文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

放送大学2020年度1学期科目登録

2020-02-13 10:35:31 | 放送大学関係

システムWAKABAから、放送大学2020年度1学期科目登録を行った。登録したのは以下の6単位分。

放送授業

・解析入門(’18)

・経営情報学入門(’19)

 

面接授業

・銀河天文学

・情報メディアと社会

 

 この間受けた試験の合否をいわゆる「裏技」によって確認しようと思ったのだが、最初は再試験を受けるような感じだった。まさか2科目とも落としたかなと思ったが、しばらくすると2科目共履修済という表示が出るようになった。どうも科目により、少しタイムラグがあるようだ。おそらく既に知っていることも多く、今回はそう負担感はないと思うので、復習のつもりで勉強しようと思う。順調にいけば、2学期末で6度目の卒業になり、あと「生活と福祉」のコースしか残っていないが、あまり興味がないんだよなあ。他のコースと共用の科目を中心にいこうか。

 

 

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コンピュータとソフトウェア

2020-02-13 08:10:55 | 書評:学術教養(科学・工学)

 

 本書も、同名の放送大学における教科の教科書である。かってシャープの顧問だった宮永好道さんは次のような名言を残している。「パソコンは、ソフトが無ければただの箱」

 この言葉はパソコンに限らず一般的にコンピュータ全般についても言えるだろう。コンピュータを使って何をやらせるかが問題なのだ。コンピュータはそれだけでは何もできない。本当にただの箱なのである。しかし、ソフトウェアと組み合わされることにより、出来ることが飛躍的に増えるのだ。これまではアナログ的に作っていたものも、どんどんコンピュータを使って、デジタルに置き換わっている。

 本書は、このコンピュータの仕組みから始まり、インターネットのような通信技術との組み合わせ、プログラムの基本とアルゴリズム、データベースにオブジェクト指向の考え方など、コンピュータについて勉強したい人には、一通りの基礎的な項目が揃っていると思う。

 ただプログラムの説明としてプログラム言語として「ドリトル」が使われている。これは教育用に開発されたプログラム言語であり、小中の教科書や副教材などに採用されているという。大学でも利用を勧めているが、私のようにはるか昔に高校・大学を卒業した者にはあまり馴染みがない。

 私は別にソフト関係の仕事をしていたわけではないので、馴染みがあるのは、BASIC、FORTRANで、精々PASCALくらいである。どこかに「ドリトル」の文法を纏めたものを付けて欲しかった。またこの部分はアルゴリズムだけ示して、CやJAVAでのプログラミング例を示しても良かったかもしれない。

 大事なのは、どうやって問題に対処するかというアルゴリズムであり、どんなプログラム言語を使うかは副次的な問題のような気がする。

 とはいえ、本書を一冊理解すれば、コンピュータの基礎的なことは分かると思う。

 

☆☆☆☆

※初出は「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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