災害時のこどもの心のケアに役立つ資料と思います。
こちらで、アドレスをご紹介します。
災害時のこどもの心のケアに役立つ資料と思います。
こちらで、アドレスをご紹介します。
以下、ブログにコメントをいただきました。
*****いただいたコメント*****
Unknown (Unknown)
2011-03-23 17:21:32
お世話になっております。
乳児の水道水の飲用は控えるようにニュースで報道され、驚いています。
乳児とは、何歳くらいまでをさすのでしょうか、そして妊娠中の方はやはり飲用を控えたほうがよいのでしょうか。
教えてくだされば幸いです。
****以上コメント****
情報のリテラシーが今、すべてにおいて重要です。
私自身も、医学的観点から、情報を取捨選択し、お伝えしていきたいと思います。
きちんとしたお答えにはまだなりませんが、以下、日本産婦人科学会見解と毎日新聞解説と専門学会からの見解を掲載します。
下線は、私が印としてつけています。
****日本産婦人科学会*****
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/announce_20110324.pdf
水道水について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内
平成23 年3 月24 日
日本産科婦人科学会
平成23 年3 月23 日(水曜日)東京都の金町浄水場の水道水に1kg(1.0 リット
ルあるいは1000 ミリリットルに同じ)当たり210 ベクレルの放射性物質が含ま
れていると発表されました。以下に、1kg 当たり200 ベクレル前後の放射性物質
を含む水道水(軽度汚染水道水と表現します)を長期にわたって飲んだ場合の
健康への影響について学会の見解を示します。
1. 軽度汚染水道水を妊娠期間中(最終月経開始日より分娩まで)毎日(計280
日間)1.0 リットル(1,000 ミリリットル)飲むと仮定した場合、妊娠女性
がその間に軽度汚染水道水から受ける総被曝量は1,232 マイクロシーベル
ト(1.232 ミリシーベルト)と計算されます。
おおよその母体被曝量は以下のように算出されます。
総被曝量(マイクロシーベルト)=(摂取ベクレル総量)×2.2÷100
例えば、500 ベクレル/kg の水を1 日1.0 リットルずつ365 日飲むと
500×365×2.2÷100=4,015 マイクロシーベルト(約4.0 ミリシーベルト)と
なります。
2. お腹の中の赤ちゃん(胎児)に悪影響が出るのは、赤ちゃんの被曝量が
50,000 マイクロシーベルト(50 ミリシーベルト)以上の場合と考えられて
います。なお、日本産科婦人科学会では放射線被曝安全限界については米
国産婦人科学会の推奨に基づいて50 ミリシーベルトとしてきております。
一方、これら問題に関する国際委員会の勧告、ICRP (International
Commission on Radiological Protection) 84 等に基づいて安全限界を
100,000 マイクロシーベルト(100 ミリシーベルト)とする意見もあります。
この違いは他の多くの安全性指標と同様、安全域をどこまで見込むかとい
う考え方の違いによるものです。なお、赤ちゃん(胎児)の被曝量は、母
体の被曝量に比べて少ないとされています。胎児が100,000〜500,000 マイ
クロシーベルト(100〜500 ミリシーベルト)の被曝を受けても胎児の形態異
常は増加しないとの研究報告もあり、ICRP84 は「100 ミリシーベルト未満
の胎児被曝量は妊娠継続をあきらめる理由とはならない」と勧告していま
す。
3. 母乳中に分泌される(出てくる)放射能活性を持ったヨウ素は母体が摂取
