Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ボルネオ一人旅 5 セピロック・オランウータン・センター

2020-03-10 16:34:34 | 東南アジア

1月23日

Hotel Sandakanは朝食付き。
 
1階の食堂にパンなどは並んでいるがオーダーを取りに来たのでナシレマを所望。他のチョイスがなんだったか忘れてしまったが、チキンカレーがおいしくて大満足。
ココナッツミルクで炊いたご飯におかずの組み合わせは店によって味も違うし、毎日一食はこれでもいい。

チェックアウトをしてロビーで待っていると、8時15分、約束の時間ぴったりにお迎えの車が来た。
今日明日はNCT自然と文化の旅というボルネオを専門とする会社にツアーをお願いしてあったのだ。

客一人に車一台、ガイド一人という贅沢ツアー、車内でちょっとふっくらした若いお兄ちゃんの説明を聞きながら30分で最初の目的地、セピロックのオランウータン・リハビリテーション・センターに到着。
 
早めに着いてしまったので少し待ち、まずはボルネオのジャングルの現状やオランウータンについての30分のビデオを鑑賞。よく出来たビデオで勉強になったが、冷房が効きすぎて体がすっかり冷えてしまった。

その後は外に出て木道を歩き、リハビリテーション・センターの奥へ。
 
熱帯らしく木が高いなあ、と感心しているとガイドたちが木の上を指さして
 枝の間に第一オランウータン発見!
姿よりも木の葉がガサガサいうのが目印になるようだ。

 木道の先にあるのはOutdoor Nursery。
 
ちょっとした庭のような遊び場に来るオランウータンをガラス張りの建物の中から観察する施設。

ロープの間を子供が長い手足でぶら下がりながら渡っているし
  
 
プラットフォームの上ではオスが一匹、悠々とお食事中。

 しかし何と言っても目を引くのはこちらの母子。
 
お母さんが子供の世話をする様がなんとも人間っぽくて、ちびがかわいい~

やがて餌やりの時間が近づいて、お客さんはゾロゾロと移動。
 
この見学プラットホームから見ていると
 
スタッフが野菜や果物を広げ、待ち構えていた1匹が早速お食事開始。

やがてもう1匹やって来たが、こちらは見学プラットホームの方に来てしまったのでスタッフがすぐに見学者が離れるようにと割って入る。
 
ここではオランウータンが優先、決して攻撃的な猿ではないが力は強いそうだし、持ち物を奪ってしまうこともあるのでこの施設に入る時にはカメラ一つ以外は持ち込み禁止なのだ。

 
この子もやがて餌の方に渡って行ったが、この日は2匹だけでお食事タイム終了。

思ったよりも見られたオランウータンの数は少なかったが、全体では43㎢のこの保護エリア内に60~80匹がいて、25匹ほどの孤児が自力で生きていけるよう訓練されているのだとか。

ニホンザルは狂暴で嫌いだが、オランウータンはかわいい。


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