昨年の今頃は寒い日本を脱出してインド。
2006年2月9日から22日まで。
インド西部グジャラート州へのツアーに参加したが、7回もインドに行っていながら未だにタージ・マハルを見たことがないというのもなんなので先乗りして一人でアグラに行った。
一人と言ってもすべて旅行社から手配済みなので楽勝、と早朝のホテルで駅への車を待つ。ところが待てど暮らせど車は来ない。6時頃、知らされていた連絡先の担当者を電話で叩き起こすと、案の定、もうすぐ着くからという返事。で実際に車が来たのが列車の出発時刻15分前。駅までは30分はかかるはずだし、間に合うわけないじゃん、と思うがインド人は「ノー・プレブレム。間に合う」と安請け合い。ああ、インドに来たなあ。
ドライバー、必死に飛ばすも駅に着いた時にはすでに10分過ぎ。それでもガイドは荷物を持ってホームへ走る。そりゃ万が一ということもあるけど、最近のインドの特急はそんなに遅れないんだよ。当然、列車は出発した後。ガイド、残念そうに「やっぱり間に合わなかった」って、ああ、インドだ。
遅れた理由は「警察の検問ですごく時間がかかったから」って、本当なんだか嘘なんだか。結局、車でアグラまで往復することになって、結果的にはこの方が時間の融通もきいて楽だった。Shatabdi Express には乗りたかったけど、インドだからまあいいや。
デリーからアグラまでは4時間ちょっとかかった。道ばたをらくだが歩いていたり、オートリキシャに信じられないような人数が乗っていたりで道中退屈しなかったが、大気汚染のひどさには驚いた。デリーの近郊など排気ガスで空が黄土色。中国もひどいが、インドもすごい。
お昼丁度にアグラ到着。せっかくなのでとタージ・マハルを部屋から望める Taj View Hotel に宿泊。小さいけどちゃんと窓から見えました。
わざわざ贅沢をしたのは夜、ライトアップされたタージが見えることを期待してだったのだが、タージはライトアップなどしないんですね。空爆の目標にされないため、と説明されたけど、思惑はずれ。
おいしいのに他に誰もいないビュッフェのランチの後、ファテープル・シクリへ。
アクバル帝が作ってわずか14年で捨てられた都。赤砂岩一色の建物群ははでではないがディテールが凝っている。
有名なパンチ・マハル(5楼閣)からの眺めがいいと聞いていたが、今はのぼれないようだ。
翌朝、いよいよタージ・マハルへ。厳重なセキュリティーを大勢の観光客とともに通り、
楼門をくぐると、どーん。
近付けば近付くほどでかいが、ディテールの象眼細工や透かし彫りも凝っている。内部の装飾もきれいだが撮影禁止。
タージの観光を終えて門を出ると、ちょうどスズキご一行様が着いた所だった。バスを何台も連ねた日本からの大団体。さすがインドで一番成功している日本企業。
次はヤムナー川を渡ってイティマド・アッダウラー廟へ。ここはムムタズ・マハルのお姉さん(おばさん?)が両親のために建てた墓所で、ベビータージとも呼ばれる小さいがとても美しい建物。外部の象眼、内部の壁画など、タージ・マハルよりさらに繊細で美しい。とても女性的な感じがするのは施主が女性のせいだろうか。
午後はアグラ城へ。広大な城内に様々な建物。息子に幽閉されたシャー・ジャハーンが眺め暮らしたという通り、遠くにタージ・マハルが見えた。
アグラ観光の最後はアクバル帝の墓所、シカンドラ。男性的な赤砂岩の楼門をくぐると広い庭園の真ん中に赤と白のユニークな建物。下層の赤い部分はがっちりしていて、上部のバルコニーと白いパネルは繊細。内部の墓室はシンプルで、アクバルはセンスがいい。
一日半でアグラの見どころをすべて網羅(とガイドが言っていた)して、デリーへの帰りは5時間かかった。
ドライバーもいい人だったし、インドらしい観光をした。
2006年2月9日から22日まで。
インド西部グジャラート州へのツアーに参加したが、7回もインドに行っていながら未だにタージ・マハルを見たことがないというのもなんなので先乗りして一人でアグラに行った。
一人と言ってもすべて旅行社から手配済みなので楽勝、と早朝のホテルで駅への車を待つ。ところが待てど暮らせど車は来ない。6時頃、知らされていた連絡先の担当者を電話で叩き起こすと、案の定、もうすぐ着くからという返事。で実際に車が来たのが列車の出発時刻15分前。駅までは30分はかかるはずだし、間に合うわけないじゃん、と思うがインド人は「ノー・プレブレム。間に合う」と安請け合い。ああ、インドに来たなあ。
