12月1日 続き
市場からはまたGrabを呼び、向かったのは昨日外観だけ見たボルネオ文化博物館。
広々としたロビーは吹き抜けになっていて、外国人の入場料はRM50だがシニアはここでも半額。
吹き抜けを囲むようにある展示室もそれぞれゆったりとして、薄暗く保たれた室内の照明もなかなか凝っている。
展示は館名にもある通り、ボルネオの様々な種族の文化に関するものが多く
高床式の藁ぶき屋根の下には首狩りされた頭蓋骨がぶら下がっていたり
トーテムポールにそっくりの墓柱があったり。
工芸品も多種多様で
呪術的な木彫りが面白く
実用的な器類も美しいし 文字を持たなかった部族の記録画も素朴で面白い。
が、個人的に興味があるのは装飾品で
小さな貝やビーズを使った細工が見事。 中でも布類は見ごたえがあって
木の皮を使った布など、オークランド博物館で見た太平洋の島々の文化とつながる。
ボルネオの歴史に関する展示の中には日本軍による占領時代の資料もあって
警察に関するものが多いのはそれだけ恐怖政治を敷いていたのだろう、地元民や戦争捕虜はひどい扱いを受けたと書いてある。
まだちょっと広い館内を持て余している感じがしないでもないが
ギフトショップも充実したこの博物館は時間をかけて見学する価値あり。
ギフトショップの向かいにはカフェテリアもあるが、見学を済ませたら坂を下ってカーペンター通りへ。
入口の門を入ってすぐの所に道教寺院があって、このお向かいの食堂がおいしいとのことなので店頭の元気なマダムに注文。
午後2時過ぎでもお客さんでいっぱいのこちらでいただいたのは海鮮粥、RM20。エビや白身魚、魚の浮袋などがいっぱい入って、熱いけれどおいしかった。
また川沿いをテクテクと歩いてホテルまで戻ると、今日も暑さで死にそうになったので
再びカラフルなかき氷、RM7.3。きれいな店だけれど、昨日のお寺の前の方がおいしいと感じるのはなぜだろう。
この後はホテルでおとなしく休んだ。 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
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