Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ジャムあれこれ

2009-03-04 23:55:13 | コレクション
朝はパン食である。
それほど甘いものが好きなわけではないが、子供の頃からの習慣でトーストにはジャムがなければいけないように思う。

そんなわけで旅先でもめぼしいものがあればジャムを買う。
ビンが重いと思いつつ、帰国後もしばらく旅の余韻が楽しめるので。

現在わが食卓に上っているジャムの数々。


左はマレーシアのカヤ・ジャム。カヤとは卵黄とココナッツミルクでできたカスタードのようなもので、はじめて食べた時はそのおいしさに感激した。これを塗ったトーストはマレーシアやシンガポールの代表的おやつである。ただしクアラルンプルの空港で買ったこの瓶詰めは蜂蜜入りでちょっと甘すぎ。一向に減らない。

右はヨルダンで買ったワイルド・プラムのジャム。ワイルド・プラムが普通のプラムとどう違うのか、生の果物にお目にかかっていないのでわからないが、ジャムは酸味が効いておいしい。

 
右側、ラダックのアプリコット・ジャム。7月にラダックに行くと道路沿いにオレンジ色の実がたわわに実っている。これを乾燥させて保存食にしたり、種から油を絞ったりするのだが、レーにはジャム工場もいくつかある。銘柄もいくつかあるようだが、写真の Ladakh Ecological Group の製品は着色料も使わず、今まで買った中で一番おいしい。おすすめ。

左は昨年、バドリナートで買った蜂蜜。「公害のないガルワール・ヒマラヤの高地で採集された純度100%の蜂蜜」というのがそそるではないか。インドでも最近は添加物とかオーガニックに関心が高まっているらしい。

ところで旅先でのジャムの思い出といえば初めて行ったイスタンブール。もう10数年も前にひょんな事情から父親と二人で旅行する羽目になった。じじい連れだったせいか、ホテルのボーイさんやスッチーにえらく親切にしてもらい父娘ともども感激したのだが、もう一つ、朝の食卓にあったチェリージャムがおいしくてこれにも感激。ホテルによくある食べきりサイズのパックだったもので、毎朝父娘でいくつかづつポケットに入れて持ち帰った。つくづくせこい親子だ。
でもその後買った瓶詰めのチェリージャムはホテルのものほどおいしくなかった。

もう一つ、今まで食べたジャムの中で一番好きだったのはフランス、エディヤールのココナッツ・ジャム。甘さの後にあの繊維が口に残るのが好きで、こう書いているだけでも食べたくなる。昔は銀座の松屋に売っていたのだが、日本では人気がないとみえて消えてしまった。あのココナッツ・ジャムを買いにパリに行きたい。


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コメント (7)
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