Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ボルネオ一人旅 7 スカウのナイトクルーズ

2020-03-16 16:35:31 | 東南アジア

1月23日 続き

部屋に戻ったらシャワーを浴びて、夕食は昼と同じレストランの同じテーブルで19時から。
 
野菜が多く、アイリッシュシチューがとてもおいしかったが、マレーシアらしさは皆無。

食後20時からはまたボートに乗って、今度はナイトクルーズ。
これはツアーには含まれないオプションで95リンギット。
クルーズとウォーキングの選択肢があり、聞けばクルーズの方がおすすめと言うし、アメリカ人のお姉さんたちも行きたいと言うので素直に従った。

ボートで川に出ると今夜は快晴で月もない。だから熱帯ながら頭上はまさに降るような星空で、星明りとはこんなに明るいのかと驚くほど。

今夜はサンダカンから一緒に来てくれたガイド君が案内してくれるのだが、結構な川幅の両岸を強力なトーチライトで照らしながら進んで行く。
しばらくは何もなく、気持ちのいい川風に吹かれてクルーズを楽しんでいたのだが、ボートは急に速度を落とし、川岸の木立に近づいていく。
一体なにがいるのか、どこに目をやっていいのかもわからずにいると
 
なんと目の前1mほどの枝の上にカワセミがいるではないか!
大きさは10㎝ほどで、Blue-eared Kingfisher(ルリカワセミ)と言う種類らしい。
名前の通り瑠璃色の背中がとてもきれいで、夜はこんなに明るいトーチで照らしても逃げないのがびっくりだが、揺れるボートの上からすぐ近くの鳥を望遠で狙うのは難しくて、これが精いっぱい。

枝の奥にいるこんな小さな鳥をどうやって見つけたのか、と訝っているうちにまたボートの速度が落ちて
 
今度は大好きなフクロウさんが、これも目の前に。まん丸い目がかわいい!

さらにしばらく行って
  
 また別の種類のカワセミ発見。
こちらは先のカワセミよりだいぶ大きな、Storkbilled Kingfisher(コウハシショウビン)。

ボートスタッフは暗い中を狭い水路にもどんどん入って行って
 もう1種類、これはかなり大きなフクロウがいたが、残念ながら高い木の上で遠い。

途中ではジャコウネコもちらりと見えたらしいが、ガイドとアメリカ人のお姉さんの片方が目撃しただけ。
鳥も動物もどこを見ればいいのかわかっている人が探せば目が光るので見つかると言うが、木の陰にいる鳥まで見つけてしまう現地スタッフは凄いとしか言いようがない。

クルーズはたっぷり2時間も川を上下してくれて、写真を撮れたのは上の4種だけだが、鳥や虫の鳴き声、川や植物のにおい、風を感じるだけでも実に気持ち良く、その上満天の星空だったのだから大満足。

オプションのナイトクルーズ、参加して大正解だった。


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コメント (5)
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