5月2日
いよいよイラン観光のハイライト、イスファハンである。
少し早めの8時半に出発、ホテルのあるアルメニア地区からザーヤンデ川を渡ると大通りは中央が緑の遊歩道になっている。
車を降りてイマーム広場へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fc/dd7e84868091c0a512faee35150e7ee8.jpg)
まだ観光客の姿もまばらな広場はさすがに広い!
目立つのは大きなドームのモスクだが、まずは左手のアリ・ガープ宮殿へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/5e/c819ba389a59e3a7976c0655fbbdef93.jpg)
ここは16世紀末、イスファハンに遷都したサファビー朝のアッバス1世が建てた宮殿。
地味な入口から入ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e2/226c3b1b3312e0748d9a7f98d5532172.jpg)
1階はこれまた彩色が褪せて地味ながら、繊細な装飾で早速趣味の良さがうかがえる。
途中階の部屋の装飾は19世紀以降に破壊されてしまったとのことだが、階段まで美しいタイル張り。
これを上がって行くと大きなテラスに出る。
ここから広場を一望できるのだが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/be/32f7e7ac352872ae3da811612b4e0deb.jpg)
現在テラスを修復中のため、正面は足場で視界を遮られてしまう。
それでもここから眺めれば、左手にマスジェデ・イマーム、正面にマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォラーが見えて広場の大きさが改めて実感できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/98/4aa52c959047d86574e032bcee5064d4.jpg)
木造のテラスの天井も精緻な模様で彩られ
壁には優雅な美女たちがいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/a1/84cebef284765aa08f5a5c3b3f53208d.jpg)
テラスに続く部屋の装飾も優美だ。
そしてこの上の階にあるのが有名な音楽室。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b1/94c85fee169989de9808e3b1d0ccc22b.jpg)
壁や天井に無数につぼ型の穴があけられているが、これは雑音を吸収し楽器の音を際立たせるための工夫なのだそう。
同じような装飾はアンベール城など、インドのムガール建築でよく見かけるが、こちらペルシャがオリジナルだ。
最初の建物からもう興奮しきりだが
広場中央の噴水をまわり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fc/0a023e7999abfd86b29203f42d99c6a5.jpg)
次はお向かいのマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォラーへ。モスクへの入り口は正面、両脇にはバザールが続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/27/c6874eca553d0b574660cff68e816512.jpg)
入口の見事な鍾乳石飾りをくぐると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ff/06878221f1f68df24b53bba633dd79cc.jpg)
天井が低く華やかな廊下が途中で折れ、そこを抜けると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c2/cab46e77ab0c7c99d43db88ac277108f.jpg)
圧巻の空間。
この洗練された美しさには息をのむしかない。
正方形の室内は正面にミフラーブがあるのみでからっぽだが、まわりを覆い尽くすタイルはとにかく精緻の一言。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/2d/aa12ca0558df340aef945b40421af7a5.jpg)
壁の下部こそ彩色タイルだが、ドームも含めた上部はすべてモザイクタイルで、これもアッバス1世建造のこのモスクは完成まで17年かかったとか。
彩色タイルもトルコとは違った華やかさで、さすがペルシャ!
ということでタイルをもっと見たい方はこちら。
しかしイスファハン観光はまだ始まったばかり。
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いよいよイラン観光のハイライト、イスファハンである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/83/ea2b26a3faae71ac8a9858f67f78a136.jpg)
車を降りてイマーム広場へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fc/dd7e84868091c0a512faee35150e7ee8.jpg)
まだ観光客の姿もまばらな広場はさすがに広い!
