稚園の1日の教育課程に係る教育時間は,4時間を標準とすること。ただし,幼
児の心身の発達の程度や季節などに適切に配慮すること。
第3 教育課程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動など
幼稚園は,地域の実態や保護者の要請により教育課程に係る教育時間の終了後等に希
望する者を対象に行う教育活動について,学校教育法第22条及び第23条並びにこの章の
第1に示す幼稚園教育の基本を踏まえ実施すること。また,幼稚園の目的の達成に資す
るため,幼児の生活全体が豊かなものとなるよう家庭や地域における幼児期の教育の支
援に努めること。


第2章ねらい及び内容
この章に示すねらいは,幼稚園修了までに育つことが期待される生きる力の基礎となる
心情,意欲,態度などであり,内容は,ねらいを達成するために指導する事項である。こ
れらを幼児の発達の側面から,心身の健康に関する領域「健康」,人とのかかわりに関す
る領域「人間関係」,身近な環境とのかかわりに関する領域「環境」,言葉の獲得に関する
領域「言葉」及び感性と表現に関する領域「表現」としてまとめ,示したものである。
各領域に示すねらいは,幼稚園における生活の全体を通じ,幼児が様々な体験を積み重
ねる中で相互に関連をもちながら次第に達成に向かうものであること,内容は,幼児が環
境にかかわって展開する具体的な活動を通して総合的に指導されるものであることに留意
しなければならない。
なお,特に必要な場合には,各領域に示すねらいの趣旨に基づいて適切な,具体的な内
容を工夫し,それを加えても差し支えないが,その場合には,それが第1章の第1に示す
幼稚園教育の基本を逸脱しないよう慎重に配慮する必要がある。

健康
〔健康な心と体を育て,自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養う。〕
1 ねらい
(1) 明るく伸び伸びと行動し,充実感を味わう。
(2) 自分の体を十分に動かし,進んで運動しようとする。
(3) 健康,安全な生活に必要な習慣や態度を身に付ける。
2 内容
(1) 先生や友達と触れ合い,安定感をもって行動する。
(2) いろいろな遊びの中で十分に体を動かす。
(3) 進んで戸外で遊ぶ。
(4) 様々な活動に親しみ,楽しんで取り組む。
(5) 先生や友達と食べることを楽しむ。
(6) 健康な生活のリズムを身に付ける。
(7) 身の回りを清潔にし,衣服の着脱,食事,排泄などの生活に必要な活動を自分で
せつ
する。
(8) 幼稚園における生活の仕方を知り,自分たちで生活の場を整えながら見通しをも
って行動する。
(9) 自分の健康に関心をもち,病気の予防などに必要な活動を進んで行う。
(10) 危険な場所,危険な遊び方,災害時などの行動の仕方が分かり,安全に気を付
けて行動する。
3 内容の取扱い
上記の取扱いに当たっては,次の事項に留意する必要がある。
(1) 心と体の健康は,相互に密接な関連があるものであることを踏まえ,幼児が教師
や他の幼児との温かい触れ合いの中で自己の存在感や充実感を味わうことなどを基
盤として,しなやかな心と体の発達を促すこと。特に,十分に体を動かす気持ちよ
さを体験し,自ら体を動かそうとする意欲が育つようにすること。
(2) 様々な遊びの中で,幼児が興味や関心,能力に応じて全身を使って活動すること
により,体を動かす楽しさを味わい,安全についての構えを身に付け,自分の体を
大切にしようとする気持ちが育つようにすること。
(3) 自然の中で伸び伸びと体を動かして遊ぶことにより,体の諸機能の発達が促され
ることに留意し,幼児の興味や関心が戸外にも向くようにすること。その際,幼児
の動線に配慮した園庭や遊具の配置などを工夫すること。
(4) 健康な心と体を育てるためには食育を通じた望ましい食習慣の形成が大切である
ことを踏まえ,幼児の食生活の実情に配慮し,和やかな雰囲気の中で教師や他の幼
児と食べる喜びや楽しさを味わったり,様々な食べ物への興味や関心をもったりす
るなどし,進んで食べようとする気持ちが育つようにすること。
(5) 基本的な生活習慣の形成に当たっては,家庭での生活経験に配慮し,幼児の自立
心を育て,幼児が他の幼児とかかわりながら主体的な活動を展開する中で,生活に
必要な習慣を身に付けるようにすること。

人間関係
他の人々と親しみ,支え合って生活するために,自立心を育て,人とかかわる力を
養う。
1 ねらい
(1) 幼稚園生活を楽しみ,自分の力で行動することの充実感を味わう。
(2) 身近な人と親しみ,かかわりを深め,愛情や信頼感をもつ。
(3) 社会生活における望ましい習慣や態度を身に付ける。
2 内容
(1) 先生や友達と共に過ごすことの喜びを味わう。
(2) 自分で考え,自分で行動する。
(3) 自分でできることは自分でする。
(4) いろいろな遊びを楽しみながら物事をやり遂げようとする気持ちをもつ。
(5) 友達と積極的にかかわりながら喜びや悲しみを共感し合う。
(6) 自分の思ったことを相手に伝え,相手の思っていることに気付く。
(7) 友達のよさに気付き,一緒に活動する楽しさを味わう。
(8) 友達と楽しく活動する中で,共通の目的を見いだし,工夫したり,協力したりな
どする。
(9) よいことや悪いことがあることに気付き,考えながら行動する。
(10) 友達とのかかわりを深め,思いやりをもつ。
(11) 友達と楽しく生活する中できまりの大切さに気付き,守ろうとする。
(12) 共同の遊具や用具を大切にし,みんなで使う。
(13) 高齢者をはじめ地域の人々などの自分の生活に関係の深いいろいろな人に親し
みをもつ。
3 内容の取扱い
上記の取扱いに当たっては,次の事項に留意する必要がある。
(1) 教師との信頼関係に支えられて自分自身の生活を確立していくことが人とかかわ
る基盤となることを考慮し,幼児が自ら周囲に働き掛けることにより多様な感情を
体験し,試行錯誤しながら自分の力で行うことの充実感を味わうことができるよう,
幼児の行動を見守りながら適切な援助を行うようにすること。
(2) 幼児の主体的な活動は,他の幼児とのかかわりの中で深まり,豊かになるもので
あり,幼児はその中で互いに必要な存在であることを認識するようになることを踏
まえ,一人一人を生かした集団を形成しながら人とかかわる力を育てていくように
すること。特に,集団の生活の中で,幼児が自己を発揮し,教師や他の幼児に認め
られる体験をし,自信をもって行動できるようにすること。
(3) 幼児が互いにかかわりを深め,協同して遊ぶようになるため,自ら行動する力を
育てるようにするとともに,他の幼児と試行錯誤しながら活動を展開する楽しさや
共通の目的が実現する喜びを味わうことができるようにすること。
(4) 道徳性の芽生えを培うに当たっては,基本的な生活習慣の形成を図るとともに,
幼児が他の幼児とのかかわりの中で他人の存在に気付き,相手を尊重する気持ちを
もって行動できるようにし,また,自然や身近な動植物に親しむことなどを通して
豊かな心情が育つようにすること。特に,人に対する信頼感や思いやりの気持ちは,
葛藤やつまずきをも体験し,それらを乗り越えることにより次第に芽生えてくるこ
かっとう
とに配慮すること。
(5) 集団の生活を通して,幼児が人とのかかわりを深め,規範意識の芽生えが培われ
ることを考慮し,幼児が教師との信頼関係に支えられて自己を発揮する中で,互い
に思いを主張し,折り合いを付ける体験をし,きまりの必要性などに気付き,自分
の気持ちを調整する力が育つようにすること。
(6) 高齢者をはじめ地域の人々などの自分の生活に関係の深いいろいろな人と触れ合
い,自分の感情や意志を表現しながら共に楽しみ,共感し合う体験を通して,これ
らの人々などに親しみをもち,人とかかわることの楽しさや人の役に立つ喜びを味
わうことができるようにすること。また,生活を通して親や祖父母などの家族の愛
情に気付き,家族を大切にしようとする気持ちが育つようにすること。