した量の4 分の1 程度と推測されますが、確定的なことはわかっていませ
ん。
4. これらを総合すると、現時点では妊娠中・授乳中女性が軽度汚染水道水を
連日飲んでも、母体ならびに赤ちゃん(胎児)に健康被害は起こらないと
推定されます。また、授乳を持続しても乳幼児に健康被害は起こらないと
推定されます。
5. しかし、胎児・乳幼児は成人に比べ被曝の影響を受けやすいとされており、
被曝は少ないほど安心です。したがって、軽度汚染水道水以外の飲み水を
利用できる場合には、それらを飲用することをお勧めします。
6. 妊娠中女性は脱水(体の中の水分が不足すること)には特に注意する必要
があります。したがって、のどがかわいた場合は決してがまんせず、水分
を取る必要があります。のどがかわいた場合には、スポーツドリンク、ミ
ネラルウォーター、ジュース、牛乳などがお勧めです。
7. 今後も水道水の放射性物質汚染(ベクレル値)には注意して下さい。今回
お示しした式を使用して、野菜などからの被曝も計算できます(野菜何グ
ラム当たりのベクレルかに注意が必要です。1.0 キログラムは1,000 グラム
と同じです)。
***以上****
****毎日新聞*****
放射性物質:生活上の疑問Q&A…水道水からヨウ素検出
東京都葛飾区の金町浄水場で、水道水から1キログラム当たり210ベクレルの放射性ヨウ素が検出された。都は23区内などで乳児の飲用を控えるよう求めたが、入浴などには利用してもいいのか。幼児は大丈夫なのか。生活上のさまざまな疑問点を、専門家らの話を基にまとめた。【山崎友記子、五味香織】
Q なぜ1歳未満の乳児だけなの?
A 原子力安全委員会は、放射性ヨウ素が300ベクレルを超える飲料水は飲用を控えるよう定めている。一方、食品衛生法に基づく暫定規制値は、100ベクレルを超える牛乳などを乳児用の粉ミルクや飲用に使用しないとしている。これを基に国はこれまで、100ベクレル超の水道水を摂取しないよう呼びかけていた。ヨウ素は甲状腺に集まりやすいが、小さい子どもは成長が盛んで甲状腺の発達も進むため、放射性ヨウ素も多く取り込み、影響が大きいと考えられている。
Q 妊婦は?
A 妊婦が飲んだ水は胎盤を通じて胎児に影響を与えると考えられる。胎児についての放射性物質の規制値はなく、現時点で妊婦に摂取しないよう呼び掛けてはいないが、ある産科医は「水道水はできれば避けてほしい」という。ただし「ペットボトル入りの飲料水が入手できずに強いストレスを感じるなら、その方が母体に悪い」とも説明する。
Q そもそも浄水場で放射性物質は取り除けないの?
A 浄水場での水処理は汚れやにおいを取り除くが、放射性物質の除去は想定していない。左巻健男・法政大教授(科学リテラシー)によると、今回、暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出された金町浄水場はオゾンガスで汚れを分解し、活性炭で有機物などを吸着する高度な技術で処理をしている。それでも放射性物質の除去はごく一部にとどまるとみられる。
Q 家庭用浄水器や煮沸では減らせる?
A 一般的な家庭用浄水器も浄水場と同様の仕組みなので、あまり期待できないと考えた方がいい。煮沸でも難しいとされている。
Q 乳児はお風呂や歯磨きにも使わないほうがいい?
A 厚生労働省は「問題ない」との見解を出している。丹羽太貫(おおつら)・京都大名誉教授(放射線生物学)も、飲んだとしても放射性物質がすべて体に取り込まれるわけではなく、入浴や歯磨きでの影響はほとんどないと指摘する。丹羽氏は「乳児は粉ミルクを水道水で溶いて飲むから基準を引き下げたのだろうが、そもそも日本の基準は厳密すぎる。あまりナーバスにならない方がいい」と冷静な対応を求めている。
Q 水道水の摂取を控える地域は今後広がるの?
