Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

カレー食べてネパール応援

2015-04-26 19:57:53 | 雑談
家の近所にあるおいしいカレー屋、テイクアウトを頼もうと寄ってみたらいつも愛想のいい店長が暗い。

たぶんそうだろうと確認してみたら、やっぱり店員さん全員ネパール人。
店長の出身はルンピニなので今回の地震による被害はなく、偶然地震の前日にカトマンズにでかけた奥さんも難を逃れたらしい。

とは言え国全体がひっくり返っている状態。カトマンズはともかく、地方の状況などまったくわからない。
「日本の建物は耐震構造でしっかりできているからいいけど、ネパールは大きな地震なんて今までなかったから都会でもレンガ造り。田舎に行ったら土と石だからもっと弱い」と店長は目を赤くして言う。

テレビの映像で見ると4年前に行ったカトマンズのダルバール広場はめちゃくちゃだし、店長によるとパタンやバクタプルなど壊滅状態だと言う。
バクタプルに行ったのは13年も前だけれど、確かに町中がレンガ造りでそれがとても風情があった。
美しい古都がめちゃくちゃになって、住民がその下敷きになっているかと思うとたまらない。

「いつどこで何が起こるかわからないからね」と店長の言う通り、日本こそ明日何があるかわからない。
だからこそ困っている人たちにはなんとか手を差し伸べたいもの。

と言って今の自分には何もできないので、「気を落とさないでがんばってね」と声をかけてカレーをいただく。

 ナスとマトンキーマのカレーは今日もおいしかった。


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コメント (4)
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