文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

放送大学の試験問題を投函

2020-07-17 16:10:07 | 放送大学関係

さきほど、2020年度1学期の放送大学の試験問題の解答3科目分を近くのポストに投函してきた。

普通は学習センターで受験するのだが、今年の1学期はコロナの関係で在宅試験となった。

計算の伴うものが多かったのだが、択一式の試験なので、選択肢に計算結果と同じ数字があれば、それを選んで、特に見直しはしなかった。

別に卒業したからといってどうなるわけでもないのだが、あと8単位で6回目の卒業である。今回提出したものが全部単位が取れていれば、あと1科目2単位で卒業となる。失敗しても、2学期の再試験を受けられるので2学期は1科目の選択となるだろう。1科目なら、学習センターでの受験となっても、行く回数などを減らせるので、リスクを大分低減できる。

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影を踏まれた女

2020-07-17 09:35:17 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)

 

 岡本綺堂というと、代表作はなんといっても「半七捕物帳」だ。私も、半七づいてよく読んでいるが、実はこの作品のようなホラーも書いている。そういえば、半七捕物帳にもホラー風味で味付けがしてあるものが多かったが、作者の趣味だろうか。

 近江屋という糸屋の娘おせきが、十三夜の前の夜、月明りの中で、五~六人の男の子たちに影を踏まれる。おせきは、今年17歳の容貌(きりょう)よしだった。その日から、おせきは、外に出るのを恐れるようになる。最初は月夜の日だけだったが、ついに日光も恐れるようになった。

 おせきの両親は、行者から蝋燭を渡される。これでおせきの影を映せというのだ。映し出されたおせきの影は・・・。結局おせきは切り殺されることになるのだが、果たしてそれは影を踏まれたためか。いくら自分の影を踏まれると良くないという伝説があっても、影踏み遊びはその頃は結構ポピュラーな遊びだ。影踏み遊びで影を踏まれた人は多いはずで、それが全員恐ろしい目に合っている訳ではない。それともおせきはそのような運命にあり、それが影に現れたのか?

 この話には、まったくミステリー要素はなく、ただ怖く不思議な話だろう。

 

☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

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