川べりを離れ向かったのは老街の真ん中にある 国際岩湯 烏來國際岩湯
台湾の温泉では水着が必要だったり、あるいは個室しかないところが多いのだが、ここには裸で入れる半露天があると調査済みだったのだ。
外の賑わいに比べて人気のない館内にいささか不安を覚えつつ、フロントで380元(1200円弱)を支払うとすぐに階段を下りるよう指示される。するとそこにはタオル係のお姉さんがいて、この人は幸いに日本語堪能。タオルとロッカーの鍵を渡され、お風呂まで一緒に来てくれて設備をとても丁寧に説明してくれた。
男女別のお風呂はほぼ同じ造りらしく、高温、中温、低温の浴槽にSPAと称する打たせ湯、さらにドライサウナにミストサウナまである。
写真は国際岩湯HPから
お風呂部分は屋内だが前面に壁はなく、デッキチェアの何脚かある庭に続いては一段上がったベランダがある。
そしてここに上がって前を見ると目の前は
公衆露天風呂
というわけでベランダに出る時はタオル巻き必須なのだが、その姿は当然ながら対岸から丸見えのはず。それを気にしない台湾、このおおらかさがいい。
お湯はといえばここは無色透明の弱アルカリ性炭酸水素塩泉。北投温泉に比べるとやや物足りないが、やさしいお湯で肌がちょっとつるつるする。高温湯で42度、低温湯は38度と温度管理はきっちりされていて、この低温湯の方にのんびり漬かるのが実に気持ちいい。
入った時にいたお客さんは5,6人、その後も10人を超えることはなく、個人で来ているお客さんが多いのか、ベランダでいねむりしたり、パックしたり、お風呂の泡の出るところに顔を突っ込む人いたり(笑)、皆さん静かに気ままに過ごしている。
そんなわけで自分もあちらのお湯、こちらのお湯と入り、ミストサウナで汗を流し、ベランダで風に吹かれながらお茶を飲んで、これを何回も繰り返して2時間しっかり楽しませていただいた。
設備は決して豪華じゃないが、ここは気兼ねなくのんびりするのに実にいい。
お風呂を出てまた老街をぶらつくとタイヤル族博物館が目に付いたので入ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/21/d103cd0af767a1596358865c6a44e8f8.jpg)
タイヤル族は台湾土着の民族のひとつなのだが、少し前まで男女共に顔に刺青を施し、男は首狩をしてこそ一人前と認められたという勇猛な民族。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/14/4c5fd8f4a690172ac51e6b836e43c5c6.jpg)
烏来は彼らの言葉で「温泉」という意味で、元々彼らの土地だった。
というわけで温泉街のあちらこちらにタイヤル族の像やら絵があるのだが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/c1/ca72cc2457d23873dc6ef9bee42be0c1.jpg)
もうちょっと威厳もたせた方がよくないか。
ところで先の博物館、前の人たちがスイスイ入っていくし、止められもしなかったのでただ入ってしまったが、もらってきたパンフレットを後でよく見ると入場料が書いてあるし、写真撮影も不可とある。
どちらもぜんぜん気が付かなかったんです、すいません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
温泉に入り、博物館をぶらついたところで壊れたお腹もようやく物が入りそうになってきた。
そこで老街にたくさんある郷土料理屋から一軒を適当に選択。
小さいがにぎわう店内で名物料理を頼んでみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/3f/2854ab46f4d25b7e2f576d421ef352d1.jpg)
下の竹筒飯はもち米に粟が混ぜられていて香ばしく、竹をハンマーで割って出してくれるのがおもしろい。
野菜炒めは右の山蘇という、まるで観葉植物のような葉っぱ。ちょっとぬるっとした食感がめずらしい。
竹の子のスープはやさしいお味。竹の子が柔らかくておいしかった。
これでお腹さえ万全なら人だかりがしていた山猪のソーセージと言うのも食べられたのに、と心を残しつつ、台北までバスで戻った。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/07/90c8aaaeb4ba629c01b891dc95b3e9e2.jpg)
台湾の温泉では水着が必要だったり、あるいは個室しかないところが多いのだが、ここには裸で入れる半露天があると調査済みだったのだ。
外の賑わいに比べて人気のない館内にいささか不安を覚えつつ、フロントで380元(1200円弱)を支払うとすぐに階段を下りるよう指示される。するとそこにはタオル係のお姉さんがいて、この人は幸いに日本語堪能。タオルとロッカーの鍵を渡され、お風呂まで一緒に来てくれて設備をとても丁寧に説明してくれた。
男女別のお風呂はほぼ同じ造りらしく、高温、中温、低温の浴槽にSPAと称する打たせ湯、さらにドライサウナにミストサウナまである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f8/34aa2016e932bdc2415b10d246233934.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/bc/e18b5f2e1c4b99be88997af5e007f14a.jpg)
