京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

エコな涼しさ

2023年07月22日 | 日々の暮らしの中で
雑木林の上にもくもくとした雲が立ち上がり、ああ、夏!って感じで、猛暑日だった。
大屋根の瓦や境内の砂利の照り返しも眩しい。
午後から“寺子屋エッセイ教室”開催で、いつものように場所を提供した。老若男女たくさんの参加者が集えて、嬉しい賑わいだった。

エアコンの魅力には勝てそうもないが、本堂は屋根が大きく奥が深いので、三方を開け放ち、扇風機を回すことで案外心地よい空間を体感できる。
そりゃあ現実は暑い! 暑いけれど、現実を直視しないで、頭の中に「涼しさ」を去来させて、このいっときを過ごす。
やせ我慢、というほどには実際苦しくない。風が通り抜ける心地よさは、暑い中を歩いてやって来ての昼下がりに眠気を催すほどのものよ。
ところが、仲間の作品の合評で盛り上がる。


〈最後の一文っていちばん遊べる部分でもあるので、いろいろな工夫がやりがいのあるところ〉
〈言い切ってしまえるのがエッセイの面白さなので、たとえ間違っていても鋭い方が読み物としては面白いと思う〉
師から酒井順子さんの言葉がいくつか紹介された中で、今日記憶にとどめたふたっつ。



孫のTylerが4泊5日のキャンプを終えて元気に帰宅したのを知って一安心した。
日曜日は頭が痛いと言って食事もとらず寝てしまったらしいが、翌朝は機嫌よく出たという。
緊張感からだろう。ときどき似たようなことを聞かされる。
今日はサッカーのクラブ練習に参加。タフなことだ。それでいて…。

きっとこれを機にまた一つ大きくなるに違いない。(ワタシも?だったらいいのになあ…。)
コメント (2)
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