Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

23年9月の東北 3 蔵王キツネ村

2023-09-30 16:07:35 | 国内旅行

9月12日

10時に不忘閣をチェックアウト、次の移動まで時間があるので青根温泉を探検。
 と言っても青根温泉は宿が6軒の小さな温泉地。
 
宿を出て少し行くとお土産屋さんが一軒あり、その先に「じゃっぽの湯」という日帰り温泉施設があるくらい。

日帰り温泉の脇を少し入ると「みはらし売店」でおばちゃんが一人、店番をしている。
 
野菜や果物はまだもう一泊するので残念ながら買えない。と言うことで乾燥しいたけとキクラゲを買うと、「今年は暑すぎてダメ」と言いながら桃を2つおまけでくれた。

 温泉の向かいには仙台方面の見える展望台があって
 
その隣の洋館には喫茶室があるので入ってソフトクリームをいただく。
この洋館は仙台の方にあった宣教師の家を移築したそうだが
 
2階はこの温泉に滞在して「影を慕いて」を作曲したということで古賀政男記念館になっている。
しかし古賀政男なんて若い者は名前も知るまい。

 
11時半になってじゃっぽの湯の前のバス停からみやぎ蔵王山麓アクセス線のバスに乗車。
これで白石蔵王駅まで行けるのだが、一日二本のこのバス、ここから乗ったのは我々二人だけ、次の遠刈田温泉から一人。

35分で「蔵王キツネ村」に到着。ここで乗っていた3人が降りるとたくさんのお客さんが乗り込んで、バス会社のためにちょっとほっとする(笑)。

 
入口ではなぜかゴリラに迎えられ、門をくぐって入場料1500円をお支払い。
しかしこの入口付近、はっきり言ってとてもくさい。キツネとはこんなに悪臭がするものなのか、と思いながら進むと
 なるほど、そうでしたか。
実際、園内を進むと匂いはしなくなって、キツネさんたちの名誉は守られた。

園内にはもう一つゲートがあるが、入る前から園内注意書きだらけ。
  
 
「100%噛みます」も恐ろしいが、そのわけはこのゲートから先はキツネが放し飼いだから。

かなり広い敷地内は林になっていて、通路から見える地面のあちこちにキツネがゴロゴロ。
  
 
通路のすぐ脇の棚の上、手の届くところにもたくさん寝ているが、キツネは夜行性なのだから仕方ない。
  
が、ここでは本当に通路にもゴロゴロ、うろうろ、キツネさんたちがいて目の前を横切ったりするが
 
茶色いキタキツネも、黒っぽいギンギツネもしっぽがフサフサ。母が持っていた襟巻きを思い出す。

  
  
 
寝顔は犬っぽくてかわいいよね、と手を出すとガブリと噛まれるのだろう。
ただし身をかがめたりしなければ、あちらから手を出してくることはないようだ。

 
園内のお稲荷さんをうろつくキツネたちも見てゲートの外に出ると
 
別のケージには耳の小さなホッキョクギツネと、耳の大きなマーブルキツネもいて、この子たちもかわいい。

園内は平日にもかかわらずカップルや若い子たちのグループでなかなかの盛況。
ちょっと変わった施設だけれど、2時間ほど楽しませてもらった。


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コメント (3)
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