文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

書評:ゆりてつ2

2016-03-18 11:01:30 | 書評:その他
ゆりてつ(2) (サンデーGXコミックス)
クリエーター情報なし
小学館

・松山せいじ

 非テツなのに百合ヶ咲女子高の鉄道部部長をやることになった日野はつね。この作品は、はつねが、撮りテツ能登まみこ、駅弁テツ石塚まろん、乗りテツの鶴見はくつるという3人の鉄道部の仲間たちにいじられながらも、彼女たちと友情を育んで、鉄道の魅力にハマっていく物語だ。

 この巻では、ゆりてつ部5番目のメンバーが加わる。といっても、部員ではなく顧問の先生だ。ゆり鉄部は、まみこたちが急に立ち上げた部なので、正式な顧問がいなかったらしい。そこで、やはりテツの1年英語担当の滝沢このみ先生が自ら名乗りをあげたようだ。

 ちなみに、このみ先生は、現在結婚相手募集中で自称永遠の17歳(学校教師なのに17歳はないだろう)。見た目は20台中頃だが、実際はどうももう10歳はいっているらしい。酒癖が悪く、泣き上戸で、酔っぱらうとかなりのはずかしいところを見せる。ゆりてつ初めての模型テツだ。

 この作品の特徴を一言で表せば、「テツ」と「萌え」の融合といったところか。何しろ登場人物が全員可愛らしい。「鉄子」ものといえば、同じ小学館から出ている「鉄子の旅」が思い浮かぶが、絵柄の影響で、あちらにはさすがに「萌え」を感じる人はいないだろう。しかし、こちらは「萌えキャラ」ばかりなので、そちらのほうも十分に楽しめるかも。

 面白いのは、登場人物全部が「はつね萌え」なところだ。部のメンバーのみならずこのみ先生まで、隙あらばはつねを独占しようとする。そのどたばたぶりがなんとも笑えてしまうのだ。

 ところで、この巻にはすごいゲストが登場する。あの横見さんだ。「鉄子の旅」では、もっぱらヘンな人として書かれていた横見さんだが、ここに登場する横見さんは、なんだかカッコいい。

 本書からは、鉄道旅の楽しさが伝わってくるのはもちろんだが、ゆりてつのみんなの可愛らしさも魅力的だ。一度読めば、その虜になってしまうのは必定だろう。

☆☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。
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書評:博多殺人事件

2016-03-16 14:27:00 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
博多殺人事件 光文社文庫
クリエーター情報なし
光文社


・内田康夫
・光文社文庫

 浅見光彦と言えば、内田康夫氏の代表シリーズの主人公を務める人物だ。元々巻き込まれ体質のようだが、この作品では、とうとう遺跡発掘現場の取材中に自分で腐乱死体を掘り当ててしまう。死体の身元は、博多に進出しようとしていたエイコウグループ九州総本部副所長の片田二郎と目された。片田殺害の容疑は、彼と何かを争っていたと言う、地元老舗デパート天野屋の広報室長である仙石隆一郎にかけられる。

 光彦が今回事件に首を突っ込んでいくのは、いつものように好奇心からだけではなく、兄の陽一郎から、「仙石を助けてやってくれ」という依頼されたからだ。実は陽一郎は仙石とは学生時代の仲間であり、仙石夫人となっている女性とは、なんらかのロマンスがあったことらしいことが暗示されている。謹厳実直の見本のような陽一郎にも、やはり青春と言えるようなものがあったようだが、なんだか微笑ましく感じる。

 本作のモチーフとなっているのは、九州に勢力を伸ばそうとする巨大資本と、これを迎え撃つ地元資本とのデパート戦争だ。モデルとなっているのは明らかにダイエーと岩田屋だと分かるのだが、この作品は経済小説というわけではなく、あくまでもミステリー小説である。だからあまり経済や経営に関するような話は出てこないので、その方向を期待する向きには、あてが外れるかもしれない。

 作品の舞台は、創始者の中内功氏が経営の神様のようにもてはやされ、ダイエーが飛ぶ鳥を落とすような勢いだった時代である。地場のスーパーであったユニードを吸収し、球団も所有して、福岡のドーム球場まで建設しようというまさにダイエーの絶頂期。現在では、ダイエーはイオンの子会社となり、店舗数は大幅に縮小されて、往時の姿はどこにもない。また一方のモデルである岩田屋も、現在は三越伊勢丹ホールディングス傘下となっている。この作品を今読み直してみると、まさに栄枯盛衰、諸行無常。ほんの少し前の時代の話なのに隔世の観がある。