A 厚労省は21日、全国の自治体の水道事業者などに対し、水道水から100ベクレルを超える放射性ヨウ素が検出された場合は、公表するよう通知を出している。今後自治体が発表する数値に注意しよう。
◇ベクレルとシーベルト◇
ベクレルは放射能の強さを表す単位で、1秒間に原子核の崩壊が1回起こる放射能の強さが1ベクレル。シーベルトは放射線の人体への影響を示す単位。光に例えると、ベクレルは電球本体の明るさで、シーベルトは光を受けた場所の明るさに相当する。放射線や放射性物質の種類、放射線を受けた臓器によって人体への影響は異なる。1ベクレルの放射性ヨウ素を経口摂取した場合の人体への影響は、0.022マイクロシーベルトとなる。一般人の1年間の被ばく限度は、自然放射線を除き、1000マイクロシーベルト。
*****以上*****
以下は、社団法人日本医学放射線学会の見解です。
社団法人日本医学放射線学会:概要
団体名:社団法人日本医学放射線学会
設立認可:昭和25年3月6日
理事長: 杉村 和朗(神戸大学大学院)
会長:大友 邦(東京大学)
会員数:8336名(平成22年2月末日現在)
代議員(社員):250名
事業内容:
放射線医学的研究の促進と連絡提携を図ることを目的とする。学術集会,講演会,認定審査,機関誌発行等を行っている。
日本医学放射線学会事務局:
〒113-0033
東京都文京区本郷5丁目1の16 NP-IIビル3階
参考までに掲載いたします。
****以下、社団法人日本医学放射線学会ホームページより****
http://www.radiology.jp/modules/news/article.php?storyid=911
放射線被ばくなどに関するQ&A Ver.3 (2011/03/22更新)
2011-3-18 14:11:37
Ver.3 2011/03/22
皆様へ
社団法人 日本医学放射線学会
Q11とQ12を追加しました
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震の後、東京電力福島原子力発電所で放射性物質の飛散が報道されています。懸命の原子炉防御作業が継続していますが、現在原発周囲半径20キロメートル圏内の住民が避難し、20~30キロメートル圏内の住民は屋内へ退避する事態となっています。
日本医学放射線学会、は、被災された皆様、被災地で活動を続ける会員各位へ衷心からお見舞い申しあげます。
お母様が子供のことを第一に考え、放射線のことはよく分らないからと心配になることは充分理解できますが、今回の原発周辺住民への避難や屋内退避の指示は、今の被害状況や今後の被害の拡大に備えたものです。したがって、この指示に従っている限り、以前どこに居たとか、どの地域にいたからと、心配する必要はありません。どこにいても母親や子供の健康影響が心配となるような放射線の量は浴びていません。お母さんの精神的な安定はお腹の子供のためにも大切です。放射線の量ではなく、落ち着いて安心して暮らせる場所を一番の判断基準にしてください。
皆様に適切かつ冷静な判断をお願いします。これまで学会等へ寄せられた質問に対する答えをまとめました。
Q1 いろいろな環境数値が発表されています。例えば昨日は東京新宿区で、0.05マイクロシーベルト、福島原発の半径30キロメートル内 80マイクロシーベルトとあります。これは人体へ影響のある数値でしょうか。
A1 これらの数字は一時間あたりの線量を示します。半径30キロメートル以内は屋内退避で、建物の中にいるはずですから、半径30キロメートル内が、大きな数値であると心配する必要はありません。皆さんがいまいる場所の情報をご確認ください。
放射線の量は原子力発電所から放出された放射性物質と、どのくらい接触したかによります。実際にみなさんが住んでいる場所では、きわめて小さな値なのです。さらに、室内にいると、外部からの放射線を建物がさえぎりますから放射線の量はさらに少なくなります。
つまり、行政からの指示に従い、行動する限り、被ばくによる健康への影響はありません。
Q2 妊婦やお腹の中の赤ちゃんや小さな子供のほうが放射線の影響を受けやすいのでしょうか?
