こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

不死鳥のタマゴ3

2006-08-26 00:00:00 | 未分類
紫堂恭子さんのコミックス『不死鳥のタマゴ 3』を読みました。

ちゅんちゃんたちに振り回されて、命の恩人を探していることをすっかり忘れていたクリス。
相も変わらずトラブル続きだけれど、半年かけたおかげで大切なことに気づく。
キャロルの誤解も解けて安心したのもつかの間、クリスの前に死神が現れる。
キャロルは、父親の戦死の真実を知る。
セインの一族と不死鳥にまつわる言い伝えが、ちゅんちゃんの正体を明かす。

次々と彼らの前に事件が起こり、忘れられない何かを抱えながらもそれを乗り越えていきます。
キャラクター別感想としては、ヘリック隊長やローズさんの大切なところもしっかり描かれていて、
良かったです。
また、ちゅんちゃんがキャロルのポトフを食べて、「愛がいっぱいだけど涙が出てくる」と言うところが、
愛らしくて好きなシーンです。
クリスたちも落ち着くところへ落ち着いたわけですが、ちゅんちゃんのおかげで
心休まる時がなさそうです(笑)どんな子になるのか、楽しみですね。

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外国人だけが知っている日本の正しい礼儀作法

2006-08-25 00:00:00 | 未分類
ヘルムート・モルシュバッハ氏『外国人だけが知っている日本の正しい礼儀作法』を読みました。

目を合わせて話すのは失礼にあたる、というのは今どき無いでしょう。
でも、私の学生時代の心理学の授業では目を合わせてはいけないと指導されたので、
年配の方々には当てはまるのでしょうか?
「日本では、自分が訪問者であることを忘れさせてくれない」というのは、よく聴くので、事実かもしれません。

おしぼりの使い方で勘弁して欲しいのは、顔を拭くということ。それは中年のおじさんだー!やめてくれー!

正座の仕方の説明の絵は、洋服の男性が正座しており背後に掛け軸が、そして時代錯誤もはなはだしく
かたわらには日本刀らしきものが!絶対変です。

招かれた家で、芸術品をほめすぎるとプレゼントしなければならない気分になるというのは、
他の国と勘違いしています。

とまぁ、こんな具合に様々な勘違いが笑わせてくれるのですが、外国人タレントの方のエッセイの方が
もっと面白い勘違いが書かれていて面白かったですね。
何にしろ、この本を参考にして来日してほしくはないですね。

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ひとがた流し

2006-08-24 00:00:00 | 未分類
北村薫さん『ひとがた流し』を読みました。

千波は独身女性アナウンサー。
美々は再婚、大学生の長女がいる。
牧子にも長女がいるが、離婚したままである。

お互いに無理の無い友情と、それぞれの家族の交流が、やわらかく描かれています。
様々なトラブルもその交流によって穏やかに受け入れる事ができます。
忙しいときには長い事会わなかったりするけれど、本当に必要な時には助け合う
理想的な関係です。

北村さんの小説だから、ミステリだと思い込んで読み始めました(^^ゞ
朝日新聞に連載なさっていたのですね。
思いやり深い温かな物語でした。

デパートの九州・沖縄の物産展で、「天文館むじゃき」のしろくまを食べてきました。
量が多いので、昼食代わりです。
並んで待って食べなきゃならなかったので、写真は撮りませんでした。
見知らぬ人たちと顔をつきあわせながら写真を撮る度胸は、さすがにありませんでした。
フルーツいっぱいで、美味しかったです。

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読書中

2006-08-23 00:00:00 | 未分類
積読状態だった本を読んでみたのですが、どうも苦手な分野だったようです。
いい小説だとは思うのですが、好きになれないので感想は書きません。
というわけで、他の本を読書中ということにさせてください。

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さよなら妖精

2006-08-22 00:00:00 | 未分類
米澤穂信さん『さよなら妖精』を読みました。

ユーゴスラビアからきたというマーヤ。
守屋が高校生の時、雨宿りをしていたところに話しかけた少女。
好奇心旺盛な彼女に刺激されて、様々な日常の謎を解き明かしていく。

最初に決めていた通り、マーヤは二ヶ月の滞在ののち故郷に帰って行った。最後の謎を残して。
守屋は、最近言われている現代の典型的な若者かもしれません。
そして、この結果をこれからどのように受け止めていくのでしょうか。
重い課題です。

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