京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

三が日遊びて躍る…

2009年01月03日 | 日々の暮らしの中で
去年今年、午前零時を境に一瞬で年が変わることの感概。
この境によって何が変わるわけでもないのに、バタバタと“新年”を迎える。
迎えた“お正月”は、また特別な月として祝意を籠めて寿ぐ。めでたさもひとしお…と言いたいところだが……。
まずは風習にのっとって、時間に乗っての三が日が過ぎた。

めでたさの一方で、仕事や住まいを奪われて、東京の「年越し派遣村」で毛布にくるまる方々の写真。「おめでとう」と言えない…胸の痛む記事である。

今般、人が軽んじられ過ぎ、他者に対して鈍感になっているのを感じる。
誰もが、それぞれの価値観や密度で「人生」を生きているのだから、「お互いさま」と言えるゆとりを持ちたいものだ。「情けは人のためならず」。
「牛さん」のように歩みは遅くたって、頑張り屋さんはいっぱいいるのに。
要領の良さには一歩引けを取っても、自分の人生を生きるのには何が大切なのかと思う。

要領よく、人のせいにすることも知っている?3歳児。
折り紙をセロテープでつなぎ合わせ、♪「穴あいたれんこんさん」と口ずさむ。
夕食後、突如、れんこん作りに精を出すJessie。「すじのとおった…」がうまく言えずだが。
そこら中が折り紙の切りかすだらけ。「来た道」。
「せっかくJessieがつくったの、????」とか言いつつ。

“Uncle○○ちゃん”が東京へ戻っていった。パワフルな姫。大胆な遊びを仕掛けてくれる相手がいなくなり寂しそう。「いつ来るのいつ来るの」と待っているのだが。

お正月気分もちょっと落ち着いたというところか。よい三が日だった。

   (写真は、「穴のあいたれんこん」だそーな)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする