2023年11月21日~12月10日 ニュージーランドと亜南極クルーズ
11月21日
夕方の成田、第一ターミナルに来るのはずいぶん久しぶりだ。
ニュージーランド航空のチェックインはすべて機械化され、スーツケースのタグ付けからスキャンまですべて自分でやる。
保安検査も待つことなく、すぐに出国エリアへ。
成田に新しくプライオリティパスが使えるラウンジができたと聞いたので行ってみると、これが隅っこのわかりにくい所にあって、しかも満席とのことで入るのに10分ほど待たされた。
26番ゲートの隣にある、これがIASSラウンジNoa。
中はあまり広くなくて、だから待たされることになったが、白木のインテリアはすっきりして
置いてある食事はなぜかひじきの煮物やオムライス、と渋いメニュー。ケチャップライスに惹かれてつい食べてしまった。
午後6時半に飛行機に搭乗してニュージーランドのオークランドまでは10時間半。
11月22日
朝の9時過ぎにオークランド空港に到着。日本とは4時間と意外に時差がある。
マオリ風のゲートを通って空港内を歩いて行けば、見えるのはNZ航空ばかりで広々。
NZは食品の持ち込みにうるさいと有名なので、申告物ありの列におとなしく並ぶ。これに少し時間を取られたが、「持っているのはおせんべいだけ」というと荷物を見ることもなく通されて無事入国。
空港から市内へはあらかじめSupershuttleという乗合いタクシーを予約しておいた。
10人乗りのバンの後ろに荷物を載せるトレーラーを引きずっていて、席が埋まれば出発する形。市内までは朝なので50分ほどかかり、一人NZ$31.2。
ちなみにニュージーランド・ドル、空港で100ドルだけキャッシングしてみると1ドル=100円。何でも高く感じる。
さて、オークランドで予約しておいたのはラマダ・スイーツというアパートホテル。
街のランドマークであるスカイタワーの近くでわかりやすいが、12時を過ぎないと入れないという。
そこで荷物を預けて、まずはお昼を食べようと魚市場を目指すことにする。
ホテルからまっすぐ坂を下るとヴィアダクト・ハーバーというヨットの停泊港に突き当たる。
振り返れば高層ビルやスカイタワーが見え、周りには高級そうなマンションがいっぱい。
港沿いにしばらく歩いて魚市場を発見。
しかし中はほとんどが魚料理のスタンドになっていて、生のムール貝など買えるかと期待していたのでちょっとがっかり。
中で一軒だけは生魚を売っていて、確かにお刺身で食べられそうなマグロもある。
鯛の頭なども売っている所のお客さんは中国系ばかり。横では日本の醤油やマヨネーズ、ワサビなど売っているのが面白い。
ここでNZ最初の食事はお約束のフィッシュアンドチップス。
外のテーブルで食べていると傍若無人なカモメにつつかれそうになる。揚げたてはいいけれど、マヨネーズはくどい。
腹ごなしにちょっと周りを歩くと路面電車の線路の跡があって、港沿いにはこじゃれたレストランが並ぶ。
ここで撮っていたのは映画かTVか。
街路樹には見たこともない赤い花がいっぱい咲いて、つぼみは白なので一層きれい。
これ、ポフツカワと言ってニュージーランドの北島にだけ自生する木なのだそうだ。
気温は25℃もいかないと思うが、日差しが強い中をぶらぶら歩いてホテルに戻ると部屋に入ることができた。
ダブルの部屋で窓から横を見ると海がわずかに見える。
ここを選んだのはキッチン付きだから。引き出しの中には食器や鍋などしっかり揃っている。
そしてバスルームにはうれしい洗濯乾燥機。
今回の旅の主目的はタイトルにもある通り、亜南極へのクルーズ。
しかしせっかく初めてのニュージーランドなのでオークランドに3泊することにした。
連泊はアパートスタイルのホテルに限る。
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