写真は国際岩湯HPから
お風呂部分は屋内だが前面に壁はなく、デッキチェアの何脚かある庭に続いては一段上がったベランダがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/5e/f3e0154d08ea42ca0f06a755e57f3fa8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/c9/e38af89a24a1b8c821e883dd002618c1.jpg)
というわけでベランダに出る時はタオル巻き必須なのだが、その姿は当然ながら対岸から丸見えのはず。それを気にしない台湾、このおおらかさがいい。
お湯はといえばここは無色透明の弱アルカリ性炭酸水素塩泉。北投温泉に比べるとやや物足りないが、やさしいお湯で肌がちょっとつるつるする。高温湯で42度、低温湯は38度と温度管理はきっちりされていて、この低温湯の方にのんびり漬かるのが実に気持ちいい。
入った時にいたお客さんは5,6人、その後も10人を超えることはなく、個人で来ているお客さんが多いのか、ベランダでいねむりしたり、パックしたり、お風呂の泡の出るところに顔を突っ込む人いたり(笑)、皆さん静かに気ままに過ごしている。
そんなわけで自分もあちらのお湯、こちらのお湯と入り、ミストサウナで汗を流し、ベランダで風に吹かれながらお茶を飲んで、これを何回も繰り返して2時間しっかり楽しませていただいた。
設備は決して豪華じゃないが、ここは気兼ねなくのんびりするのに実にいい。
お風呂を出てまた老街をぶらつくとタイヤル族博物館が目に付いたので入ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/21/d103cd0af767a1596358865c6a44e8f8.jpg)
タイヤル族は台湾土着の民族のひとつなのだが、少し前まで男女共に顔に刺青を施し、男は首狩をしてこそ一人前と認められたという勇猛な民族。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/93/1bd32edaad1ddd8caa31273295bbfb99.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/14/4c5fd8f4a690172ac51e6b836e43c5c6.jpg)
烏来は彼らの言葉で「温泉」という意味で、元々彼らの土地だった。
というわけで温泉街のあちらこちらにタイヤル族の像やら絵があるのだが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/49/c40f577b4040915218f836ad9baea128.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/c1/ca72cc2457d23873dc6ef9bee42be0c1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/6e/9cfa1ea8aaad3f8668aa63fc43c781b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d7/19580f90803f71f63b2092944bd6e8b3.jpg)
もうちょっと威厳もたせた方がよくないか。
ところで先の博物館、前の人たちがスイスイ入っていくし、止められもしなかったのでただ入ってしまったが、もらってきたパンフレットを後でよく見ると入場料が書いてあるし、写真撮影も不可とある。
どちらもぜんぜん気が付かなかったんです、すいません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
温泉に入り、博物館をぶらついたところで壊れたお腹もようやく物が入りそうになってきた。
そこで老街にたくさんある郷土料理屋から一軒を適当に選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/2f/2dde48c24e6274b37ad7f67fd9bbf338.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/d4/93943e7a72ff5e34ffdea208e2974a95.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/3f/2854ab46f4d25b7e2f576d421ef352d1.jpg)
下の竹筒飯はもち米に粟が混ぜられていて香ばしく、竹をハンマーで割って出してくれるのがおもしろい。
野菜炒めは右の山蘇という、まるで観葉植物のような葉っぱ。ちょっとぬるっとした食感がめずらしい。
竹の子のスープはやさしいお味。竹の子が柔らかくておいしかった。
これでお腹さえ万全なら人だかりがしていた山猪のソーセージと言うのも食べられたのに、と心を残しつつ、台北までバスで戻った。
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