藤三旅館の前からシャトルバスに乗って、降りたのは5分ほどの所にある大沢温泉。
岩手の温泉 花巻 大沢温泉
バスは立派な旅館部の前で止まるが
向かうのは昔ながらの風情の自炊部
入ってすぐ目の前にある事務所のお姉さんに500円を払えば館内のお風呂がすべて入り放題なのだ。
まず向かったのは自炊部の薬師の湯
のれんをくぐると螺旋階段があり、降りていくとガラス窓の向こうに2つの浴槽が見える。お湯はどちらも同じで43~4℃あるだろうか、かなり熱いがくせはない。浴槽はどちらも浅く、特に右側は浅いので寝そべって入る感じ。白猿の湯と正反対だ。
ここで十分暖まったところで、すぐ隣の女性専用露天風呂、かわべの湯へ。
それほど大きなお風呂ではないが5,6人は十分に入れそう。目の前には川が流れ、湯温もちょうどよくて極楽、極楽。
しばらく1人で楽しんでいたが、小さい子供が入ってきたのを機に移動。
長い廊下を右に左に折れ、階段を下りて防火扉を開ければ旅館部、山水閣。
最後はここの豊沢の湯。
きれいな大浴場で、正面の窓は夏には開け放たれるらしい。
入った時は4,5人いたおばちゃんたちもやがて出て行き、またも大きなお風呂を独り占め。気持ちいい~。
十分に茹で上がったところでやっとお風呂終了。
路線バスが来るまでだいぶ時間があるのでまずは売店を物色。
牛乳に入れるとおいしいと言うクランベリー蜂蜜をお買い上げ。
あとは事務所の脇の渋い待合室で小岩井牛乳を飲みながらのんびりさせていただく。
事務所には次々にお客さんがやってくる。自炊部は地元のお年寄りが多いらしく、みんな常連さんだ。東北の自炊湯治はまだまだ健在。
さあ、そろそろ、と旅館の玄関を出ると、小高い所に小さな祠があった。
中に祀られているのは大きな木製の男性のシンボル。インドのリンガ、ブータンのポーだ。このご神体、冬の間はここに祭られ、春になったら温泉でお清めして山の別の祠に帰すそう。どうも町おこしのための行事のようだが、東北らしい大らかさがある。
時間通りにやって来た路線バスで花巻駅に向かった。
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バスは立派な旅館部の前で止まるが
向かうのは昔ながらの風情の自炊部
入ってすぐ目の前にある事務所のお姉さんに500円を払えば館内のお風呂がすべて入り放題なのだ。
まず向かったのは自炊部の薬師の湯
のれんをくぐると螺旋階段があり、降りていくとガラス窓の向こうに2つの浴槽が見える。お湯はどちらも同じで43~4℃あるだろうか、かなり熱いがくせはない。浴槽はどちらも浅く、特に右側は浅いので寝そべって入る感じ。白猿の湯と正反対だ。
ここで十分暖まったところで、すぐ隣の女性専用露天風呂、かわべの湯へ。
それほど大きなお風呂ではないが5,6人は十分に入れそう。目の前には川が流れ、湯温もちょうどよくて極楽、極楽。
しばらく1人で楽しんでいたが、小さい子供が入ってきたのを機に移動。
長い廊下を右に左に折れ、階段を下りて防火扉を開ければ旅館部、山水閣。
最後はここの豊沢の湯。
きれいな大浴場で、正面の窓は夏には開け放たれるらしい。
入った時は4,5人いたおばちゃんたちもやがて出て行き、またも大きなお風呂を独り占め。気持ちいい~。
十分に茹で上がったところでやっとお風呂終了。
路線バスが来るまでだいぶ時間があるのでまずは売店を物色。
牛乳に入れるとおいしいと言うクランベリー蜂蜜をお買い上げ。
あとは事務所の脇の渋い待合室で小岩井牛乳を飲みながらのんびりさせていただく。
事務所には次々にお客さんがやってくる。自炊部は地元のお年寄りが多いらしく、みんな常連さんだ。東北の自炊湯治はまだまだ健在。
さあ、そろそろ、と旅館の玄関を出ると、小高い所に小さな祠があった。
中に祀られているのは大きな木製の男性のシンボル。インドのリンガ、ブータンのポーだ。このご神体、冬の間はここに祭られ、春になったら温泉でお清めして山の別の祠に帰すそう。どうも町おこしのための行事のようだが、東北らしい大らかさがある。
時間通りにやって来た路線バスで花巻駅に向かった。
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