九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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九里陸上40年間の歩み(最終)

2016年12月01日 20時14分33秒 | 大会関連(投稿者・忍者)
朝から雨降りでしたが午後には晴れ間も出てきました。気温が高く(福島15℃)過ごしやすい日です。九里陸上40年連続インターハイ出場についての最終はメンタル面の指導です。県や東北での勝負は落ち着いて出来るのですが、全国で勝負する為には、特にメンタル面をクリア-出来なければ勝てるものではありません。このメンタル面が1番難しい指導のような気がします。選手には、勝気な選手、弱気な選手、意気地なし、強がり、冷静な選手、慌て者、落ち着きのあるなし、性格もまちまちです。同じ言葉やアドバイスがどの選手にも合うとは限りません。どんなに良いアドバイスでも信頼されていなければ【馬の耳に念仏】です。1番楽なのはリレ-種目です。4人1組ですからプレッシャ-も半減するし仲間がいる安心感もあります。しかし、殆どは個人種目なのが陸上競技です。インターハイランキング1位の選手が本番で敗退して行く姿を何百回も見てきました。フィルド種目の3回ファールやトラック種目の予選敗退、強いて挙げれば、「いい加減な選手は勝てない」ということです。日常生活からうるさく言う指導者が多いのはこれらを経験しているからだと思います。頭が真白になる経験などそうあるものではありません。若い指導者や全国経験の無い指導者は、サブグラウンドにいる時から青い顔をしています。これでは選手は勝てないだろうなァ-と昔を思い出して懐かしくなることがあります。選手と指導者が一体となり勝負して行く、終われば反省し次に向かう、それを繰り返していると何となく見えてきます。今年はどんな戦いになるのか、力以上のものを出さないと全国では勝てません。明日でテスト終了です。13時に練習再開します。
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