11月7日
出雲大東駅からまた木次線に乗って、木次駅で下車。
駅前のタクシーを拾って湯村温泉までお願いする。
湯村温泉までは田園風景の中を20分ほど。
しかし料金は3000円を超え、気の毒に思ったのか人のよさそうな運転手さん、「ここ、本数は少ないけど、バスもあるんですよ」
着いた温泉のおばちゃんも、「ここまでタクシーで来たの?バスなら200円なのに」
知ってたけど、ちょうどいい時間のがなかったんですよ。
出雲湯村温泉は山間の川の両岸に民家が何軒かあるだけの地味~な温泉地。
乗用車一台がやっと通れる道の片側に湯の上館と言う渋い旅館、そのお向かいにこの宿が管理する共同浴場がある。
おばちゃんがいるけど入浴料は券売機で支払う。320円、だったかな。
番台の横で靴を脱ぎ、廊下を通って小さな脱衣場へ。
ちょうど母娘が帰り支度をしているところ、平日のお昼時だったためか、この後はしばらく貸切状態でラッキー!
この建物は10年ほど前に改装されたそうだが、壁、柱、天井はすべて木造、床と浴槽は石造りで何とも落ち着くいい感じ。
アルカリ単純泉のお湯は加温も加水もしない源泉かけ流しだそうだが、癖のないお湯はちょうどいい温度。
この外には露天もあって
対岸に民家があるので板塀はあるが、川からの涼しい風が吹き込むうまい造りになっている。
ただこちらの浴槽の床はコンクリートなので肌触りが悪く、やっぱり内湯の方が気持ちいい、とそちらで長湯をさせていただいた。
温泉を出て一息入れたら島根で最後のお食事。来る前からチェックを入れておいたのは共同浴場から1分のこちら
オーベルジュ雲南
築100年の民家を改装したと言う店内はとてもすっきりと明るい。
ここの縁側であっただろうテーブルでいただいたランチセット。
まずは雲南野菜のバーニャカウダ。野菜の味が濃い!
さつまいもとかぼちゃのスープはさつまいもの方が優勢な味。
そしてメインはこちらのパスタ。
15種類以上もの野菜が使われているが、まずは見た目の美しさに思わず声を上げる。
食べ進めても出るわ、出るわ、パスタより野菜が多いなんて初めて。しかも葉物やら根菜やら、その野菜の一つ一つがとてもおいしい。
中に一つ、ニンジンのようだがとても甘いものがあったのでマダムに聞いてみると「よくぞ気が付いてくださいました。あれは柿なんです。」柿入りパスタも初めて。
デザートも大盤振る舞いで、温泉水を冷やしたという水までおいしく、大満足。
最後の客になってしまったのでマダムが話し相手になってくださる。
昨年の店のオープンのために関東からいらしたそうだが、建物も食材もとても気に入ってらっしゃる様子。
2階にある泊まれる2部屋も見せていただくと
どちらもすっきりと居心地よさそう。
湯の上館といい、ここといい、この小さな村はなんとセンスがいいのだろう。
またここに来て宿泊してみたいものだが、このあたりはレンタカーで回るのがよさそうだ。
川の対岸にはもう一軒、国民宿舎の温泉があってそこに入ってから帰ろうかとも思ったが、バスの時間がまた中途半端なのであきらめて、おとなしく200円の市民バスに乗る。
最後は木次の駅前のスーパーでお土産を物色。
もちろん消えものばかり。
宍道駅からはタクシーに乗って出雲空港へ。
最近空港にマスコットネームのようなものをつけるのがはやっているが、ここも今は「出雲縁結び空港」になったそうな。
こういうのってひどく安っぽいと思うのだが、由緒ある出雲がこんなことでいいのか。
しかし空港の名前を除けば鳥取も島根も郷土愛にあふれつつ、穏やかでとてもいいところだった。
山陰、また来なくちゃ。
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出雲大東駅からまた木次線に乗って、木次駅で下車。
駅前のタクシーを拾って湯村温泉までお願いする。
湯村温泉までは田園風景の中を20分ほど。
しかし料金は3000円を超え、気の毒に思ったのか人のよさそうな運転手さん、「ここ、本数は少ないけど、バスもあるんですよ」
着いた温泉のおばちゃんも、「ここまでタクシーで来たの?バスなら200円なのに」
知ってたけど、ちょうどいい時間のがなかったんですよ。
出雲湯村温泉は山間の川の両岸に民家が何軒かあるだけの地味~な温泉地。
乗用車一台がやっと通れる道の片側に湯の上館と言う渋い旅館、そのお向かいにこの宿が管理する共同浴場がある。
おばちゃんがいるけど入浴料は券売機で支払う。320円、だったかな。
番台の横で靴を脱ぎ、廊下を通って小さな脱衣場へ。
ちょうど母娘が帰り支度をしているところ、平日のお昼時だったためか、この後はしばらく貸切状態でラッキー!
