きちんとフォローしていく必要がありますが、下記は東電会見で開示された資料とのこと。
この資料で見る限り、1号機と3号機の圧力容器周辺温度は摂氏300−400度まで上昇しています。
****日経新聞(2011/3/23)******
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381949EE0E1E2E5888DE0E1E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
東電、福島原発1号機の圧力容器「温度は下落傾向」
- 2011/3/23 12:47
東京電力は23日、福島第1原子力発電所1号機の原子炉圧力容器の外側の温度について「今朝に400度まで上昇したが、炉内への給水方法を変えたことで、午前11時時点で360度程度に下がった」と説明した。圧力容器の設計温度は302度という。1号機の中央制御室にある計測機器に通電したため、計測できるようになった。〔日経QUICKニュース〕
****以上*****
*****読売新聞(2011/03/24)*****
福島第一原発1号機、核燃料溶融の可能性も
国の原子力政策の安全規制を担う、原子力安全委員会の班目春樹委員長は23日夜、東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所の事故後初めて記者会見を開いた。
<script type="text/javascript"></script>
<script src="http://as.yl.impact-ad.jp/bservers/AAMALL/acc_random=97244771/pageid=53262381/S0=10127/S1=11136/AAMB0/SITE=SCIENCE/AREA=P.RECTANGLE/AAMSZ=300X250/OENCJP=SJIS"></script>
<script type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript"></script>
原子炉の被害について尋ねられた同委員長は「(水素爆発した)1号機の核燃料はかなり溶融している可能性がある。2、3号機に比べて、最も危険な状態が続いている」と指摘。原子炉内の温度、圧力の異常上昇が続き、危険な状況にさしかかっているとして、「(炉心が入っている)圧力容器の蒸気を放出する弁開放を行い、炉の破壊を防ぐ検討をしている」ことを明らかにした。
同原発1~3号機の原子炉の燃料棒は露出し、海水の注水作業が続けられている。23日、1号機の炉内の温度は一時、400度と設計温度(302度)を上回ったが、注水によって温度が下がっている。しかし、圧力の上昇が続き不安定な状態になっているため、班目委員長は「24日にも、圧力容器内の蒸気を放出するかの判断をする」と述べた。
(2011年3月24日01時21分 読売新聞)
*****以上******