寒が明けた。春立つこの日、友人と待ち合わせて映画「ANNIE アニー」を観た。
このロードショーが始まる予告をテレビで見た時、Jessieと思わず波長が合って、「見に行こっ」「見たい見たい!」と言葉が重なった。帰国直前のことで一緒に楽しむことはかなわなかったが、改めて残念な思いを強くした。
10歳になった少女アニー。自分を置き去りにした両親が迎えに来るのを、里親のもとで暮らしながら待っているのです。
明日がある 明日がある
大好きな明日
あなたを待つのはいつも一日だけ
劇中でANNIEが歌っています。
明日
明日
待つのは一日だけ
…だったかな。記憶に残したこの歌詞の部分。
気持ちがほぐれていくのを感じたのは、ミュージカルだったからだろう。ちょっと潤った気分で小さく一歩が踏み出せそう。
芽吹いたつぼみも、寒中に蓄えた力で日に日に膨らみを増していく。
「大切なものはきっと目の前にあるよ」