積善館を10時にチェックアウト、帰りのバスは13時45分なので四万温泉の探検に出かける。
旅館の前の赤い橋を渡ると正面にレトロな店の並ぶ細い通りがちょっと曲がりながら続く。
この道が昔は中之条から山を越えてやって来るメインの街道だったとか。
四万川を渡ってしばらく行くと道の向こうに四万川ダムが見えてくる。
治水と水道・灌漑用水のためのダムだそうだが
近づいてみるとなかなか立派。
ここまで来たら当然その向こうのダム湖が見たいわけだが、まっすぐにあがる階段などはなく、山をぐるっと回る自動車道を上がらなくてはならなくて、これが距離も勾配もあって結構大変。
途中でくじけそうになるが、他にやることもないのだからと汗をかきながらがんばった。
そして到着した奥四万湖。
青く見えるのは空を映しているからだけではなく、水そのものがきれいなブルー。
だからこの湖から流れ出る四万川の水もきれいな青色。
なぜこの湖水が青いのか、近くに説明看板があったが「青く見える物質が多く含まれているわけではなく、青い光を分散する粒子が特定されているわけでもない」と結局よくわからない説明。
でもきれいだからいいや。
ダム湖からまた温泉街に下りて、次に向かったのは温泉郷の一番奥にある日向見薬師堂。
1598年に建てられた小さなお堂は重要文化財、その手前のお籠堂も1614年に建てられたもので、昔は湯治客がここに籠もって病気平癒祈願をしたのだそうだ。
中に祀られている薬師如来像は新しいもののようだが、くすんだ茅葺き屋根は温泉にピッタリの風情がある。
この薬師堂の隣には広い駐車場に囲まれた真新しい共同浴場、「御夢想の湯」がある。
玄関を入ると右手にウォシュレット付きのきれいなトイレ、正面に洗面ボールが一つあって、左手には脱衣用の棚、そこから階段を下りると家庭のお風呂ほどの小さな浴槽が一つ、カランなどはない。
しかしこの黒い石造りの浴槽には源泉がかけ流されていて、お湯が熱いのでホースで水を入れさせてもらったが、「元禄の湯」と同様に温泉の新鮮さが実感されてとてもいい。
湯口にコップがあったので飲んでみると、ここのお湯には塩味はなく、白湯でもごくごく飲めるほどとてもおいしい。
高い天井も気持ちよく、他に誰も来ないのでのんびりさせてもらった。入浴料は寸志のみ。
このお風呂がとても気持ちよく、まだ時間もたっぷりあるのでもう一つ共同浴場に行ってみることにする。
お店が並ぶが平日のためか静かな中心街を通り、
山口地区にある「上の湯」へ。
こちらは普通に脱衣場とガラス扉で仕切られた浴室。浴槽は二人入ればいっぱいの物が2つ、ちょっと熱めの温度に違いはない。
この共同浴場もとてもきれいに保たれていて、地元の方たちが大切にされているのがよくわかる。
こちらのお湯もとてもいいが、次の人たちが入ってきたので場所を譲り、小腹が減ったのでおやつを購入。
四万温泉はイノシシ肉を名物にしようとしているらしい。
普通のひき肉よりはちょっと肉肉しいくせがあるが、からっと揚がったコロッケはじゃがいもが甘い。
さらにこじゃれたカフェでバナナケーキとカプチーノ。
このカプチーノには温泉マークが描かれているはずだったのに、普通のハートマークでちょっとがっかり。
以前福島に行ったときにも感じたが、北関東の人と言うのは親切心がないわけではないのだろうが、どうもサービス精神にはいささか欠けるような気がする。言えばやってくれるけれど言わなければ気をまわしてはくれないような。
東北とか山陰の人たちの方が愛想はよかった、と思ってしまう。
とは言え、四万の温泉、特に共同浴場はよかった。
最後はこちらのちょっと塩味の温泉を飲んでバスに乗車。
高坂のSAでこんにゃくと芋羊羹の入ったお弁当を買って2日間の湯治終了。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