環境
周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもってかかわり,それらを生活に取り入れて
いこうとする力を養う。
1 ねらい
(1) 身近な環境に親しみ,自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心をもつ。
(2) 身近な環境に自分からかかわり,発見を楽しんだり,考えたりし,それを生活に
取り入れようとする。
(3) 身近な事象を見たり,考えたり,扱ったりする中で,物の性質や数量,文字など
に対する感覚を豊かにする。
2 内容
(1) 自然に触れて生活し,その大きさ,美しさ,不思議さなどに気付く。
(2) 生活の中で,様々な物に触れ,その性質や仕組みに興味や関心をもつ。
(3) 季節により自然や人間の生活に変化のあることに気付く。
(4) 自然などの身近な事象に関心をもち,取り入れて遊ぶ。
(5) 身近な動植物に親しみをもって接し,生命の尊さに気付き,いたわったり,大切
にしたりする。
(6) 身近な物を大切にする。
(7) 身近な物や遊具に興味をもってかかわり,考えたり,試したりして工夫して遊ぶ。
(8) 日常生活の中で数量や図形などに関心をもつ。
(9) 日常生活の中で簡単な標識や文字などに関心をもつ。
(10) 生活に関係の深い情報や施設などに興味や関心をもつ。
(11) 幼稚園内外の行事において国旗に親しむ。
3 内容の取扱い
上記の取扱いに当たっては,次の事項に留意する必要がある。
(1) 幼児が,遊びの中で周囲の環境とかかわり,次第に周囲の世界に好奇心を抱き,
その意味や操作の仕方に関心をもち,物事の法則性に気付き,自分なりに考えるこ
とができるようになる過程を大切にすること。特に,他の幼児の考えなどに触れ,
新しい考えを生み出す喜びや楽しさを味わい,自ら考えようとする気持ちが育つよ
うにすること。
(2) 幼児期において自然のもつ意味は大きく,自然の大きさ,美しさ,不思議さなど
に直接触れる体験を通して,幼児の心が安らぎ,豊かな感情,好奇心,思考力,表
現力の基礎が培われることを踏まえ,幼児が自然とのかかわりを深めることができ
るよう工夫すること。
(3) 身近な事象や動植物に対する感動を伝え合い,共感し合うことなどを通して自分
からかかわろうとする意欲を育てるとともに,様々なかかわり方を通してそれらに
対する親しみや畏敬の念,生命を大切にする気持ち,公共心,探究心などが養われ

るようにすること。
(4) 数量や文字などに関しては,日常生活の中で幼児自身の必要感に基づく体験を大
切にし,数量や文字などに関する興味や関心,感覚が養われるようにすること。

言葉
経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し,相手の話す言葉を聞こ
うとする意欲や態度を育て,言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。
1 ねらい
(1) 自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わう。
(2) 人の言葉や話などをよく聞き,自分の経験したことや考えたことを話し,伝え合
う喜びを味わう。
(3) 日常生活に必要な言葉が分かるようになるとともに,絵本や物語などに親しみ,
先生や友達と心を通わせる。
2 内容
(1) 先生や友達の言葉や話に興味や関心をもち,親しみをもって聞いたり,話したり
する。
(2) したり,見たり,聞いたり,感じたり,考えたりなどしたことを自分なりに言葉
で表現する。
(3) したいこと,してほしいことを言葉で表現したり,分からないことを尋ねたりす
る。
(4) 人の話を注意して聞き,相手に分かるように話す。
(5) 生活の中で必要な言葉が分かり,使う。
(6) 親しみをもって日常のあいさつをする。
(7) 生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
(8) いろいろな体験を通じてイメージや言葉を豊かにする。
(9) 絵本や物語などに親しみ,興味をもって聞き,想像をする楽しさを味わう。
(10) 日常生活の中で,文字などで伝える楽しさを味わう。
3 内容の取扱い
上記の取扱いに当たっては,次の事項に留意する必要がある。
(1) 言葉は,身近な人に親しみをもって接し,自分の感情や意志などを伝え,それに
相手が応答し,その言葉を聞くことを通して次第に獲得されていくものであること
を考慮して,幼児が教師や他の幼児とかかわることにより心を動かすような体験を
し,言葉を交わす喜びを味わえるようにすること。
(2) 幼児が自分の思いを言葉で伝えるとともに,教師や他の幼児などの話を興味をも
って注意して聞くことを通して次第に話を理解するようになっていき,言葉による
伝え合いができるようにすること。
(3) 絵本や物語などで,その内容と自分の経験とを結び付けたり,想像を巡らせたり
するなど,楽しみを十分に味わうことによって,次第に豊かなイメージをもち,言
葉に対する感覚が養われるようにすること。
(4) 幼児が日常生活の中で,文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える
喜びや楽しさを味わい,文字に対する興味や関心をもつようにすること。

表現
感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して,豊かな感性や表現す
る力を養い,創造性を豊かにする。
1 ねらい
(1) いろいろなものの美しさなどに対する豊かな感性をもつ。
(2) 感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。
(3) 生活の中でイメージを豊かにし,様々な表現を楽しむ。
2 内容
(1) 生活の中で様々な音,色,形,手触り,動きなどに気付いたり,感じたりするな
どして楽しむ。
(2) 生活の中で美しいものや心を動かす出来事に触れ,イメージを豊かにする。
(3) 様々な出来事の中で,感動したことを伝え合う楽しさを味わう。
(4) 感じたこと,考えたことなどを音や動きなどで表現したり,自由にかいたり,つ
くったりなどする。
(5) いろいろな素材に親しみ,工夫して遊ぶ。
(6) 音楽に親しみ,歌を歌ったり,簡単なリズム楽器を使ったりなどする楽しさを味
わう。
(7) かいたり,つくったりすることを楽しみ,遊びに使ったり,飾ったりなどする。
(8) 自分のイメージを動きや言葉などで表現したり,演じて遊んだりするなどの楽し
さを味わう。
3 内容の取扱い
上記の取扱いに当たっては,次の事項に留意する必要がある。
(1) 豊かな感性は,自然などの身近な環境と十分にかかわる中で美しいもの,優れた
もの,心を動かす出来事などに出会い,そこから得た感動を他の幼児や教師と共有
し,様々に表現することなどを通して養われるようにすること。
(2) 幼児の自己表現は素朴な形で行われることが多いので,教師はそのような表現を
受容し,幼児自身の表現しようとする意欲を受け止めて,幼児が生活の中で幼児ら
しい様々な表現を楽しむことができるようにすること。
(3) 生活経験や発達に応じ,自ら様々な表現を楽しみ,表現する意欲を十分に発揮さ
せることができるように,遊具や用具などを整えたり,他の幼児の表現に触れられ
るよう配慮したりし,表現する過程を大切にして自己表現を楽しめるように工夫す
ること。