A2 今皆さんがどこにいても、地域の放射線量は妊婦や子供への影響を心配するには及ばない少ない線量です。
妊婦になると、突然放射線の影響を強く受けるように、体質が変わるわけではありません。普通の大人と同じです。
大人より子供(小学生くらいまで)の方が、大量に放射線を浴びた場合の影響は2~3倍高いと考えられています。しかし、子供の方が極端に放射線の影響を受けやすい訳ではありません。通常放射線の専門家が子供には配慮をしましょうと伝えているのは、子供は、大人よりも将来の時間が長く、将来どのような健康状態になるかがわからない今の段階では、なるべく注意をはらっておこう、と考えているからです。いろいろな場面で、大人達が「子供は将来があるから大切にしよう」、と思うことと同じです。
最近の研究では、お腹の中の赤ちゃんは、私たち専門家も驚くほど、細胞の中の遺伝子が放射線の影響を受けないことが明らかになりました。
お母さんは体内の子宮で自らの子を守っています。お母さんの身体が遮ってくれるので、外から放射線を浴びても、その半分以下の放射線量しか赤ちゃんには届きません。
Q3 妊婦はX線検査を受けると危ないと聞いているから、普通の人より放射を気にしたほうが いいの?と思ってしまいます。
A3 妊娠の方が病気になった場合、お母さんの健康を守り、丈夫な赤ちゃんを産んでいただくために、どこの病院でも安全に放射線検査を行っています。
検査のために用いる放射線の量はごくわずかです。妊娠中のどの時期に検査をうけても、お子さんへの影響を心配する必要はありません。今回のことで体調を悪くされているお母さんは、安心して必要な検査を受けてください。
Q4子供を外で遊ばせてもいいですか?
A4子供が外で遊ばないことによる、ストレスは非常に大きいと思います。
東京などの現地から離れたところでも環境の放射線量がいつものより多いからと心配になるかもしれませんが、放射線量としてはごく微量です。子供を外で遊ばせても全く問題はありません。また、地震の影響の強いところは基本的に外で遊べる状況ではない、危険な状態だと思いますが、屋内退避の勧告が出ていない地域では、いつもどおり生活していただいてかまいません。
Q5放射性を身体から取り除く効果的な対策は何ですか?
A5 環境中の放射線量が増えている原因は、空気中を浮遊している物質に、放射線を出す性質をもった物質が、通常よりも多く混ざっているためです。この放射線を出す性質がある物質(放射性物質)は、ほとんど目に見えない微細な粒子として、空気中に浮遊しています。この時期花粉症の方も多いと思いますので、いつもなさっている、服のほこりを家に入る前にはらうなどの花粉症対策をすれば、同時に放射線性物質も取り除くことができます。
Q6放射性物質が長時間、皮膚に付着すると害があるのでしょうか?
A6空気中を浮遊している放射性物質は、手や身体に付いて残っていても特に害を及ぼすことはありません。そのような大量の放射線量は出ません。また、皮膚のついた放射性物質は簡単な除染処置という方法で取り除くことができます。
Q7 放射線被ばくに不安があるのですが、どこへ問い合わせたらいいですか?
A7 今皆さんが健康被害を心配する必要はありません。各地の病院スタッフは、悪性腫瘍や急性外傷等の患者の健康を守るために日常診療を行っています。ご不安な気持ちはわかりますが、病院へ電話をして医師に個別健康相談をお願いしていると診療が止まってしまいますから、これだけはご遠慮ください。どうしても不安な場合は、現在多くの行政機関が対応窓口を設置しはじめています。都道府県単位で行っていますから、地域の状況により異なります。政府機関からの情報が提供されています。また、放射線医学総合研究所、日本医学放射線学会のHPには相談者本人が連絡を入れるコーナーはありますが、いずれも問い合わせが殺到しており、重大な相談を優先して解答していることをご承知おきください。NHKをはじめとする、マスコミの報道に冷静に耳を傾けていただければ、多くのことが解決されると思います。
Q8 自分もサーベイメータによる汚染検査を受けたいのですが
A8 避難している皆さんを計測している中で、これまでにサーベイメータの計測値が、避難している皆さんを計測してきわめて高い数値を示したとの報告はありません。被災地よりも遠くにお住まいの方は、このような検査を受ける必要はありません。
Q9 被災地から避難した人をそのまま受け入れてもいいですか?
