京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 てるぼうず

2011年05月26日 | 日々の暮らしの中で
                
近畿地方も梅雨入りとなった。
早くから天気予報を気にしながら明日を待ったのに、植物園への親子遠足は延期となってしまった。“えらいおばあさんのセンセ”(このお方は園長先生のこと)が、てるてる坊主を作ってくださいと言われたらしく、その相手に指名をいただくことになる。

  ♪てるぼ~うず てるてるぼうず あ~したてんきにな~あれ 
と歌うJessie。出来上がった3体に向かって、なにやらヒソヒソ話しかける声が聞こえてきた。かわいい顔になって、みなほっ!とした思いで笑みがこぼれる、Jessieにしては上出来だ。あーした天気にしてやっておくれ~。 中止なんだけれどね…。

愉快にいきいきと、心弾ませて一日一日を過ごしている。5歳児の主張もそれなりに次第に理に適い、話にも筋が通るようになってきた。自己主張の論理が面白い。向き合えるだけの成長が認められるのを感じている。

京都の在宅医療の草分け、早川一光先生が言われたという「人がイキイキするには、言葉が往ったり来たり、行き来(イキイキ)することが欠かせんもんや」に納得だ。
会話など滞りがちな暮らしに活力を注入してくれる5歳児のパワー。「喋り過ぎだよ!」と、大人はひと言多いのかも知れない。

      
朝からトンボを捕まえ虫かごを持って登園。逃がしたトンボの代わりにダンゴ虫を5匹入れて帰宅。そしてまたトンボを…。

コメント (6)
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