第3章指導計画及び教育課程に係る教育時間の終了後等
に行う教育活動などの留意事項

第1 指導計画の作成に当たっての留意事項
幼稚園教育は,幼児が自ら意欲をもって環境とかかわることによりつくり出される具
体的な活動を通して,その目標の達成を図るものである。
幼稚園においてはこのことを踏まえ,幼児期にふさわしい生活が展開され,適切な指
導が行われるよう,次の事項に留意して調和のとれた組織的,発展的な指導計画を作成
し,幼児の活動に沿った柔軟な指導を行わなければならない。
1 一般的な留意事項
(1) 指導計画は,幼児の発達に即して一人一人の幼児が幼児期にふさわしい生活を展
開し,必要な体験を得られるようにするために,具体的に作成すること。
(2) 指導計画の作成に当たっては,次に示すところにより,具体的なねらい及び内容
を明確に設定し,適切な環境を構成することなどにより活動が選択・展開されるよ
うにすること。
ア具体的なねらい及び内容は,幼稚園生活における幼児の発達の過程を見通し,
幼児の生活の連続性,季節の変化などを考慮して,幼児の興味や関心,発達の実
情などに応じて設定すること。
イ環境は,具体的なねらいを達成するために適切なものとなるように構成し,幼
児が自らその環境にかかわることにより様々な活動を展開しつつ必要な体験を得
られるようにすること。その際,幼児の生活する姿や発想を大切にし,常にその
環境が適切なものとなるようにすること。
ウ幼児の行う具体的な活動は,生活の流れの中で様々に変化するものであること
に留意し,幼児が望ましい方向に向かって自ら活動を展開していくことができる
よう必要な援助をすること。
その際,幼児の実態及び幼児を取り巻く状況の変化などに即して指導の過程につ
いての反省や評価を適切に行い,常に指導計画の改善を図ること。
(3) 幼児の生活は,入園当初の一人一人の遊びや教師との触れ合いを通して幼稚園生
活に親しみ,安定していく時期から,やがて友達同士で目的をもって幼稚園生活を
展開し,深めていく時期などに至るまでの過程を様々に経ながら広げられていくも
のであることを考慮し,活動がそれぞれの時期にふさわしく展開されるようにする
こと。その際,入園当初,特に,3歳児の入園については,家庭との連携を緊密に
し,生活のリズムや安全面に十分配慮すること。また,認定こども園(就学前の子
どもに関する教育,保育等の総合的な提供の推進に関する法律(平成18年法律第77
号)第6条第2項に規定する認定こども園をいう。)である幼稚園については,幼
稚園入園前の当該認定こども園における生活経験に配慮すること。
(4) 幼児が様々な人やものとのかかわりを通して,多様な体験をし,心身の調和のと
れた発達を促すようにしていくこと。その際,心が動かされる体験が次の活動を生
み出すことを考慮し,一つ一つの体験が相互に結び付き,幼稚園生活が充実するよ
うにすること。
(5) 長期的に発達を見通した年,学期,月などにわたる長期の指導計画やこれとの関
連を保ちながらより具体的な幼児の生活に即した週,日などの短期の指導計画を作
成し,適切な指導が行われるようにすること。特に,週,日などの短期の指導計画
については,幼児の生活のリズムに配慮し,幼児の意識や興味の連続性のある活動
が相互に関連して幼稚園生活の自然な流れの中に組み込まれるようにすること。
(6) 幼児の行う活動は,個人,グループ,学級全体などで多様に展開されるものであ
るが,いずれの場合にも,幼稚園全体の教師による協力体制をつくりながら,一人
一人の幼児が興味や欲求を十分に満足させるよう適切な援助を行うようにするこ
と。
(7) 幼児の主体的な活動を促すためには,教師が多様なかかわりをもつことが重要で
あることを踏まえ,教師は,理解者,共同作業者など様々な役割を果たし,幼児の
発達に必要な豊かな体験が得られるよう,活動の場面に応じて,適切な指導を行う
ようにすること。
(8) 幼児の生活は,家庭を基盤として地域社会を通じて次第に広がりをもつものであ
ることに留意し,家庭との連携を十分に図るなど,幼稚園における生活が家庭や地
域社会と連続性を保ちつつ展開されるようにすること。その際,地域の自然,人材,
行事や公共施設などの地域の資源を積極的に活用し,幼児が豊かな生活体験を得ら
れるように工夫すること。また,家庭との連携に当たっては,保護者との情報交換
の機会を設けたり,保護者と幼児との活動の機会を設けたりなどすることを通じて,
保護者の幼児期の教育に関する理解が深まるよう配慮すること。
(9) 幼稚園においては,幼稚園教育が,小学校以降の生活や学習の基盤の育成につな
がることに配慮し,幼児期にふさわしい生活を通して,創造的な思考や主体的な生
活態度などの基礎を培うようにすること。
2 特に留意する事項
(1) 安全に関する指導に当たっては,情緒の安定を図り,遊びを通して状況に応じて
機敏に自分の体を動かすことができるようにするとともに,危険な場所や事物など
が分かり,安全についての理解を深めるようにすること。また,交通安全の習慣を
身に付けるようにするとともに,災害などの緊急時に適切な行動がとれるようにす
るための訓練なども行うようにすること。
(2) 障害のある幼児の指導に当たっては,集団の中で生活することを通して全体的な
発達を促していくことに配慮し,特別支援学校などの助言又は援助を活用しつつ,
例えば指導についての計画又は家庭や医療,福祉などの業務を行う関係機関と連携
した支援のための計画を個別に作成することなどにより,個々の幼児の障害の状態
などに応じた指導内容や指導方法の工夫を計画的,組織的に行うこと。
(3) 幼児の社会性や豊かな人間性をはぐくむため,地域や幼稚園の実態等により,特
別支援学校などの障害のある幼児との活動を共にする機会を積極的に設けるよう配
慮すること。
(4) 行事の指導に当たっては,幼稚園生活の自然の流れの中で生活に変化や潤いを与
え,幼児が主体的に楽しく活動できるようにすること。なお,それぞれの行事につ
いてはその教育的価値を十分検討し,適切なものを精選し,幼児の負担にならない
ようにすること。
(5) 幼稚園教育と小学校教育との円滑な接続のため,幼児と児童の交流の機会を設け
たり,小学校の教師との意見交換や合同の研究の機会を設けたりするなど,連携を
図るようにすること。

第2 教育課程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動などの留意事項
1 地域の実態や保護者の要請により,教育課程に係る教育時間の終了後等に希望する
者を対象に行う教育活動については,幼児の心身の負担に配慮すること。また,以下
の点にも留意すること。
(1) 教育課程に基づく活動を考慮し,幼児期にふさわしい無理のないものとなるよう
にすること。その際,教育課程に基づく活動を担当する教師と緊密な連携を図るよ
うにすること。
(2) 家庭や地域での幼児の生活も考慮し,教育課程に係る教育時間の終了後等に行う
教育活動の計画を作成するようにすること。その際,地域の様々な資源を活用しつ
つ,多様な体験ができるようにすること。
(3) 家庭との緊密な連携を図るようにすること。その際,情報交換の機会を設けたり
するなど,保護者が,幼稚園と共に幼児を育てるという意識が高まるようにするこ
と。
(4) 地域の実態や保護者の事情とともに幼児の生活のリズムを踏まえつつ,例えば実
施日数や時間などについて,弾力的な運用に配慮すること。
(5) 適切な指導体制を整備した上で,幼稚園の教師の責任と指導の下に行うようにす
ること。
2 幼稚園の運営に当たっては,子育ての支援のために保護者や地域の人々に機能や施
設を開放して,園内体制の整備や関係機関との連携及び協力に配慮しつつ,幼児期の
教育に関する相談に応じたり,情報を提供したり,幼児と保護者との登園を受け入れ
たり,保護者同士の交流の機会を提供したりするなど,地域における幼児期の教育の
センターとしての役割を果たすよう努めること。
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NPOとの恊働をもっと進める中央区であるために

