文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集到着

2015-11-22 18:40:46 | 資格試験受験関係
シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集<2015年度版>
クリエーター情報なし
きんざい


 20日にアマゾンに注文していた「シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集」がもう届いた。今月は、月末までに放送大学のレポートを出さないといけないので、手を付ける暇はないと思うが、それが終わったら、とりかかろう。試験はH28年1月24日(日)なので、問題集で不明なところをネットで調べていくにしても、正味1週間もあれば受験準備はできるだろう。来年のことを言うと鬼が笑うというが、資格試験合格数も、来年のうちに、キリのいい100までは持っていきたいものである。
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ドラマレビュー:視覚探偵日暮旅人

2015-11-22 10:02:49 | 映画・ドラマ
 20日に、日本テレビ系列の「金曜ロードSHOW」で放映された、「視覚探偵日暮旅人」。山口幸三郎の「探偵・日暮旅人の探し物」を原作としたドラマである。

 主人公の旅人は、五感のうち、視覚以外はすべて失っているが、人の目には見えないものが見えるので、それを活かして、探し物専門の探偵をしている。彼としっしょに暮らしているのが、弟分の雪路と血のつながらない娘の灯衣だ。

 灯衣の通う保育園で保育士をしている山川洋子は、一人で帰った灯衣を心配して、後をつけ日暮の事務所に行きついたことから、何かと彼らの世話を焼くようになる。これは、そんな日暮と洋子の、ラブコメめいた話のようだ。

 大変なのは、日暮が寝てしまったとき、何しろ、読んでも聞こえないし、触っても分からないから、起こす方法がない。自然に目が覚めるのを待つしかないのである。

 全体の話の中に、幾つかのエピソードが織り込まれた作りになっているが、子供の虐待の話は無くても良いのではないかと思う。最近は、リアルの世界でも、ひどい話が多く報じられ過ぎている。いくら最後をいい話風にまとめても、どうもこの手の話は、好きにはなれない。

 灯衣が誘拐されたとき、その犯人が東大卒という設定というのも、なんだかなという感じだ。あれだけ学生がいれば、悪いやつが出てきても、統計的には当然なのだが、こういったドラマで、そういう設定があると、なんだかやっかみのようなものが入っているような気もしなくはないのだが。ところで、その犯人が指摘していた、領収書水増し事件の方は、結局どうなったんだろう?

 ところで、日暮が本気を出すとき、赤い目薬をさしている。すると彼の黒目が青く変わって、色々なものが見えてくるのだが、あのシーン、どう見てもアブナイ人だ。あの目薬の中に、何かヘンなものが入っているのだろうか。


(原作)
・山口幸三郎:探偵・日暮旅人の探し物

探偵・日暮旅人の探し物 (メディアワークス文庫)
クリエーター情報なし
アスキーメディアワークス



(演出)
・堤幸彦

(脚本)
・福原充則

(出演)
・松坂桃李(日暮旅人)
・多部未華子(山川洋子)
・濱田岳(雪路雅彦)
・小南晴夏(小野智子)
・住田萌乃(百代灯衣) ほか

※本記事は、書評専門の拙ブログ、「風竜胆の書評」に掲載したものです。






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書評:ヤマノススメ 1

2015-11-21 08:43:43 | 書評:その他
ヤマノススメ 1 (アース・スターコミックス)
クリエーター情報なし
アース・スター エンターテイメント


 とっても可愛らしい山ガールたちの物語、「ヤマノススメ」(しろ:アース・スターコミックス)の第1巻。

 主人公は、雪村あおいという高校1年生の少女。人付き合いが大の苦手で、高校に入っても、自分の好きなようにやって行こうと思っていた。ところが、疎遠になっていた幼馴染のひなたと同じクラスになったことから、彼女は変わっていく。

