渡辺球さんの『俺たちの宝島』を読みました。
鉄夫たちは、東京湾に浮かぶ巨大なゴミの廃棄場に住んでいた。
そこは、今や不法投棄の温床になり、ホームレスや自己破産者が住みつき始めた。
その人々の間にできた子供が鉄夫たちである。
彼らは、これらゴミの中から目ぼしい品物を掘り出して買付人に渡し、その対価として
食物や酒や生活必需品を受け取ることで生きていた。
彼らの親は、そんな子供たちから物を取り上げ、賭け事に費やしていた。
そんな親たちから逃れるため、子供たちは海を渡ったケブリ山に住み始めたのだが、
そこでも、「昭和堂」という古道具屋に物品を安く買い叩かれるようになり、
物欲を叩き込まれ、金に振り回されるようになった。
現代社会の縮図といった感じで、果たして現在私達が生きているこの社会が幸せなのか
正しいのか、色々と考えさせられる物語でした。
全く違うジャンルの話になりますが、メアリーポピンズ。
『チェリー・トリー・レーンのメアリーポピンズ』『メアリーポピンズと隣の家』というタイトルの話が
まだ日本語訳されていないのですね。知りませんでした。
どなたか翻訳してくださらないでしょうか?
鉄夫たちは、東京湾に浮かぶ巨大なゴミの廃棄場に住んでいた。
そこは、今や不法投棄の温床になり、ホームレスや自己破産者が住みつき始めた。
その人々の間にできた子供が鉄夫たちである。
彼らは、これらゴミの中から目ぼしい品物を掘り出して買付人に渡し、その対価として
食物や酒や生活必需品を受け取ることで生きていた。
彼らの親は、そんな子供たちから物を取り上げ、賭け事に費やしていた。
そんな親たちから逃れるため、子供たちは海を渡ったケブリ山に住み始めたのだが、
そこでも、「昭和堂」という古道具屋に物品を安く買い叩かれるようになり、
物欲を叩き込まれ、金に振り回されるようになった。
現代社会の縮図といった感じで、果たして現在私達が生きているこの社会が幸せなのか
正しいのか、色々と考えさせられる物語でした。
全く違うジャンルの話になりますが、メアリーポピンズ。
『チェリー・トリー・レーンのメアリーポピンズ』『メアリーポピンズと隣の家』というタイトルの話が
まだ日本語訳されていないのですね。知りませんでした。
どなたか翻訳してくださらないでしょうか?