2011-03-06 09:21:41 | マニフェスト2011参考資料
 昨年の予算特別委員会における恊働推進に関しての質疑を振り返ります。

 それから一年がたっての今回の予算特別委員会。
 
 質疑の中で約束されたように、恊働の事業が立ち上げあれ、今回の予算計上がなされるまで至っております。

 今後の課題として、中長期的な視点の課題も含め列挙するとして

*NPOやボランティア活動へのさらなる、財政支援の形

*第三者評価機関やその規定の整備

*本年度の事業の立ち上げについて

*人材育成の進捗

*中央区の恊働を進めるにあたっての会議体「恊働推進会議」設置

*区の恊働に対する意識の向上

*恊働のネットワークの広がり

*恊働ステーションを区役所本庁舎内に設置

 などがあると考えています。

****中央区議会ホームページより*****
予算特別委員会第四日(平成22年3月15日)
http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/h22/yosan20100315.html?userq=10

○小坂委員
 では、よろしくお願い申し上げます。

 私は、1番目の質問は協働推進に関して、2番目の質問は文化振興に関して、3番目の質問は生涯学習、4番目の質問は商店街振興で、5番目が観光拠点の整備です。ただ、最後のほうはちょっと、はしょる形になるかもしれません。

 まず、協働推進に関して入っていきます。
 この協働推進に関してなんですけれども、本日、この款の地域振興費の中でいろいろと問題提起を前委員の皆様がされてまいりました。総合型地域スポーツクラブをいかにつくっていくかということや、文化事業助成制度をいかに出していくか、また、起業するところへ支援する場合にいかに公平性を確保しながら起業を支援していくかということや、また、芝生化や緑化やアダプト制度、これらをいかに支援していくか、このようなテーマの話が前委員の皆様から出されましたけれども、これらを解決する一つの考え方を述べているのが協働推進の今回出されました中央区協働推進会議の報告書、この報告書がすべての今述べたことの一つの考え方の方向性が述べられているんじゃないかなと思います。本当にこの今回出された中央区協働推進会議の報告書の内容は非常に大切であると私は考えます。この予算委員会の一つの重要な目玉であると思っております。
 これに関して質疑していきますが、まず大変基本的なところから入らせていただきます。
 今回、協働推進会議最終報告書を提出されましたけれども、この提出に至るまでの経過を簡単に述べてください。

○林地域振興課長
 協働推進会議の最終報告をいただいたことでございますが、これまでの経過というお尋ねでございます。

 中央区では、先般も御質問にお答えをさせていただきましたが、NPO・ボランティア団体交流サロンというものを平成16年2月に立ち上げまして、さまざまな側面的な支援を各団体の方々にさせていただいております。そういった中で、中央区としても、協働の推進に向けまして地域との協働指針というものを平成18年3月に定めたところでございます。その後、協働推進会議につきましては、この協働がなかなか中央区としても進まない、さまざまな課題があるというところから、平成19年11月から昨年(平成21年)10月までの延べ13回にわたりまして協働推進会議を開催してきたところでございます。この後、平成22年には最終報告書をいただいたということで、今後、来年度に向けての協働の推進に向けて、この提言をもとに進めていきたいと思っております。

 以上です。

○小坂委員
 ありがとうございます。

 中間報告に対しては、パブリックコメントをきちんと実施して、そして最終報告書ができ上がったというところであります。この報告書の中に関して、用語があるんですけれども、重要だけれども、なかなか理解しがたい難しい用語が入っておりますので、その概念を簡単に説明いただきたいと思います。
 まず1つ目は、この中に新しい形の公共という言葉が出てまいりますけれども、これをいかに理解したらよろしいでしょうか。
 2つ目が、協働という言葉自体の再確認をお願いします。特に、この報告書では、中央区では都心型協働社会というふうな述べ方をしておりますけれども、都心型協働社会とはどのような概念でしょうか。
 3つ目が、中間支援拠点を整備するということが述べられております。特に中間支援拠点の中間というのは何の中間であるかというふうなことも含めながら、その概念をお願いします。

○林地域振興課長
 用語に関するお尋ねでございます。

 まず、新しい形の公共でございますが、これは基本計画2008で明記してございますが、さまざまな地域の中では活動していただいているところでございます、町会・自治会のほか、ボランティア活動、また、NPO等、社会貢献をいただくような形で、さまざまな活動がされております。こうした活動をされていらっしゃる方々のお力を使って、地域の実情を最も理解する住民が主体となって、地域にとって最も適した形で課題解決を図っていく、そういったことが新しい形の公共ということで定義をしているところでございます。

 次に、協働でございますけれども、これは総務省のほうの見解でございますが、住民等と行政が相互の立場や特性を認識しながら、共通の目的を達成するために協力して活動することということでございます。

 そして、都心型協働社会ということで、中央区において、今回の報告の中でも述べさせていただいておりますが、中央区の特性としましては、御案内のとおり4万4,000を超える事業所が中央区の場合はございます。また、昼間人口としましても約65万人を抱えていると。こうした都心としての立地性から、またNPO法人も現在では600を超えるという環境に至っております。そうしたNPOを初め、町会・自治会、またボランティア団体等、さまざまな分野で市民活動、そういった活動に多くの方々が取り組んでおりまして、こうした豊かな都心としての特性を活用して協働を中央区として推進していくということが都心型協働ということのイメージでございます。

 そして、4点目の中間としてのとらえ方でございますが、これは協働推進ということで、現在、社会貢献活動団体と行政である中央区、そういった意味での中間をコーディネートしていただく、また活動の団体間を中間としてコーディネートしていただく、また、そのほか団体と区民、また、町会、そういった形の個人、すみません、町会は別としまして団体と個人、区民をコーディネートしていただいて、例えばボランティアの参加ですとか、そういったことでのコーディネート、また団体と企業、そういったさまざまな活動団体をされていらっしゃる方、また、行政、そういったものとのコーディネートをしていただく意味での中間というふうにとらえております。

 以上でございます。

○小坂委員
 それぞれ詳しい解説ありがとうございます。

 今後、財政の状態も厳しくなっていく中で、区民への行政サービスを低下させないためには、ぜひとも新しい形の公共を一緒に利用しつつ、行政サービスを行っていっていただきたいと思っております。また、協働に当たりましては、お金を出してあげるから働いてくださいというふうな、どうしても目線としてはNPOの方々、ボランティアの方々に下請をしてくださいというふうな目線になりがちなところがあるんですけれども、決してNPOやボランティアは行政の下請ではございませんので、そのあたりは協働という、本当に対等な立場のパートナーシップというものを築いていただけますように、よろしくお願い申し上げます
 
 また、中間支援拠点というものは、名前としては何なのだろうというふうなことで、わかりにくいところはありますけれども、ぜひともいろいろな中間を、決してNPO、ボランティアの社会貢献団体と区の間の中間というだけではなくて、その中間というところにはさまざまな、おっしゃっていただいたような中間という働きがありますので、そのあたりを考えながら、中間支援拠点をつくっていただきたいと思います。

 では、次に移りますけれども、実際の中間支援拠点、ここでは中間支援拠点(仮称)協働ステーションというものを今後整備していくということで結論づけられておりますけれども、この中間支援拠点(仮称)協働ステーションの役割を教えてください。

