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Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

鳥取・島根の旅 1 サンライズ出雲

2011-11-08 17:14:51 | 国内旅行
2011年11月1日から11月7日 神話の国出雲の真髄に迫る旅

11月1日

去年は五島列島に連れて行ってくれた秘境添乗員、金子貴一氏

今年は出雲に連れて行ってくれるというので、前々から行ってみたかった所であるし、遷宮で建て替え中とは言えスーパー解説付きでめぐるチャンスを逃してはならじと「神話の国出雲の真髄に迫る 出雲大社・神迎祭 神在祭と神仏霊場めぐり」という長~いタイトルのツアーに参加した。

さて金子氏の国内ツアーは現地集合、現地解散が基本。
なので最初のお楽しみはどうやって往復するかのプランニングにある。

今回はこれまた前々から乗ってみたかった寝台特急、サンライズ出雲での往路を選択。

出発日の1ヶ月前に無事予約を確保し、早々と東京駅に行って大好きなグランスタをうろうろする。

といつもは長蛇の列のかりんとう屋さん、閉店間際とあってだれもいない。
ならば、と店員のお姉さんとおしゃべりしながら野菜やきんぴらごぼうのかりんとうを購入。
 食べてみるとなるほどさくさくとしておいしい。
これならまた買ってもいいけど、でもやっぱり並ぶのは嫌だな。

やがて時間が近づいたので東海道本線のホームへ。
とどこぞで事故があったとかでダイヤが乱れており、サンライズの入線も遅れた。
 やっと来た2階建て車両、みんなバチバチと写真を撮り、いそいそと車内へ。

今回の予約は2階の個室、スタンダード・シングル。
  
狭い廊下の両側に扉が並び、引き戸を開けるとすぐにベッド。
本当にベッドだけでいっぱいの空間で、まるでカプセルホテルみたい(泊まったことはないけど)。
 
しかしベッドの脇には荷物を置くスペースがあり、正面には小さなテーブルと鏡、頭の横には照明のスイッチや時計が配置されて不足はなし。
清潔なシーツ、毛布、枕の他に浴衣とスリッパが用意されているところが日本らしい。

列車は定刻より15分遅れて、22時15分に東京駅を出発。

長距離列車に乗ったら駅弁を食べなければならないとなぜかインプットされているので、遅い時間だけれどさっそくお食事タイム。
 
今回の駅弁は東京ではなく、なぜか仙台。
鳴子のお米「ゆきむすび」を使っているというおにぎりはまるでもち米のようにもちもちしており、仙台らしいおかずがちまちまと入ってバランスがいい。
 ついでに京はやしやのリンゴパフェあんみつ。
夜中なのにねえ。

おなかが落ち着いたところで電気を消して毛布をかぶる。
車内は静かだけれどベッドは固く、やっぱり寝付けなくてうとうとするぐらい。
プライバシーはしっかり保たれているし、足を延ばして横になれるので飛行機のエコノミー座席や夜行バスよりずっていいが、どうしてもぐっすりというわけにはいかない。
昼間、普通の電車やバスに揺られるとすぐ眠くなるのになぜだろう。

やがて早朝の5時45分、車掌のアナウンス。
列車が45分以上も遅れているため、先を急ぐ人に新幹線への乗り換えを案内するためだ。

 外は朝焼け、もうじき姫路に着くところ。

こちらはもちろん急ぐ旅ではないのでそのまま寝台の上でゴロゴロ。
  
2階座席は窓が大きくて空までよく見える。
岡山、倉敷を過ぎると景色はすっかり田んぼや畑、山の中になる。しかし思ったほど紅葉は進んでいない様子。

 さらに米子に近づいて見えるのは大山。

そして予定よりちょうど1時間遅れて10時30分にようやく松江に到着。
 サンライズ君、ご苦労様。
きれいで快適だったけれど、こんなに遅れたら世界に冠たるJRもインド国鉄と大差ないぞ。

 駅に荷物を預けて、さあ、散歩に出発しよう。 


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コメント (5)
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