 この作品には、東大に対する内田氏のアンビバレントな感情が垣間見えてなかなか面白い。光彦の兄の浅見陽一郎が東大卒の警察官僚という設定なのはよく知られたことだが、その他に仙石隆一郎、片田二郎そして事件を担当する県警の主任捜査官の友永警視と東大卒の人物が多く登場する。これは内田氏の東大崇拝を表しているとも言えなくもないだろう。なにしろ、「秋田殺人事件」では京大卒という設定の県警本部長の方は、悪しき官僚の見本といった、くそみそな扱いをされていたのだから。しかしその一方では、現場の刑事には、仙石に関して「その東大出が好かんたい。エリート面しよって、刑事を岡っ引みたいにばかにしよるがな。ああゆうやつの化けの皮を剥がして、ムショに叩き込んでやりたいな」(p70)とも発言させているのである。

 ところで肝心の犯人一味の方だが、唐突に現れたような感じが否めない。その中で重要な役割を果たしていた人物は、早いうちに作品に登場こそしているものの、最初に登場したときには名前さえ出てこなかった。これではRPGでてっきっりNCPだと思っていた人物が、実はラスボスだったというようなものである。プロットを作らないことで有名な内田氏が、どの時点でこいつを犯人にしようと思いついたのかが気になるところだ。

☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。
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書評:なれる!SE4 誰でもできる?プロジェクト管理

2016-03-14 09:04:19 | 書評:小説(その他)
なれる!SE 4 誰でもできる?プロジェクト管理 (電撃文庫 な)
クリエーター情報なし
アスキー・メディアワークス

・夏海公司

 ブラックIT企業スルガシステムの新人、桜坂工兵が、アホな社長から仕事の無茶ぶりをされ、上司のロリ美女・室見立華にしごかれながらも、どんどんワーカホリックが重症化し、悲惨な環境に適応していくという恐ろしい物語(笑)のシリーズ4作目。

 今回の案件は、ベターメディアという出版社の本社移転。これがまたひどいプロジェクトで発注元は、最初からベンダーに丸投げ。発注側の担当者は、会議の最中も携帯をいじっているという体たらく。これでうまくいくほうが不思議なのだが、実際にはこんな案件って多いんだろうなあ。だから、動かないシステムが、よく問題になるんだろう。
 
 情報システムの位置付けがこれだけ重用になっているにも関わらず、これを単なるコストと見なす無能な経営者は多い。だからアウトソーシングを重ねた結果、社内に技術が蓄積されず、何かあったときにはベンダーにお任せ状態になってしまう。

 あまりのカオスぶりに前任のPMが逃げ出したため、いつものように、アホ社長が安請け合いして、工兵がPMをやることになってしまった。もちろん入社1年目の工兵に、PMの経験など、あるわけがない。

 彼の指導役の立華も、機器自体のスキルは凄いのだが、人を纏めて動かすというのは苦手だ。工兵たちは、「PMって何?」という状態から、市販本を買い込んで手探りで進めていく始末。

 当然そんなことでうまくいくわけはない。本に書いてあるのは、標準的なことだけだ。個別のプロジェクトをどう管理していくかについてのノウハウを身に付けるには経験が欠かせないのである。

 今回も工兵に対立してくるのは、可愛らしい女子エンジニア。もちろん、工兵は試行錯誤しながらも、結局は思いもよらないような解決法を見つけて、またまた彼に好意を寄せる女子が増えるというのは基本的なパターン。しかし、実際にはこんなに可愛らしくて、優秀な女子エンジニアがあちこちにいる訳は。くれぐれも幻想を持って、この世界に飛び込まないように(笑)。

☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。
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書評:万能鑑定士Qの推理劇IV

2016-03-12 10:07:41 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
万能鑑定士Qの推理劇IV (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店

・松岡圭祐


 あらゆるものの真贋を鑑定する凄腕の女性鑑定士、凜田莉子が活躍する「万能鑑定士Q」シリーズ。こちらは、そのうちの「推理劇」篇の第四巻。

 かって世間を騒がした「力士シール」。それが、莉子の店に大量に貼られる。そして莉子の名を騙った、おばあに対する振り込め詐欺。店の経営にも行き詰っていた彼女は、ついに故郷の波照間島に帰ることになってしまう。

 裏で動いていたのは、贋作界の大物コピア。莉子に散々商売の邪魔をされてきたのを根に持ってのことのようだ。対するは、莉子を初めとする浅倉絢奈、雨森華蓮(+莉子と絢奈の彼氏二人)。シリーズに登場する綺麗どころが勢ぞろい。果たして、チーム凜田 v.s. コピアの対決はいかに。

 本筋のストーリーの中にトリビア的な小ネタが織り込まれて進んでいくのはいつもの通り。武器は、莉子のロジカルシンキングと絢奈のラテラルシンキング。そして華蓮はそのどちらも使いこなせるようだ。

