京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 まなこをとじて

2011年05月12日 | 日々の暮らしの中で
                  
夜来の雨に濡れて、すずらんが咲いている。

東日本大震災の日からふた月が経った。
頑張れ、頑張ろうと言われたってどう頑張ったらいいのか、立ち上がりようもない方々はきっとたくさんおられるはずだと、常に思いを馳せている。

  「みほとけは」  作曲:信時潔  作詞:中野良一
     みほとけは
     まなこをとじて み名よべば
     さやかにいます わがまえに

     みほとけは
     ひとりなげきて み名よべば
     笑みてぞいます わが胸に

     みほとけは
     したいまつりて み名よべば
     つつみています わがいのち

仏教讃歌「みほとけは」を聞く機会があった。
仏教信者であろうとなかろうと、日本人の琴線に触れるのではないだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=nILNVhxPLYE 聞いた合唱とは違うが、参考までに

神や仏の存在を信じている?と聞かれることがよくある。
信じているとは答えられない。が、何かの力によって守られていることを再三感じてきている。
懐かしい人は、何かを介して、鳥にも蝶にも草花にも化るってわかる気がする。
風になって大きな空を吹きわたり、光に雪に鳥に星になって…、あとに残された人たちを見守っていてくれる、とやはり思いたい。
コメント (6)
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