 ひなたが声をかけてきたとき、あおいは、「誰だっけこいつー!!」と結構ひどい反応だったのだが、結局は、二人が小さい頃に交わした、山登りの約束を果たすことになる。ところが、あおいは、小学校の時、ジャングルジムから落ちて以来、すっかり高所恐怖症に。そんなおあいだが、ひなたに引きずられるように、次第に山の魅力に嵌っていく。山道具の店で知り合った上級生の斎藤楓や、高尾山で靴底が剥がれて困っていた、中学生のここなも仲間に加わり、あおいの高校生活は、大きく変わっていく。

 熱さなどとは無縁の可愛い山ガールたちの物語は、とても楽しい。また、山登りの基礎的な知識も身に付くので、山に興味を持っている人には、特におススメだ。もちろん、そんなに山に興味はないよという人でも、あおいの成長物語として読めば、十分に面白いだろう。

☆☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。

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金融業務能力検定 シニアライフ・相続アドバイザー試験申し込み

2015-11-20 19:53:22 | 資格試験受験関係
シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集<2015年度版>
クリエーター情報なし
きんざい


 色々あわただしくて、最近は試験と言えば、放送大学の単位認定試験くらいしか受験していなかったのだが、思うところがあって、「金融業務能力検定」のうち「シニアライフ・相続アドバイザー試験」に申し込みを行った。併せて、テキストの方もアマゾンに注文した。試験日は、H28年1月24日(日)。現在、資格合格数は93で止まっているが、果たして、また動き始めるか。

 それにしても、最近は、みんなネットでできるので助かる。住所や氏名なんかも、以前別の種別の試験を受けた際に登録してあるので、いちいち入力しなくてもいいので楽でいい。
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書評:蝿の王

2015-11-20 08:58:22 | 書評:小説(その他)
蠅の王 (新潮文庫)
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新潮社


 ノーベル文学書受賞作家であるウィリアム・ゴールディングのデビュー作、「蝿の王」(新潮社)。蝿の王とは、魔界の王ベルゼブブのことだ。そんなタイトルの付いた小説が、どのようなテーマを扱っているかは想像に難くない。

 この作品は、戦時中に、少年たちの乗った飛行機が無人島に不時着したところから始まる。島は航路から外れているため、沖を通る船に見つけてもらうためには、狼煙を絶やさないようにしなければならない。彼らは、最初のうちはラーフという少年を中心に、集会を開き、規則を定めてやっていこうとしていた。しかし、目先の享楽的なことに目を奪われがちな、ジャックの率いる一団を初めとして、少年たちは、次々に離反していく。彼らは、規則を守ることよりは、島でおもしろおかしくやっていきたいのだ。

 この作品を少年たちの物語にしたのは、まだ理性が十分に発達していないからだろう。人は、成長するにつれて、本能の上に、理性という衣を一枚一枚重ね着していくものだ。しかし、子供はまだ十分な理性を身に纏っていない。ちょっとしたことで、理性の衣が剥がれて、本能がむき出しになってしまう。彼らは、無人島から救出されるために一番大切なことを理解できずに、目先の享楽だけを追い求めていく。 そこでは、力の強い者が権力をふるい、知性があっても力のない者は顧みられない。

 この作品で、理性を象徴するのが「ほら貝」である。集会で発言できるのは、「ほら貝」を持った者だ。しかし、そのルールはしばしば無視される。一方少年たちの享楽的な本性を象徴しているのは、「棒きれの上に曝された豚の頭」だ。それは、「蝿の王」として、少年の一人であるサイモンに語りかける。「わたしらはこの島でおもしろおかしく暮らしていきたいのだ!」

 そして、ついに狂乱の神ディオニュソスが理性の神アポロンを駆逐し、悲劇が幕を上げた。ほら貝は壊され、蝿の王の声を聞いたサイモンも、少年たちの中で最も理性的だったピギィも、狂乱の中で殺される。狼煙の重要性を訴えていたラーフはジャックたちによって狩られるものとなってしまう。なんともショッキングな展開だ。しかし、ゴールディングは、これが人間の本性だと言いたいのだろう。その人間の本性というものを、少年たちの漂流記に託して鋭く描き出していると思う。