○林地域振興課長
 中間支援拠点の役割でございます。

 今回、提言の中でもございますが、十思スクエアにあるボランティア交流団体サロンを発展的に機能アップしていきたいと。これまで活動に関する側面的な支援を中心に、あちらの施設では行ってきたところでございますが、この中間支援拠点において、これまでの取り組みのほか、人材育成、また、協働を推進していく上でのさまざまな、先ほども申したようなコーディネート機能、またそれぞれの団体の相談、そういったことを中心に行っていきたいと。この中間支援拠点が持つ話し合いの場ですとか、こういったコーディネート機能を活用しまして、組織の基盤を充実していただきまして、地域の他の団体との信頼関係を築いていく、そのようなことが重要であるかと思っております。
 また、このような取り組みによりまして個々の活動が活性化するとともに、さまざまな団体からのネットワークが充実していきまして、協働の社会貢献活動の輪がさらに広がっていくものということで、この中間支援拠点としての役割は担っているものと思っております。

 以上でございます。

○小坂委員
 この中間支援拠点、何か大変抽象的ではございますけれども、ここがそういう場だとすると、一方のテーブルには実際に事業をしたいというボランティア、NPOがいて、一方では中間支援拠点を運営する人がいて、一方で地域振興課をはじめとする行政の方々がいると。同じ場所でどのように新しい公共たる事業をつくっていくか、それを話し合う場が中間支援拠点であろうと考えております。
 それだけでなくて、つくった中間支援拠点におきまして、先ほど起業をいかに立ち上げていくかというふうなお話が前委員からありましたけれども、それだけでなくて、前委員の指摘からもありましたように、NPOが立ち上がったという話が今ない中で、NPO設立に向けていかに支援していくかとか、また既に社会貢献活動としては町会や自治会もございますので、そういう方々も同じ社会貢献をされているわけなので、前々から地域を担ってきた町会、自治会の社会貢献を今までされてきた方々も含め、新たに事業展開を考えるNPO、ボランティアといかに連携していくかというところの話などを、ぜひとも行っていっていただきたいし、一番重要なものの一つは、課長がおっしゃいましたように人材育成であろうかと思います。このあたりの人材育成のことも、ぜひともこの中間支援拠点で進めていっていただきたいと思います。
 ここで、この報告書の中には、新しい公共の形として、ある社会問題を解決したいと思う人や団体がいらっしゃった場合に、その方々が23のステップを踏むことによって事業が実際にできて評価されるというふうなことで、協働事業の流れ23の工程というものが書かれております。簡潔にその工程を述べていただけますでしょうか。

○林地域振興課長
 今回提言をいただきました報告書の中に、中間支援拠点を中心として区が協働に取り組むということで、事業の流れを23工程に分けたイメージで示させていただいたところでございます。その23の工程の中でのやりとりとしましては、市民活動団体というグループ、そしてこの中間支援拠点としての役割、また行政としての区の役割、そして4点目が第三者審査機関としての審議のあり方ということで、この4つのそれぞれの役割分担に応じて6つのステップに分けて、23の工程はございますが、大きくステップという位置づけで6つに分けさせていただいております。

 まず、第1のステップとしましては、事業の構築を行っていくということで、市民活動団体と中間支援拠点における事業構築でございます。

 そして、第2のステップといたしましては、実施に向けたコーディネートということで、これはやはり区との協働事業に結びつけるために、この中間支援拠点においてコーディネート機能をここで発揮していただくステップが2でございます。

 そして、ステップの3というのは、行政との協働の提案書、そういったものを活動団体において作成していただくステップでございます。

 そして、ステップ4でございますが、提案書の審査ということで、区だけではなく第三者、区民ですとか学識経験者等の方々にも参画していただきまして、第三者審査機関を設けまして、ここで審査をいただくのがステップの4でございます。

 そして、ステップの5としましては協働事業の実施を行い、

 ステップ6において、当然ではございますが、事業の進捗の評価ですとか、また次に向けた改善ということで、

 大きく23工程を6つのステップに分けて示していただいたところでございます。

 以上です。

○小坂委員

 この23の工程がきちんと書かれているということが、非常にこの報告書のすぐれた点だと私は理解しております。
 ただ、行政の皆様にとっては、これは日々なされていることなので、余り感じられていないのかもしれませんけれども、区民の側から見れば、自分たちが社会問題を解決したいという中で、行政がもしかして、それを解決しようとする意思に対してお金をつけてくれると。
 とてもそのような過程というのはなかなかないことなんですよね。ただ、この23の工程をきちんと踏んでいけば、結局うまく行政のほうからは助成をつけていただける形になり、またその事業を一緒に考えてもらえるということなので、23の工程をきちんと、23もあるので大変長くて理解しづらくもあるんですけれども、ただ、一つ一つ細かく見ていくと、そのステップを踏んでいくと事業構築が成り立つというふうに私は読めます。実際、ですから、山岸先生や瀧澤先生が一生懸命考えてつくられた工程だと思いますけれども、非常にすぐれた工程が書かれております。ここは高く評価させていただきたいと思っているところであり、実際の6つの、23ありますけれども、事業構築に向けた6つのステップを踏みながら、事業構築はぜひ今後なされていっていただきたいと考えているところです。

 途中で出てきました第三者審査機関というものが出てまいりましたので、その役割をもう一度そこだけ述べてください。

○林地域振興課長
 御答弁の前に1点御確認をさせていただきたいのが、行政の助成ということを今、委員お話ございましたが、この23の工程の中に各種団体に助成金の御紹介等をさせていただく部分が書かれてございます。ちょっと勘違いがあってはと思いまして、お話をさせていただきますと、行政の助成というのは区が助成をするということではなく、財団ですとか国だとか、このようなさまざまな社会貢献活動に対して助成をしている団体がございます。そういった団体の助成の情報を提供させていただいたり、また、そういった助成金をいただくに当たっての事業構築の支援、そういったところも、この中間支援拠点の中では団体の方々とのコーディネートの中で役割があるということでございます。

 そして、今、もう1点御質問がございました第三者審査機関という部分の役割でございますけれども、第三者審査機関につきましては、やはり協働事業の公平性ですとか公正性、そういったものを確保するために、第三者からなります選定委員会、そして事業が実施された後の評価ということで御審議いただく機関ということで御提言いただいたところでございます。そういった中で、今お話しさせていただいたように審査機能と評価機能、その点が第三者審査機関の役割でございます。

 以上です。

○小坂委員
 中間支援拠点の協働ステーションが一方であり、もう一つ、第三者審査機関もつくるということなんですけれども、それを同じにはせずに、分けて組織を1つつくったのはどのような意図があってされたことでしょうか。

○林地域振興課長
 この御提言の中では、それぞれが一つの組織というところなのか、分けてというところまでは御説明いただいたところではございません。
 我々としましては、一つの考え方として、協働推進会議というものが今回足かけ3年にわたって御審議をいただいたところでございますが、今回22年度から取り組む事業で、協働がさまざまな課題のすべてを解決できたかというと、そういう面でもない部分があろうかと思っております。
 一つの考え方として、この協働推進会議をまた新たな要綱を定めまして、中央区における協働のさまざまな課題解決に向けた御提言をいただく一つの審査機関として設け、その下にこのような審査機関ですとか評価機関、そういったものを設けるというのも一つの考え方と思っております。今後、この会議を立ち上げるに当たって、さまざまな活動団体の方々との話し合いをさせていただきながら決めさせていただきたいと思っております。

