Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

台湾西部縦断 2 高雄LRTで観光

2023-02-19 14:48:18 | 東アジア

2月4日

Hotel Duaは朝食付きだったので最上階にあるレストランへ。
 
なかなかの品ぞろえで盛り付けもおしゃれ。
 
薄切り牛肉に熱々のスープをかける牛肉湯に魯肉飯、サラダの上に乗っている肉厚の葉っぱは石蓮花というサボテンの一種。初めて食べたがサクサクとした歯触りで酸味があっておいしく、気に入る。

レストランには外に出られるベランダがあるので食後に出てみると

高雄で一番高い高雄85大楼も見えて都会らしい景色。と、友人が目ざとく面白いものを見つけた。
 観覧車か目玉が集まったような建物。なんだろう。

では早速、高雄の観光に出発。まずは地下鉄で凱旋駅まで行く。
 道を渡るとLRTの前鎮之星駅があるので乗り換え。
 
このLRT、2017年に来た時にはまだ数駅しかできていなかったが、西子湾まで伸びたというので乗ってみたのだ。距離が伸びたためか、思いのほかたくさんの乗客。今はまだ南側半分しか開通していないが、いずれは環状線になるのだそう。
運賃は一律、なので交通カードは一度タッチすればOK。

走り出すと巨大なショッピングモールや新しいビルが立ち並ぶ中を行き、やがて港湾施設が見えてくる。
 
するとホテルから見えた不思議な形の建物が見えて来たではないか。それではもっと近くで見よう、とLRTを降りる。

  
行ってみると手前には海音館という音楽ホールがあり、観覧車のような高い建物は2棟に分かれている。
 
アルト棟、ソプラノ棟と名付けられた中には音楽関係のスタジオや会社が入っている様子。
 それにしても不思議な形のこの建物、スペインの建築家の作品らしい。

さらにこの周辺にはサンゴ礁、イルカ、クジラなどと名付けられた施設が作られ
 
遠くに見えるやはりクジラのような黒い建物はLRTも近くを通った建設中のクルーズターミナル。
愛河河口のこの周辺、この日のように天気がいい日の散歩には最高だ。

ここからLRTの線路に沿って歩いて行けば以前にも来た駁二藝術特區が現れる。
 
学校の木製椅子でできたドームがあったり 
  
 
針金を丸めて捨てたようなものがよく見ると観音像だったり、古い倉庫の間にちょこちょこと作品がある。

 ほとんどの店は11時開店なのでそれまでちょっと休憩をして
 
台湾製品のお店を覗いてみれば洒落の効いたものがいっぱい。SIM用のピンをなくさないためのホルダーは確かに旅の必需品かも(笑)。

タコか宇宙人の向こうに伸びているのは2020年にできた高雄港大港橋。
  
 
中央は螺旋階段で展望台に上がれるようになっている。これを渡った時は知らなかったがこの橋、中央部分が水平に回転するのだそうだ。

壁画やコンテナを組み合わせたオブジェを見ながら歩いて行くとこのエリアの大きなキャラクターが登場。
  
  今年らしくうさぎの耳としっぽ付き。

さらに海寄りにあるのは2018年にオープンした「KW2 棧貳庫」という施設。

ここも日本植民地時代からの砂糖倉庫だったそうだが
 
柱がなく天所の高い建物の中にはたくさんのお店が入って賑わっている。
 この前から出発するスヌーピーの船は湾内クルーズだ。

芸術区を出てMRTの西子湾駅まで歩くと、昔の高雄港駅が打狗鉄道故事館として残されている。
 
線路には古い列車が留められているが、その並びにはLRTの哈瑪星駅ができていて、ここが今のところ終点になっている。


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コメント
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