☆☆☆☆

※本記事は、2012年01月08日付で、書評専門の拙ブログ、「風竜胆の書評」に掲載したものです。


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講習だけでは減らないと思うが・・・

2015-11-19 11:00:09 | オピニオン
 11月12日付の産経新聞(ネットニュース)によれば、<自転車での人身事故や危険行為を繰り返したとして、東京都中野区の男性会社員(23)が、都内で初めて「自転車運転者講習」の受講命令を受ける見通しとなった。>ということだ。

 こういった連中に、講習を受けさせるのも、自転車による事故防止のために手段の一つではあると思うが、これだけでは不足だろう。自転車で危険な運転を繰り返す者は、そもそも自分が間違ったことをしていると心から思っていないのではないか。だから、同じことを繰り返すのだろう。

 私自身もヒヤリとした経験がある。大分前のことではあるが、歩道を自転車に乗って前からやって来たオバハンが、私にぶつかりそうになった。そのオバハン、謝るどころか、こちらに文句を付けて去って行ったのである。まるで、歩道というのは、自分が自転車で通るためにあるかのような態度だ。また、後ろから来た自転車に追い越された際、服をかすったというのは、数限りない。

 こういったことが無いようにするには、やはり経済原理で規制するのが一番だと思う。安全運転をしなかった際に、自転車に乗っていたものが受ける便益に比べ、かかるコストの方を比較にならないくらい大きくするのだ。講習を受けるというのは、時間的なコストを払うということではあるが、この他に講習にかかる費用を10万円位徴収するとか、最初から反則金をがっぽりとるとといったことも効果的だ。自動車の運転免許と絡めたペナルティを課すこともいいだろう。

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書評:ラーメンを味わいつくす

2015-11-19 09:25:07 | 書評:学術・教養(人文・社会他)
ラーメンを味わいつくす (光文社新書)
クリエーター情報なし
光文社



 2001年、テレビ東京系の「テレビチャンピオン」で6代目ラーメン王となった佐々木晶さんによるラーメン語り、「ラーメンを味わいつくす」(光文社新書)。面白いのは、著者の佐々木さんが、ラーメン業界に関わりのある人ではなく、本業は、惑星科学の研究者というところだ。本書の出版当時は、東大の助教授だったが、調べてみると、現在は大阪大学教授のようである。ラーメンについてはまったくの趣味ということだが、趣味もここまで極めれば大したものだろう。

 このラーメンというのは、なかなかの曲者だ。スープにしても、豚骨、醤油、味噌、塩などといった多くの種類がある上に、麺の方にも、その店のこだわりを反映して様々なものがある。こういったものを、「ラーメン」という一つのカテゴリーでくくっているのだから、一筋縄ではいかないのは当然だ。例えば、本書には、スープの代わりに油とタレを入れて食べる「油そば」や、うどんをラーメンスープに入れて出す店などについても書かれているのだが、こうなると、もう私には、いったいどこまでをラーメンと言えばよいのかさえ分からない。

 本書には、こういったラーメンに関するトリビアや、著者流のうまい店の見分け方、日本全国350軒のお薦めの店という、ラーメン好きにはうれしい情報がてんこもりだ。本書を参考にして、出張や観光などで、どこかに旅行するときには、ご当地のラーメンを食べることを、計画に入れておくのも楽しいことと思う。ただし、地方でラーメンを食べるためには、注意事項があるようだ。

「地方にラーメンの食べ歩きに行くときは、行動計画を綿密に立てないと失敗します」(p108)

本書にも紹介されているが、山口県の宇部市には「宇部ラーメン」というものがあり、著者も食べにいったそうだ。私も、そんなラーメンがあると聞いたので、仕事がらみで宇部に行った際に、宇部市の中心部である、宇部新川駅周辺でラーメン屋を探してぶらついてみたが、結局開いている店は発見できなかったというのは、未だに残念。

