文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

放送大学通信指導「問題解決の数理(’13)」提出

2015-11-25 18:56:18 | 放送大学関係
問題解決の数理 (放送大学教材)
クリエーター情報なし
放送大学教育振興会


 放送大学のシステムWAKABAから、「問題解決の数理(’13)」の提出を行った。一応全問正解だったが、自分でもまだ完全に理解しているわけではないので、試験までには、もっと突っ込んだ学習が必要だろう。

 もうひとつ、「量子と統計の物理(’15)」が残っている。いろいろ忙しくて、この科目、来学期回しにする気まんまんだったのだが、まだ5日あるので、その間に、取り組んでみて、いけるようだったら提出しようと思う。


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イオンモール広島府中

2015-11-25 16:53:44 | 旅行:広島県


 所用があり、イオンモール広島府中に行ってきたが、もよりの「矢賀新町」のバス停で降りると、写真のようなものが目に入った。西国街道の「矢賀一里塚跡」の碑だという。つまり、ここが、広島城下から、西国街道を東へ1里行った地点になるということだ。普段は行かない場所に行くと、なかなか興味深い発見がある。



 そして、こちらが、イオンモール広島府中。このあたりは、府中町という自治体になり、広島市の中にある単独の町という珍しい形になっている。昔は、このような形ではなかったが、周りの町村が、広島市と合併してしまったため、今の形になったという。



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書評:大鴉の啼く冬

2015-11-25 08:16:00 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
大鴉の啼く冬 (創元推理文庫)
クリエーター情報なし
東京創元社


 イギリス本土の遥か北方沖、北海に浮かぶ島々・シェトランド諸島を舞台にした、アン・クリーブスの連作ミステリー、「シェトランド四重奏」。その開幕となるのが、本作、「大鴉の啼く冬」(創元推理文庫)である。

 島の女子高生、キャサリン・ロスが絞殺死体で発見された。美しかった彼女だが、見つかった時には、大鴉たちに顔をつつかれ、片方の目はなくなっているという、なんとも無残な姿だ。いかにも、北のこの島で起きた事件の幕開けにふさわしい設定ではないか。

 犯人と疑われたのは、マグナス・テイトという、軽い知的障がいを持った孤独な老人。彼は8年前に、カトリアナ・ブルースという少女が失踪した際にも容疑をかけられていた。起訴こそされなかったが、閉鎖的な島のこと。それ以来、まるで村八分のような扱いを受けていたのだ。そして、キャサリンは、ある目的から、彼の家に出入りしていた。

 事件を捜査するのは、地元シェットランド署のジミー・ペレス警部と、その上司となる、本土インヴァネス署のロイ・テイラー警部のコンビ。やがて、ペレスの婚約者となるフラン・ハンターは、この巻では、キャサリンとカトリアナの死体の発見者として登場するのだが、彼女の娘キャシーも行方が分からなくなってしまうのだ。3人の少女たちに共通するのは、いずれも名前が”C”で始まること。これらの3つの事件にどのような関係があるのか。

 この作品を読んでいると、障がいのある人に対する偏見の根深さや、一見仲がよさそうに見える女同士の関係の危うさといったようなことを感じてしまう。巻末の解説によれば、シェトランド諸島は、荒涼たる最果ての地であるかのように書かれている。この事件も、そんな場所にふさわしいかのような冷え冷えとしたものであった。

☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ、「風竜胆の書評」に掲載したものです。

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