この建物は10年ほど前に改装されたそうだが、壁、柱、天井はすべて木造、床と浴槽は石造りで何とも落ち着くいい感じ。
アルカリ単純泉のお湯は加温も加水もしない源泉かけ流しだそうだが、癖のないお湯はちょうどいい温度。
この外には露天もあって
対岸に民家があるので板塀はあるが、川からの涼しい風が吹き込むうまい造りになっている。
ただこちらの浴槽の床はコンクリートなので肌触りが悪く、やっぱり内湯の方が気持ちいい、とそちらで長湯をさせていただいた。
温泉を出て一息入れたら島根で最後のお食事。来る前からチェックを入れておいたのは共同浴場から1分のこちら
オーベルジュ雲南
築100年の民家を改装したと言う店内はとてもすっきりと明るい。
ここの縁側であっただろうテーブルでいただいたランチセット。
まずは雲南野菜のバーニャカウダ。野菜の味が濃い!
さつまいもとかぼちゃのスープはさつまいもの方が優勢な味。
そしてメインはこちらのパスタ。
15種類以上もの野菜が使われているが、まずは見た目の美しさに思わず声を上げる。
食べ進めても出るわ、出るわ、パスタより野菜が多いなんて初めて。しかも葉物やら根菜やら、その野菜の一つ一つがとてもおいしい。
中に一つ、ニンジンのようだがとても甘いものがあったのでマダムに聞いてみると「よくぞ気が付いてくださいました。あれは柿なんです。」柿入りパスタも初めて。
デザートも大盤振る舞いで、温泉水を冷やしたという水までおいしく、大満足。
最後の客になってしまったのでマダムが話し相手になってくださる。
昨年の店のオープンのために関東からいらしたそうだが、建物も食材もとても気に入ってらっしゃる様子。
2階にある泊まれる2部屋も見せていただくと
どちらもすっきりと居心地よさそう。
湯の上館といい、ここといい、この小さな村はなんとセンスがいいのだろう。
またここに来て宿泊してみたいものだが、このあたりはレンタカーで回るのがよさそうだ。
川の対岸にはもう一軒、国民宿舎の温泉があってそこに入ってから帰ろうかとも思ったが、バスの時間がまた中途半端なのであきらめて、おとなしく200円の市民バスに乗る。
最後は木次の駅前のスーパーでお土産を物色。
もちろん消えものばかり。
宍道駅からはタクシーに乗って出雲空港へ。
最近空港にマスコットネームのようなものをつけるのがはやっているが、ここも今は「出雲縁結び空港」になったそうな。
こういうのってひどく安っぽいと思うのだが、由緒ある出雲がこんなことでいいのか。
しかし空港の名前を除けば鳥取も島根も郷土愛にあふれつつ、穏やかでとてもいいところだった。
山陰、また来なくちゃ。
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