夜来の雨に濡れて、すずらんが咲いている。
東日本大震災の日からふた月が経った。
頑張れ、頑張ろうと言われたってどう頑張ったらいいのか、立ち上がりようもない方々はきっとたくさんおられるはずだと、常に思いを馳せている。
「みほとけは」 作曲:信時潔 作詞:中野良一
みほとけは
まなこをとじて み名よべば
さやかにいます わがまえに
みほとけは
ひとりなげきて み名よべば
笑みてぞいます わが胸に
みほとけは
したいまつりて み名よべば
つつみています わがいのち
仏教讃歌「みほとけは」を聞く機会があった。
仏教信者であろうとなかろうと、日本人の琴線に触れるのではないだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=nILNVhxPLYE 聞いた合唱とは違うが、参考までに
神や仏の存在を信じている?と聞かれることがよくある。
信じているとは答えられない。が、何かの力によって守られていることを再三感じてきている。
懐かしい人は、何かを介して、鳥にも蝶にも草花にも化るってわかる気がする。
風になって大きな空を吹きわたり、光に雪に鳥に星になって…、あとに残された人たちを見守っていてくれる、とやはり思いたい。