 莉子には、大きなトラウマがある。とんでもないおバカだった昔の自分だ。だから、現在の自分の知性を否定されるようなことが起きると、ものすごく落ち込んでしまう。しかし、ただ強いだけのヒロインに、人は魅力を感じないだろう。この弱さが莉子という人物に大きな魅力を与えているのだ。

 そしてもう一つの強力な武器は「泣き落とし」(笑)。華蓮は、最初はコピアとの対決に手を貸すのを渋っていたのだが、断られて泣き出す莉子に、「友達をほうってはおけない。そこまで薄情にはなれないし。」(p167)と参戦を決意する。まあ、これも莉子の魅力の一つである普段の優しさがあってのことなんだろうが。

 最終決戦は波照間島。しかし、本作で描かれるコピアはいやに小者、小物している(実はこれには理由があるのだが)。コピアの最後の捨て台詞、「『万能鑑定士Qの推理劇5』でまた会おう!」に、莉子が「それはない」(p286)と即答したのには笑った。推理劇シリーズはこの間が完結だから、確かにないだろうなあ。

☆☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。

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書評:浅見光彦殺人事件

2016-03-10 08:16:22 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
浅見光彦殺人事件 (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店

・内田康夫

 内田康夫による旅情ミステリー、「浅見光彦シリーズ」のなかの一冊。

 寺沢詩織の父で成都物産営業部長の大輔が、出張中に宿泊した広島のホテルで殺害された。詩織には、父が殺害されなければならないような理由は、まったく思い浮かばない。いったいなぜ、父は殺されたのか。

 そして、病死した母が残した「思いでのトランプの本、あれを守って」(p34)という謎の言葉。大輔は、殺される前に、詩織にその謎が解けたと電話していた。更には「面白い物を発見しました」と柳川から絵葉書を詩織に送ってきた大輔の部下だった野木も殺害される。

 いったい「トランプの本」とは何なのか。本書は、この「トランプの本」に関する謎解きを軸にして、ストーリーが展開していく。

 これに、サブ的な謎として、大した大学もでず、これといった功績もない、温和なだけの大輔を、常務の添島は、なぜ部長にまで引き上げたのかということが加わる。もっともこちらについては、会社勤めをしている人にとって、そう不思議とは思えないかもしれない。仕事もできず、人格も悪いのに、「なぜあいつが部長なんだ?」と不思議に思うようなヘンな人事は、サラリーマン社会には腐るほどあるからだ。大輔の場合は、温和なだけましというものだろう。

 浅見光彦が、そんな詩織に接近してくる。事件の謎を自分が調査しようというのだ。詩織は、光彦に次第にひかれてゆき、何かと頼りにするようになるのだが、彼女に、謎の男がつきまとってくる。実は、そこにこのシリーズ最大ともいえるトリックが仕掛けられていたのだ。

 作者は、カバーに「この本は「浅見光彦シリーズ」を三冊以上お読みになった方以外はお買いにならないでください」と書いている。確かに、そのくらいはシリーズを読み込んでいないと、次のような記述に違和感を持つことなく流してしまうだろう。

まず詩織が光彦に最初に会ったときの反応。
 「浅見の黒い眸に射竦められて、詩織はドキリと胸の痛みを感じた」(p36)

そして、光彦が、詩織に言ったセリフ。
 「実は、僕の兄というのが、警察庁のお偉方なのです」(p41)
 「必要経費だけは出してもらいますけどね」(p164)

こういったのもある。
 「緊張にたえきれず、詩織は口を小さく開きほっと溜め息をついた。その口を浅見の唇がふさいだ」(p163)

 このシリーズを何冊も読んでいる人なら、これらについて何となく違和感を感じるのではないだろうか。

 なお、このシリーズは「旅情ミステリー」と呼ばれており、今回も、柳川や北原白秋のことが作品に織り込まれているのだが、旅情的な要素は多少控えめな気がした。

☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。

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なぜかプレボス当選

2016-03-08 15:00:18 | その他


 コンビニに放送大学の授業料を振り込みに行ったついでに、当選通知が来ていたプレボスももらってきた。実はいつ応募したかまったく記憶にないのだが、通知は確かに私の名前で来ている。最近こんなことも多いので気をつけないといけない(笑)。
 ハガキを持っていけばそれで引き換えてくれるのではなく、記載してあるクーポン発券IDを端末に入力して、それと商品をレジに出すというシステムなので結構面倒くさい。

 商品は3.1に新発売のものらしい。普段は缶コーヒーは飲まないのだが、わずか百数十円のものとはいえ、せっかくのいただきものということでありがたく頂戴した。

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放送大学28年度1学期授業料納付

2016-03-08 14:55:40 | 放送大学関係
 放送大学から、28年度1学期の授業料の「振り込め用紙」が来ていたので、さっそく近所のコンビニで支払ってきた。3月13日までに納付すれば3月中には教材が送られてくるそうだ。今回選択したのは以下の2科目。