ドライバー、必死に飛ばすも駅に着いた時にはすでに10分過ぎ。それでもガイドは荷物を持ってホームへ走る。そりゃ万が一ということもあるけど、最近のインドの特急はそんなに遅れないんだよ。当然、列車は出発した後。ガイド、残念そうに「やっぱり間に合わなかった」って、ああ、インドだ。
遅れた理由は「警察の検問ですごく時間がかかったから」って、本当なんだか嘘なんだか。結局、車でアグラまで往復することになって、結果的にはこの方が時間の融通もきいて楽だった。Shatabdi Express には乗りたかったけど、インドだからまあいいや。
デリーからアグラまでは4時間ちょっとかかった。道ばたをらくだが歩いていたり、オートリキシャに信じられないような人数が乗っていたりで道中退屈しなかったが、大気汚染のひどさには驚いた。デリーの近郊など排気ガスで空が黄土色。中国もひどいが、インドもすごい。
お昼丁度にアグラ到着。せっかくなのでとタージ・マハルを部屋から望める Taj View Hotel に宿泊。小さいけどちゃんと窓から見えました。
わざわざ贅沢をしたのは夜、ライトアップされたタージが見えることを期待してだったのだが、タージはライトアップなどしないんですね。空爆の目標にされないため、と説明されたけど、思惑はずれ。
おいしいのに他に誰もいないビュッフェのランチの後、ファテープル・シクリへ。
アクバル帝が作ってわずか14年で捨てられた都。赤砂岩一色の建物群ははでではないがディテールが凝っている。
有名なパンチ・マハル(5楼閣)からの眺めがいいと聞いていたが、今はのぼれないようだ。
翌朝、いよいよタージ・マハルへ。厳重なセキュリティーを大勢の観光客とともに通り、
楼門をくぐると、どーん。
近付けば近付くほどでかいが、ディテールの象眼細工や透かし彫りも凝っている。内部の装飾もきれいだが撮影禁止。
タージの観光を終えて門を出ると、ちょうどスズキご一行様が着いた所だった。バスを何台も連ねた日本からの大団体。さすがインドで一番成功している日本企業。
次はヤムナー川を渡ってイティマド・アッダウラー廟へ。ここはムムタズ・マハルのお姉さん(おばさん?)が両親のために建てた墓所で、ベビータージとも呼ばれる小さいがとても美しい建物。外部の象眼、内部の壁画など、タージ・マハルよりさらに繊細で美しい。とても女性的な感じがするのは施主が女性のせいだろうか。
午後はアグラ城へ。広大な城内に様々な建物。息子に幽閉されたシャー・ジャハーンが眺め暮らしたという通り、遠くにタージ・マハルが見えた。
アグラ観光の最後はアクバル帝の墓所、シカンドラ。男性的な赤砂岩の楼門をくぐると広い庭園の真ん中に赤と白のユニークな建物。下層の赤い部分はがっちりしていて、上部のバルコニーと白いパネルは繊細。内部の墓室はシンプルで、アクバルはセンスがいい。
一日半でアグラの見どころをすべて網羅(とガイドが言っていた)して、デリーへの帰りは5時間かかった。
ドライバーもいい人だったし、インドらしい観光をした。
今年もなんやかやとグジャラートに行けなかった私、、残念。
タージマハル、中って撮影禁止でしたっけ? そう思えば私も写真ないか、、
&入場料が高くなってるですね。40ドルくらいするのかな。
インド行きたい。
GWは、カザフスタンのアフマドヤザヴィー廟に行こうと思ってます。
今年もなんやかやとグジャラートに行けなかった私、、残念。
タージマハル、中って撮影禁止でしたっけ? そう思えば私も写真ないか、、
&入場料が高くなってるですね。40ドルくらいするのかな。
インド行きたい。
GWは、カザフスタンのアフマドヤザヴィー廟に行こうと思ってます。
今年もなんやかやとグジャラートに行けなかった私、、残念。
タージマハル、中って撮影禁止でしたっけ? そう思えば私も写真ないか、、
&入場料が高くなってるですね。40ドルくらいするのかな。
インド行きたい。
GWは、カザフスタンのアフマドヤザヴィー廟に行こうと思ってます。
ちゃんとコメント届きましたですよ。ありがとうございます。
このブログは中身のなさを写真でごまかしているのでこうなります。
グジャラートの方はいま準備中なので2、3日中には載せられるかと。
来月はデカン高原、行ってきます。やっとツアーの催行が決まったので。
仕事は一体いつするんでしょうね(苦笑)。