 以上です。

○小坂委員
 私も質問させていただきながらも、実際に第三者審査機関というのがその中に入るのか、ちょっと離れた別物かは別にして、第三者審査機関をきちんとつくるという点では、非常にこの点もすぐれていると思います。この第三者審査機関が協働事業選定基準を作成したり、協働事業評価基準を作成したり、また事業提案書の審査をしたり、事業実施後の評価をしたり、その基準を作成して、実際に審査、評価するということの第三者審査機関を置いているということがとても大事だと思います。

 私がここでしつこく言ったのは、2番目に述べたいと思っておりました、文化振興に関連しての文化事業助成制度が今後進められていきますけれども、私はぜひともこのような第三者審査機関をきちんとつくり、また事業の選定基準や事業の評価基準もぜひともつくっていただきながら、文化事業助成制度もこのようにしていただければと思っております。

 文化振興に関して言いたい部分はこの部分ですので、2番目のテーマはこれで終わりにします。

 1番目の協働推進に戻りますけれども、実際、今後のタイムテーブルに関してです。

 いよいよ報告書が出たというところで、どのようにこの中間支援拠点を立ち上げたり、また実際にそれを運営する事業者をプロポーザルで選んだり、第三者審査機関をいつ立ち上げ、その第三者審査機関が先ほど申しました選定基準や評価基準をいつまでにつくるというあたりのタイムテーブルはいかにお考えでしょうか。

○林地域振興課長
 協働を進めるに当たってのタイムテーブルのお尋ねでございます。

 我々事務レベルでございますが、具体的にまだ詳細に決まっているところと、決まっていないところございまして、ただ、基本的な姿勢として御理解いただきたいと思うんですが、来年度、今お話のあった第三者の審査機関を設ける中で、区との協働事業という意味での提案を受けていきたいと思っております。その提案を来年度の予算に何とか間に合うような形で協働提案をそれぞれの団体からいただき、次年度予算に反映していくというところの姿勢は、まず御理解いただきたいと思っております。詳細につきましては、この予算審査が終わりまして、予算が通った後、区としても詳細なものを決めていきたいと思っております。

 以上です。

○小坂委員

 一番大切な部分ですね。報告書ができて、まだ先は長いんだけれども、課長がおっしゃいましたように、来年度(平成23年度)の予算では事業提案を受けるというところまで進めていくという、その考え方をいただき、大変安心しているところでございます。事業提案を受けて、この協働の歩みを来年の予算審議におきましては、そのあたりを評価させていただきたいと思っておりますので、なかなか時間はかかる、長いステップが多々あるとは思うんですけれども、ぜひとも実現のほどお願い申し上げます。

 では、このように報告書ができ上がったというところではありますけれども、今後の協働推進の課題ですね。今後、何が課題として残されているとお考えでしょうか。

○林地域振興課長

 中央区において課題がさまざまなものがある中で、このような形で報告をいただきまして、その提言を反映しながら来年度から、これからスタートしていこうという状況にあるということは、まず御理解いただきたいと思います。
 そうした中で、これからさまざまな課題が見えてくるかと思っておりますけれども、まずは我々が今考えておりますところについては、この協働そのもの自体、区民も含めまして新しい理念といいますか、考え方でございます協働というものをいかに区民にもPRをして、また団体の方々においても、自分たちの目的達成のための社会貢献活動はさまざまされていらっしゃるかと思いますが、それと行政とが手を組んで、どういった課題解決、地域解決をしていくのかという部分では、まだまだこれから御理解をいただかなければならないといったところが大きな一つの課題だと思っております。

 また、我々行政といたしましても、これまで行政が中心となってさまざまな福祉向上を図ってきているわけでございますが、そうした活動団体の方々と新たに手を結んで、一つの行政サービスを展開していくといった部分では、職員における意識改革というものも必要かと思っております。これまでも研修等行っておりますけれども、今後さらに充実をしていきたいと思っております。

 また、地域等のさまざまな資源が、NPO団体を初めとしましてございます。そういった団体の地域資源といいますか、そういった方々の有効活用をどうやって図っていったらいいのか。これは公募事業でも来年度展開していきたいと思っております。

 さまざまな課題等がございますが、今後も課題解決を迅速に行いまして、この協働を何とか促進させていきたいと思っております。

 以上です。

○小坂委員

 大切な課題を述べられたと思っております。

 1つには、やはり区の協働推進の意識の向上ですね。そこで、この報告書にも書かれておりますけれども、区職員の協働推進に関しての研修の定期的な開催というふうなことで、定期的に開催し、協働推進の意識を向上していくというふうに報告書でも述べられておりますので、ぜひともそこも含め、協働ということの意識の高い、ここの職員の皆様は大変意識が高く評価させていただいておりますけれども、ぜひとも協働に向けた意識の向上をよろしくお願い申し上げたいと思います。

 また、さまざまな地域の資源とおっしゃいましたけれども、地域の資源たる中央区の区民の皆様も、大変意識が高うございます。そういう方々がその力を発揮できるような人材育成をしていっていただきたいと思います。この報告書の中でも述べられておりますけれども、NPO、ボランティアに単に参加するという人材もあれば、それを一歩進めて、そういうボランティア、NPOを組織するというふうな人材、また、組織されたボランティア、NPOと区と企業等というのをコーディネートする、それは中間支援拠点のメンバーのやる仕事だと思いますけれども、そういうコーディネートできる人材、さまざまな人材の育成の課題がございますので、そのあたりをぜひとも今後よろしくお願いしたいと思っております。

 また、中間支援拠点がそもそも機能するのかとか、第三者審査機関がそもそも機能するのかというのを評価する組織が私は必要なのではないかと思いますけれども、このあたりは中間支援拠点や第三者審査機関の自主性に任せても大丈夫なものなんでしょうか。そこだけ、お願いします。

○林地域振興課長
 当然、我々行政をつかさどる職員もおります。第三者審査機関との関係においては、例えば行政と監査をいただいている関係がございます。監査委員と我々とは、そういった意味では監査委員に対して監査をするということではなく、我々、団体と、また中間支援拠点との公平なジャッジ、そこら辺の意識は常に持って対応していきたいと思っております。

 以上です。

○小坂委員

 協働推進会議がこの報告書をつくったと。この報告書ができたことは、また新たなる協働推進のスタートだと思われます。その自主性といいますか、監査の考え方で動いていくというふうに課長は述べられておりますけれども、私はこの中間支援拠点や第三者審査機関がうまく機能するかを初め、また、区の協働推進の意識向上がなされているかどうかや、先ほど申しました協働に向けた人材育成がなされていくか、それらをやはり見るという組織が必要なのではないか。すなわち、中央区協働推進会議報告書が1つ出ておりますけれども、次の展開に向けた中央区協働推進会議の新たなステージでの、この会議の設置は必要だと考えますけれども、このあたりはいかがでしょうか。

○林地域振興課長

 重ねる答弁でございますけれども、我々としても、現段階においてはそういった形での組織を設けるということではなく、区としての公平性、効率性、そういったところも十分認識しながら第三者審査機関との役割を持っていきたいと思っております。

 以上です。

○小坂委員
 恐らく大丈夫かとは思いますけれども、私は、報告書は出されたけれども、今度はこの新たな展開を見ていく、その進みぐあい、中央区の協働という事業がいかに進んでいるかというのを評価する、中間支援拠点だけでなくて協働という概念が進んでいくというのを評価していく会議体は必要なのではないかと思いますので、私自身は中央区協働推進会議は、新たなメンバーかどうかは別にして、もう一度設置して、区全体の協働推進のあり方を見ていく、区民と一緒に考えていく場の設置が必要かと考えます。このあたり、よろしく御検討いただければと思います。

