Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

23年9月の東北 1 須川高原温泉再訪

2023-09-26 15:41:59 | 国内旅行

今年も海外旅行の合間(?)に飽きもせず温泉に出向いているが、おなじみ「大人の休日俱楽部パス」にはタイミングが合わず未使用。それが9月にネット限定企画があって、ようやく使う機会ができた。

9月10日

今回はまず「はやぶさ」君で仙台まで、「やまびこ」に乗り換えて一ノ関へ。
 お昼は「いわて牛のミートパイ」になったが、これは東京駅で買ったもの。グランスタはますます充実して、どこになにがあるやら。

降り立った一ノ関駅はピカチュウだらけ。
 
一ノ関から気仙沼まで走るポケモン列車はもう10年も運行しているのだそうだ。

 
駅前からはバスに乗るが、ちょっとぐずぐずしていたらバス停にはもう長い列ができていてあせる。
目指す須川温泉行きバスは大きいけれど、満席になって座れない人も。ただし半分以上は途中の厳美渓で降りて、それでもかなりの人数が須川温泉まで行く。

終点までは1時間半。山道を登って来たけれど、どんより曇った須川温泉に降り立つと期待したほど涼しくない。
 
早速秘湯のスタンプ帳を預けてチェックイン。

こちら須川高原温泉に泊まるのは9年ぶりだが3回目。
過去の2回は自炊部の部屋だったが、今回は初めて旅館部のお部屋。
 
とはいえ簡素な部屋は流しがトイレに変わったぐらいで印象に大きな変化はなく、ただし今回はお着き菓子が付いた。

一息入れた所でさあ、温泉だ。
 
まずは県境をまたいでお隣の栗駒山荘へ。
前回、10月の頭に来た時にはこのまわりは息をのむような紅葉だったが、1ヶ月早いとはいえ今年はここも暑く、周辺の緑にはまだ「こ」の字も見当たらない。

日曜の4時過ぎでお客さんの減り始めた栗駒山荘の白濁露天を楽しんだら、その足で我が宿の大露天へ。
 こちらは幸運にも無人でお風呂を独占。
 
お湯が青く見えるのはペンキのせい、硫黄の香りが栗駒山荘より強く匂うが、この日はお湯を入れ替えたばかりなのか、湯の花もほとんど見えないほどに透明。大きな浴槽内は38℃ほどのぬるめで、やっぱりこのお風呂は最高だ。

食事は6時から大食堂で。
 
内容は初めて来た時と大差ないが、後から運ばれてきた夏野菜の天ぷらがおいしい。

 寝る前に入った内湯も今日は透明、夜は窓を開けて布団をかぶって寝た。

9月11日

昨日のどんよりした曇り空が今日はなんとか晴れてくれた。
 大露天の上の空も今日は高い。

 
ビュッフェの朝食をゆっくりいただいたが、一日2本しかないバスの出発は11時と遅い。

そこでチェックアウト前にちょっとお散歩へ。
 
露天の横、緑色に染まったお湯の流れに沿って少し行くと須川温泉の源泉。
さらに5分ほど登山道を上ると蒸し風呂がある。
  
中は小部屋に仕切られて、床の真ん中のレンガをどけると穴から蒸気が噴き出してくる。
露天の受け付けでゴザを借りてくることになっているが、この部屋にこもるだけでサウナのように効くだろう。

さらに行くときれいに苔むしたところもあって
 
その先が名残が原。
 
 正面に見えるはずの栗駒山は雲の中、剣岳の手前には噴煙が上がっているのが見える。

この辺りは春にはたくさん花が見られる所だそうで、

この時期にもリンドウやススキが見られるが、秋の花はやっぱりちょっと寂しい。
次は初夏の花の時期に来なければ。
 引き返して宿に戻るが、正面に見えるはずの鳥海山も今日は見えない。

チェックアウトをしたら稲庭うどんが山と積もれた売店で
 
須川温泉らーめんをお土産に。
 さらに素朴なアイスクリームをいただいているうちに時間になったので外に出ると
 バス停には既に行列ができていた。
出発時点ですでに満席、立っている人も出て、なんとか席を確保できて助かった。


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コメント (2)
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