 ラーメンの薀蓄がたっぷり詰まった本書は、ラーメンに興味ある人なら、旅行のお供や話のタネづくりに役立つことと思う。ただ、街の方では、人気のラーメン屋というのは行列がつきものだ。

「ラーメンの食べ歩きをしようと思ったら、ある程度の行列は覚悟しなければなりません」(p60)

 著者も、ラーメンを好きになってからは、並ぶのが苦にならなくかったそうだが、私には無理。なんやかんや言っても、たかがラーメンである。並んでまで食べる気持ちは、絶対に理解できない。しかし、されどラーメン。本書を読むと、その奥深さはよく分かる。


☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。



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アトム、クロカメ、たーぼう・・・それ何だ?

2015-11-18 11:54:59 | 旅行:広島県
 昨日、バスで岡山から帰る途中、広島駅にかなり近づいたところで、面白い店を見つけた。作業服や作業用品を専門に扱っている店なのだが、店の横に、電飾で色々な文字が出てくる看板が設置されている。新幹線に乗っていると出入り口の上に設置されている、ニュースなどが表示されるあれである。ただし、縦型で、少し大きなものだったのだが。

 何気なく、表示される文字を見ていると、「アトム、クロカメ、たーぼう・・・・・???」。謎の言葉が次々に出てくる。多分、現場で作業をしている人には常識のようなものなんだろうが、気になって、ちょっと調べてみた。どうも、「アトム」とは作業用品を撃っているお店のチェーン、「クロカメ」とは、作業服などのメーカー、「たーぼう」とは、汗を吸収するためタオル地で作られた帽子のことらしい。

 業界用語というのは、外部の人間にはなかなか分からないので、一見すると、なんだろうということを思ってしまうが、調べてみると、なかなか面白いものだ。こういったところに、興味が向けられると言うのも、若さを保つためには大切なんだろうなあ。
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中国・四国工学教育協会 産業教育部会の工場見学に参加

2015-11-18 09:29:25 | セミナー、講演会他
 昨日のブログにもちょっと書いたが、昨日は生憎の雨の中、「中国・四国工学教育協会 産業教育部会」というところが主催する工場見学会に参加してきた。一応まだ電気学会の会員になっているので、案内が来たようだ。

 見学したのは、ヤンマー農機製造岡山工場さクラレ岡山事業所。どちらも岡山市にある工場だ。ヤンマー農機製造岡山工場では、トラクター、コンバイン、田植機などを作っている。最近は、トラクターもおしゃれになって、フェラーリなどで有名な、ケン・オクヤマ氏がデザインしたものもある。実物も見せてもらったが、なかなかかっこいい。まるで、時速200km位は出そうな・・・。

 クラレは、大原美術館を作った、大原孫三郎さんが創立者で、元々はレーヨンを製造していた会社だ。ただし、現在ではレーヨンからは撤退しているとのことである。

 バスで、広島から岡山の往復は、少しきつかったが、見学会そのものには満足した。なかなか、工場見学の機会はないので、また同じような行事があれば、参加してみたいと思う。
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めしや宮本むなし

2015-11-17 22:12:50 | 旅行:岡山県


 今日は「中国・四国工学教育協会 産業教育部会」というところが主催する工場見学会で、岡山市までバスで行ってきた。途中岡山駅近くで見つけた「めしや宮本むなし」。バスの窓越しに写真を撮ったのだが、生憎の雨模様。一部ガラスに付いた雨粒で、よく写っていないがご容赦を。

 この名前、宮本武蔵をもじったような名前なのだが、何か関係があるのだろうか。そういえば、宮本武蔵の出生地は美作(岡山県の北の方。播磨(兵庫県の西の方)出生説もあり)だったなあと思いながら、調べてみると、名古屋から岡山の間にかなりチェーン店を展開しており、本社は大阪だそうだ。そうすると、宮本武蔵とは関係ないのか? 絶対宮本武蔵のもじりだと思っていたんだけどなあ。

 こちらの方には、まだ展開されていないので、知らなかったはずだ。
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