 最後なんですけれども、協働推進会議の報告書は、大変私は価値がある報告書かと思うんですけれども、こういうものを知的財産としてきちんと固めた形にしてとっておき、これを保護する、または著作権として利用していくとか、このあたりの考え方というのはないんでしょうか。23の工程をきちんと出したというのは、一つの著作権というか、何か一つの知的財産じゃないかなと私は思うんですけれども、そこまでのものではないんでしょうか。そのあたり、どうですか。

○林地域振興課長
 大変お褒めのお言葉をいただきまして、委員は相当喜ぶことだと思っております。

 今、委員お話しのとおり、日本では初めての試みであるということで、この機能については学識経験者等、お話をいただいているものでございます。この中で、我々としまして、中間支援拠点に求める役割の機能の中に、他の中では中間支援拠点の中で相談ですとか情報交換、また、協働提案書の作成支援だとか、そのような取り組みについてはこれまでもこのような拠点において行っていたというところでございますが、中央区ではこれらに加えまして、協働事業としての事業の構築支援、また協働事業に至らなかった団体にさまざまな助成団体の財政的な支援、そういったものの御紹介等もあわせて行いながら、その地域での活動団体の育成を促していきたいと、そのようにこの中間支援拠点の中では機能してございます。
 そういった意味で、知的財産というお話もいただいているところでございますが、こういったNPO等の地域との協働という考え方は、まだまだ平成10年にNPO法ができた後、他の中でも活動はされていらっしゃいますが、まだまだこれからのことだと思っております。そういった中で、中央区のいいところ、また、ほかの自治体でのいいところ、相互にこれについては活用しながら、情報交換しながら、よりよいものを協働という形で、新しい形の公共に進めていきたいと思っております。

 以上です。

○小坂委員
 今後とも、ぜひとも中央区協働推進会議の報告書、そして出された23のステップを大切にしながら、区の協働推進を進めていっていただきたいと思います。大変期待いたしておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

以上、
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小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて

2011-03-05 09:57:08 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 取り急ぎ、わかる範囲でご報告させていただきます。

 「小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて」厚労省から、通知が出ました。

 よって、当院もその通知に従って対応することとし、小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンの接種を、一時的に見合わせます。
 現在、当院に近日中で予約が入っているかたには、お電話でその旨のお知らせをいたしております。

 3月8日には、厚労省で今回のワクチン接種と死亡との因果関係の評価のために、「医薬品等安全対策部会安全対策調査会」と、「子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会」を、合同で開催し、詳細な検討を実施する予定するということですので、その詳細がわかり次第、このホームページでもお知らせをさせていただきます。



****以下、厚労省の関連ホームページからの転載*****


http://www.info.pmda.go.jp/happyou/file/PMDSI_110304.pdf
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r98520000013zrz.html

報道関係者 各位

 小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む
同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて

 小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)及びヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)を含む、ワクチン同時接種後の死亡例が、3月2日から本日までに4例報告されました。

(概要は別添)
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r98520000013zrz-att/2r98520000013ztw.pdf

 ワクチン接種と死亡との因果関係は、報告医によればいずれも評価不能または不明とされており、現在詳細な調査を実施しています。
 このような状況から、「小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)」及び「ヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)」については、因果関係の評価を実施するまでの間、念のため、接種を一時的に見合わせることとし、自治体及び関係製造販売業者に連絡しました。
 なお、今回のワクチン接種と死亡との因果関係の評価は、医薬品等安全対策部会安全対策調査会と、子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会を、早急に合同で開催し、詳細な検討を実施する予定です。


小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチン接種の 一時的見合わせについてのQ&A
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r98520000013zrz-att/2r9852000001402a.pdf

平成23年3月5日
健康局結核感染症課
医薬食品局安全対策課

問1 なぜ、小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種を一時的に見合わせたのですか。

 3月2日から4日までの間に、報告医によれば因果関係は評価不能又は不明とされていますが、小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含むワクチン同時接種後の死亡例が4例報告されたため、至急調査をしているところです。
 情報を収集し専門家による因果関係の評価を実施するまでの間、念のため接種を一時的に見合わせることとしたものです。
 なお専門家による会議は3月8日に開催させていただく予定です。

問2 最近、子どもが小児用肺炎球菌ワクチン又はヒブワクチンを接種したのですが、大丈夫でしょうか。どのようなことに気をつければよいでしょうか。       

 我が国でも発売以来それぞれ100万人から150万人程度の子供に接種されたと推定されており、特に著しい問題は生じていないことが先日行われた調査会で確認されております。また、今回の報告については、接種当日(3例)または3日後(1例)に生じており、接種数日を経ている方についてはご心配ないものと考えられます。またこれらの亡くなられた子どもさんの状況についての予防接種との関係については、現在至急調査を行っているところです。
 接種直後から数日以内に、高熱、ぐったりしているなど、普段と異なる症状が見られる場合には医師に相談してください。 

問3 小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンを同時接種する場合ではなく、いずれか一方を接種することも見合わせているのでしょうか。

 ワクチンとの関連を評価するまでの間は、念のため、単独での接種も見合わせることといたしました。


問4 DPT(ジフテリア、百日せき、破傷風)3種混合ワクチンの接種は見合わせていないのですか。

 DPTワクチンは従来から定期接種ワクチンとして広く使用されているワクチンであり、これまでの我が国での接種の実績からみて接種を見合わせることとはしていません。
 一方、小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンは我が国での発売以降の期間がそれぞれ1年又は2年程度と短く、また、昨年11月から開始した接種事業により接種者数がそれ以前に比べ増加している状況にあるため、評価を行うまで念のため一時見合わせることとしました。


問5 接種の見合わせはいつまで続きますか。

 因果関係の評価を行う専門家の会議を3月8日に予定しており、少なくともそれまでの間は接種の見合わせをお願いいたします。その後の対応は、検討結果を踏まえて速やかに決めたうえ、改めてご案内いたします。


問6 来月、次回の接種を予定していますが、接種できますか。

 3月8日に開催する予定の、専門家の会議の結果を速やかに公表する予定ですので、その結果をご参考にしてください。

以上、
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予算編成過程の公開を!計画ありきの行政からの脱却のために

2011-03-04 05:32:49 | マニフェスト2011参考資料

 以下、憲法、財政法、地方自治法の予算の公開に関する諸規定があり、予算の編成・審議・執行・決算の全課程において、公開されるのが原則です。

 予算編成過程が、本区ももっと住民の皆様に開かれたものになるように努力していかねばならないと思っています。

 例えば、

 *予算ヒアリング、すなわち、担当課が区長に対して来年度の仕事の予算を説明し、要求する場の公開。


****諸規定 抜粋****


憲法第91条「内閣の財政状況報告」
内閣は、国会及び国民に対し、定期に、少くとも毎年一回、国の財政状況について報告しなければならない。

財政法第46条「財政状況の報告」
内閣は、予算が成立したときは、直ちに予算、前前年度の歳入歳出決算並びに公債、借入金及び国有財産の現在高その他財政に関する一般の事項について、印刷物、講演その他適当な方法で国民に報告しなければならない。
2  前項に規定するものの外、内閣は、少くとも毎四半期ごとに、予算使用の状況、国庫の状況その他財政の状況について、国会及び国民に報告しなければならない。

地方自治法第219条第2項「予算の報告及び公表」
普通地方公共団体の議会の議長は、予算を定める議決があつたときは、その日から三日以内にこれを当該普通地方公共団体の長に送付しなければならない。
2  普通地方公共団体の長は、前項の規定により予算の送付を受けた場合において、再議その他の措置を講ずる必要がないと認めるときは、直ちにこれを都道府県にあつては総務大臣、市町村にあつては都道府県知事に報告し、かつ、その要領を住民に公表しなければならない。

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財産価格審議会を中央区にも作るべきではないでしょうか?

