
自然薯や長芋などをすりおろし、すり鉢ですった「とろろ」に母がだし汁を加えていきます。それを軽くすりこぎで混ぜ合わせていた父の姿を思い出しました。「とろろ汁」が好きだった父は、いつも母との共同作業を楽しんでいました。ご飯にかけての「とろろ飯」と。
珍しく思い浮かべた両親の姿。…と思えば十月・十一月はふたりの祥月、うっかりした、と言ってもまあしかられることはないでしょう。仲の良いふたりでした。
妻老いて母の如しやとろろ汁
父がこのように実感していたかどうか…。「老いた」には少し早い母でしたし。
私は、若いころは、「とろろ」が何とも気色悪い食べ物に見え、口にすることはありませんでした。
先日、鴨川を眼前にして、おいしく「とろろ飯」をいただきました。あれって噛んだかな?噛まずにスルスルスルっとのど元を通っていくようです。
昼間からたっぷりとのどの渇きをうるおし、川風にあたり近況報告し合って…。
河原町三条を南に下がってすぐ、東へ入る「竜馬通り」があります。カラオケ屋さん、居酒屋も並ぶ雑然とした通りですが、龍馬寓居の跡を刻んだ「酢屋」があります。

歌舞練場の前から先斗町通りを下がって… 三条と四条の中間ぐらいの位置に、京都・パリ姉妹都市盟約締結40周年を記念して計画されたポン・デ・ザール(芸術橋)のモデル、鴨川歩道橋が建設予定だったそうな。その計画は現在“凍結”。そのようなものがなくてよかったと思うひとりであります。
先斗町界隈をぶらぶらと歩きながらの先日、“姉さん”の回復を嬉しく思っておりました。
維新前夜の京の街が匂ってきそうな河原町三条「酢屋」…クーッ、たまりませんね~。
“スルスルスルっとのど元を通り過ぎる感じのトロロ飯”食わず嫌いだった若かりし頃と違って、ご両親の思い出と重なる食べ物のひとつになったのですね、今では。
十月・十一月は祥月ですか。ちょっと切ないもう一つの秋ですね、お互いに。
“昼間からたっぷりとのどの渇きをうるおし…”鴨川の風を感じながら近況報告。
そんな中で、keiさん自身が蒔いて育てたアサガオが咲き、そのアサガオが更にもう一つ大きな花を咲かせて、“姉さん”の回復につながる…。
蒔いたタネは確実に実りますね。素敵な時間の流れを感じさせて頂いています。
畑で採れる長いもの10倍くらい粘り強く腰があります。いまではほとんど見当らないようです。坂本竜馬事件の寺田屋は今存在しているんですかねー。
<とろろいも擂る手のしぐさ母如し> 正義
いつも動かないように押さえているのが役目でした。
すりながら、時々、母がだし汁をくわえたりして
完成したとろろは嫌いで食べれませんでした。
でも大人になり、それも50歳を過ぎた頃から
食べる様になりました。御飯にかけてはまだクリアしてませんが、そのまま食べるのは大好きになりました。
昔、実家の台所を、そして母を思い出します。
上手に出来ないでこぼしたり、後から痒くなって大変だったり・・・
今では私が親で、子に手伝ってもらってます。
皆さん苦手だった様ですね。私は子供の頃か好きでした。
そのせいか嫌いな子が少ないですよ~^^
この姉さんとは“飲める”のですよ~。
一緒に出歩けるのは嬉しいことです。
はあ、ちょっと「せつない」秋ですねえ…
そして、寝るのがもったいないくらいな秋でもありまして、ついつい夜更かしを。いつぞやの約束はどこかへいってしまったようです。
龍馬さんも案外身近にあちこち足跡を残されてます。ぜひぶらっと。
拝見して、両親を思い出しました。
続きましたが、何かを通して思い出につながっていくようです。普段は夢にも出てこないのに、です。
ご自慢の里芋を始め、秋の味覚堪能のマーヤンさん。
「…母如し」ご夫婦のお姿見えるようです…。
寺田屋、ありますよ、伏見に。
「龍馬の部屋」もちゃんと。
おりょうさんが入ったという大きな風呂桶も。
宿泊ができるようです、ぜひいかがでしょう~。来年の大河ドラマで、盛り上がりそうです。
食べられなかったのも。
すり鉢を抑えるのはお手伝いの一つ。
そういえばよく動かないようにおさえていたものでした。案外に力がいりましたよね。
父がまた率先して手伝っていました。
とろろ汁が好きだったのが懐かしいです。
思いがけないところから両親を久しぶりに思いだしています。
誰かに抑えていてほしいです。
壁に押し付けて一人頑張ったこと、思い出しました。
どこか親子がつながる思い出ですね。
すり鉢、いっぱい使うといいかもしれませんね…。
うまく擦れないと外へ飛び出します、ごまでもそうです。
白和えなんかもいいですね。手間暇かけて親子で。
それは宗教上の理由であったりするのかもしれない。
口伝や伝承にはそうした物が多いのは『人が次の人に繋ぐ、その行為そのものが大事なことだから』なのだそうです。
便利じゃないのにも理由があるのだと、彼等が教えてくれました^^
すり鉢を親子でいっぱい使う・・・それ!もし流行れば、何かが解決するきっかけになるかもしれないですね^^
ゴマで健康。一石二鳥ですねw