Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

チベット文化圏の民族衣装 1 チベット本土

2011-12-22 18:53:09 | チベット文化圏
チベット文化圏の民族衣装を一つに並べてみようと古い写真を引っ張り出してみたら、結構な数になってしまったので何回かに分けてご紹介。

まずはチベット本土から。

チベットの中心と言えばもちろん中央チベットのラサだが、中央チベットの衣装はかなり地味。
   

ブラウスの上にくすんだ色のチュバというジャンパースカートのようなものを巻きつけて着て、必ず縞模様のエプロンをする。
この縞のエプロンがチベット族女性のアイデンティティのようで、未既婚によって柄が違うと聞いたような気もするがこれはよくわからない。

男性の方はほとんどが普通の洋服姿、
 たまにこんな袖の長い伝統衣装を見かける程度。

ラサから東、コンボ地区へ行くと独特のポンチョ姿に遭遇。
  
ただしこれは何か特別な行事があったようで、普段からこの格好をしているわけではなさそう。

さらに東、現在は青海省や四川省に入れられてしまったエリアまで行くと様子は変わる。
このエリアはカム、アムド地方と呼ばれ、ここの住民はチベットの中でもおしゃれで通っているので
  
普段からこんな華やかな頭飾り。

  
峠で出会ったお嬢さんも見事なロングヘア。

  
左の写真は西チベットのお茶屋さんだが、おそらく東からの出稼ぎだろう。四川省のきれいどころ同様、髪をたくさんの細い三つ編みにしている。

このエリアでは男性もまたおしゃれで
 長い三つ編みを赤い毛糸でまとめている。

そして彼らが大好きなのが毛皮で
  
さすがに最近はフェイクファーだが、普段からこんな恰好。
 これでバイクも飛ばす。

  お祭りともなれば一段とおしゃれにも力が入り、男も女も満艦飾。

チベットの民族衣装を見るなら東チベットが断然おもしろい。


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コメント (7)
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