4月5日
宿で3日目の朝食、本日は日本、中国、オーストラリアと多国籍の食卓。
今朝は牛肉とエリンギの串焼きに干しダラのスープ。魚のスープでもにんにくが効いているのに驚いたが、ナムルなどのおかず類も3日間すべて違うものが出て、ここの朝食には大満足。
宿のチェックアウトは11時なので、食後に荷物をまとめ、居間に置いてもらって外へ。
2日目のお昼に行った通仁市場へ再び行ってみると
日曜の朝、9時をちょっと回ったばかりの時間なのでお店の半分はまだシャッターが下り、人の姿もまばら。
最後はここで消え物を調達しようとやって来たのだが、まずは下見とアーケード街を通り抜けて反対側へ抜けてみる。
するとその先の道は桜並木。
まだ若い木ばかりなので最近植えたものだろうが見事に満開になっていて、ソウルにこんなに桜があるとは思ってもみなかった。
さて、それでは市場でお買いもの。
まずはコッコロのマダムにおすすめされたごま油。
渋い店内で絞っている、こちらの店頭の瓶の値段を聞いてみると最初のものは2万ウォン、次の物は1万3千ウォンでどちらも韓国製のゴマ使用、安いものは8千ウォンだがこれは中国製のゴマ、とここまでは理解できたが、おじさんが韓国語オンリーなので韓国製2つの違いは判らず。
まあいいや、一番高いのちょうだい、となにげに2万ウォンの物を一本買い求めたが、後でよく考えたら2千円以上。こんな高いごま油、買ったことがない。
さぞや香り高いであろう、と家に帰ってから期待を込めて栓を抜いてみると、意外やゴマのいい香りというよりはほとんど生臭いような不思議な香りがする。
あの朴訥そうなおじさんにまさかだまされたわけではあるまい、といささかがっかりしながらも一緒に買ったいりごまも使ってほうれん草のナムルを作ってみると、これがびっくり、コクがありながら油のしつこさのないおいしいナムルになった。
2千円の価値はここにあったか、と以来我が食卓にはナムルの登場回数が多くなった。
朝一のガラガラの市場で何人かのお客が集まっていたのはこちらのお餅屋さん。
ちょうど蒸しあがったばかりのこのきれいな餅を待っているようだったので試しに少し買ってみた。
すると上に乗っている黄色いのは少し塩味の緑豆を軽くつぶしたもの、中に入っている緑のは甘く炊かれたウグイス豆で、柔らかいお餅と一緒に食べるとバランスが良くてすごくおいしい。
この店のお餅はどれもおいしそうだったけれど、日持ちがしないのでいくらも買って帰れないのが残念。
日本に帰ってからの夕食にしようと立ち寄ったのはキムパ屋さん。
注文してから巻いてくれるのかと思ったらメニューは一つとみえて「ハイ」ともうホイルに包まれたものを渡されたが、出来立てだったらしくまだ暖かかった。
中の具はニンジンにほうれん草、卵焼きにカニカマにきんぴらごぼう。思ったよりふわっと巻かれていて、塩気のある韓国のりがおいしい。
韓国のキムパは日本ののり巻きよりおにぎりに近いような気がする。
市場ではもう一つ、お惣菜屋さんでイリコ炒めを購入。
宿の朝食にもイリコとクルミを甘辛く炒めたものが出たが、このお店のはさらにアーモンド、ピーナッツ、松の実、かぼちゃの種、ナツメ、黒豆にレーズンまで入っている。
かなり甘くておかずというよりスナックのようだが、こういう甘いおかずで辛いものとのバランスをとるのだろうか。
ちなみに上の器は今回仁寺洞で買ったもの。
以前に買ったもっと小さい壺とめおとになった
さらにスーパーでのりふりかけやウズラ卵の缶詰など購入。
棚には蚕の缶詰なんて素敵なものもあったが、これはさすがにパス。
最後は大通り沿いのきれいなお餅屋さんでナツメチップスを買って買い物終了。
このナツメチップス、カフェのお茶請けで出されてとても気に入ったのだが、ほんのり甘くてカリカリと食べやすい。
このあと仁川空港にも同じ店が出ていて買えることが分かったが、市内と同じ値段なので良心的だ。
買い物が済んだところで時間はまだ11時前。
かなり早いが12時半には空港行きのバスに乗らなければならないので、最後の食事をとるべく宿から徒歩5分のこちらへ。
サムゲタンの超有名店、「土俗村」。
中は奥へ奥へと座敷が続く広い店内、まだ早いのでガラガラかと思いきや、10時開店のこの店はすでにお客さんでいっぱい。
それでも「チャイニーズ?」なんて言われながらすぐにテーブルに案内されたのでよかった。
どうやらお客さんの大半は中国人のようだ。
そしてすぐに出てくるキムチとサムゲタン。
鶏は相変わらずホロホロと柔らかく、中に詰められたもち米がおいしい~。スープまで飲み干すとお腹はパンパンだが、キムチははじめて来た時の感動がない。お客が増えすぎて味が少し落ちたかな?
