こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

そして五人がいなくなる

2006-08-12 00:00:00 | 未分類
はやみねかおるさん『そして五人がいなくなる』を読みました。

四月一日、お隣に名探偵が引っ越してきた。名前は夢水清志郎。
名探偵を自称するわりに、ものぐさで、物忘れがひどくてマイペース、更に非常識。
でも、語り手の秘密を解き明かすところは名探偵なのかな?

夏休みのある日、となり町の巨大遊園地で誘拐事件が起きた。
犯人は『伯爵』と名乗る怪人。
その後も犯行予告をし、警察と名探偵の前で、まんまと連続誘拐に成功してしまう。

1回目の犯行トリックは、小学生の頃マジックの本に載っていたもので、
見破れなかったのが悔しいです。他のも、ちょっとした目くらましなんですけどねー。
この犯行のキーワードは夏休み。事件は起きましたが、本質的な被害者はいませんでした。
教授こと夢水清志郎が、なかなかトリックを明かしてくれなかったのも、そのため。
とても素敵な物語でした。

TV版アニメ『アンジェリーク』五話を見ました。

クラヴィスは、エンジュのせいでクラヴィスの住んでいた世界の文字、メドキリア文字で書かれた
詩集を川に落としてしまった。
クラヴィス様のお気持ちを考えると・・・と謝罪するが、クラヴィスは「お前に私の気持ちは解らぬ」と
冷たく突き放す。
ルヴァの入れ知恵で、詩集の修復にあたるアンジェリークだったが・・・。

クラヴィスは、未だに先代の女王アンジェリークとのことを引きずっている設定になっているのですね。
私の知るクラヴィスは、ほとんど吹っ切れているので、違和感があります。

コメント
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