目立つのは大きなドームのモスクだが、まずは左手のアリ・ガープ宮殿へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/06/bcf098534e4568cbd97a83cab692077b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/5e/c819ba389a59e3a7976c0655fbbdef93.jpg)
ここは16世紀末、イスファハンに遷都したサファビー朝のアッバス1世が建てた宮殿。
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1階はこれまた彩色が褪せて地味ながら、繊細な装飾で早速趣味の良さがうかがえる。
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途中階の部屋の装飾は19世紀以降に破壊されてしまったとのことだが、階段まで美しいタイル張り。
これを上がって行くと大きなテラスに出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/c1/f87080213af59a384311ace2127e7bcd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/be/32f7e7ac352872ae3da811612b4e0deb.jpg)
現在テラスを修復中のため、正面は足場で視界を遮られてしまう。
それでもここから眺めれば、左手にマスジェデ・イマーム、正面にマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォラーが見えて広場の大きさが改めて実感できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/9b/61d5468650e519b1964a7244044bf01a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/98/4aa52c959047d86574e032bcee5064d4.jpg)
木造のテラスの天井も精緻な模様で彩られ
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テラスに続く部屋の装飾も優美だ。
そしてこの上の階にあるのが有名な音楽室。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/fd/3179547f7c8c10fe79934de65b66384d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/bb/d35a6e41bdda899f70a5e15bc1fff0ab.jpg)
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壁や天井に無数につぼ型の穴があけられているが、これは雑音を吸収し楽器の音を際立たせるための工夫なのだそう。
同じような装飾はアンベール城など、インドのムガール建築でよく見かけるが、こちらペルシャがオリジナルだ。
最初の建物からもう興奮しきりだが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/5f/e42bb69615a02e130f210308c22207d3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/1a/9a6651c7c064a90514c5c60f9b710336.jpg)
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次はお向かいのマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォラーへ。モスクへの入り口は正面、両脇にはバザールが続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b9/cb7a200ad1e076c1ec834faf9adf7756.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/27/c6874eca553d0b574660cff68e816512.jpg)
入口の見事な鍾乳石飾りをくぐると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d0/e9b44a776d8f554547dc2b04f51d9423.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ff/06878221f1f68df24b53bba633dd79cc.jpg)
天井が低く華やかな廊下が途中で折れ、そこを抜けると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c2/cab46e77ab0c7c99d43db88ac277108f.jpg)
圧巻の空間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f2/70d2fed7f047e9d757be27d80c5dc3ff.jpg)
この洗練された美しさには息をのむしかない。
正方形の室内は正面にミフラーブがあるのみでからっぽだが、まわりを覆い尽くすタイルはとにかく精緻の一言。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/24/4e1dd1d548e93c096e915706087a8ebb.jpg)
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壁の下部こそ彩色タイルだが、ドームも含めた上部はすべてモザイクタイルで、これもアッバス1世建造のこのモスクは完成まで17年かかったとか。
彩色タイルもトルコとは違った華やかさで、さすがペルシャ!
ということでタイルをもっと見たい方はこちら。
しかしイスファハン観光はまだ始まったばかり。
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「アラーは偉大なり・・・。」
と呟いてしまうのですが・・・。
写真でも凄いのが伝わりますから、
本物を目の前にしたら声が出ないでしょう。
いくら写真を撮っても広さや空気感、音など伝えられないものが多すぎてもどかしい思いです。
さすがペルシャ帝国と言うしかありません。
モスクの修復で出る青いタイルのかけらを ある旅行社の
イランツアーでプレゼントすると言うのがあって それ欲しさに乗っかろうかと本気で考えた事がありました。(笑)
イマーム広場はグーグルアースでも 大きくクッキリと
見えますね。 さすがです。
どこかでドームを修復中のモスクを見ましたが、古いタイルなんていくらでもあるし、でも日本人には珍しいし、頭いい!
イマーム広場はさすが世界の半分、その大きさもですが、まわりの建物の豪華さも半端ないです。
美しい!!
これが見たかったのに、私が行ったとき、ここはとばされてしまいました。心残り、無念!
イマーム広場の噴水に水がたたえられて吹き出す水ごしにモスクを眺めるなんて贅沢なことです。これだけの水があるとまさに天国の様相になりますね。
他のモスクとは造りも違うし、それはあまりにももったいない。
Miriyun さんだったらもっとずっと素晴らしい紹介をしていただけるでしょう。ぜひまたイスファハンに行ってください!