(放送授業)
・上田秋成の文学(’16)

(面接授業)
・いろイロな色の話

 こちらでは、競争率が低いのか、面接授業で外れることはまずない。その代わり科目のほうも関東方面に比べると種類が少ないのだが。
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書評:ゆりてつ1

2016-03-08 09:14:00 | 書評:その他
ゆりてつ(1) (サンデーGXコミックス)
クリエーター情報なし
小学館

・松山せいじ

 これは、私立百合ヶ咲女子高鉄道部、通称「ゆりてつ」に所属する4人の少女たちの物語だ。タイトルから不埒なことを連想してはいけない。かわいらしい女子高生たちが鉄道の魅力を伝える、健全このうえないマンガ・・・いや、やっぱり若干そんな感じもあるかも。

 主人公は、ほわっとした天然癒し系の日野はつねという高1の少女。学校から家に帰るのにも迷子になるくらいの方向音痴だ。場面は、はつねが百合ヶ咲女子高に入学したところから始まるのだが、その日家に帰るのにも迷子になる始末。これで、よく初日に学校までたどり着けたものだと思う。

 何しろ、彼女の自宅の最寄り駅は常磐線勝田駅。茨城県だ。そこから中央線立川駅のひとつ向こうにある百合ヶ咲女子高前駅までの通学時間は、なんと片道3時間。

 はつねが入学初日に出会ったのは、3人のテツ娘たち。ツンデレ「撮りテツ」の能登まみこ、ロリっ娘天才少女で「乗りテツ」の鶴見はくつる、食いしん坊で「駅弁テツ」の石塚まろん。こういった、いろいろな趣味の人の要望に応えるのは、同じ作者による「鉄娘な三姉妹」と少しテイストが似ている。なお、能登まみこは、「鉄娘な三姉妹」に「非テツ」のお嬢様として登場していた。「もーっ、テツはいやー!!!」と言っていたのだが、順調にテツに育ったようだ。たぶん作者のお気に入りのキャラなんだろうなあ。

 はつねは、自宅に帰る途中、いきなり、わけもわからないままに、彼女たちと「北斗星」に乗って北海道に行くことになってしまう。他の3人は、高校で鉄道部を作ろうとしていたのだが、4人揃わないと部活の許可が出ない。それではつねが4人目として目をつけられたというわけである。おまけに部長までやることになってしまうのだ。

 訪れたのは、豪雪の秘境駅小幌、母恋めしの室蘭、夜景の函館。そこから青森県に戻って津軽半島側のJR東日本最北端の三厩、そして竜飛岬。はつねもすっかりみんなとの旅の楽しさにハマってしまったようである。

 この他にも多摩モノレールに乗っての、はつねの下宿探し。銚子電鉄に乗って、部活動の報告のための取材旅行。近江鉄道に乗って聖地巡礼ツアー。

 これは、はつねがテツ娘3人にいじられながら、どんどん鉄道の楽しさに引き込まれていく話だが、鉄道部の4人が鉄道旅を通じて友情を育んでいく物語でもある。可愛らしい少女たちがワイワイ言いながら鉄道の魅力を紹介する物語はとっても楽しい。


☆☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。

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シニアライフ・相続アドバイザー合格証到着

2016-03-07 16:30:18 | 資格試験受験関係


 シニアライフ・相続アドバイザーの合格証が届いた。試験結果通知のためのハガキが同封されていたが、不合格の場合はこちらだけが送られるようだ。合格自体はすでに分かっていたが、合格証が届いて一安心といったところである。銀行業務検定の方でも似たような試験があるが、スケジュールが合えば受けてみようか。

シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集<2015年度版>
クリエーター情報なし
きんざい


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サッカー場の建設問題について思うこと

2016-03-06 19:46:03 | オピニオン
 広島市は現在サッカー場の建設問題で騒がしい。平和公園からもほど近い旧市民球場跡地にするか、宇品地区にある宇品みなと公園にするかでもめているようだ。行政は宇品みなと公園を押しているようだが、サンフレッチェ側はそこでは採算がとれないとして、市民球場跡地でないと、本拠地として使わないと表明している。

 これらは作ることを前提にしたうえでの、場所をどこにするかという議論である。しかし、市民が全員サッカー好きというわけではない。当然作らないという選択肢も入れるべきである。私自身もサッカー場なんてどうでもよい。

 なぜかスポーツ施設というと、声が大きい人間が出てきて作って当然という雰囲気になってしまう。しかし、今のご時世、箱モノを作ってもやがては市民の負担になるのは目に見えている。箱モノを作るよりは、科学技術の振興や文化の発展など、税金の使い道はいくらでもある。
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