京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

知的好奇心、3歳児…

2009年01月05日 | JESSICAの日本滞在記
バケツ・シャベル・くまで・ふるい…お砂場セット一式を抱えて母親と帰宅した3歳児。
数日前、厳しい冷え込みの夕方になって、公園に行きたいと駄々をこね、うまくかわされてしまったのだが、夕食後「あっ、マミィチャン、公園行くの忘れた!」と言い放った。

あふれる活力をもてあまし気味。
「あした、なに行くの?」(どこ行くの?)。毎日口にする。
「どこへ行こうか」
「Jessie公園行きた~い」
この繰り返しに“進展”が見られた。ここに天気予報が活用され始めた。じっと聞いているのだ。
「明日のお天気どーかなあ」
「きょーと、あめ ふらなーい」

「なんで?」「なんで?」「なんで?」攻勢をかけてくる知的好奇心に対し、「なんでも!」と返したら最後、「負けーっ!!」と、周囲から声が飛ぶ。
「なんで?」「どーして知ってるの?」「にゅーす」

日々最大の関心事、公園行きは、まさにJessieが今を生きることなのだ。
大人も子供も、自分の興味・やりたいことで、自分の今を満足したものにしていきたいと思うことは変わらない。心のぜいたく。
遊びのうちで徘徊する公園界隈。自然の多様な要素で包まれてほしい。
「日本の冬は寒いなあ!」
Jessieからの返事はない。凍えているのは母親だが、将来への長いスパンで、耕し、種をまいていこうじゃない。

若い者に負けまいとするガッツはさほどないのだけれど、自分の関心事に向けては、学ぶ意欲を高めようーっと。
コメント (6)
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