A9親戚の方など、被災地から避難したような方を受け入れてあげる時は、お家に着いたら服のほこりを良く払ってあげ、長旅の疲れをいやすためにシャワーを貸してあげてください。これで放射性物質は充分取り去ることができます。
シャワーを使えない場合には、ウエットテイッシュなどで拭き取ることも有効です。
Q10放射線防護剤(安定ヨウ素剤)をほしいのですが
A10 ヨウ素剤を飲むと甲状腺に多く集まる放射性物質を防御できることは、マスコミ報道などにより皆さんも聞いていらっしゃると思います。これは、、医師が若い人への投与を判断して実施します。甲状腺の癌を心配する声が一部にはありますが、大人にとって甲状腺は放射線の影響をあまり受けない臓器です。子供は大人よりも影響受け易いので、まずは子供から考えるように投与方法も決まっています。しかし、島国の日本ではロシアなど内陸地の国民に比べてもともと甲状腺内のヨウ素は充分にあります。また実際に投与を受ける必要があるほど放射線を浴びる可能性は現状では考えられません。なお、市販のうがい薬などを飲むことは危険ですのでやめてください。
Q11 1都5県で水道水より放射性物質が検出され、人体に影響はないとのお話ですが、お腹の中の子供にも影響はないのでしょうか。
A11 一時的に、通常よりは数値が高くなった、という意味です。赤ちゃんが飲んでも影響はございません。これまで通りになさってください。水道水に関する基準は、放射線が検出された水だけを、一年間毎日飲み続けると仮定し、それでも、大人も子供も心配する必要がない濃度を、基準値として設定しています。とても厳しい値です。ですから、この基準値を超えたら危険という数値ではありません。
但し、政府が直接の飲用制限を指示している地域においては、別途配給されている飲料水を利用してください。
Q12 牛乳、ホウレン草、かき菜で検出された放射線量は人体に問題があるものなのでしょうか。妊婦や子どもへの影響は大きいのでしょうか。
A12 現在、放射線が検出された、牛乳やホウレン草などの農作物は出荷が止まっています。出荷を停止した基準値は、国際的に見ても、少ない放射線量、すなわち、厳しい基準です。現在報告されている範囲の牛乳や野菜を数回食べてしまったとしても、妊婦や子供、お腹の中の赤ちゃんに対する影響を心配する放射線量ではありません
現在、関東以西の状況は落ち着いていますが、今回の一般市民の放射線汚染報道以後、全国の医療機関に不安を持った皆様からの問い合わせが続いています。
妊娠中のお母様方のご心痛は察するにあまりありますが、現在放射線被ばくについて検討の対象となっている方々は、いずれも原発の復旧作業のために尽力をしている方々です。また、これらの方々から体調に影響するような大量の放射線を浴びた方はいらっしゃいません。
皆様もどうぞ落ち着いて健やかにお過ごしください。
以上
ノルウェーのシンクタンクThe Norwegian Institute for Air Research (NILU) による3月24日から28日までのセシウム137の飛散状況予測
http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conccol_Cs-137_;region=Japan
The New York Times の記事です。
参考までに、掲載いたします。
*****転載*****
http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/16/world/asia/japan-nuclear-evaculation-zone.html?scp=1&sq=estimates%20of%20potential%20exposure&st=cse
The American Embassy recommended on Wednesday that Americans within 50 miles of the Fukushima reactors evacuate, based on an analysis by the Nuclear Regulatory Commission. The recommendation was based on a model that predicts potential radiation levels depending on whether the containment vessels remain intact, weather patterns, and other factors. Here are the results of the model on March 16.
Japanese and American Evacuation Zones
About 2 million people live within 50 miles of the plant. This is a much larger area than that established by the Japanese, who have told everyone within 12 miles to evacuate and those between 12 and 19 miles to take shelter.