Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

晩夏の万座温泉 1 日進館へ

2022-09-06 16:24:42 | 国内旅行

東京もやっと少し暑さがおさまって来た8月末、友人と万座温泉に行ってきた。
当初は暑い盛りの月初めに行くはずが、双方の都合で月末になってしまったのだ。

東京駅から乗った上越新幹線は各駅停車の「あさま」だったが、それでも1時間15分で軽井沢到着。
 
平日でも大盛況のアウトレット側出口に宿の迎えのバスが来てくれる。

5組ほどの客を乗せて、バスは14時に軽井沢を出発。
 
鬼押出しの前を通る有料道路を行くこのバス、公共バスなら往復6000円かかるとか。これが無料なのだからありがたい。

出発から1時間ほどの嬬恋村農産物直売所でトイレ休憩。
 キャベツ出荷量日本一と誇らしげな看板が出ているが
 その向かい側には「ポンペイ&嬬恋村 友好協定締結」と書いてある資料館があって
 
下の小さなお堂に降りる階段には「日本のポンペイ鎌原村」の文字がある。
この鎌原村とは江戸時代に浅間山の噴火でポンペイのように火砕流に飲み込まれてしまった村なのだそうだ。

ここを出るとすぐにJR吾妻線の万座鹿沢口駅がある。
 高架になった駅に電車が停まっているのが見えるが、ここから予約をしたお客はいないらしくて素通り。

ここから山道を上がって、万座のホテルが見え始めると車内にも硫黄の匂いが漂いだし、軽井沢から1時間半で今夜の宿、「日進館」に到着。
 
看板に「日本一の高地温泉」とある万座は標高1800m。
立山のみくりが池温泉は2430mだが夏季だけの営業、長野県の高峰温泉は1950mだけれど一軒宿、通年営業の温泉街としてはここが日本最高所なんだそうだ。

 
大きな売店もあるロビーは広いが、バスで到着したお客は広間に通されて一斉にチェックイン。
 部屋の鍵と一緒に渡された地図を見ると4棟に分かれた館内はなんとも複雑な造りで、特に我々の部屋がある新館は一番奥。部屋にたどり着くのになんとエレベーターを3回も乗り換えなくては行けなくて、館内を歩くだけでもいい運動(笑)。

ロビーから7,8分もかかってやっと部屋に到着。
 
今回はベッドと畳スペースのある35㎡の広い部屋。壁のTVがベッドから見るには小さすぎるのだけが不満の種。
 暖房はあるけれどクーラーはない部屋の窓を開けると、おお、さすが空気が爽やか。

 
ぐんまちゃんのお水にお茶類もたくさん用意されているのでお饅頭をいただいて一息。

さて、では周辺の偵察に行こうとまた館内地図を見ると、ゆけむり館という所から外に出られそうなので行ってみる。
  このゆけむり館は湯治の長逗留者向けの部屋らしいのだがあまり使われていないのか廊下から暗くて、こっちでいいのだろうかと迷いながら行くと階段がどんどん下に降りて行ってますます暗くなる。二人だからいいけれど、一人だったら絶対こんな所来ない、なんて言っているうちにやっと出口が見つかって
 
出てみるとこの辺りはまるで大昔の学校みたいな建物。

目の前には湯畑があって硫黄のにおいが充満。
 
しかし元々の日進館はこの河原にあったものが水害で倒壊してしまったのだとか。
 現在の日進館の全景はこちら。
下の木造から儲かるごとに上へ新しい建物が作られた、とは宿のおじさんの話。我々の部屋があるのは一番高い所にある白い建物。

さあ、それではお風呂に行こうか。


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