と11時半ごろに店を出ると
なんだ、この行列は!もう並びすぎて列のしっぽも見えない。
並ばずに入れてよかった~。
この後は宿で荷物をピックアップして、ご主人にさようなら。
親切すぎてちょいとおせっかいにも感じるオーナー氏だが、この距離感の近さが韓国式なのだろう、おかげで「韓流」を実感できた。
空港バスで仁川に行って、LCCのチェジュ航空もちゃんと時間通りに飛んでくれた。
ソウルもすごく狭いエリアだけで過ごしてしまった3泊4日。
でも大人の女子会はやっぱり楽しいね。
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宿で3日目の朝食、本日は日本、中国、オーストラリアと多国籍の食卓。
今朝は牛肉とエリンギの串焼きに干しダラのスープ。魚のスープでもにんにくが効いているのに驚いたが、ナムルなどのおかず類も3日間すべて違うものが出て、ここの朝食には大満足。
宿のチェックアウトは11時なので、食後に荷物をまとめ、居間に置いてもらって外へ。
2日目のお昼に行った通仁市場へ再び行ってみると
日曜の朝、9時をちょっと回ったばかりの時間なのでお店の半分はまだシャッターが下り、人の姿もまばら。
最後はここで消え物を調達しようとやって来たのだが、まずは下見とアーケード街を通り抜けて反対側へ抜けてみる。
するとその先の道は桜並木。
まだ若い木ばかりなので最近植えたものだろうが見事に満開になっていて、ソウルにこんなに桜があるとは思ってもみなかった。
さて、それでは市場でお買いもの。
まずはコッコロのマダムにおすすめされたごま油。
渋い店内で絞っている、こちらの店頭の瓶の値段を聞いてみると最初のものは2万ウォン、次の物は1万3千ウォンでどちらも韓国製のゴマ使用、安いものは8千ウォンだがこれは中国製のゴマ、とここまでは理解できたが、おじさんが韓国語オンリーなので韓国製2つの違いは判らず。
まあいいや、一番高いのちょうだい、となにげに2万ウォンの物を一本買い求めたが、後でよく考えたら2千円以上。こんな高いごま油、買ったことがない。
さぞや香り高いであろう、と家に帰ってから期待を込めて栓を抜いてみると、意外やゴマのいい香りというよりはほとんど生臭いような不思議な香りがする。
あの朴訥そうなおじさんにまさかだまされたわけではあるまい、といささかがっかりしながらも一緒に買ったいりごまも使ってほうれん草のナムルを作ってみると、これがびっくり、コクがありながら油のしつこさのないおいしいナムルになった。
2千円の価値はここにあったか、と以来我が食卓にはナムルの登場回数が多くなった。
朝一のガラガラの市場で何人かのお客が集まっていたのはこちらのお餅屋さん。
ちょうど蒸しあがったばかりのこのきれいな餅を待っているようだったので試しに少し買ってみた。
すると上に乗っている黄色いのは少し塩味の緑豆を軽くつぶしたもの、中に入っている緑のは甘く炊かれたウグイス豆で、柔らかいお餅と一緒に食べるとバランスが良くてすごくおいしい。
この店のお餅はどれもおいしそうだったけれど、日持ちがしないのでいくらも買って帰れないのが残念。
日本に帰ってからの夕食にしようと立ち寄ったのはキムパ屋さん。
注文してから巻いてくれるのかと思ったらメニューは一つとみえて「ハイ」ともうホイルに包まれたものを渡されたが、出来立てだったらしくまだ暖かかった。
中の具はニンジンにほうれん草、卵焼きにカニカマにきんぴらごぼう。思ったよりふわっと巻かれていて、塩気のある韓国のりがおいしい。
韓国のキムパは日本ののり巻きよりおにぎりに近いような気がする。
市場ではもう一つ、お惣菜屋さんでイリコ炒めを購入。
宿の朝食にもイリコとクルミを甘辛く炒めたものが出たが、このお店のはさらにアーモンド、ピーナッツ、松の実、かぼちゃの種、ナツメ、黒豆にレーズンまで入っている。
かなり甘くておかずというよりスナックのようだが、こういう甘いおかずで辛いものとのバランスをとるのだろうか。
ちなみに上の器は今回仁寺洞で買ったもの。
以前に買ったもっと小さい壺とめおとになった
さらにスーパーでのりふりかけやウズラ卵の缶詰など購入。
棚には蚕の缶詰なんて素敵なものもあったが、これはさすがにパス。
最後は大通り沿いのきれいなお餅屋さんでナツメチップスを買って買い物終了。
このナツメチップス、カフェのお茶請けで出されてとても気に入ったのだが、ほんのり甘くてカリカリと食べやすい。
このあと仁川空港にも同じ店が出ていて買えることが分かったが、市内と同じ値段なので良心的だ。
買い物が済んだところで時間はまだ11時前。
かなり早いが12時半には空港行きのバスに乗らなければならないので、最後の食事をとるべく宿から徒歩5分のこちらへ。
サムゲタンの超有名店、「土俗村」。
中は奥へ奥へと座敷が続く広い店内、まだ早いのでガラガラかと思いきや、10時開店のこの店はすでにお客さんでいっぱい。
それでも「チャイニーズ?」なんて言われながらすぐにテーブルに案内されたのでよかった。
どうやらお客さんの大半は中国人のようだ。
そしてすぐに出てくるキムチとサムゲタン。
鶏は相変わらずホロホロと柔らかく、中に詰められたもち米がおいしい~。スープまで飲み干すとお腹はパンパンだが、キムチははじめて来た時の感動がない。お客が増えすぎて味が少し落ちたかな?
と11時半ごろに店を出ると
なんだ、この行列は!もう並びすぎて列のしっぽも見えない。
並ばずに入れてよかった~。
この後は宿で荷物をピックアップして、ご主人にさようなら。
親切すぎてちょいとおせっかいにも感じるオーナー氏だが、この距離感の近さが韓国式なのだろう、おかげで「韓流」を実感できた。
空港バスで仁川に行って、LCCのチェジュ航空もちゃんと時間通りに飛んでくれた。
ソウルもすごく狭いエリアだけで過ごしてしまった3泊4日。
でも大人の女子会はやっぱり楽しいね。
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