旅館の前の赤い橋を渡ると正面にレトロな店の並ぶ細い通りがちょっと曲がりながら続く。
この道が昔は中之条から山を越えてやって来るメインの街道だったとか。
四万川を渡ってしばらく行くと道の向こうに四万川ダムが見えてくる。
治水と水道・灌漑用水のためのダムだそうだが
近づいてみるとなかなか立派。
ここまで来たら当然その向こうのダム湖が見たいわけだが、まっすぐにあがる階段などはなく、山をぐるっと回る自動車道を上がらなくてはならなくて、これが距離も勾配もあって結構大変。
途中でくじけそうになるが、他にやることもないのだからと汗をかきながらがんばった。
そして到着した奥四万湖。
青く見えるのは空を映しているからだけではなく、水そのものがきれいなブルー。
だからこの湖から流れ出る四万川の水もきれいな青色。
なぜこの湖水が青いのか、近くに説明看板があったが「青く見える物質が多く含まれているわけではなく、青い光を分散する粒子が特定されているわけでもない」と結局よくわからない説明。
でもきれいだからいいや。
ダム湖からまた温泉街に下りて、次に向かったのは温泉郷の一番奥にある日向見薬師堂。
1598年に建てられた小さなお堂は重要文化財、その手前のお籠堂も1614年に建てられたもので、昔は湯治客がここに籠もって病気平癒祈願をしたのだそうだ。
中に祀られている薬師如来像は新しいもののようだが、くすんだ茅葺き屋根は温泉にピッタリの風情がある。
この薬師堂の隣には広い駐車場に囲まれた真新しい共同浴場、「御夢想の湯」がある。
玄関を入ると右手にウォシュレット付きのきれいなトイレ、正面に洗面ボールが一つあって、左手には脱衣用の棚、そこから階段を下りると家庭のお風呂ほどの小さな浴槽が一つ、カランなどはない。
しかしこの黒い石造りの浴槽には源泉がかけ流されていて、お湯が熱いのでホースで水を入れさせてもらったが、「元禄の湯」と同様に温泉の新鮮さが実感されてとてもいい。
湯口にコップがあったので飲んでみると、ここのお湯には塩味はなく、白湯でもごくごく飲めるほどとてもおいしい。
高い天井も気持ちよく、他に誰も来ないのでのんびりさせてもらった。入浴料は寸志のみ。
このお風呂がとても気持ちよく、まだ時間もたっぷりあるのでもう一つ共同浴場に行ってみることにする。
お店が並ぶが平日のためか静かな中心街を通り、
山口地区にある「上の湯」へ。
こちらは普通に脱衣場とガラス扉で仕切られた浴室。浴槽は二人入ればいっぱいの物が2つ、ちょっと熱めの温度に違いはない。
この共同浴場もとてもきれいに保たれていて、地元の方たちが大切にされているのがよくわかる。
こちらのお湯もとてもいいが、次の人たちが入ってきたので場所を譲り、小腹が減ったのでおやつを購入。
四万温泉はイノシシ肉を名物にしようとしているらしい。
普通のひき肉よりはちょっと肉肉しいくせがあるが、からっと揚がったコロッケはじゃがいもが甘い。
さらにこじゃれたカフェでバナナケーキとカプチーノ。
このカプチーノには温泉マークが描かれているはずだったのに、普通のハートマークでちょっとがっかり。
以前福島に行ったときにも感じたが、北関東の人と言うのは親切心がないわけではないのだろうが、どうもサービス精神にはいささか欠けるような気がする。言えばやってくれるけれど言わなければ気をまわしてはくれないような。
東北とか山陰の人たちの方が愛想はよかった、と思ってしまう。
とは言え、四万の温泉、特に共同浴場はよかった。
最後はこちらのちょっと塩味の温泉を飲んでバスに乗車。
高坂のSAでこんにゃくと芋羊羹の入ったお弁当を買って2日間の湯治終了。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。