大沢温泉からのんびりローカルバスに乗って花巻駅へ。
「銀河鉄道」の立派なモニュメント(?)が建っているものの、広々とした駅前。
プラットホームの表示にまで「宮沢賢治」。
ここから東北本線の各駅停車で平泉まで40分。
これまた静かな平泉の駅前に出ると観光案内所があったので中尊寺への行き方を聞く。するとすぐにバスが来ると言うので来たバスをよく確かめもしないで乗ったら反対方向行きのに乗ってしまった。
やばいと思いつつ、中途半端なところで降りるのもなんなので結局終点の一ノ関まで行ってしまう。降り際にバス代を払おうとすると運転手さん、「ああ、いいです、いいです」。次に乗るバスも丁寧に教えてくれて、岩手の人は親切だ。
遠回りをしてしまったので中尊寺に着いたのは4時近く。薄暗くなってきたし、4時半には金色堂が閉まるのであせるが、参道の入り口からは800メートルもある。
雪のうっすら積もった結構な坂道を必死で急ぐ。道の両脇にそびえる杉がいい香りだ。
新しくて立派な本堂などはすっとばしてなんとか4時過ぎに讃衡蔵と呼ばれる宝物館に到着。チケットを買い、先にこちらを見よ、と言うお姉さんの言葉に従って収蔵品を見せていただく。奥州藤原氏の時代ってそう言えば平安時代だったんだ、と思いながら、ちょっと丸くて穏やかなお顔の仏像を見る。
そしてやっと金色堂へ。
金色堂と言えば必ずこの角度からの写真だが、中は撮影禁止だし、結局これしか絵にならないのね。
昭和に建てられた覆堂の中の金色堂は思っていたよりも小さい。いたるところまさに金色だが、それよりも柱の螺鈿細工がきれいで感心してしまう。
真ん中に阿弥陀如来、その前に観音菩薩と勢至菩薩、両脇に6体の地蔵菩薩、さらに持国天と増長天(広目天と多聞天はいない)で1セット、これが3組あるというのも変わっている。
ゆっくり見せていただき、すぐ隣の
経蔵
お役ごめんになった古い覆堂をちょっと覗いて見学終了。
なにしろ松尾芭蕉も凍えるほど寒いのだ。
またまた同じ道をバスで戻って一ノ関駅へ。
最後はまた駅弁
「銀河鉄道の夜」1100円。
いくらや鮭フレークの下はひじきごはんでおいしかった。
他に岩手で買ったものも相変わらず消え物ばかり。
岩手と言えば南部せんべい。最近はいろいろなバリエーションができているようで、ミックスはゴマ、醤油、のり、唐辛子、ピーナッツ入り。
右は一ノ関の亀の子せんべい。小麦粉のせんべいにゴマのペーストが塗られていて、立体的な形とぬれせんのような食感が面白い。
これはコンビニの「盛岡冷麺缶」。本場物も食べずにいきなりこれと言うのもなんだが、つい。
突然思いついて行った初めての岩手ひとり温泉、一泊二日でも十分楽しかった。
これはくせになりそう。
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「銀河鉄道」の立派なモニュメント(?)が建っているものの、広々とした駅前。
プラットホームの表示にまで「宮沢賢治」。
ここから東北本線の各駅停車で平泉まで40分。
これまた静かな平泉の駅前に出ると観光案内所があったので中尊寺への行き方を聞く。するとすぐにバスが来ると言うので来たバスをよく確かめもしないで乗ったら反対方向行きのに乗ってしまった。
やばいと思いつつ、中途半端なところで降りるのもなんなので結局終点の一ノ関まで行ってしまう。降り際にバス代を払おうとすると運転手さん、「ああ、いいです、いいです」。次に乗るバスも丁寧に教えてくれて、岩手の人は親切だ。
遠回りをしてしまったので中尊寺に着いたのは4時近く。薄暗くなってきたし、4時半には金色堂が閉まるのであせるが、参道の入り口からは800メートルもある。
雪のうっすら積もった結構な坂道を必死で急ぐ。道の両脇にそびえる杉がいい香りだ。
新しくて立派な本堂などはすっとばしてなんとか4時過ぎに讃衡蔵と呼ばれる宝物館に到着。チケットを買い、先にこちらを見よ、と言うお姉さんの言葉に従って収蔵品を見せていただく。奥州藤原氏の時代ってそう言えば平安時代だったんだ、と思いながら、ちょっと丸くて穏やかなお顔の仏像を見る。
そしてやっと金色堂へ。
金色堂と言えば必ずこの角度からの写真だが、中は撮影禁止だし、結局これしか絵にならないのね。
昭和に建てられた覆堂の中の金色堂は思っていたよりも小さい。いたるところまさに金色だが、それよりも柱の螺鈿細工がきれいで感心してしまう。
真ん中に阿弥陀如来、その前に観音菩薩と勢至菩薩、両脇に6体の地蔵菩薩、さらに持国天と増長天(広目天と多聞天はいない)で1セット、これが3組あるというのも変わっている。
ゆっくり見せていただき、すぐ隣の
経蔵
お役ごめんになった古い覆堂をちょっと覗いて見学終了。
なにしろ松尾芭蕉も凍えるほど寒いのだ。
またまた同じ道をバスで戻って一ノ関駅へ。
最後はまた駅弁
「銀河鉄道の夜」1100円。
いくらや鮭フレークの下はひじきごはんでおいしかった。
他に岩手で買ったものも相変わらず消え物ばかり。
岩手と言えば南部せんべい。最近はいろいろなバリエーションができているようで、ミックスはゴマ、醤油、のり、唐辛子、ピーナッツ入り。
右は一ノ関の亀の子せんべい。小麦粉のせんべいにゴマのペーストが塗られていて、立体的な形とぬれせんのような食感が面白い。
これはコンビニの「盛岡冷麺缶」。本場物も食べずにいきなりこれと言うのもなんだが、つい。
突然思いついて行った初めての岩手ひとり温泉、一泊二日でも十分楽しかった。
これはくせになりそう。
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