2011-03-04 03:25:39 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 不動産の価格の決定において、その決定過程の透明化や価格の妥当性を第三者的に評価審査する機関があってしかるべきだと思います。

 東京都では、以下のように設置しています。

 本区でも設置すべきではないかと考えます。

****以下、東京都ホームページより*****

○東京都財産価格審議会条例

昭和二八年三月三一日
条例第二六号
東京都財産価格審議会条例を公布する。
東京都財産価格審議会条例
(設置)
第一条 東京都の公有財産の管理及び処分並びに財産の取得及び借入れに関し、適正な価格及び料金(以下「価格」という。)を評定するため、知事の附属機関として東京都財産価格審議会(以下「審議会」という。)をおく。
(昭三九条例二九・一部改正)
(所掌事項)
第二条 審議会は、知事の諮問に応じ、次に掲げるものに関する価格を評定して答申する。
一 不動産
二 船舶、浮標、浮桟橋及び浮ドック並びに航空機
三 前二号に掲げる不動産及び動産の従物
四 地上権、地役権、鉱業権その他これらに準ずる権利
五 特許権、著作権、商標権、実用新案権その他これらに準ずる権利
六 不動産の信託の受益権
(昭三九条例二九・全改、昭六一条例一一四・一部改正)
(組織)
第三条 審議会は、次に掲げる者につき知事が任命又は委嘱する委員十五人以内をもつて組織する。
一 学識経験者 十一人以内
二 東京都職員 四人以内
(昭三八条例七六・昭四九条例八四・一部改正)
(委員の任期)
第四条 前条第一号の委員の任期は、二年とし、補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。但し、再任をさまたげない。
(会長の選任及び権限)
第五条 審議会に会長を置く。
2 会長は、第三条第一号の委員のうちから、委員の選挙によつて定める。
3 会長は、審議会を代表し、会務を総理する。
4 会長に事故があるときは、あらかじめ会長の指名する委員がその職務を代理する。
(昭四九条例八四・一部改正)
(招集)
第六条 審議会は、知事が招集する。
(専門委員)
第七条 専門の事項を調査するため必要があるときは、審議会に専門委員をおくことができる。
2 専門委員は、学識経験者のうちから、知事が委嘱する。
(定足数及び表決数)
第八条 審議会は、委員の半数以上の出席がなければ会議をひらくことができない。
2 審議会の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、会長の決するところによる。
3 議事に直接の利害関係を有する委員は、その表決に加わることができない。
(委任)
第九条 この条例の施行について必要な事項は、知事が定める。
附 則
この条例は、公布の日から施行する。
付 則(昭和三八年条例第七六号)
この条例は、公布の日から施行する。
付 則(昭和三九年条例第二九号)
この条例は、昭和三十九年四月一日から施行する。
附 則(昭和四九年条例第八四号)
1 この条例は、公布の日から施行する。
2 この条例施行の際、現にこの条例による改正前の東京都財産価格審議会条例第五条第一項の規定に基づき会長の職にある者は、この条例による改正後の東京都財産価格審議会条例第五条第二項の規定に基づき、会長が選任されるまでの間、なおその職務を行うものとする。
附 則(昭和六一年条例第一一四号)
この条例は、公布の日から施行する。

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中央区議会の総意:築地市場は現在地で再整備。平成11年9月30日石原都知事宛て意見書

2011-03-03 06:52:27 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 中央区議会は、石原都知事宛てに築地市場の現在地での再整備を求める意見書を提出し、その意見書は、現在の中央区議会の意思でもあります。

***昨年の予算特別委員会 議会費*** 
http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/h22/yosan20100312.html?userq=10


○小坂委員
 では、始めさせていただきます。

 現在、都議会のほうでも築地市場移転問題が大きな争点となっておるところであり、我が中央区でも区長を初め、また区議会、築地市場現在地再整備で意思統一されていると考えております。ただし、東京都に届けていく場合、何らかの形というものが必要であります。そこで、再度確認の形の御質問になります。

 中央区議会は総意をもって石原都知事あてに平成11年9月30日意見書、築地市場現在地再整備に関する意見書を提出しています。抜粋して読みますと、この意見書は築地市場の現在地での再整備を求める意見書ということで、前の部分は省きますが、途中から読みます。

 60年余の歴史を誇る築地市場は、都心に位置し高い交通利便性から、都民の台所として小売業者や飲食業者はもとより連日多くの人々が仕入れや買い物に訪れ、今日、東京の経済的活力はもとより地元中央区の地場産業を支える重要な基幹施設となっています。東京都を初め市場関係者は、生鮮食料品の円滑な流通を確保し、都民の安定的な食生活に貢献するという築地市場の担う役割の重要性を改めて認識する必要があります。
 今日、出口の見えない不況下において、市場関係者はもとより、そこに働く多くの勤労者が安心して仕事に取り組める環境を整えるためにも、築地市場の再整備は一刻たりとも、ゆるがせにできるものではありません。
 東京都においては、ことの重大性を深く認識し、現在地での築地市場再整備を軌道に乗せるため、最善の努力を尽くすことを強く要請するものであります。
 右、地方自治法第99条第2項の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。
 平成11年9月30日東京都中央区議会議長

 引用を終わります。と書かれており、これはそのまま60年余というところを70年余というふうに変えても十分に当てはまる内容かと思います。このような意見書が過去に提出されていると。それは議会が改選のためにかわっても、この意見書というものの効力は続くものなのかどうか確認させてください。

○議会局長
 ただいま読み上げられました平成11年9月30日付の築地市場の現在地再整備を求める意見書でございますが、区議会の総意として提出したものでございますので、これについては現在も生きているというふうに理解しております。

○小坂委員
 わかりました。現在もそのような効力を有しているということで理解いたします。
 では、それはそれで意見書は続いていくとして、であれば、これは本当に何度も何度も区長がおっしゃっているように、中央区議会も中央区も区長も移転には断固反対で現在地再整備を求めているということは重々わかってはおりますけれども、今、現段階でも確認の意味で、このような意見書の趣旨は中央区議会はまだ有しているということを再度確認の意味で御質問させていただきます。

○議長
 ただいま小坂委員からの御指摘のとおり、築地市場の豊洲への移転の話が出てきたとき、区議会で全会一致で、この意見書を採択し、関係機関へ送付させていただきました。そして、それ以降、議会も行政も一体となって断固移転反対ということで、現在地再整備を求めているわけでございまして、区議会といたしましても、このときと何ら考えは変わっていない、そういうことでございます。

○小坂委員
 今回、この3月が本当に築地市場移転問題の最大の山場であり、都議会の判断がとても大事でありますけれども、その前にそれを有する地元区が、基礎自治体である地元区がどのように考えているかということは、とても大事なことでありますので、今、議長のほうから、これは本当に聞くまでもなくということではございますけれども、形としてもこのような意見書があるということを再度認識させていただき、今後の予算審議でも、いかに現在地再整備を行う方向で東京都を方向づけるかというところに関して、また検討していければと思います。

 以上、どうもありがとうございました。

****引用終わり****
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